2011年11月24日

事件 世界金融市場

ちょっとした事件だ。

ついに、欧州は、ドイツ国債が下落。これはもっとも危険な現象で、ついに終わりが来たか。

つまり、投資がrelative,相対的にどちらを選ぶか、リスク選好度をどうするか、ということで、イタリア債からドイツ債にシフトしたリスク回避行動は、バブル崩壊の第一ステージ。第二ステージは、投資総量が落ちる。

ドイツ国債の下落とは、その売りであるから、投資総量が落ちたのか、米国債や日本国債に行ったのか、あるいはそのほかの資産に向かったのか。

米国株は大幅下落、特に銀行株が下落、そして何より、米国債のCDSが上昇。

総量が落ち込んでいることが明白になってきた。

米国銀行株は、その流れでは、一番下落するはず。総量が落ちて、真っ先に困るところだからだ。米国債が下落したら終わりだ。

第二ステージから第三ステージに移行するかを見極めるのが重要だ。それは実体の投資も目に見えて落ちたとき。失業率などに注目だ。

この記事へのコメント
株,債券、為替の相場。正しく予測出来る人は、占い師か経済学者か?

占い師に相談すれば商売だから必ず回答がある。

経済学者に質問しても殆どの場合、回答はない。
小幡さんも例外ではないようだ。経済学者は過去の事象の説明はするが、未来の予想は躊躇する。

経済学者が予想をしない理由は(1)自論に自信がない。
(2)予想が外れた場合能力を疑われ権威や地位を失う。

相場が上昇するか下落するかは雨か晴れかの天気予報と同じで50%の確率で当たる。これを51%の確率に精度を上げれば確実に儲かるのだがどの経済学者もしない。だから経済学者は占い師にも劣るのだ。小幡PhDの反論を期待したい。
Posted by KO OB at 2011年11月24日 08:23
>第二ステージから第三ステージに移行するかを見極めるのが重要だ。それは実体の投資も目に見えて落ちたとき。失業率などに注目だ。

アラートが鳴ったら教えてください。
Posted by sunauna at 2011年11月24日 11:36
堕メリカの長期金利が2%を切っている。リーマンショック後は4%近くあった。日本が極限まで買わされいるのだろうか。
Posted by 日本大好き at 2011年11月24日 11:58
日本は我が道を進めばいいと思う

例えば、
国はFC琉球の新ホームスタジアムなどを
さっさと建設してあげ維持費も負担してあげればいい

普天間問題、米軍基地で散々迷惑かけているのだから

内需拡大
Posted by SST-α at 2011年11月24日 12:51
その割に金も小康状態なんですよね。
現金最強状態になるのでしょうか。
Posted by lssrt at 2011年11月25日 09:32
資金が金などのコモディティや株式から国債に移動したんでしょう。米国債暴落を恐れている連中が暗躍しているのでは
Posted by ciphseek at 2011年11月25日 09:56