2009年08月17日
お薦めの一冊
齊藤です。
お盆も終わって、夏もそろそろ終盤に差し掛かってきました。
夏の次は秋ということで、秋と言えば「読書の秋」です。そんなわけで、今日はお薦めの本を紹介したいと思います。
白石一文の「私という運命について」です。
普通のキャリアウーマン(主人公)の会社内や家族の人間模様を丁寧に描き込み、それらの影響も含めて1人の人生が決定づけられていくという、一人の女性の波瀾万丈の10年を描いた長編小説です。
そもそも、生と死や、生命についてを一貫してテーマにしてきた白石一文の作品が大好きで色々と読みあさっていたのですが、今まで読んだ彼の作品は、主人公が男性で、常に男目線での偏った視点(意図的に)で描かれているものがほとんどでした。
しかし、この作品は女性が主人公で、表現も柔らかく、彼の新たな一面をみた気がします。とはいっても、根底にあるテーマは他の作品と同様、一貫しています。
この作品は女性の読者が多いようですが、性別を問わず、十分に楽しめます。ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
お盆も終わって、夏もそろそろ終盤に差し掛かってきました。
夏の次は秋ということで、秋と言えば「読書の秋」です。そんなわけで、今日はお薦めの本を紹介したいと思います。
白石一文の「私という運命について」です。
普通のキャリアウーマン(主人公)の会社内や家族の人間模様を丁寧に描き込み、それらの影響も含めて1人の人生が決定づけられていくという、一人の女性の波瀾万丈の10年を描いた長編小説です。
そもそも、生と死や、生命についてを一貫してテーマにしてきた白石一文の作品が大好きで色々と読みあさっていたのですが、今まで読んだ彼の作品は、主人公が男性で、常に男目線での偏った視点(意図的に)で描かれているものがほとんどでした。
しかし、この作品は女性が主人公で、表現も柔らかく、彼の新たな一面をみた気がします。とはいっても、根底にあるテーマは他の作品と同様、一貫しています。
この作品は女性の読者が多いようですが、性別を問わず、十分に楽しめます。ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。