エフフォーリアが強いが、2着まで。
なぜなら、横山武にガッツポーズをさせないためだ。
ガッツポーズをしないことで有名な岡部幸雄が、マティリアルの京王杯オータムHで、復活勝利に感激のあまり、われを忘れてガッツポーズ。そして、マティリアルは躓き、予後不良となった。
岡部は、これを一生後悔している。
横山武には、事件の前に早くそれに気づいてほしい。今の彼には危険だ。
したがって、エフフォーリアは2着まで。
バスラットレオン。
単勝。
血統表を見ると距離が持たないどころか、長距離血統だ。しかし、体型もレース振りもマイラー。しかも、よりによって、大外枠。エフフォーリアと枠が逆ならとも思うが、仕方がない。その分、オッズも下がるし、ラジオNIKKEIの中野アナは放送終了後、最低人気じゃないですか、とまで言い放った。
失礼な。
ほかの馬にも失礼だが、最低人気ではないだろう。
まあいい。
大逃げを打っても、意外に番手でも、何でもいい。成長した彼が、圧倒的な強さで勝ちきることを夢見て。
マルゼンスキーの再来、キングカメハメハメハを上回る変則二冠。なんたって、二冠目は不戦敗だから、これ以上の変則二冠はない。
オグリキャップのJC,有馬記念を見れば、マイラーでも、クラシックディスタンスを勝てる。
なんといっても、藤岡祐介の涙は、これ以上ないものとなるだろうし、矢作師がぶつけて来たのも、不気味だ。
まあいい。
無事に走りきることを祈り、それが先頭であることを夢見て。
今晩はゆっくり眠り、正夢を見るとしよう。