2010年03月21日

世界の変容

世界システム論のうちのいくつかは、中心国と周辺国の覇権の交代を分析している。

中心は中心であるがゆえに、周辺国に取って代わられる。それが今まさに起こっている。

周辺国は、中心国の発展に依存する。中心国が富めば富むほど、周辺国が必要となる。収奪だけするのは、かつての大陸欧州型植民地モデルで、一度きりで終わってしまうし、資源しか価値がない。商品作物にせよ、軽工業製品にせよ、周辺国の労働と土地を搾取して、安価な商品を中心国のために供給させる。これが、長期に繁栄を維持するための、中心国の周辺国の利用方法だ。

これにより、一国だけでは、インフレになってしまい、成長が止まってしまうプロセスを、永続的な成長に置き換えようとした。

この結果、多くの製品を周辺国に作らせ、それを安く買い、インフレにならずに国内消費を増加させ続けた。

しかし、このプロセスで、周辺国は、少しずつ富を蓄積する。それがある程度の水準を超えると、これはTake Offになる。周辺国は経済成長を始める。

この記事へのコメント
やはり先生には、田中宇さんとの対談本を企画していただきたいです。
Posted by タカ at 2010年03月21日 18:38
なぜ・・・・ぷち落合のびーとまともな人が対談しなきゃいけないのか・・・
Posted by こま at 2010年03月21日 23:15
落合?誰?
Posted by 自民党消滅を望む at 2010年03月22日 11:03