米国株は大幅反発。
ダウは現時点で300ドル近い上げ、ナスダックも1.5%のプラス。
為替もドル円が113円台、ユーロドルも下落した。
何と言っても原油が12%のプラスで、29.44ドル。2009年以来の最大の一日の上昇率となった。
これは、自律反発と言って良いだろう。そこへ原油は需給の思惑もあって急騰、これが株式にもプラスの影響を与えたと思われる。今週の後半はさすがに下げすぎ、恐怖感のない恐怖とも言うべき下げが大きすぎたため、戻した。
来週の頭は、日本株は大幅反発で始まるだろうが、欧州および米国の月曜次第。この局面では欧州銀行不安だから、とりあえず、欧州が大きく反転する、しかも一日だけの反発ではなく、流れとしての反発、不安心理の低下が起こるかどうかがポイント。
これまでなら原油、ダウ反発で一安心だったが、今は違う。まず、欧州。そして世界の流れを決定づける米国市場の後押し。来週はそういう流れになろう。