
2006.2.10pm5:00、小樽運河・浅草橋街園の雪あかりの路本部テント前広場は、オープンセレモニーを待つ来場者とTV・マスコミと雪あかりの路フォトコンテストに応募するアマチュアカメラマンのカメラの放列、韓国からもTVカメラクルーが2社。
前夜降りも降ったり41cmもの積雪に、実行委スタッフはせっかく前夜まで作成した雪のオブジェやスノーキャンドルの雪払いでおおわらわ。
過去8回雪不足に悩まされて除雪業者さんに何とかお願いして山から雪を会場に運んだことはあるが雪の多さに悩まされるのは過去にない。
韓国・オーストラリア・台湾から総勢58名の海外ボランティアを加え毎日150〜200名弱のスタッフによって何とかオープンにこぎ着けた。
前夜はマイナス9度、オープン日はマイナス2.7度の気温、だがどんどん気温は下がっていく中開会宣言とセレモニー。
今年の目玉は北海道観光連盟が小樽・雪あかりの路企画で海外から雪あかりの路結婚式を募集、50組の応募から抽選で韓国のペアが招かれ、小樽運河近くの教会で式を挙げ人力車でセレモニー会場の浅草橋に到着。
来場者と韓国からの雪あかりの路ボランティアスタッフに感性と握手で迎えられ祝福をうけた。
雪あかりの路らしい、ほのぼのとした光景。
博物館も中庭を初めて開放、雪山をスクリーンにオタモイ竜宮閣の画像が綺麗に映っていいムード。小樽運河プラザの道路際の大窓の前のベンチは路上のスノーキャンドルをゆっくりみられる最高の空間。 カップルが熱々ムード。
でもこの雪あかりの路を運営するのは10日間延べ1500〜2000人の実行委スタッフが寒さからくる疲れをものともせず、期間中メンテのスノーキャンドルづくり、ろうそく削り、浮玉キャンドルの毎夕毎夜の設置と撤収を繰り返しています。
この雪あかりの路のスタッフたちに優しく励ましの声を。
雪あかりの路が与えてくれる優しさのお返しに皆さんの優しさもお願いします。
雪あかりの路のBGMは来場される皆さんの綺麗!という感嘆の声と「頑張って」という励ましの声です。
今の時代一番の贅沢「静けさ」
そんな祭・雪あかりの路をお楽しみください。
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スタートの日を迎えるまでは、年ごとに地元の皆さんの苦心があったことと思いますが、ネットの情報を見ていますと、今年は特別大変な開幕だったことを知りました。
美しいあかりの光景の中に、あかりをともすスタッフの人々の姿が自然に溶け込んでいるのも、このイベントの持つ温かさだと思います。
私自身にとっても8回目の雪あかりの路。今週末の訪問を楽しみにしています。