2010年03月25日

今日は事件

金融市場は、ニュースが目白押し。

格付け会社フィッチがポルトガル国債の格付けを引き下げ、さらに引き下げる方向を示唆。フィッチのギリシャ国債格付けの引き下げが、今回のソブリンリスクの市場への現実的なインパクトのきっかけになったことから、これも材料視されるはずだったが、ショックにまではならなかった。

理由は、このショックはすでに織り込まれていたことにあるが、それでも、ドルが上昇し、ユーロをはじめ多くの通貨に対して2%前後上昇している。円も92円台に。

一方、米国債10年物も、なんと0.15%も利回りが上昇(価格は下落)。これは、5年物の入札が不調だったから、ということだが、余りに大きな変動だ。

米国株式市場は、これらを受けて、やや下落。

しかし、これらのニュースは一番悪いシナリオを揃って示しており、一長一短というニュースではない。

世界中のソブリンリスクが動き出す可能性がある、ということを示唆しているともいえるからだ。

ただ、それには、今の市場ムードは良すぎるので、そういう流れにはならない、ということだ。

そして、日本は円安が進んだということで、日経平均先物はシカゴでは上昇しているが、これも危険だ。

今日のニュースは全てネガティブなのだが、それが短期的には株式市場には関係ないところが、むしろ中期的には怖い。

久しぶりの事件だ。

この記事へのコメント
米国債の利回りは下落ではなく、上昇の間違いと思われます。
Posted by nak at 2010年03月25日 10:35
ありがとうございます
その通りです
Posted by seki at 2010年03月25日 14:29
大相場の始まりかもしれませんね。
ユーロ、金に注目しています。
Posted by ななし at 2010年03月25日 14:39
 ネガティブなニュースを受けて円がドルに対して安く振れるということは、円もいよいよリスク通貨の仲間入りをしたということなのでしょうか。
 企業業績に考えて、円安を喜ぶようになっている自分が、ある意味、怖いです。
Posted by 横浜線 at 2010年03月25日 23:15