弊店は鰊の水揚げが始まる二月から漁の終わる三月一杯の期間限定メニューの、
「籔半の鰊群来蕎麦」
鰊が産卵で岸辺の藻場に押し寄せ、まず雄が白子を放出しそれを見計らって雌が押し寄せ卵を藻に産み付け、群青の海面が妖しく乳白色に染まる「群来(くき)」を丼にイメージしました。
暖かいソバつゆに、藻場を思わせるワカメ、乳白色の海面を思わせる長芋トロロ、前浜の柔らかい鰊棒煮に数の子をトッピングし、磯を思わせる針海苔。
蕎麦の丼に、冬の小樽の鰊漁の花鳥風月を閉じ込めました。
さあ、ご試食ください。

JRの電車の車窓からの旧丸井・グランドホテルのビル。
2005年に丸井が撤退、2009年にグランドホテルが閉館し、地権者が集まりサンモールネオを開業したがこれも閉館し、廃墟となった。
かつて小樽市内の商売人が、将来店をだしたい夢のエリア・商店街だった「サンモール一番街」から、グランドホテル・丸井今井小樽店が2005年撤退閉鎖して、もう7年。
廃墟のような屍をさらしてきた。
稲一再開発完成時、おもわず「太平洋」と叫んでしまった。
市民の情報交換とウィンドショッピングの空間とはなんなのかをプランニングに反映しない、荒涼としか表現できない幅広アーケード街は、文字通り両岸が隔絶された絶海の孤島状態化した。
職住一致が商店街の要なのに、商店主たちが住まなくなった商店街の夜は悲惨としかいえない。
ストリートミュージシャンの歌が響いても、暗闇にたむろする若者の姿を見かけると女性通行客は避けてしまう通りとなってしまっている。
その丸井・グランドホテル跡地の入札第3回目が迫っている。
1/20~30に入札、2/2開札の予定らしい。
任意売却というのもあるそうだ。
6億3千万円弱だった第1回入札価格がついに7000万円を切った。
私の友人は、やれデパートがきてくれと言っている。
が、今や、日本全国県庁所在地から大手デパートが撤退する時代だ。
札幌駅前から五番館西武が撤退した。
大都市圏でも西武有楽町や伊勢丹吉祥寺店が撤退し、撤退・統合はもはや大都市・地方都市の区別はないデパート業界情勢なのに、それがかなう訳がない。
花銀の方からは、やはりホテルが出店しパーティ客が花園華街に流れるようになって欲しいという声も聞こえる。
気持ちはわかる。
が、そんな都合のいいようにはいかない。
かつての盛況な時代を懐古するのはいいが、経済動向を見据え、小樽の中心市街地の将来を見据えた、つまり、爆発的賑わいではなくても安定した賑わいと人の流れを取り戻す、持続発展可能な中心街形成とそれにマッチした施設の出店こそを望むべき、と思わずにいられない。
自分たちの権利を主張するのはわからないでもないし、複雑な権利関係が交差するなかたちはだかる難問があるのだろう。
が、ここは行政・経済界が汗を流し売却・新施設出店の環境作りを官民一体でやってこその小樽だろう。
ここは新施設出店に絡む自社権益に走らず、自分たちが商いをさせてもらって来た小樽という街のその中心商店街をどうするのかという視点で、今度こそ関係者は臨んでもらいたいと節に願っている。

新千歳空港からエアポートで車窓を流れる札幌の家並みがやっと切れ、銭函海岸が現れてやっと小樽に着いたかと。
真っ青な空、すでに落日近くなって青く染まる海辺の雪、そして浜益・増毛方面を分厚く覆う雲と海面でスコールのように降下してざわめく雲、雲のナイアガラと友人は言ってくれます。
この雲のナイアガラの下は、大時化と猛吹雪。
たった2時間前まで居た東京の霞ヶ関の人たちが、空調の効いた温い部屋で、この北海道を憶うなんてことが、そもそもできるのか?
真冬の今年のような大雪で、今でも全く備わってない避難路しかない泊原発。
全国の原発の避難路も、泊原発同様整備などされていないだろう。
・・・事業費1キロ800億円の東京外環道延伸などより、泊原発避難路は200億円で出来るときく、全国の原発の避難路の方を先にやるべきじゃないのか、なんて思いながら魅入って。

小樽に帰ってきた、としみじみ。
これがわが街・小樽だ。
小樽に生まれ育ったものたちの心に刻み込まれた風景です。
今年は大寒気が居座り海水温度も低く、1/11に初水揚げがあったにしんもその後は姿を現さず、沖合の深い海で産卵に適した海水温を待っているのだと、漁師さんが。
昨年は、2月3日にニシンが群来た。
今年その日は、小樽・雪あかりの路の開始日。
雪あかりの路のスタートが、ニシンの群来でなんて、最高にいい。

蕎麦屋親爺の鉢巻きにさせて頂いて。
紺地に赤く染め抜いた「蜻蛉」柄の鉢巻きです。
あまりこういうデザインみたことなく、嬉しいかぎりです。
冬に蜻蛉かと思われますが、蜻蛉柄は時季とは無縁なのです。
最近では、NHK「天地人」で直江兼続が蜻蛉柄の着物で何度も画面に登場しました。
武士に特に好まれた柄が「蜻蛉」です。
幼虫(ヤゴ)のときは甲冑のような姿をし、成虫になると空中で獲物を捕らえ飛ぶ姿の勇ましさと飛翔中決して後ろに下がらない、つまり「不転退」の精神を表すものといわれてきました。
「勝虫」「勝軍虫」等と呼ばれ、鎧兜や武具、陣羽織や印籠などの装飾に用いられ、能装束などにも広く使われるようになったのだそうです。
謂われは、「日本書紀」の中にある故事で、雄略天皇が詠んだ戦勝の故事から因んだそうです。
FaceBookで紹介しましたところ、
「嫁ぐ娘の嫁入り道具のひとつでもあった、戻ってくるな、と。」
とコメントをいただきました。
空中でホバリングするか、前進飛翔するかの蜻蛉、いろいろ故事はありそうです。
年初は、そんな「勝虫」「不転退」を意味する蜻蛉柄の型染め手拭いを締めて、店に立ちます。

女将が手作りで、根引き松に紅白の奉書紙と金銀の水引でシンプルに。
蕎麦屋親爺は、「ああせい、こうせい」というだけ(^^)

前庭の柳が一年掛けて伸ばした枝を晩秋に剪定しとっておき、青々とした枝に紅白のお餅を30日にひとつひとつ巻き付けます。
29日は9(苦)を連想させ、正月飾りをしてはいけないと大女将が女将に申し伝えてます。
が、お祓いにきてくれた神主さん、関西以西では29日を「ふく」と読み福がくると29日に正月飾りを敢えてすると・・・。
女将が笑みを浮かべ「それ頂きます」と。
紅白のお餅一升五合をつかいますが、籔半のお正月はこれがないと様になりません。
というのも、旧金澤邸から移築した分厚い樹齢百年は越える杉板が敷き詰められた板間と、明治の活気をたっぷり吸い込んだ迫力の石蔵には、生半可な飾り付けでは負けてしまう。
で、この餅花をたっぷりと。

昔、嫁ぎ先の紋を入れた夜着は嫁入り道具でした。今より寒さが厳しかったので、布団では肩が冷え、この夜着だと肩から首を袖で温められた。
写真の夜着は新婦用、新郎用はもっと大きい。 腰に松竹梅の柄があしらわれてます。
その前に大瓶に敬翁桜が、杉板の鈍い光に映えてます。
神棚も、年に一度の賑わいに満足そう。
神棚の下にさがるのは、京都東山の安井金比羅さんの「金比羅稻宝来」です。
頭から紅白の折紙鶴亀や松竹梅、お札と初穂にときわの緑久しきを言祝ぐ「ひかげのかずら」が添えられてます。
毎年この稲宝来をお客様から贈って頂く、蕎麦屋冥利に尽きる思いで神棚に添えさせていただいてます。
こんな新年の小樽・蕎麦屋・籔半でございます。

蕎麦屋親爺ファミリー新年恒例初スベリに朝里川温泉スキー場に行ってきました。
幸い1/2は曇天で、スキー場も頂上はガスがかかっていましたが、それ以外のゲレンデは降雪もなく爽やかで。 気のせいか昨年よりスキー客が多く、何か嬉しい気分です。
弟一家の甥子二人も参加。 小学生になってスキーを教えた叔父としては、大学生と高校生になってもファミリーと付き合う甥子らは可愛い。
ご褒美に元旦の夜に、ビリヤード、それもポケットローテーションではなく、四つ玉を教えて(^^)
スキー場では、三女と甥2がボード、蕎麦屋親爺夫婦と甥1がスキー!
分厚い雲の下、真っ青な石狩湾を挟んで浜益方面がくっきりと見える。
これを正月2日に見る。
良い気分。

本年もどうぞ宜しくご贔屓のほどお願い申し上げます。
小樽・籔半は、安全な電気で蕎麦屋を営んでいきたいと願っております。
新年の営業は、1月4日(水)からとさせていただきます。
年賀状を出した方々から今年の年賀のデザインは何なのだ?とお問い合わせが(^^)
蕎麦屋の後継を嫌い、一度建築を目指し大きく曲がって(^^)、還暦になってもそれを引きずる蕎麦屋親爺で(^^)
古書院、中書院、
その襖(ふすま)か板戸か、
専門用語はわかりませんが、私には「取手」
又、「折れ松葉」をデザインしたものも。
その意匠デザインに仰天するほど感銘をうけて。
で、年賀のデザインで悩んだとき、それを採用しようと・・・
昨年、平成23年の年賀状では、同じく桂離宮の襖の引手の「折れ松葉」
http://blog.livedoor.jp/
新しい新年の月が始まるという勝手な理由付けで年賀にしましたが、来年の年賀は何にしようかと唸っております。

今日も多くのお客様にご来店頂きました。
ただ今12月31日零時過ぎ。
やっと先代と大女将お気に入りの弊店蔵座敷の、蔵戸前囲炉裏席に、正月飾りが。
あとほんの数時間で、大晦日のソバ打ちスタッフが出勤してきます。
色々あった、いや、ありずぎた平成23年もあと一日。
滞りなく大晦日の年越し蕎麦商いを仕舞にしたいです。

そんな戦争中に、内地にこの春就職した三女が社会人として初めて帰省。
一年ぶりの蕎麦を食したら、待ってましたとばかり若女将に声かけられ、恒例の餅花づくりに借り出されて。
1年ぶりの帰省に、餅花づくりより姉妹話に花が咲いているようです・・・(^^)
弊店前庭の柳の枝を晩秋に剪定しその切り落とした枝の立派なやつをとっておきます。
昨日お餅屋さんから届けられた、まだ出来たての紅白のお餅を柔らかいうちに細く紐状に切ります。
柳の青々とした枝にお餅を巻きつけ、花にみたてます。
そうです、繭玉の元祖がこの餅花だと言われております。
先代が大女将と内地に旅行し旅館でみて、弊店でもと初めてもう30年は続く弊店の正月飾り。
この餅花が弊店石蔵の前に飾られて、それに山形の友人から送られてきた「敬翁桜」が、今はまだ蕾ですが丁度お正月三が日に咲くよう冷たい場所に保管、小さな可愛い桜の花を仕事始めには咲かせて、新年のお客様をお迎えするのです。

今日の蕎麦屋「年越し蕎麦戦争」の初日は、やっと今23:00終了。
仕事納めの宴席と、蕎麦屋で一杯のお客様で、今日も賑わって、お客様に感謝。
今日、出前で活躍した蒸籠も綺麗に洗われて洗い場からテーブルの上で乾かされて。
スタッフの手で乾いたスダレに取り替えられて身繕いし、明日以降の三日間の蕎麦屋戦争にスタンバってます。
板場はまだ明日の仕込みで戦闘中。
女将、若女将に、本日帰省した三女も動員されて晩秋に剪定された前庭の柳の枝に、お餅屋さんから届けられたばかりのまだ柔らかな紅白のお餅を取り付けて「餅花」づくりを。
蕎麦屋親爺は、お客様から頂いた「年越し蕎麦」ご予約の伝票と格闘し、これからMacでFileMaker入力作業。
ここでいい加減に入力すると明日から大晦日は大混乱になるので、慎重に。
しかし、アラウンド還暦の蕎麦屋親爺、かつては三日くらいの徹夜など鼻歌で、その後麻雀もやれたのに、今じゃ零時を回ると・・・。
もうひとつの問題は、蕎麦屋親爺の腰が大晦日まで持ちこたえるかどうか!
毎年恒例の正月スキー、もう天狗山スキー場の旧コースの壁は無理。
数年前、旧コースの壁など簡単と左肩から突っ込んだが最初のコブで即転倒、そのまま真っ逆さまに壁の下まで転げ落ちて、小学生のスキースクールの子達が吹っ飛んだスキーやゴーグル、メガネまで全部拾ってくれて、怪我なしと安堵する私を取り囲んで一言、
「オジサン、無理しちゃ駄目」
「・・・、はい。」
・・で、それを現認した女将から天狗山スキー場は禁止に。(^^)
だが、せめて朝里川温泉スキー場は制覇したい。
ということで、いよいよ明日から「年越し蕎麦戦争」最終三日間戦争。
頑張らにゃ。

弊店は週休(火曜日)ですが、年末、12月27日火曜日は休まず、平常営業致します。
お仲間での年忘れを、蕎麦屋で一杯でお過ごし下されば幸いです。
年越しに、弊店の自家製生蕎麦をご家庭で召し上がって頂きたく、お持ち帰りセットを用意してございます。蕎麦つゆもご一緒です。
尚、弊店の自家製生蕎麦・蕎麦つゆには一切保存料等は使用してございません。
お召し上がりになる日にお買い求め頂くと幸いです。
生蕎麦・地物粉麺 一人前つゆ付¥700円
生蕎麦・並粉麺 一人前つゆ付¥550円
お土産蕎麦・地物粉麺 ¥800円
お土産蕎麦・並粉麺 ¥650円
●使用原料:ソバ粉・小麦粉・鰹節(五種類)・醤油・砂糖・味琳・日本酒
大晦日には「年越しそば」を食べる食習慣が我が国にはあります。
それは、いつ、どうしてそんな習慣になってのでしょうか?
「歳取り蕎麦」「大年(おおどし)蕎麦」「大晦日(おおつごもり)蕎麦 」など色々名前はありますが、由来も千差万別なのです。
(1)「運そば」説
鎌倉時代、博多の承天寺で年を越せない商人に「世直しそば」と称してソバ餅を振る舞ったところ、その翌年から商人たちに運がむいてきて、以来大晦日に「運そば」を食べる習慣になった。
(2)三稜(みかど・三角)縁起説
室町時代、関東三長者の一人・増淵民部が毎年の大晦日に無事息災を祝って、
「世の中にめでたいものは蕎麦の種 花咲きみのりみかどおさまる」
と謳い、家人共々ソバガキを食べたのがはじまり。
(ソバの実は三角形で三つの稜なので、ミカド→帝に通じるという、豊年満作と帝の治世を合わせて祝った。)
(3)「細く長く」形状説
そば切りは、細く長く伸びる形状であることから、来る年の家運を伸ばし、寿命を延ばし、身代を永続したいという縁起かつぎで大晦日に食する習慣となった。
(4)「切れやすい」形状説
そば切りは切れやすいことから、1年の苦労や厄災をきれいさっぱり切り捨てようと食する説。
そのほか、ソバ効能説・捲土重来説・金運説と色々あります。
それだけ、庶民に行き渡った食習慣だというこです。
まあ、理由・由来はこれらのお好きな説をお客様皆さんがそれぞれその時にあったものをお選び頂いて、今年も小樽・蕎麦屋・薮半のお蕎麦で年越しをお過ごしいただければ、と。(^^)
年越し用、生そばのご注文は、こちらを↓クリックすると拡大しますのでそれをプリントアウトし、Faxで送信ください。お電話でも承ります。

蕎麦屋の2階座敷やコアガリで粋に鯔背に忘年会、新年会はいかがでしょうか?
ご予算なども女将にご相談ください。
TEL 0134-33-1212
mail:yabuhan@olive.ocn.ne.jp
せめて忘年会、新年会は、あの薄いビールなどやめましょう(^^)
弊店の飲み放題のビールは、すべて生ビールでございます。
エビスの濃厚さ、
アサヒの切れ、
ハートランドの中庸さ。
これでこそ、来し方を思い呑まれたい。

「混沌」→「饂飩(うんとん」→「うどん」となっていった、と。
確かに、大阪美々卯さんがメニューにし一世風靡した「うどんすき」は、様々な具材によって混沌としておりますね。
北海道は、《うどん屋》は生き延びれない、という時代がありました。
たしかに、蕎麦が圧倒的にひいきにされている北海道で、本州から進出してくるうどん専門店はなかなか生き残れないできました。
しかし、正直それは、市場などで販売されてきた製麺屋さんのうどんが、芯まですっかり茹がかれて、のびた「うどん」であるがゆえに不味く、北海道人は敬遠してきたことに由来すると言っても過言でないでしょう。
要は、本当に旨い《うどん》を提供する店が少なかったからにすぎないのです。
さあ、蕎麦屋籔半が打つ「うどん」です。
が、毎朝、塩水を小麦粉に馴染ませるように延々混ぜ合わせ(水回し)、綿布にくるみ、足袋をはいてゴザの上から踏みつけて、それを寝かせて熟成し、それから切って茹がく、正真正銘自家製うどんを提供致します。
本物のうどんの旨さを是非知っていただきたいのです。
それを、蕎麦屋・籔半の【うどんすき】鍋をご家庭で年越しにやっていただきたいのです。
総菜屋さんが作った具材を盛り合わせた高価なだけの「おせち」セットではありません。(^^)
弊店自家製うどんをベースに、鰹節たっぷりのおダシは「うどん打ち」に大事な粗塩に含まれるミネラルが、独特の味を醸し出します。
牡蠣・パーナ貝・帆立貝・明石の焼き穴子・ムシ雲丹・南蛮海老に、小樽の自慢の豆腐屋さんの焼き豆腐と白滝、そしてたっぷりの春菊・蕗・蕨・筍の、はまれば泥濘の、そう「混沌」の世界でございます。
付け合わせの、紅葉おろし・削り節を薬味でお召し上がりください。
●使用食材:
牡蠣・パーナ貝・帆立貝・明石の焼き穴子・ムシ雲丹・南蛮海老・小樽の自慢の豆腐屋さんの焼き豆腐と白滝、そしてたっぷりの春菊・蕗・蕨・筍・干し椎茸・大根おろし・削り節・一味
●使用原料:
うどん(小麦粉粗塩)・鰹節(五種類)・砂糖・味琳・粗塩・日本酒

← は、お持ち返り用の「折り箱」に盛りつけたものです。
12月28日から大晦日の31日の四日間だけのご提供にさせて頂きます。
また、焼き豆腐を始め生食具材ばかりですので、お召し上がり当日のお持ち帰りのみとさせていただきます。
←お持ち帰りの「うどんすき」セットは、二人前(一人前¥2,200円)から承ります。
オダシは、別容器で提供させていただいております。
ご家庭でご用意頂くのは、お鍋とコンロだけでございます。
さあ、今年の年越しは小樽・蕎麦屋・籔半の「うどんすきお鍋セット」で過ごされては如何でしょう。
事前予約を承っております。
事前予約の際は、以下↓ の予約用紙にお書き込み頂いて弊店帳場におだし頂くと間違いがなく退店たすかりますので宜しくお願いいたします。
ご予約用紙は弊店店頭に用意させて頂いておりますが、パソコンからプリントして記載していただいても結構でございます。
海の香り一杯の馥郁たる日本海の味、「たちかま」です。
マダラの白子・タチは高値で取引されますが、スケトウダラの白子は廃棄されるのを漁師の奥さんたちが、スリコギで粗塩を澱粉をまぶし丁寧に摺り下ろされ、茶巾にし大鍋で茹がかれ、漁師町の冬の自家消費保存食として作られました、
が、次第に忘れ去られ、小林おばあさんだけが細々と続けてきました。
鮮度のいいスケトウダラの白子でなければ、いくら茹がいても固まりません。
小林のお婆さんは固まらないものは鮮度が悪いとそのまま廃棄しますから、鮮度抜群のスケトウダラの白子の味だけが製品になるわけです。
小林のお婆さんはもうお歳で、その縁者の方が後を継いで作ってくれてます。
鍋の具にして煮ても良しですが、弊店ではスライスしてわさび醤油で粋にお召し上がりいただきます。
お好きな方は、醤油も繊細な味に邪魔と、そのまま食されます。
北海道小樽にこの時期に訪れて頂いた方だけが味わえる、
日本海の海の町の至福です。
さすがに小樽とちがい雪が多い。
写真はJR小樽から倶知安への途中、小沢駅を過ぎたあたりで、電車の先頭車両の窓から撮った羊蹄山の冬化粧。
子供のようにアラウンド還暦の蕎麦屋親爺が撮影ポイントを求め車内を動き、乗客や運転手さんに笑われて。(^^)
でも、この羊蹄山は電車の車窓からでないと。
私の好きなイワオヌプリの山影。
何とも言えない岩塊の容姿がいい。
この日の朝の倶知安は−9℃だったという、澄み切った青空に冬化粧した羊蹄山の姿が清々しい。
3時からの会議で4時半休憩。
後志合同庁舎からの夕方の倶知安の空。
羊蹄の裾野の赤が上手く撮れないのが残念(^^)
薄暮に映える羊蹄山と月代(つきしろ)の上弦の月。
清冽、澄明・・・
何とも言えない蒼がいい。
今年何度目かの倶知安行、こんな晴れ上がった姿は初めてだった。

蕎麦屋親爺のお気に入りの空間。
一生懸命管理人さんが石畳に舞い落ちた銀杏の枯葉を掃除しておられて。
早いもので今年もあとわずかに、などと思いふけて・・・
が、12月になったから急に日々が短くなったわけではない。
それなのに、年の終わりは一斉号令のように皆感慨深くなるから、妙ではある。
毎年、毎月、毎日、毎時、毎分、毎秒、そんな単位に縛られることなく、太古から脈々と時は過ぎ、永遠に続いていく。
年月日という区切りをしなかった頃の、原始の社会なら大晦日も正月もただいつもの通りに日が暮れ、日が昇ったにちがいない。
では、太古の人々はどんなときに、歳月の節目を感じ取ったのだろうか。
たぶん、四季折々の収穫や、なすすべもない天災との遭遇や、かけがえのない身近な者を失って、「来し方」に想いを馳せたにではないか。
それはあくまでも実感を伴う節目であって、会ったこともない他者とは共有しえないプライベートなものだろう。
ああ、なんと私たちは太古の人々と変わらないことか。
私たちの世界は、個々の都合におかまいなしに刻み込まれる絶対的数字に支配されたライフスタイルだ。
約束には期限があり、遵守が義務。
これ以外の時の単位はない。
1年が過ぎたからといって、解るのはとりあえず今生きているという事実だけ。
新しいカレンダーを掛けても、いつもの日が暮れて、いつもの日が昇る。
時の流れは相変わらず昨日と一昨日と繋がっている。
明日と明後日も繋がっていく。
時刻に放浪されず、今このときに、乾杯したい。
悠久の宇宙の時の中、たまたま、束の間であれ、生かされている。
この瞬間を奇跡のように愛おしみたい。
年末恒例の「十大ニュース」や「行く年来る年」を見る度、この1年ではなく今日一日を噛みしめれば、と毎年思い込む。
時は過ぎ、人は老いる。
時は止められず、過去には戻れない。
リセットできなからこそ、今を見つめたい。
人生は一度きり。
自分にとっての大切な節目には、たっぷり酔おう。

ご存じない?
それは、小樽市HPにアップされている。
が、確かに残念ながら市民認知を頂いてない。
というか、市民にそれが届けられていないのだから、認知を望むのは無理(^^)
それをナントか市民にとどけられないか、と今検討されているのです。
実はこの宣言は、市長から委嘱された民間人11人が小樽市観光プロジェクト推進会議として自らの商売や活動のなか月二回ペースで論議し、15バージョンくらいも作られて、最終的に市議会に上程・採決された、小樽観光都市宣言でした。
他都市にみられる観光都市宣言は、まちの特有の個性を喧伝し、それをもって観光施策を推進しようとします。
それは観光を軸にされようとする他都市のキャッチコピーにも見られます(^^)
ランダムに抽出すると、
とにかく自然環境の良さを誇り、人間関係の濃厚さを誇り、概念的には「ふれあい」「ぬくもり」「やさしさ」「ロマン」「癒し」など、要は非日常のへの観光を誘おうとしているわけです。
しかし、(市町村名)がなければどの町なのか。(市町村名)を削除し、市町村名だけをランダムに並べ、該当するフレーズはどれかとクイズにしたら、百%正解はまずないだろう。
そう、「癒し」「憩い」などがちりばめられたキャッチコピー的宣言など今さらながら必要ないと、小樽市観光プロジェクト推進会議の委員は考えたのです。
「今さらながら、小樽は観光都市宣言」
をするなら、小樽観光が問われている課題こそを盛り込む市民への宣言としよう、となったのです。
たとえ、それが他都市の観光都市宣言と全く違うものになってもいい、
観光のお客様を誘う前に、まずお客様を受け入れる小樽のまちと市民がどういう観光都市を目指すのかこそを宣言すべき・・・、
という各委員の固い意志と、それが挫けそうになる役所言葉との戦い(民間委員が起草するが小樽市が宣言するため)の末の宣言でした。
なにせ、市長が宣言すれば手続き的に済むものを、敢えて市議会承認を経ての決定を選んだ。

これを今、観光都市宣言を起草した小樽観光プロジェクト推進会議の第2期の委員が検討を開始しようとしています。

女将に言わせるとこの蓋でないと、「あずましくない」のだ、と。
「あずましい」とは、なごむ、落ち着くという感覚の意だ。
イタリア人が出てくる映画をみると、
《 マンマ・ミ〜ア 》
と天を仰いで叫ぶシーンが多々あります。
《おぉ、なんてこった》くらいの感覚のことばなのだろう
・・・が、直訳すれば、「私のお母さん」。
これを、男女ともにいかつい大人も紳士淑女も頭を抱え大げさに喚くのだから、もう、鼻につく。
イタリア人は。皆マザコンか。
料理のシーンにも、ほぼ必ず登場する。
どんな美味しく素晴らしいゴージャスな料理を食しても、最後には必ず、
《 マンマ・ミ〜ア 》「でも、マンマの料理が最高さ」と言い捨てる。
イタリア中のシェフや妻にとって生涯のライバルは「マンマ」であり、それは一生掛かっても乗り越えられない、わけだ。
日本でいうなら・・・
この「マンマの味」は、「お袋の味」なのだろう。
が、昨今はこの「お袋の味」てぇ奴は、家庭から消えてもっぱら「家庭の外」でしか見かけなくなってしまった。
弁当チェーン、コンビニ総菜コーナー、スーパー総菜コーナーという家庭外などで。
肉じゃが、きんぴら、うの花、ひじきな、・・・切り干し大根もだ。
若者には、それはちょっとしたレトロ感覚であって、大人が持つ「郷愁」である「お袋の味」とは無縁の選択にすぎない。
弊店のスタッフに「子供の頃食べた家庭料理は?」と聞く。
肉じゃが、きんぴら、うの花、ひじきな、・・・切り干し大根のひらがな漢字は皆無。
ハンバーグ、カレーライス、フライドチキン、スパゲティ、ピラフ・・・とカタカナ羅列、オンパレードだ。
それも母手作りでなく、冷蔵庫の中にある冷凍かレトルトの
《袋もの》
であり、《お袋の味》ではなく
『袋の味』
なのだ。
「マンマ、ミ〜ア」、なんてこった、である。(^^)
だから、新入りスタッフの舌からグルタミン味を抜くのに、1年はかかる。
ダシを取る際の微妙な味加減など、グルタミン酸で麻痺した舌では把握できない。
二番ダシに粗塩を少しずつ加えていくと、一瞬コクと甘さが沸き立つようにあざやかに際立つ。 その瞬間で粗塩投入をやめ、火を止める。
吸い物が作れない、「ここぞ」の判別ができない。
ということで、
食品メーカーの、後味が気味悪い、合成保存料とグルタミン漬けの漬け物ではなく・・・
《100%お袋の味、小樽・蕎麦屋・籔半の「にしん漬け」》を。(^^)

やっと待ちに待った、女将手作り「ニシン漬け」の口開けでございます。
女将は毎日天気を気にし、毎朝毎夕、漬け物樽のチェック。
やっと来た寒気に安堵して。
祖母から大女将へ、大女将から女将へと伝授されてきました。
今年は女将から若女将へ伝授するはずでしたが、若女将に逃げられてしまって(^^)
女将は、来年こそは逃がさん、と息巻いて作りました。(^^)
スタッフが自分の家庭では大根は乱切りでやります、と言っても女将は軽く無視。
「うちにはうちのやり方があります。」
とひと睨み、それでスタッフは項垂れてまな板で。(^^)
そうだ、女将が全く正しい。
口開けの一時、至福。
さあ、お待ちどおさまでした。
小樽・蕎麦屋・籔半の、ニシン漬け開始でございます。

一週間前に町中に初雪が降りましたが淡雪で、小樽は今日がまぁ初雪。
《 北海道は四季ではなく、「白」の季節とそれ以外の季節の二季しかない 》
北海道・しりべし(後志)の雪原に一人さまよい、
真白なブリザードで1m先も見えなくなるホワイトアウトに出くわすと、
そうと実感できます。
無彩色という表現も通じない、ただただ恐ろしいくらいの「白」だけの世界。
そんな季節がまたやってきました。
冬囲い(本州では、「雪吊り」でしょう)に、いよいよその役目がやってきました。
この縄の編み目がつくるひとつひとつの縄窓を風流と粋がったのも、ほんの束の間でした。
お客様の車も雪化粧。
などと、強がり粋がって風情を楽しむ振りをする、・・よりありません。

ご来場頂いた皆様には申し訳ありませんでした。
会場は、一五時の予定を一四時で終了したようです。
こういう時は、北運河公園会場ではなく、市内でしゃこフェアに参加されておられる飲食店でシェフや親方が腕を振るった「しゃこメニュー」をお楽しみ下さるようお願い致します。m(__)m

この「おたる産しゃこ祭」は本当に天気にはついています。
小樽の11月の天候はかわりやすいが、しゃこ祭だけは開会直前まで雪が降っても止み、今年のように30分前まで降っていた雨が止んだのです。
次第に暖かくなってくる、最高です。
どんどん、会場にお客様が来場します。

いよいよ明日からおたる産しゃこ祭&しゃこフェアが始まります。
今年の第四回おたる産しゃこ祭では、しゃこだけでなく、小樽漁協さんが満を持してのおたる産「帆立貝」も販売されることになりました。
残念ながら、小樽漁協さんは帆立貝栽培漁業が大変盛んで、東北の各地にホタテ貝の稚貝を出荷しているくらいなのです。
で、是非小樽漁業に位置する帆立貝産地を皆さんに知っていただきたい、とシャコ%帆立貝の祭りにしていくとなったのです。
ということで、今年は「しゃこフェア」参加店は帆立貝をつかったメニューを作ることが推奨されております。
小樽・蕎麦屋・籔半は、
《帆立あられ蕎麦》
で参加致します。
香ばしい敷海苔の上に帆立貝柱をあられ状に切って盛りつけ、あつあつのソバつゆを注ぎ、帆立貝独特のダシでお蕎麦を召し上がって頂きます。
さあ、明日から北運河公園でしゃこフェア開催です。
シャコの身を上手に外すには調理ハサミか、蟹ハサミがあると便利です。
会場でもご用意しておりますが、なにせすごい行列でハサミの数がたりません。
お持ちより頂けるといいとお奨めいたします。

汚れちまった悲しみに今日も小雪のふりかかる・・・
昨日、小樽も初雪。

いい風情だ。
この暖かさで折角漬けたニシン漬けはどうなると、外気温が心配で外に出て弊店前の黄昏時の通りをみわたす。
こういう黄昏の一刻を、「かわたれどき」というのを急に思い出した。
文学少女の母から昔おそわった。
《彼(か)は誰れ?》から来た、黄昏刻の古語だという。
あたりが薄暗くなって、道ですれ違う人の顔が判別できなくなる。
で、《彼(か)は誰れ?》と、誰ともなく言いたくなるところから来た、と。
かわたれどき・・・、実に優雅な言の葉だ。
こういう古語は、驚くほど新鮮で鮮烈。
古語には、奔放な想像の飛躍が秘められている。
が、かわたれどきという言葉が失われ化石化し、同時に街の陰翳が失われていく。
弊店の向かいに、大変老朽化した屋根付き車庫があった。
が、昨年冬、その屋根からの落雪でお隣の青空駐車場に停めていた車のボディを傷つけてしまった。
大家さんがこれに懲り、もう他人様の車に迷惑かけられないと、今冬前にその建物を解体し青空駐車場にされた。
結局、弊店がお客様用駐車場としてお借りし、お陰様でお客様には大変喜ばれている。
が、その駐車場建物がなくなって、いきなり店の前の通りが妙に明るくなってしまった。
わが小樽の街は、「かわたれどき」や「陰翳」があってこそ独特の雰囲気を醸し出している。
それが、妙に明るくなる。
まことに、あずましくない。
今年の「おたる産シャコ祭2011」は、「シャコと帆立の出会い」となります。
小樽産のシャコは、1尾Lサイズで25cm、重さ50gもあり他では見られない大きさと滋味豊か、とりわけ秋シャコは濃密な味を誇ります。
今年から、そのシャコに並んで、小樽漁協が満を持して「帆立貝」も、会場に並びます。
小樽の帆立貝は、東北にその稚貝が出荷されるほど栽培漁業が有名なのは、余り知られていない。
で、シャコに次いで「帆立貝」をと相成った次第です。



会場を受け尽くす来場を頂いた昨年の「しゃこ祭」。
シャコパエリア、焼きシャコ、シャコ鍋に長蛇の列。

茹でる前の生シャコ。この生シャコの箱が止めどなく漁協倉庫から会場に配送されてきます。

この方は、たしか塩谷か蘭島かの漁区長さんではなかったか(^^)、漁協幹部もシャコの運び役に担ぎ出されるほど、大賑わいとなるわけです。
そんな「おたる産しゃこ祭」が今週末、11/19〜20に北運河公園で開催され、23日まで市内飲食店でシャコと帆立の独自メニューを提供するシャコフェアが開催されるのです。
この「おたる産シャコ祭」は、小樽で初めてといっていい、地場産業の水産業と観光の主体である小樽市漁協と小樽観光協会が連携したからこその成功だったといえます。
地場産業と連携した観光でなければ本物でない、とよく言われます。
が、よく言われるということは、実はそれが仲々難しい、ということの証明です。
小樽観光の必須アイテム・硝子も、今では市内に26工房がその技術とセンスを競う町になりました。
観光爆発する前の小樽には、漁網用浮玉硝子製造が細々とあるくらいで、しかもプラスチック浮玉に市場が席巻され、それに押されながらかろうじて続けられていたくらいでした。
そして25年の歳月が流れ、水産業や製造業が観光と連携する「観光プロジェクト」が、漁協と観光協会連携でのしゃこ祭を皮切りに、製造業と観光が連携する、にしん祭やガラス市やワイン祭として今始まっています。
観光25年で経験的に発展し26工房まできたガラス工房が、これから地場産業化するためのガラス工房業界団体設立への努力が始まってます。
北海道新聞市内版がシリーズで「小樽のものづくり」を連載し、先日そのフォーラムがありました。
小樽は物流港湾の町とよくいわれますが、小樽のものづくりは実はその歴史は輝くものがあります。
そう、小樽と幌内(現・三笠)間の鉄道が日本で三番目に敷設されて以来、当初はアメリカからレールから機関車やその部品まで購入してのものでしたが、日清戦争前後には自らが機関車を製造するほどの技術蓄積の機械製造業の町になります。
そしてもうひとつは北洋漁業という水産業と結び着いた「缶」製造でした。
サケ缶やカニ缶の「缶」を製造する産業です。
今でも1千分の1ミリ単位の製品製造技術を誇る工場や風力発電プロペラ駆動の精密機械製造技術を誇る工場もあり、携帯やスマホの極薄のスピーカー製造では我が国でも有数の企業もあり、北海道の冬期間の厳寒にたえる水道栓技術を蓄積する工場がある町なのです。
共に鉄道関連と製缶の技術から100年かけて裾野として発展してきています。
そう、実は小樽は産業観光の可能な町。
いろいろ編集し表現できる産業観光の可能性を持つ町なのです。
が、小樽運河観光に見られる産業「遺産」観光では成長してきましたが、観光のまちが実は製造業のまちでもあるのをまだまだ小樽人が意識していないのが、現状です。
これが、産業観光という括りでみると小樽が観光都市として更なる深みをもった成長をすることの可能性が垣間見えてきます。
話が固くなりました(^^)
さて、弊店はこのシャコ祭フェアとして参加致します。
参加メニューは、

シャコを丁寧焼き上げ、蕎麦屋の「ソバつゆ」の煮きりでお味をつけました「焼きシャコ」

そして帆立貝柱をつかった、「帆立あられ蕎麦」を今年は登場させます。
11/19〜20のおたる産シャコ祭と23日までの小樽しゃこフェア、どうぞご来場、ご来店ください。

11/11から12/25の一ヶ月半続く文字通りロングラン・クリスマスです。
小樽観光協会のプロモーション委員会で発案されて、その委員会に集う若い委員たちの献身的努力で今日まで7回開催され続けてきました。
毎年11月から年末の賑やかな雰囲気になるまでの期間は、いわゆる端境期と呼ばれ、どのまちも観光は少々元気を失う時期なのですが、これをナントかしなければと始まったわけです。
考えてみればこの時機に来樽されるお客様こそ、エアも宿も安価になって観光シーズンの観光地の喧噪を避ける旅慣れて目も舌も肥えたお客様で、そのお客様をどうお迎えする観光都市・小樽になるのかが大事ではないか、と。
新体制になった小樽観光協会は、そんな大事な時期の「ロングXマス」イベントを委員会だけに任せてきた開催スタイルを反省し小樽観光協会理事会総体で取り組み直すことを決定し、委員会も「ロングXマス」を企画した原点である、協賛していただく市内の施設に多くの参加効果をという考えに立ち返った開催を、と相なった次第です。
その発想は、11月19、20日に開催される「小樽しゃこ祭」にも、同じく通じるものがあります。
濃密で滋味豊かな「秋しゃこ」の旬は11月。
でもそんな観光端境期の時期に「しゃこ祭り」というイベントをやっても無理があるのではないか、と第一回開催の際、企画会議で言われたものでした。
が、だからこそ、観光端境期とどの町も手を抜く時期にこそ、その時期しか味わえない、小樽に来ないと食せない「しゃこ」をテーマにお客様に喜んで頂く姿勢こそが必要だろう、となって今では2日間で会場を満杯にする三万人の来場を頂く、小樽の深秋になくてはならない風物詩に成長しました。
そこには、マーケティングだ、ブランドだ、ニーズだ、という面妖なカタカナ言葉の羅列ではなく、一番大事な「思い」こそが唯一ありました。
成功の理由等々、まるで成功を計算してやったかのように語る人が、後付で出てき評価も頂きます。(^^)
が、現実は全く違い、実行委に参加する皆さんの努力は勿論ですが、「こういう企画こそ必要で求められているはずだ」とする観光現場の「思い」があって、成功に導いたのです。
そんな観光現場の「思い」こそ、大事にしたい観光都市・小樽にしたいのです。
その観光現場の思いのこもった「ポスター」を、ロングXマス会場の運河プラザで見つけました。

小樽観光協会事務局の若い職員が、イベント経費をかけられない中、準備作業に追われながら自分で作った、ロングXマス期間中だけしか販売されない、ロングXマス・セレクトショップ(運河プラザ)の案内ポスターです。
浮き球ツリーをモチーフにし、ぼかしデザインを施した、今までの小樽観光協会事務局職員のセンスでは作れなかった作品です(^^)
中国語、韓国語、英語の案内も。
ちょっと、折角の素晴らしい画像なのにそれに合うフォント選択や文字サイズのバランスが(^^)、でもロンクリの膨大な準備作業や台湾キャンペーンに事務局スタッフを裂かれたりの中、仕事に追われながらの制作だったろう、と。
でも、こんな観光現場の「思い」のこもったロングXマス・ポスターをみると、蕎麦屋親爺はたまらなく嬉しくなるのです。
小樽・ロングXマス2011。
派手さはないですが、それにかける思いだけはどこにも負けない濃いイベントです。
是非、この時期小樽に来て頂き、浮き球キャンドルツリーやメッセージツリーやロマンチックスタンプラリーや堺町通りシュークリームフェア、堺町通り巻き寿司フェアなどお楽しみ頂けたらと。

いよいよ、冬囲いの時期となりました。
左の、娘三人が蕎麦屋親爺の還暦記念に植えてくれた「いろは紅葉」は、昨年はそれ見事に色づいたが、今年は駄目で全く紅葉しないのです.

お隣の裏庭のモミジはそれは綺麗に紅葉したのに。
うぅぅむ、残念。

フジ棚の藤の枝も莚で囲いました。

仲々いいフォルムでしょう。
手前のサツキや石楠花は、丸太と縄で。
よく丸太に莚を巻き付けないのか、と聞かれます。

昔のように雪の量が半端でない時代は、弊店も莚を巻いてカバーにしました。
が、昨今の降雪量だと縄をこのように綺麗にかけるだけで、縄に降り積もった雪が蓋の役をしてくれて草花に影響はない。
ま、そういうことより、莚を巻き付けると莚が風雪で汚れてみっともなくなる、この縄だけだと汚れも目だたず、美的だから(^^)

生け垣代わりの枯れ笹もこのとおり。
冬囲いは、風物詩、やはり美しくやりたい。
ビニールゴザやビニール縄などでやったら興ざめでしょう。
丁度この日、愛知は西尾市からお客様がお昼にご来店され、これが「雪吊り」なのか、と。
スタッフは、いえ「冬囲い」です、と、(^^)
本州では、「冬囲い」は「雪吊り」というのだ、とこっそり教えて。
海外からのお客様に聞かれ教える、のも大事。
英語がしゃべれても、日本文化・風習も知らんでは説明も出来ない。
英会話と同時に日本文化や風習を教えないと、海外客接遇は意味がない。
国際観光で海外訪日客一万人を無料で招待なんてやる前に、日本文化教育を観光日本の国内向けにね、観光庁さん。
西尾市からお客様が、こんな丸太を使うのか、とも。
積雪量と雪の重さが違うので、と説明。
皆さん、そんな冬囲いの前で記念撮影されて・・・
で、冬囲いと同時に、来たものがある。
干し大根・・・

大きくていいサイズ。
二回目の納品、今年は一本@300はするといわれていたが、@190で入荷。
やはり、農家に直接頼んだのがよかった。
ニシン漬けを今日漬ける。
今年は、祝津の水産加工の身欠きにしんを使うから、味も期待できます。
と、女将が若女将を誘い、ニシン漬けづくりを今日。
「私の代になったら、ニシン漬けやめる」と叫ぶ若女将を、女将は睨み殺す(^^)
干し大根とキャベツと鷹の爪と麹と粗塩だけ。
あとは刻という調理人がすべてを決めてくれるんだから、と若女将を諭す。
もう暫く、おまちあれ。

刻の調理人が食べ頃を合図してくれるのですから。
行きたくても仲々行けなかった北海道・空知(そらち)地域の三笠市(旧幌内)に、先日行ってきた。
三笠市はその昔「幌内太」と呼ばれ、北海道で初めての鉄道である「北海道幌内鉄道」(現在のJR函館本線)で繋がる、南端・小樽と北端・三笠という関係だ。
数年前から空知・幌内炭鉱遺構を訪れたくて仕方なかった。
念願の幌内行だった。

↑ 第二次大戦中空襲標的になると解体撤去された石炭搬出用の小樽・手宮高架桟橋、 S19空襲目標になると撤去
最盛期、昭和11年には年間114万トンの石炭を幌内→小樽港から京浜工業地帯に積み出した。
北海道では積丹半島の西海岸の付け根・泊村の茅沼炭田が江戸時代函館開港と同時も一番最初に開発され採掘された。
が、石炭の質や埋蔵量等需要に間にあわず、北海道開拓使は新炭田を探索調査し、膨大な埋蔵量の良質な炭田が幌内太で発見され、あの榎本武揚が奔走しその 開発を決定、その採炭された石炭を本州に積み出す港を小樽と決め(後に室蘭港も)、その搬出のために幌内鉄道が建設された。
そして、幌内鉄道建設を指導した土木技術者が、弊店前の通り「静屋通り」の由来の「静屋(せいおく)」の号を持つ第4代北海道庁長官・北垣国道の娘婿・田辺朔郎だった。
であることから、この幌内炭田遺構と幌内鉄道は、小樽港・北防波堤・高架桟橋・トンスポーター・奥沢水源地等との関係は、「北海道の基礎の産業基盤を築いた」産業遺産同士の関係といえる。
当時の基幹エネルギーの石炭からみれば、幌内が実家で、嫁ぎ先は京浜工業地帯、その仲人が中継基地・小樽と室蘭という関係であり、共に北海道産業の「お里」=アイデンティティなのだ、と思わずにはいられない。
その実家・幌内(現・三笠)に向かう。
到着後、幌内炭鉱遺構を1時間かけて巡り、旧三笠駅から幾春別に向かう。

↑ 幌内(現・三笠市)の幾春別の、旧住友奔別炭鉱立坑櫓
幾春別の町中に入り、商店街を進むといきなり民家の屋根越しに見えてくるのが、旧住友奔別炭鉱の高さ51mの立坑櫓。
ランドマークなんて軽いカタカナ言葉など通じない超弩級産業遺構!
見上げれば身を仰け反らさざるをえない、巨大さ。
ここに行かずして、これを今まで見ずして、「産業観光だ、産業遺産観光だ」と言ってきた自らの言動が恥ずかしくなるほどの圧倒感。
帰樽し観光まちづくり仲間にいうと、しょっちゅう富良野に行く途中の道路から遠くに見えるが、近づいて観たことなかった、今度車だから行って見ると。
是非、立ち寄って見てほしい。

広大な敷地にあった炭鉱建造物は今はほぼ撤去されている。
が、広大なコンクリート基礎が散逸する撤去跡の敷地を挟んだ向かいに、・・↑の建造物がある。
歩いて近づく。
一目では見られない巨大さだ。
コンクリート2階建てに鋼材とトタン板の上屋があり、目視で幅150mはある。
「原炭ポケット」と言うのだそうな。
先ほどの立て坑から採炭された原炭には不純物も混ざり、選別された石炭がこの2階のホッパー(貯蔵庫)に溜められ、1階に列車で石炭積載貨車が進入し、2階から投下される石炭を満載し、即幌内鉄道で小樽に向かうというシステムだ。
その「原炭ポケット」とよばれる巨大な遺構の右側に近づく。
3つの巨大な開口部が並んである。
近づくとその3つの開口部にレール跡がそれぞれある。
とんでもない巨大さ、これまた超弩級サイズだ。

今も住友の所有物、中に許可なく入れない(と、いっても敷地にはもう入っている(^^))。
巨大な開口部で、これなら現在の貨車も難無く進入できる。

開口部から反対側の覗く。
デジカメのズーム機能でなんとか反対側の開口部をみれる。
上部の天井に2階の石炭ホッパー(貯蔵庫)から下で待ち受ける石炭積載用貨車に石炭を投下する穴が空いている。

デジカメのズーム機能を最大限にする。三脚があればと後悔。
なんとかストラップでデジカメを固定し撮す。
反対側の開口部の鉄扉がみ見える。
その反対側部分の「張り」は、実に丁寧な作りで美しいカーブの連続を描いていて、惚れ惚れする。
が、手前側部分の「張り」は三分の一くらいの位置から直線的張りになっている。
この「原炭ポケット」は最初反対側三分の一が建設され、採炭量が増加し生産体制が整い、一層石炭需要が高まって急いで残り三分の二が増設されて、「張り」の丁寧で美しいカーブの連続など気にかけない工事となったと推測できる。
兎に角、何から何まで圧倒される巨大炭鉱遺構だ。
この3列の開口部に三石炭積載貨車編成列車が同時に原炭ポケットに進入し、石炭を満載し、三列車が同時に出入りし、ヘルメット姿の荒くれ炭鉱夫が24時間一番方から三番方までフル操業で蠢き作業するシーンを想像する。
it's Cool,It's Sexy だったろう。
明治国家の近代化、産業に切っては切れないエネルギー・石炭を京浜工業地帯に供給する現在でいうと石油コンビナートの役割を果たした、のだから。
幾春別の町中をそぞろ歩いたわけではないが、見る限り旧住友奔別炭鉱遺構それ以外には何もない。
が、安っぽい派手さだけの土産屋などあったら、逆に興ざめだ。
明治近代国家を形成し北海道の産業基礎を築いたそんな炭鉱遺構には、品のない買物土産観光など無縁だ。
3.11FUKUSHIMAでエネルギー問題が国民レベルで論議される時代になった。
大歓迎だ。
だったら、かつて明治・大正・昭和の日本の屋台骨を支えた石炭エネギーへの認識を新たにすることは、遅くはないし、大事な作業だ。
ましてや、北海道に住み小樽や室蘭に住む北海道人は、その国のエネルギーを支えた北海道の炭鉱遺産を巡る旅こそをし、自らの「お里」=アイデンティティの再発見・再確認をする知的探求の旅に出ることをお奨めする。
机の上で教科書で教えるくらいなら、教育旅行にこの炭鉱遺産コースをつくるべきだ。
それを、アナウンスする地場発信のツアーを造成することが問われている。
可能性は十分あるし、実証されている。
札幌・小樽から旭山動物園まで距離を克服し足を伸ばす観光が現に成立しているのだから。
富良野観光の途中の道路沿いに、幌内・幾春別の炭鉱遺産は存在している。
小樽・祝津のニシン番屋に教育旅行で訪れるくらい、生徒自らがコースをプログラムする時代なのだ。
朝、ホテルから幌内(三笠)にバスで向かい、午前中で幌内炭鉱遺構を十分周遊出来、それから幌内鉄道沿いに小樽に向かい港湾遺構や総合博物館を見学し、最後は近所の祝津のニシン番屋で地場の漁協婦人部に手伝ってもらい生徒自らがつくる浜料理を食べ、古老の話を聞いてもうひとつの北海道を支えたニシン漁・漁業の産業遺産を再認識し、北海道の基礎を築いた両産業こそを再認識をする。
英語教育に狂走し韓国や沖縄やハワイに教育旅行や修学旅行にいく時代だ。
が、自らの「お里」=アイデンティティを知らずしては、海外に通じる文化性豊かな国際人としての日本人を育てることにはならない。
知的探求ツアー需要は十分ある。
定年退職を迎えた世代のそのニーズは十分ある。
廃墟マニアという名の、産業遺産の価値を認識し巡る旅をする旅人がいる。
・・・一体、観光ってなんだ、その土地の食や商品や気質を知り、その国の光(産業・自然・歴史・風土)を観る・・、それが「観光」ではなかったか。
観光=産業観光である時代に来ている、と遅まきながら再確認する幌内行だった。
空知の炭鉱遺構ツアーへのお問い合わせは、
NPO炭鉱(やま)の記憶推進事業団・そらち炭鉱(やま)の記憶マネジメントセンター
で。
先日、長引く風邪の病み上がりで体調は最悪でしたが、北海道は上川の士別市に行ってきました。
風邪で店にでていなかった蕎麦屋親爺が、治ったとなったら店を空けるのか、とスタッフの目線が鋭く背中に突き刺さる。(^^)
小樽から電車を乗り継いで4時間半で、なんとか士別市に到着。

秋晴れで空気が澄明。
天塩川と剣淵川が合流する名寄盆地の南端、真っ平らな地形の向こうに緩やかな丘陵が連なり、空がどこまでも広い。
士別は屯田兵制度最後となる兵村としてスタートし、農業の集散地と交通の要衝として発展し、今はビート精糖やサフォーク羊の牧畜に力を入れている。
その士別市博物館学芸員となったM氏から、士別で開催されるフォーラムのパネラーに来てくれと依頼された。
三年前、小樽市博物館で臨時職員として頑張り、昨年社会人採用で士別市職員になった若者。
小樽繋がりの若者がかわいがられている士別のまちづくりであるならば、そういう若者から頼まれればいやと言えなくて。
初日のフォーラムも済んだ翌朝、わざわざ見送りに来てくれたM氏がお気に入りのポイントを案内してくれるという。
しかし、その日の朝は、士別でもあまりないという朝霧が。
もうもうと沸き立つように流れ、家屋も丘も雑木林もすっぽり覆い尽くす朝霧の世界。
町をすっぽり覆い尽くした朝霧のなか、市民が星空を見にいく丘に向かうのだそうな。

波打つ丘陵地の沢からもうもうと朝霧が沸き立つ。

朝霧に煙る利休鼠の空と朝霧越しに輝くおおきな太陽とそして地平線・・、それしかない。
まあるい地平線のような丘の頂きが現れてはまた現れて、ひたすら登る。
やっと頂きに。
・・・何か不思議な気分。
この七ヶ月、奥底に居座るFUKUSHIMAのシコリとそれを抱える病み上がりの気だるい身体が、早朝の冷気でびりびり引き締まる。
周囲の利休鼠の空に澄明さが湛えられてはらわたの隅々まで染み入ってくる。
脂肪のよどみや蛋白の濁りと居座るシコリが、全身から雲散霧消していく気がしてくる。
朝靄とおぼろな雑木林と鈍い輝きの太陽のなかで、時が止まったような感覚になる。
電車の時間が迫り、我に返る。
晴れわたる景色も当然素晴らしいのだろう。
見たかったらまた来いや、といっている。
が、貴重な朝霧の世界を楽しませてもらった士別行でした。

小樽は、ツタが家々の外壁に這うまちです。
この時期、まち巡りをすると真っ赤になったツタが目を楽しませてくれる路地、小路が沢山あります。
とりわけ、小樽運河から一歩裏道や裏小路に歩をすすめると、思わず立ち尽くすほどのツタの壁に出会います。
旧国鉄手宮線の沿線から一歩小路にも。
そんな今の時期だけの、運河や堺町通りもいいですが、その喧噪からちょっと外れた、まち小路路地巡りをしてみてはいかがでしょう。

あまり陽が当たらない弊店外壁のツタでも、こうです。
陽当たりのいい家々のツタは光沢も素晴らしい赤をみることができるでしょう。
ツタや楓の紅葉やブナの黄葉巡りで疲れたら、弊店で蕎麦屋で一杯で脚にお休みさせてあげてくださいな(^^)
でも・・、FUKUSHIMAの人たちは、私たちが当たり前に楽しめる木々の紅葉・黄葉すらも楽しめない。
枯葉に残留放射能が・・・なんてことが。
何が「世界第2位の経済大国」!
何が「技術立国」なのか。
籔半は、原子力の電気ではなく安全な電気で蕎麦屋をやっていきたい。

今月は10月15日(土)の開催です。
今回は今年最後の開催となり、一年間の感謝の意を込めて「祝津、海の収穫祭」と題しまして開催させて頂きます。
毎回好評頂いています漁師のお母さん方が作る「スペシャルランチ」
今月は高級食材である冬の代名詞「アンコウ」をつかった「アンコウのスペシャル ランチ」をご提供させて頂きます。
また、アンコウのほか10月1日に解禁になったばかりの「アワビ」もお刺身としてご提供。
普段なかなか出せない贅沢メ ニュー、まさに浜のスペシャルランチです!!
スペシャルランチメニュー
・前浜で獲れたて祝津産刺身3点盛 (なんとアワビ、ホタテ、タコの3点盛)
・祝津産アンコウのとも和え (身と肝の味噌和え。いやぁ〜絶品!!)
・揚げアンコウのあんかけ (ぷりぷりのアンコウがなまら旨い!!)
・祝津産ホタテの醤油バター炒め (やっぱり祝津でホタテを食べないと!!)
・ほっけのすり身汁 (母さんの味、食べなきゃ損だよ〜)
アンコウのスペシャルランチ…なんと一人前¥980(100食限定)
ランチ券の販売は午前11:00〜/ランチは午前11:30〜となっています。
*数量に限りがございますのでお早めにお越し下さいませ。
*時化などにより一部メニューが変わる場合がございます。
さあ、10/15は祝津で、アンコウとアワビを!(^^)
今回の祝津・おさかな市の、おすすめ情報は…
・あわび焼き なんと1個500円!!(数量限定)
・数の子(ばらこ)つかみ取り 1回300円(ばらこです/先着30名様)
・ほっけの開き 5枚1000円!
・赤ガレイの一夜干し 5枚500円!
・活ホタテ 1枚70円!
このほか、アンコウなどの海産物や水産加工品を浜値でたくさんご用意しています。是非お買い求め下さい。
*いづれも数量限定でございます。品切れの際はご容赦願います。
*時化などにより一部内容を変更させて頂くことがございます。
祝津おさかな市「祝津、海の収穫祭」
日 時 10月15日(土)10:00〜15:00
場 所 茨木家中出張番屋
小樽市祝津3丁目165番地(中央バス「祝津漁港」下車、進行方向に徒歩1分)
問合せ NPO法人祝津たなげ会 携帯080-4505-2424
あわせて、10/11から白鳥番屋で開催されます ↓ にもどうぞ。
以上、祝津たなげ会ブログから転載させていただきました。
小樽にしん番屋(茨木家中出張番屋)再生物語ブログはこちらから。
過去27回、お客様にお楽しみ頂いてきた「竜乃家明朝&籔半・そばと落語の会」は、誠に勝手ながら今年は「お休み」を頂く事に相成りました。お楽しみにされていた皆様に心からお詫び申し上げます。
この 「竜乃家明朝&籔半・そばと落語の会」は、「チームそば落」の10数人のスタッフで、音響から「お仲入り」・会場設営・弊店変わり蕎麦打ち・受付スタッフというようにチームが渾然一体となって、落語二席と合間の「お仲入り」には、「当籤コーナー」、弊店板長の「変わり蕎麦」を提供し、升酒・駄菓子・ラムネなど、寄席の雰囲気を蕎麦屋のホールに登場させ、過去27回毎回満席で開催させて頂いて参りました。
しかし、今年はこの「チームそば落」スタッフの開催準備が整わず、残念ながらお休みを頂きます。
それぞれ職業を持ちながら、この「そばと落語の会」開催をやってまいりました。
今年も開催をとその準備をして参りましたが、それぞれ要職につく歳となり、どうしてもスタッフの仕事の関係で調整がつかず、来年その分も合わせて開催しようということになりました。
お楽しみにされていたお客様には誠に申し訳ございませんが、来年28回目の開催まで一回お休みを頂きます。
「チームそば落」スタッフの意のある所をお汲み取り頂きますよう、伏してお願い申し上げます。

最高気温12℃、最低気温7℃
雨の晴れ間の 店先
お隣の桜の木の葉 娘達が植えたいろは紅葉が舞い散って 那智黒の上に
今年もまた大地の恵み 黄金色の木の葉が届く季節に
例年なら この国に生まれて良かったと思わせる 黄金色のパウダー
が、ふくしまの人たちは そのように木の葉をみれなくさせられている
63回目の神無月
若さにしがみつく歳でもない
ときを丸ごと受け容れて 今の命をことほぎたい
歳の数だけ秋を過ごして
夏は味わう暇もなかった夕暮れを
どの季節よりも 好きになっている
黄金色のパウダーが舞い散る西日の中
ちびりちびりと 燗酒を嘗め目を細める
締めは 大地の恵み
農家の謙虚と職人の気迫の輝き
新蕎麦
再び、小樽奥沢水源地を取り上げる。
大正3年に創設された小樽水道発祥の貯水池、100年が経つ。
小樽の人々を100年間生かしてきてくれた水源である。
小樽港が国際貿易港となって、どれほど海外からの船に小樽のこの奥沢水源地の水が提供されたのか。
その貯水池のアース式ダムの堤体を貫く配水管から堤体本体の土砂が流出してしまい、満水位から約4m下がった地点に3〜4mの陥没箇所ができてしまった。
市・水道局さんが懸命に対応に奔走し、陥没した箇所のある堤体を秋の台風と大雨から守る対策がなった、と報道された。
ところが、陥没箇所ができたアースダムを今の法規に則って修理するには、数十億の費用がかかり、かつ、市内には他の水源が十分ありこの奥沢水源地がなくても市内の飲料水は賄えるので、やむなく貯水池を廃止する、と。
市民からは、「水すだれ」と愛称されている。
が、この階段式溢流路で、真水の浮き加減を体験し浮力の少ない水での泳ぎを覚えたものだった。
子供達のあいだで、教育システムがまだあった時代だった。
そのような子供の世界が崩壊し、水源地で子供の事故があってから周囲に金網が設置され自由にはいれなくなってしまったのか、記憶は曖昧だ。
そんなこなで、この10段の階段状の水路・「水すだれ」と呼ばれる階段式溢流路は、とりわけ市民に愛されていて、それを配慮してくれ何とかならないものかと市・水道局も色々思案中だという。
対応に苦慮される水道局さんには申し訳ないが、前記事でも書いたように「貯水池」があってこその奥沢水源地であり、「水すだれ」なのだ。
上記写真のアーチ橋は夫婦橋とよばれ、その橋の岸辺の一本桜は、毎春それは見事に水面に花筏をつくってくれるのである。
そして、陥没箇所の対策上、今は貯水池の水が抜かれてしまった。
赤土と底が剥きだしの奥沢水源地の貯水池は、・・・見たくない。
満々と水を湛える奥沢水源地であってほしい。
満水位から約4m下がった地点の陥没というが、せめて、陥没箇所の下まで水を湛えることはできないのだろうか?
実は、この奥沢水源地の水を使った水道水「小樽の水」のペットボトルは、売れ行きが順調だという。
ペットボトル「小樽の水」は塩素処理などせずに密封してあるらしく、カルキ臭さはゼロで水道水より格段に旨く、冷蔵庫で冷やせばウィスキーの水割りなどに最高なのだ。
だったら、起債をし修復資金とし、清涼飲料メーカーと交渉し販売権を譲渡し、それで得た収益を返済原資の一部にし、更に「小樽の水」のペットボトルに「代金の一部はこの水の源の貯水池修復基金に致します」旨を謳い、企業メセナ協力を得て展開をする。
そして、奥沢は将来新幹線駅が近くに出来る。
そうなれば、この奥沢水源地は格好の新幹線駅から近場の観光資源となる。
安易な利益追求のみの観光開発はゴメンだ。
が、維持管理するために統制された、逆に景観をひきたて市民を誘う開発まで否定するわけではない。
岸辺を奥沢ガーデンと銘打ち、観光で訪れるお客様の北海道の食の代表であるジンギスカンなどを提供する、景観に配慮した水辺のガーデン・レストランが出来ていい。
そして、奥沢水源地の近隣は、北海道ワイン、北の誉酒造など釀造メーカーが集積しているのである。
新幹線での疲れを癒し、
春は、新緑に映える淡い桜と前浜で取れたニシン料理、そして新酒での食を楽しむ。
夏は、濃緑の水面を魅入りながら、ジンギスカンと毛無山の小樽ワインや地ビールや小樽の蔵元の日本酒を味わう。
秋、ブナの黄、カエデの赤、トドマツ・エゾマツの緑が渾然一体となった秋こそ収穫の秋、ボンジョレヌーボーで水辺のガーデンを味わう。
冬、雪化粧を纏った山々と水面のモノクロの世界を愛でて、ホットワインや燗酒で食を味わう。
このガーデンレストランに入るには、入場料ではなく奥沢水源地基金参加料を頂き、それも起債返済財源に繰り込む。
アースダムの堤体の路上に、奥沢水源地基金寄付者のネームを彫った煉瓦を敷き詰め、奥沢水源地をその人々で復活した証にする。
ああぁ、ナントか奥沢水源地を取り戻したい。
北海道でもダムが廃止になる事例は過去ないという。
万が一堤体が大規模に破損すれば大事になるのはよくわかる。
しかし、専門外のことだが、本当に数十億も修理費用がかかるものなのか?
もっと安価に修理する方法はないものなのか?
近代土木遺産は一度失ったら二度と復元はできない。
小樽運河しかり。
この緑の小樽奥沢水源地の世界を葬り去ってしまって、なんの観光都市・小樽か。
何の近代化遺産の宝庫・小樽か!
「平成20年度土木学会選奨土木遺産」に認定された。
土木学会とも連携し、道・そして土木専門家で、再度詳細な調査を出来ないモノか?
●あの奥沢水源地が・・・by 虹の彼方 小樽潮陵61期ブログ
●【小樽ソウル】小樽奥沢水源地が・・・ 小樽籔半・蕎麦屋親爺の独り言
本記事の画像は、今年の6月に撮影された、
●デジブック広場・小樽奥沢水源地 by yuttan34
さんから転載させて頂いた。
是非、アクセスして小樽奥沢水源地の素晴らしい世界を見て頂きたい。

潮祭り
夏休み
お盆
シルバーウィーク
お彼岸
と怒濤の繁忙期をクリアしてくれたスタッフの頑張りに、定休日の前日の店仕舞の後、移転開業した近所の「らく天」で一杯飲み会を。
丁度、今月、ホールスタッフと板場スタッフの2名が誕生日を迎えて。
まだ、20代後半・・、若い。
ルタオのケーキを持ち込んで皆でハピーバースディで祝って。

これから、接客技術・調理技術研鑽が今まで以上に一層本人に身につく。
チーム・スタッフをどう引っ張っていくか、という大事なポジションにある。
色々悩みもありながら頑張ってくれている。
いわば、蕎麦屋・籔半はお客様という観客がおられて、スタッフが演じる舞台。
ホールスタッフはヒロイン。
板場スタッフは大道具・小道具係。
女将・板長・若女将は監督・助監督。
老いた蕎麦屋親爺は、せいぜい脚本担当でしかない。
皆、お客様の前でヒロインを輝かせる役回り。
が、どれが欠けても店づくりという舞台は存在しない。
陽気に呑み合うスタッフを目の前に、しみじみと楽しませてもらった。
が、若者言葉が次第に分からなくなって来ている自分に、ガックリ。

「秋分の日」「お彼岸」、秋一番の繁忙日が終わって・・・
と言っても、今の若い衆には「それなんですか?」と聞かれる昨今です。
彼等は、繁忙の三連休としか理解していない。
「『おはぎ』、『ぼた餅』ってわからんか?」
と聞いても、反応はない。
「秋分の日・お彼岸」は、朝から夕方まで自分たちは食事も出来ず、ただひたすら調理する日でしかないのが飲食店の業なのか、と。
昨夜、やっと店仕舞の直前、店前の路上で一服。
いつの間にか、行灯に柳の枝がかかるほど伸びてきて。
弊店で働いてくれる女子大生バイトさんが、
「お化け出そうでおっかない」
と面と向かって言い放ってくれて・・、もうこの手の若者には適いません。
が、昼間目立ちませんが、行灯もこうやって夜撮ると黄ばみが目立ってきました。
この行灯の文字を10年ほど前にMacで篆書書体をいじってつくり、看板屋さんに依頼したら、
「今風の漫画文字ですか? それにこんな読めない文字で!」
と、言われてショック。
が、それも今は言われなくなりました。(^^)

が、未だシンプルで気に入っている。
そんな、ぼんやり物思いにふけっていると・・・、お帰りになる家族連れのお客様が笑顔で。
お見送りの挨拶をすると、
「去年、子供の写真をブログにアップして頂いて」
と、お母様から声掛け頂いて。
年老いて腐臭を放ってアルコールの海に漂う脳髄のシナプスがかろうじて繋がって。
これです。

それが、こんな大きくなって。
この門灯の前で何人のお客様の写真を撮ったことか・・・。

深い秋。
見わたしても、花のない、深い静かな時節。
日々が遅滞なく進行しやすい、好機でもある。
長月に、別名、蕎麦刈月と加えたい。
土に稔る作物に等しく、
年の始めより心にかけた作業が、仕事が、
形となり、色を増して姿を見せる、
収穫の時をむかえる。
もとより、事のすべてが唯一人で成就するものでない。
が、一人が動き、作意し、吟味しての豊穰にほかならぬ。
やりとげた事、思いのみで至らなかった事、そして成すべき事。
一人静かに、秋の気を呼吸する、深思の時を大切にしたい。
「十月こそ侘びなれ」の一言を味読しつつ。
一日の終わりには、辛口の酒と 新蕎麦
ともに謙虚と気迫の輝き。
遠くで 淡い緑の 新蕎麦
九月二三日より
小樽・蕎麦屋・籔半、開始ございます。
小樽奥沢水源地。
夏の緑の世界のすばらしさ。
春の水辺の、新緑に映える桜も素晴らしい。
紅葉が水辺に映える秋も素晴らしい。
小樽水道発祥地で大正3年9月に完成した小樽近代化遺産というと堅苦しく聞こえるが、小樽市民にとって命の糧の水は勿論、桜の花見、秋の観楓会、子供達の遠足やハイキング、若者のデートコースと約100年親しまれてきた。
禁止されていたが、私の子供時代はこっそり泳ぎもしたものだった。
その水の旨さも素晴らしい。
水源地に勤務する水道局職員さんから分けてもらったこの水源地の水で割った、ウィスキーの水割りは、格別だった。
この水源地の、アースダムの堤体に陥没箇所が発見され、それを修復するのに今の安全規定に合わせると数十億円の費用がかかり、ダム自身を廃止せざるを得ないのだという。
近代化遺産の宝庫・小樽の宿命なのか・・・
この素晴らしい世界を味わえなくなるのか。
階段式溢流路、つまり10段の階段状の水路、通称:水すだれも市民に愛されていて何とかならないものかと、市も色々思案中だという。
だが、私にとっての奥沢水源地は、この樹木に覆われたダム湖全体だ。
天狗山の伏流水や勝納川源流から水たちは流れ込み、しばしのまどろみをこの奥沢水源地でとる。
そのまどろみの水面が映し出す様々な色彩があっての、奥沢水源地だった。
それが・・・。

しりべし・後志には、20の市町村があります。20の市町村には、燻し銀の産品や店々があります。 みな、それぞれ面白い顔をしています。
でも、そのしりべし・後志に住んでいる人が、それをわからない、知ることが出来ない。
だったら、やってやろうじゃないのと4年前から開催した。
それが、「後志収穫祭」なのです。
詳細は、下のチラシ画像をクリック下さい。

10年前たちあげた広域後志観光ポータルサイト「しりべしiネット」が、主婦感覚で後志の20の市町村のこれはという産品に目をつけ、お声がけして始まったのが
「後志収穫祭」
でした。
最初は、「おまえら、ナンボのもんじゃい?」と言われました。
が、いまでは約50の出店で、ウィングベィ小樽の最大の広場・ネィチャーチェンバーでももう限界なくらいの出展数。
二日間の開催で4万人の札幌圏・小樽のお客様に来場頂くようになりました。
お客様の数も嬉しいですが、しりべし・後志の20の町々の自慢の産品を知っていただけるのが何よりも嬉しい。
そして、それがきっかけでしりべし・後志の20の町々に行って頂く「きっかけ」になってくれれば、もっと嬉しい。そんなイベントになりました。
出店するお店のスタッフ以外は、皆、「しりべしiネット」を運営するのに関わってきてきれた地域の仲間、国・道・市町村の仲間です。 そんな仲間が年に一度かけつけてくれるのです。
デパート催事でよく見かけるプロの販促員ではありません。
だから、二日目、売り残りの品がある出店があるとなると、皆さんがその出店にかけつけ、完売しようと頑張ります。
それが、後志広域観光を手がける地域の仲間の心意気なのです。
今ではプロの販促員も顔負けという方もおられて(^^)
昨年から後志の海の町の水産加工組合の皆さんも出店されるようになりました。
そんな地域の仲間が頑張るイベントです。
まだまだ泥臭いイベントですが、この泥臭さを忘れたら駄目なんだと思う一方、もう少しイベント全体のグレードを高めないと駄目だとも。
身の丈で、持続していくのです。
そんな「後志収穫祭」です。
今日、明日と2日間、小樽ウィングベィ・ネィチャーチェンバー会場で開催です。
是非、ご来場ください。

待ちに待っていた、積丹半島は神恵内村赤石産の、今年の「粒雲丹」が入荷しました。
芳醇な海の香りが口中に広がり、それをコシの強い純米酒「ひこ孫」や「鷹勇」と交互に味わう。
ささやかだけれど、贅沢の極み。
2008年の台風18号で神恵内村の大森海岸の巨大な大森大橋が破壊され、後志広域観光の仲間・しりべしiセンターが義捐金を募りそれを持参したところ、知り合うことができた神恵内村の漁師さんの「粒雲丹」です。
色合いは、赤ウニだけの粒ウニに負けますが味はお奨めの粒雲丹です。
ウニ漁の船も全て流され破壊されて・・・
でも、ウニ漁で一番大事なのは船の櫂(かい)。
ホウの木で作る車櫂でなきゃ駄目で、それをホウの木の大木が少なくなって作ってもらうには1年は待たないとならない、と。
そんなこと知らない蕎麦屋親爺は、唸るだけでした。
ウニ漁に頑張る漁師さんにも、乾杯して召し上がってください。


9/18~19の両日、小樽ウィングベィのネィチャーチェンバー広場で開催される、
「後志収穫祭」
では、後志の海の町の「粒雲丹」が格安で販売されます。
後志の海の町が、自分たちの町の自慢の「粒雲丹」を持って駆けつけてくれますよ。
おぉっと、海だけでなく山の幸も。
私は、チーズを狙ってます。
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今冬の小樽・蕎麦屋・籔半の「ニシン漬け」は今日明日でお仕舞いです。
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