天皇賞
これは24日日曜日時点での文章である。
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トゥザグローリーを見るレースといいたいところだが、どうも彼の3200というのはぴんと来ない。
そもそも古馬のチャンピオンシップが現代競馬において3200というのはいかにも時代遅れだ。今や3200を理想として生れ落ちるサラブレッドはいない。2400でも長すぎ、2000をベストに2400も大丈夫な馬が真のチャンピオン、スピードの勝る馬は1600のマイラーで底力があれば2000もこなせるというところを理想とするかどちらかだろう。ドバイもブリーダーズも3200はないし、伝統を重んじる英国ですら三冠レースの三冠目は形骸化しており、日本の菊花賞もそのあとを追っている。オペラハウスのような種馬が影響力を持ち続けることは、長期的な馬産の発展には重要だが、それには長距離路線の充実ではなく、異常に軽い馬場の改善を図るべきだ。そうでないと、昨年のクラシック路線のように、本来ならヴィクトワールピサがすべて圧勝しても良かったはずで、真の日本チャンピオンと世界チャンピオンが一致する日は永遠に来ない。
さて、なぜそんな理屈を長々と述べたかというと、3200ということで、距離適性のある馬が天皇賞にも出てくるが、彼らはダイヤモンドステークスやステイヤーズSにはめっぽう強くても、天皇賞には足りないことが多く、2400路線を歩んできた秋の一流馬との比較が難しいというより、意味がないことになってしまう。
とにかく予想をしよう。ということで、長距離専用はすべて切って、2400の力だけで考えよう。古馬ならかかることはなく、実質2400のレースになるからだ。
それならトゥザグローリーが絶対。相手もペルーサとローズキングダムで、ジャパンカップと同じと考えればよい。
長距離専用ではマイネルキッツが唯一対抗し得るし、実績も挙げているが、オッズ次第。ある程度人気になるようなら要らない。ヒルノダムールとエイシンフラッシュは底力でローズに劣ると思う。
Posted by sobata2005 at 09:35│
Comments(20)│
clip!
甘いです
まったくもって甘い
世界を見ましょう
アスコット・ゴールドカップ(4000m)とか
天皇賞はコスモメドウでしょう
血統が抜群 ステイヤーだ
なんでこんな血統が日本にいるのかと思えば
岡田繁幸のビッグレッドファームがアイルランドのセールで
5万ユーロで買い付けてきたようだ
安いし
そして既に、今年のアスコット・ゴールドカップ(4000m)に出走登録しているようだ
天皇賞の結果次第で出走するらしい
天皇賞を勝ってゴールドカップへ
私は、すべての競馬場を同じ物にしようとしている農水省の官僚どもの頭を、変えなければいけないと思っています。
絶対に無理なことですが。
コメントありがとうございます。
天皇賞は良馬場であればスタミナで勝てるほど甘いレースではないと思います。
コメントありがとうございます。
そうでもないと思いますよ。
JRAはかなり独自路線でもありますし。
実際、札幌、阪神、中山の洋芝、オーバーシードの導入は多様性を図ったものと。
トレセンではポリトラックが導入されましたし、オールウェザーもレーストラックに導入される可能性はあると思いますし、私も提言しています。
AWのドバイワールドカップで有馬記念馬と日本のダート専用馬がワンツーだったのは今でも不思議です。
日本競馬のレース体系に関しては
3000m以上のレースが指で数えられるくらいしかありません
そうするとステイヤーの馬を生産しても潰しが利かないし、費用対効果が著しく低いです
ステイヤーを生産するインセンティブがないんです
3000m以上のレースが少ない理由を考えると
・客が3分以上ものレースを観戦するのに耐えられない。せっかちになったから
・主催者も3分以上のレースは運営上不都合
この両者の利害が合致したからだと思います
一方で、1000m〜1400mのレースは条件下ではむしろ主流で充実しています
スプリンターの生産にはインセンティブがあります
だから、サクラバクシンオーなどの種牡馬も人気になるんです
サクラバクシンオーを配合するということは、クラッシックを最初から諦めるということです
それでも成り立つようなレース体系なんです
母父 サクラバクシンオー
よりも
母父 テイエムオペラオー
のほうが世界で戦うには良いに決まってます
日本の競馬はそんなことをやっていない
ご返事ありがとうございます。
言い方がおかしかったかもしれませんが、JRAは瞬発力だけで決まる競馬を 客が喜ぶ競馬だと思っていると、私は思っています。
だからといって、ヴィクトワールピサが圧勝し続ける馬場もつまらないと思います。
最近 中山競馬場の馬場を特殊だと言う記者が多くなった気がします。
中山の個性を消し去ろうとする動きではないかと、危惧しております。
先生のおっしゃるように、当然 競馬の多様性は喜ばしいと思います。
提言 よろしくお願いします。
馬場に関しては、日本で欧州のような馬場をつくることはできないと思います。
それは、日本で欧州のようなゴルフ場ができないのと同じ理由だと思います。
それにしても、天皇賞(春)でトゥザグローリーを1番人気で買うのはセンスがない
トゥザグローリーは、引退した池江泰郎先生がマイルCSを選ばせた馬で
天皇賞(春)はマイルCSの倍の距離がある
池江先生に距離適性を見る目がなかったのか?
このレースは現4歳馬の五冠目の馬齢戦と見るべきでしょう
2歳12月朝日杯
3歳04月皐月賞
3歳05月ダービー
3歳10月菊花賞
4歳05月の五冠目
上がり馬のコスモメドウに要注目!
小幡さん、今日は仙台ですか。私も一昨日私用で仙台に行って来ました。東京に本店があるジュンク堂書店が駅前に二店あるのですが、震災の傷痕がありました。4日か5日にひろともが来ます。仙台か山形で待ち合わせの予定です。5日は山形に泊まるようです。今日の天皇賞はテレビ観戦の予定です。個人的には5日の小幡さんの地元に近い船橋のかしわ記念に注目しています。2日のダイオライト記念に回ってしまったスマートファルコンがかしわ記念に出走しないのは残念です。今のダート界は4団体あるボクシングのように4頭のチャンピオン級ホースがいると思います。個人的にはトランセンドが一番強いと思いますが、残りの3頭の挑戦者決定戦になるかしわ記念に注目していましたが、少々残念です。ヴィクトワールピサの偉業は今でも嬉しいですが、トランセンドの二着も意義があったように思っています。小幡さん、気をつけて仙台に行かれてください。また連絡しますね。
帝王賞で揃うといいですね
トランセンド、スマートファルコン、エスポワールシチー、フリオーソ
つまり今日は底力勝負じゃなかったレースだったと
凱旋門賞挑戦という話がすでにあるようだが、ひょっとしたらあるかも
母父ラムタラ
>ヒルノダムールとエイシンフラッシュは底力でローズに劣ると思う。
アッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノアッヒャッヒャ!。
これからマンハッタンカフェの産駒は、長距離に強く大器晩成型となれば 予想が楽になるのですが。
しかし ヒルノダムールには、裏切られっぱなしです。
えーっと、コスモメドウが予後不良だそうです
期待していただけに非常に残念です
レース前から言われてましたが、使いこみ過ぎでした
月1ペースで3000m以上のレースは無理ということ
阪神大賞典の出走が間違いだったということ
残念です
帝王賞のコメントをかかれた方、本当にありがとうございます。まずは帝王賞で4頭の激突が見たいですね。それから、グリーンチャンネルでかしわ記念、帝王賞、ジャパンダートダービーが放映されるようですね。小幡さんが JRAに提言されてくれたのですか?また中央、地方の重賞レースの馬券が交互発売されるようですね。私の地元、山形県上山はどうなるかわかりませんが、それでも楽しみです。また連絡しますね。
京都外回りはFair Trialなんでしょうかね
Snow Fairyの直線内に切れ込んでいくときのスピードで
去年のエリザベス女王杯の時に思いましたが・・・
ヒルノダムールは自身のクロスではなく
母にFair Trialのクロスがありました
同じ牝祖Lady Josephineを持つことから
Fair TrialはRoyal Charger≒Nasrullahのクロスの
多い馬との配合で京都外回りで必要な
持続する(息の長い)末脚につながると見ています
SS系で底力があると感じるのは
War Admiral、Bull Lea、Tom Foolが全てオンになっている
配合なんですが、この場合父ダンスインザダークくらいしか
該当馬が出来ないんですよね(例スリーロールス)
なので現状では一線級の馬でもオールマイティじゃなくて
京都外回りは○○、中山・阪神は××
府中なら△△と勝ち馬が異なってくるのでしょう
これも血の多様性の維持のためには重要と思います
ゼンノロブロイとスペシャルウィークでも
War Admiral、Bull Lea、Tom Foolが全てオンになる配合が
期待できますが、Tom Fool直仔Buckpasserがオンになると
牝馬しか走らない傾向があるようです
またダンスインザダークはRibotを生かしやすいのも
メリットでした(これも実例はスリーロールス)
C・ロナウドとイグアインが2得点…レアルが敵地でマ