2020年01月03日

テクノロジーが選手を駄目にするのか?

箱根駅伝の復路がスタートした。

21名の選手のうち、ナイキのズームX ヴェイパーフライ ネクスト%を履いていない選手は3名だけ。5位、6位、7位スタートの選手たちだった。明治、帝京、創価のいう顔ぶれだ。

このシューズは革命的で、マラソン、駅伝のタイムを一新した。欠点は高価でかつ耐久性が低いことで、かつては雨にも弱かったがそこは改善された。3万円で、最初の最高性能は90キロ程度で失われるという、いわば使い捨ての超高級品なのだ。

箱根駅伝に限って言えば、6区は下りと思われているが、前半は登りで、要は、このシューズはカーボンの弓(ばねと言ってもよいが)が埋め込まれていることにより反発力を増しているので、登りには向かない可能性はある。また、走り方も、いわゆるフォアフット前提で、アフリカの選手の走り方だ。だから、ソールに接地の耐久性が必要なゴムは前半分にしかない。

6区の選手のほとんどはフォアフットで走っていたことが確認され、このシューズを履いていない3人は明らかにフォームが異なっていた。ただし、山登りでは厳密なフォアフットはむつかしく、また最適とも言えないため、多くの選手のフォームはスタート時とは異なっていた。

ただ、最近の改善で、フォアフットの厳密なトレーニングがなされていなくとも、万人向けに使えるようになった、というのがナイキの宣伝文句で、確かに以前のものよりは使いやすくなっている。

今年、箱根駅伝が多くの選手、チームが過去の記録を更新したが、ほとんどは靴のテクノロジーの進歩によるもので、創価の1区の米満選手がインタビューでコメントしていたように、記録的な意味があるか微妙である。もちろん、ケニア勢のマラソンの記録にもある程度は同じことが言え、2時間を切ったという記録もレースの施行のされ方と同時に靴のテクノロジーによるものが大きい。日本の大迫選手の躍進も靴が支えている。

さて、このような靴のテクノロジーの進歩は選手を強くするのだろうか。

私の通勤路を朝6時過ぎにいつも駒澤の選手が集団でランニングをしていた。あれは、2005年、田中 宏樹を中心に4連覇を達成したころ、彼らの練習には鬼気迫るものがあった。田中は一人で走る時も鬼気迫るものがあった。彼と彼らの統率の取れたあの走りは、いまの駒澤の練習でみることはない。タイムは速いかもしれないが、あのときの鬼気迫りつつも美しい走りは、いまは失われている。

他の選手が使う以上、相対的な勝利を目指す以上、人間の進歩や美しさでは飯を食えない以上、選手としては仕方がないだろう。しかし、文明としてはどうなのか。動物としてはどうなのか。

我々はテクノロジーというものと引き換えに、我々自身の能力を失い続けて、堕落し続けているのだ。このブログもPCもスマホも同じことだが。

それにもかかわらず、古典的な意味のない見世物、箱根駅伝に年々ますます興じているのだ。



この記事へのコメント
ほとんどお笑いの領域であるwww
Posted by への字 at 2020年01月03日 08:49
ドクター中松のフライングシューズ(ピョンピョンシューズ)じゃいかんのか?底が板バネになっており、ピョンピョンと高くジャンプできる
旅客機に乗り込もうとして、ピョンピョン跳ねた勢いで天井に頭をぶつけてしまい「頭が悪くなったらどうしてくれる!」と怒鳴ったドクター中松

見世物といえば日本全国を練り歩いた朝鮮使節団とか朝鮮通信使。歴史家に言わせると、ありゃ今で言う高給で呼んだチンドン屋だった。しかも鶏とか色々ドロボーしてる。
Posted by あ at 2020年01月03日 09:55
日本はもはや後進国であると認める勇気を持とう【2019年のヒット記事】
1/3(金) 9:03配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200103-00010000-newsweek-int

後進国並みなのは官と政だけで民は世界最先端国家である、

その根拠は世界最大の対外純資産保有国であるからだ。

つまり民がいっくら頑張っても政管が足を引っ張ってやまない。

国家反逆罪制定が急がれる。


Posted by への字 at 2020年01月03日 10:36
おはようございま〜す! Gooood Day〜!

≫国家反逆罪     ⇒あるよ〜。細部と言葉は違うが、立法精神は同じである。運用者の資質次第。
≫内乱罪(ないらんざい)は、国の統治機構を破壊し、又はその領土において国権を排除して権力を行使し、その他憲法の定める統治の基本秩序を壊乱することを目的として暴動をする犯罪である(刑法77条)。内乱予備罪・内乱陰謀罪(刑法78条)や内乱等幇助罪(刑法79条)とともに、刑法第2編第2章に”内乱に関する罪”として規定されている。
⇒安倍愚猿らは政治権力を以って内乱する≪テロリスト≫である。己の無知に無知、無恥に無恥な集団である。
法に従い一刻も早く誅すべし。
Posted by ん at 2020年01月03日 11:42
フォアフット走法というのかな。その元祖がおそらくエチオピアのゲブラシラジエだと思う。それがベケレにつながって今に至る。
実は、それより前にフォアフット走法ができた日本人がいて中山竹通がそれだ。中山は当時変人扱いされていたので、伝承されなかったのが残念だ。変人でも異才でもなく、それが正しい走法だったのだ。
中長距離というとケニアのイメージが強いと思うのが、私はモロッコが強いイメージがある。細身の中東人と黒人の混血が最強の印象。ベケレやゲブラシラシエもそんな顔立ちをしている。インド人なんかも速い。細身の中東人だ。陸連会長のセバスチャンコーの母親はインド人のハーフで母父である。
中東の政治不安の国の子を日本に連れてきて最新の練習をさせれば良い結果が出ると思う。
Posted by めんそ at 2020年01月03日 14:22
[バグダッド 3日 ロイター]
米国防総省は、イラクの首都バグダッドの空港で現地時間3日未明、イラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官らを乗せた車列を空爆し、同司令官を殺害したと発表した。
声明で「大統領の指示により、米軍は海外に駐留する米職員を守るため、司令官を殺害し断固とした防衛措置を講じた」とし、イランによる将来の攻撃計画を抑止することが狙いだとした。
複数の米当局者によると、ソレイマニ司令官はバグダッドで無人機による攻撃で殺害された。イラン革命防衛隊は、米国のヘリコプターから攻撃を受けたとしていた。
Posted by   at 2020年01月03日 17:00
竹中平蔵は日本経済の破壊者として名を残す
Posted by あ at 2020年01月04日 02:02
イラン軍司令官爆殺。

個人的に前から何度も言ってるように、同様のオペレーションで金ブタなどとっくに殺害されていてもだれも驚かないし、悲しまないだろう。

ではなぜ金ブタは生きながらえてイラン軍人は殺されるのか、
話は簡単、アメリカにとって北朝鮮は必要悪、

金王朝が無くなれば米国は日韓に常駐する理由が無い。
日韓は金のなる木。

アメリカにとって金ブタは絶対に死んでは困る存在だと言うことだ。
Posted by への字 at 2020年01月04日 02:32
イラン緊張で買われる

「安全資産」としての円

今年も財政破綻しそうに無いですなあwww
Posted by への字 at 2020年01月04日 08:07