小樽・籔半・蕎麦屋親爺の独り言

たかが蕎麦屋されど蕎麦屋の蕎麦屋親爺が綴る、血も涙もある無責任と、花も実もある自己顕示ブログ

2008年03月

明日から新年度

庭先の藤棚

 弊店の庭先の雪もすっかり解け、瓦屋根から落ちた氷塊でまっ二つに折れた藤棚も修理が終わった。
裏庭のフキノトウ

 裏庭には、砂利の中からフキノトウが姿を。

 さあ、新年度が始まる。

しりーず:小樽のお宝:ベコ餅ロマン(2)

ベコ餅松月堂さん

 小樽は稲穂町・松月堂さんの《べこ餅》
 木の葉型で葉脈もしっかりして、黒砂糖で全体が茶色。

 前記事の花園町・水晶堂製《べこ餅》は、水滴型。
 この二つの《ベコ餅》を比べると、「べっ甲餅」から「べこ餅」になった(前記事参照)かも、と。
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シリーズ・小樽のお宝:べこ餅ロマン(1)4

ベコ餅水晶堂_429

 小樽のソールフーズ(^^)、《べこ餅》。
 第一回は、花園水晶堂さんの《べこ餅》。
 普通(?)は白と茶色だが、水晶堂さんの《べこ餅》は全体が茶色。
 このように全体が茶色の《べこ餅》は、函館など道南の町のお餅屋さんに多い。
 水晶堂さんは函館がルーツなのかも知れない。(^^)

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小樽熊碓海岸(船浜)に群来が!5

>熊石藻場

 昨日、蕎麦屋の会議で札幌に向かう。
 車窓から、《群来》がきた小樽熊碓(くまうす)海岸(船浜町)を撮る。
 群来というのは、浅瀬の海藻に卵を産みつけるため大挙して押し寄せる鰊の群のこと。
 まさか、私が生きているうちに群来がくるとは!
 小樽人のDNAか、漁師でもない私がこれほど胸躍るのだから、漁師の皆さんの気持ちやいかばかりか!

ホンダワラに産みつけられた鰊の卵

 ホンダワラが産みつけられた鰊の卵で重く垂れ下がる!
 小樽市漁協ホームページから転載。


 毎年春になると、北海道の日本海側の住民たちは息をひそめて「それ」を待った。
 子供たちはいつものように大きな声を出して遊ぶのを禁じられた。
 焚き火や、寺の鐘を突くことさえも控えた。
 そうまでして、浜の人々が一日千秋の思いで待ちわびたものは「鰊群来=にしんくき」。
 
 漁協のウェブサイトを是非!
  栄華再び NISHIN

 さあ、群来の再来を祝して、今晩の蕎麦屋で一杯の酒肴は、BYWAY後志上下卷と英語版の寿都鰊御殿記事と籔半《にしん棒煮》で、いかがでしょうか(^^)

 鰊棒煮

BYWAY後志英語版第一号発刊

BYWAY後志英語バージョン01


 後志を訪れるお客様に、よりディープな後志を、後志人を通して知って頂くインタビューマガジン 《BYWAY後志》が 海外から訪れる外国人観光客にも後志全エリアを周遊してもらおうと、英語版を発刊した。続きを読む

花同じうして人おなじからず

余市シリパ岬の夕日

 わが後志から今年も多くの人が新天地へ異動する季節がきた。
 その送別の宴が連続する日々。
 一昨日もその宴で倶知安に向かう。
 途中 夕日が沈む余市シリパ岬が奇麗で 車を停めてもらって。

 旅立つ人と、この風景を又共に楽しむ機会があることを、と。
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若女将修業開始5

女将と若女将就業中

 2008年3月6日、本州から帰省した娘が《若女将》修業を開始致しました。

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丸証さんの屋根越しの青空

丸証さんの屋根越しの青空

春の到来を告げる 
雲一つない
抜けるような青空

・・・
弊店向かいの
金融会社丸証さんの
手入れの行き届いた
格子窓が作る陰影

元祝津鰊場網元
白鳥家別邸で
旧キャバレー現代の
建物と丸証建物が
この静屋通りに
一種独特の雰囲気を
醸し出している

丸証建物の右の
郷土料理屋・うろこ
の撤去跡の空き地は
どうせマンションが
なんの深みもない
敷地ぎりぎりに
申しわけ程度の樹木
のエントランスだけ
を作つだけで
のさばるのか
 
いつまでもこの風景
静屋通りにあること
を祈りたい

が、昨今の駅近マン
ションブームは
札幌を過飽和にし
小樽にまで押し寄せてきており 少しも油断できない

住民から喝采をあびるようなそんなマンションの建設・・・
あるわけないか?

外はつららが、でも

つらら


 やっと雲一つない 3月3日の桃の節句
 外は見事なツララが
 でも 弊店の蔵戸前では・・・

3月3日ひな祭り


 山形県白鷹町の啓翁桜が花を散らせ そして鮮やかな新緑の若葉を芽吹かせて・・・
 雪あかりの路で開催された「観光まちづくりシンポジウム」の会話録のテープ起こしに懸命に頑張ってくれたしりべしツーリズムサポートのIさんから送られた生原稿の校正で、充血した目に、その小さな緑がまぶしすぎる。
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    定価¥1,050 弊店で販売中。
    極みのローカルグルメ旅 柏井壽著

    弊店をご紹介頂きました。

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    ・・・最初にお断りしておきたいのは・・・〈食〉をランクづけしたり、星の数で評価しようとなさる向きにはお役にたてないだろうことを、あらかじめお断りしておく。
    (「はじめに」より抜粋)

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