2016年02月13日

リスク資産市場反発

米国株は大幅反発。

ダウは現時点で300ドル近い上げ、ナスダックも1.5%のプラス。

為替もドル円が113円台、ユーロドルも下落した。

何と言っても原油が12%のプラスで、29.44ドル。2009年以来の最大の一日の上昇率となった。

これは、自律反発と言って良いだろう。そこへ原油は需給の思惑もあって急騰、これが株式にもプラスの影響を与えたと思われる。今週の後半はさすがに下げすぎ、恐怖感のない恐怖とも言うべき下げが大きすぎたため、戻した。

来週の頭は、日本株は大幅反発で始まるだろうが、欧州および米国の月曜次第。この局面では欧州銀行不安だから、とりあえず、欧州が大きく反転する、しかも一日だけの反発ではなく、流れとしての反発、不安心理の低下が起こるかどうかがポイント。

これまでなら原油、ダウ反発で一安心だったが、今は違う。まず、欧州。そして世界の流れを決定づける米国市場の後押し。来週はそういう流れになろう。

この記事へのコメント
そもそも日本市場だけが、狙い撃ちされていて、米はもともとあまり下がってない。中央銀行の不安によるものなら、米だってもっときつい下げがあってよい。なのに日本だけ。自立反発できる余力があるなら、いつもの市場と変わらん。恐怖感のない恐怖による混乱はどこへ?結局後付け説明なんだよね。
Posted by Jg at 2016年02月13日 05:53
那須抱くって何ですか?
Posted by シャブ原和博 at 2016年02月13日 06:45
マネーの流れが変わった後で起こる信用問題は資金の借り手の国家から崩れてくる。

米国と新興国、ドイツとユーロ圏の弱小国の関係のように借り手の国々の信用問題が貸し手の国の信用問題に豹変するのに要する時間は一年もかからないのではないか。
Posted by 星野 at 2016年02月13日 08:47
米国の月曜は、祝日で休みなのではないでしょうか?
月曜は米国が開かない中、上海が開いてくるのも重要かと思慮いたします。
Posted by YY at 2016年02月14日 10:10