荒川さん見てフィギュアの道に 14歳白岩、大器の予感 全日本選手権5位、世界ジュニアへ
毎日新聞
女子シングルで5位となった白岩優奈のフリーの演技=手塚耕一郎撮影
 27日まで行われたフィギュアスケートの全日本選手権女子で、今季ジュニアデビューした14歳の白岩優奈(ゆうな)=京都醍醐ク=が5位に入った。将来を期待される本田真凜(まりん)=大阪・関大中、13歳の青木祐奈(ゆな)=神奈川ク=と同じ中学2年生。来年3月の世界ジュニア選手権(ハンガリー・デブレツェン)の代表に決まり、さらなる飛躍を目指す。【福田智沙】

 27日のフリーで観客を驚かせた。基礎点が1・1倍となる演技後半に高難度の3回転ルッツ−3回転トーループ−2回転ループの3連続ジャンプを決めた。演技冒頭ではルッツ−トーループの連続3回転ジャンプを着氷。前日のショートプログラム(SP)の直前練習で右足のかかとを痛めた影響も感じさせず、ほぼ完璧に勢いを切らすことなく滑りきった。124・41点の高得点に「うれしい」と喜んだ。

 スケートを始めたきっかけは、2006年トリノ五輪で金メダルを獲得した荒川静香さんの演技を見たこと。母が夜中の生中継を見ていたところ、起きてきて「きれい。これがやりたい」と言い、同年秋から始めた。本田や宮原知子(大阪・関大高)と同じ浜田美栄コーチに師事。運動能力が高く、瞬発力もある。自信のあるジャンプはキレが鋭く、連続3回転ジャンプは二つ目のジャンプでトーループだけでなく、トーループよりも難しいループも跳べる。

 今季はジュニアグランプリ(GP)で2連勝してジュニアGPファイナルに進出。11月の全日本ジュニアでは2位に入った。

 飛躍のきっかけは昨年の全日本ジュニアの悔しさにある。ジュニアの下のカテゴリーのノービスの選手として出場したが、SPで得意のジャンプを失敗して27位。フリーに進める24人に入れなかった。

 「昔から滑りは下手と言われて気にしていなかったけど、昨年、ジャンプの失敗で滑りも大事だと知った」。強化に本腰を入れて滑りのスピードが増してきているが「スピン、ステップの加点をもらえるように、滑りも成長させたい」と誓う。

 名前の由来は秋篠宮家の次女佳子さまのお印である花「ゆうな」から。大きく花開く可能性を秘めている。

Yuna Shiraiwa - 2015 Japanese Nationals SP 投稿者 japanskate
Yuna Shiraiwa - 2015 Japanese Nationals FS 投稿者 japanskate

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