2017年11月24日

為替と株式の不連動

為替が円高に大きく振れている。

ところが、この2ヶ月、為替と株価の連動が弱まってきた。

確かに、夜間市場や海外市場では日経平均先物は多少下落しているが、東京市場では、寄り付きは円高を受けて大幅安でも、前場の途中から盛り返し、後場には急騰、むしろプラスで終わる例もあり、なかなかのなぞである。

これを日銀の買いなどで説明するのは安直過ぎる上に間違っている。もともと、為替が仕掛けの面もあり、株価が強いとそれに応じて為替も円安方向に多少戻っていく、というのが現実だ。つまり、日本株は為替よりも株価の自律的な動きが強く、株と為替では、株主導で、株が支配者だ。

ということは、日本株は非常に力強く、今後も上昇を続ける、ということになるのだが、そこもいまひとつ自信が持てない。なぜなら、上げが強すぎるからで、異常な上げ方を一日の中で行っている。本当に強い相場というのは、着実に上げていくものだ。

これもやはり仕掛けの要素が強く、どこかで、大きな調整が入ってくると思われる。

よって、株価を見るには為替から、というセオリーは現局面では成り立たず、株式、それも米国との連動ではなく、日本株だけに集中してみていくべきだ。

これは日本株が主役だ、ということなのだが、ファンダメンタルズからあるいは日銀がにせよ、日本の内部が主役ならそれでよいのだが、どうも値動きの荒さからいくと違いそうで、主役なのだが、仕掛けの主役になっている、と思われる。よって、もっとも警戒が必要で、値動きはほぼ仕掛けだと思ったほうがよいだろう。現時点では、仕掛けによって動かされる人々が強気なので、仕掛ける側も強気方向に仕掛けているだけで、何か反転のきっかけがあれば大きく調整することを予期しておかなければならない。

難しいのは、それがおきるまではむしろ異常なまでの強さを示すことで、不安があるからこそ強気になる、というもっとも危うい相場であると考える。

この記事へのコメント
アメリカがドルと金の兌換を止めた時に、キッシンジャーがサウジに飛んで「石油の国際取引はドル決済にしてくれ。してくれたら、アメリカはいくらでもサウジを守ってあげるよ」と言った。
かくしてアメリカがいくらドルを刷っても米ドル需要がある。世界が米ドルの罠に嵌まってる。
Posted by . at 2017年11月24日 08:37
市場のプロは3日先の値動きしか頭にないのだよ。
抽象的な言葉遊び経済学から脱却してくれたまえ。さもなくばノイローゼ経済学と呼ぶぞ。
Posted by . at 2017年11月24日 08:47
米国は長期金利と長期のインフレ率のつり合いが取れていて正常な経済だ。日本はいびつな経済。

この不整合は理論上は為替の相場変動で調整されるであろう。円高デフレと、円高による他国と比べた想定的な実質金利の上昇。世界景気が悪化しても、起こるのではないのか。
Posted by 星野 at 2017年11月24日 09:10
想定的は間違いで、相対的が正しい。
Posted by 星野 at 2017年11月24日 09:27
PKOが行われてるかもしれないと思ってる奴がいるなら
そう思ってる連中の確信を強めて買わせて売り抜ける、
というのが仕掛ける側の狙いでしょうか?
Posted by カバ at 2017年11月24日 20:47
ヒマな公務員とか警官が勤務中に株で借金作って強盗殺人
Posted by 🐋 at 2017年12月09日 19:41