2016年10月29日

木枯らしが吹く季節、なぜか恵比寿様と親しくなれる…

帰巣本能が睡魔に負けてしまうと…
恵比寿様が…ただし、朝6時に撮影恵比寿様がお迎えしてくれます。

高崎駅は上越新幹線の下り最終列車の終着駅です。

木枯らしが吹く季節になると、なぜか乗り過ごしが多くなりますが、その理由は明確には説明できません。

終電で乗り過ごしてしまったら、その後どうするか…。

新幹線の乗り越し分を清算してタクシーで帰宅することが考えられますが、それをやると合計2万円の出費になります。

そこで、乗り越し分を清算せずに駅を出て、駅前のホテルに泊まって翌朝の東京行き新幹線で目的地の熊谷駅に戻ると、ホテル代4,320円の出費で済ませることができます。

駅の改札口で「乗り過ごしです、朝一番で戻ります」と駅員さんに告げると…
「高崎誤乗」証明書「誤乗高崎」という証明書を出してくれます(この時、熊谷から高崎までの乗り越し料金が請求されることはありません。)から、この証明書を大事に保管します。

これがあると、明朝の熊谷までの戻りの料金も無料になります。

おかげさまで、ホテルでゆっくり休めるわけです。

ゆっくり休むアイテムは何でしょうか?

おわかりですよね。

これですよ…
のんびり←これ!

自動販売機で入手したビールとおつまみ。

いや、ビールではなくビール系飲料ですね。

でも、調子こいて夜更かしすると、大変な朝を迎えてしまいます。

「高崎誤乗」証明書は使用制限がありまして、朝6時17分の始発に乗らないと往復の正規料金が必要になるのです。

そういう事情で朝をゆっくり迎えることは不可能ですが…
熊谷駅6:36着スマホのアラームで5時半に起床できました。

少し睡眠不足ですが、6時36分には熊谷駅に着くことができて、めでたし!
  

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2016年10月28日

特許法104条の3(いわゆるダブルトラック規定)…大いに議論しましょう!

「知的財産法研究の輪」は…
知的財産法研究の輪発明推進協会の書籍です。

この書籍の233〜251頁に、私の論考 「特許法104条の3(いわゆるダブルトラック規定)に内在する諸問題」が掲載されています。

渋谷達紀教授を追悼する論文集です。

渋谷先生との思い出は、このブログ(2016年10月1日)にも書いています。

特許法104条の3の規定は、キルビー特許最高裁判決を受けて立法されていますが、立法の過程で判決の趣旨を拡張解釈して成文化されているため、特許制度の健全な発展において問題のある内容になっています。

ダブルトラック規定の必要性は認めますが、見直しが必要であり、これを論考しています。

特許制度の関係者の中では議論の多いテーマであって、異論や反論が予想されるので事務所の所長として論考するのは躊躇するところもありましたが、これを承知の上で(むしろ、異論や反論をいただきたく思い)、出版元の了承を得てインターネット上で公開しました。

特許法104条の3(いわゆるダブルトラック規定)に内在する諸問題…大いに議論しましょう!
  
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2016年10月24日

為替に関する根本認識を変えても良い時期?

財務省から貿易収支統計が…
貿易統計発表されました。

2016年度4-9月期の貿易収支は2兆4579億円の黒字であり、東日本大震災前の水準を超えているようです。

所得収支は定常的に黒字ですから、経常収支は当然黒字です。

「アベノミクスは順調…大成功だ!」
…そういう声も出てきそうですが、統計の中身を点検すると単純には喜べません。

貿易収支は、[輸出]−[輸入]で決まりますから、輸出額が大きく増えた場合はもちろん、輸出額が増えなくても(仮に輸出額が減っても)輸入額が大きく減れば黒字化します。

そこで4-9月期の統計数字をチェックすると…
・輸出額は前年同期比9.9%減少、
・輸入額は前年同期比19.1%減少、
でしたから…
輸出額は減ったが輸入額はそれ以上に減ったので貿易黒字になった、ということです。

アベノミクスの異次元金融緩和・円安政策は、国内の生産コストを下げて輸出を増やすというものでしたが、結果はその真逆で輸出額は減ってしまったわけです。

アベノミクスは時代錯誤の政策(高度成長下での輸出立国型の経済政策であって、内需主導で海外は現地生産型の成熟経済の現代日本にはマッチしない政策)であることが証明されているわけで、いつまでこの1970〜80年代型の「古き良き時代」の政策を続けるのでしょうか。

財務省は、自動車関連を始めとして「海外拠点での生産移管が増えている」のが、輸出額が伸びない原因と指摘している(これは正しいし、これが所得収支の黒字の原因になっている!)ようですが、そうであるならアベノミクス=円安政策は、日本経済にとって逆噴射政策ではないのでしょうか。

円高になると輸出型企業の利益(あくまで円貨での利益)が減って株安になるから困る、というロジック自体は正しいです…
が、輸出比率が50%を超える輸出型企業は東証一部上場銘柄のうち8%に過ぎませんから、日本経済全体で考えると円高恐怖症/円安善玉論は奇妙な(逆さまの?)議論です。

「自国通貨が下落して(円安になって)喜んで、株価が上がるなんて酔狂な市場は東京だけ」、と指摘する識者もいますが、そろそろ為替に関する根本認識を変えても良い時期じゃないのでしょうか。

参考までに付言すると…
輸入額が2割以上も減ったのは、周知の通り国際的な原油価格(ドルベース)の下落が続いているからで、アベノミクスとは何の関わりもありません。
  
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2016年10月23日

アメリカ大統領選挙で賭博行為が許されるなら、どちらに賭けるか?

アメリカ大統領選挙は来月8日、その結果を世界中が注目していますが、前代未聞の選挙戦です。

計算高く話すけれども「嘘つき」というレッテルが付いた本命候補が勝つか、
それとも、
本音で話すけれども「暴言」とスキャンダルが付きまとう穴馬候補が勝つか。

「さすがに穴馬当選はないだろう」というのが世界中のメディアの論調ですが、まさかの穴馬当選も有り得ない話ではない、と思わせるのが…
これが背景だ!こちらのデータです。

アメリカ国立疾病対策センターが発表したデータで、ウオールストリートジャーナルにも掲載されました。

写真は、こちらの書籍の147ページです。

上のグラフは人口10万人当たりの中年層の死亡率で、アメリカ中年(45~54歳)の死亡率が顕著に増加しているのが読み取れます。
これは、
かなりの衝撃的です。
欧米先進国の中年層はもちろん、アメリカ国内のヒスパニックも中年層の死亡率は低下しているのに、アメリカの白人中年層だけが死亡率が増えているのです。

下のグラフはその死因で、薬物・アルコール過剰摂取が顕著に増加し、それに次いで自殺が増加しているのがわかります。
これは、
さらに衝撃的です。
麻薬に依存し、安酒に溺れて働き盛りの45~54歳という年齢でこの世を去っていく白人が、年ごとに増えている。

このような没落する白人中年層には、当然にその親の世代(白人高年層)がいるし、その子の世代(白人若年層)もいるはずです。
そうだとすると、
アメリカの白人中年層を中心とする白人社会には、現状に対する強烈な不満が渦巻いており、それが強固なトランプ支持層になっているのではないか。

このような背景の根深さを考えると、過去のセクハラ発言や特定の人たちへの蔑視的な発言は、支持層の投票行動には余り影響を与えないのではないか、と思うのです。

アメリカの大手メディアから発信され、日本のメディアでフィルターを通して伝わってくる「世論」は、本命候補で決まりということです。
しかし、
そのような本命候補という選択は、選挙民にとっては現状肯定を意味します。

現状満足/肯定派が勝つか、それとも現状不満/否定派が勝つのか、という二者択一を考えた時には、結果が「まさか…」に転ぶ確率は決して低くない。

そのことは英国のEU離脱投票でも示されており、そもそもトランプが共和党大統領候補になり、サンダースが民主党の本命候補を最後の最後まで追い詰めたこと自体、今の状況下では「まさか…」はそこそこ有り得るように思うのです。

アメリカ大統領選挙の行方がどうなるか目が離せませんが、もしも賭博行為が可能だったら、私自身は本命に賭けて小さいリターンを狙うより「まさか…」に賭けて大きなリターンを狙いますね〜〜。
  
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2016年10月22日

トホホのスキャンダル合戦は、未曾有の危機前夜の証拠?

日本も世界も、「まさか!」と叫びたくなる出来事が多い。

こういう時は…
今週の読書色々と書籍から情報注入しておくことが欠かせない。

今週末は、ニュースキャスターの辛坊治郎さんの本と、某大手新聞編集委員の滝田洋一さんの本を読んでみました。

読んでみて、「やっぱり日本も世界も混沌としている」というのがわかった次第。

今年も、あと2ヶ月足らずですが、色々とありそうです。

なんと言っても最大の注目はアメリカ大統領選挙の帰趨でしょうが、ちょっとばかりお下劣な選挙戦になっているのが気がかりです。

世界のトップリーダーを決める選挙が、双方とも前代未聞のスキャンダル合戦になっている、、、全くトホホですね。
  
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2016年10月16日

天国に届け! ありがとう!

創英東京本部が入居する丸の内マイプラザは複合施設です。

その一つである明治生命館…
明治生命館昭和9年竣工で重要文化財にも指定された由緒ある建物です。

こちらのレストランでは結婚式・披露宴を執り行うことができます。

レストラン名はセンチュリーコート丸の内

このレストランは戦前は紳士淑女の社交場として、敗戦後は占領軍に接収されて連合軍将校たちの社交場となっていたという、歴史のある施設です。

この日の式典は創英メンバーが新郎でして、謹んで出席させて頂きました。

神父さんが…
結婚宣言高らかに結婚宣言!

そして祝いの曲。

「おおー、いいね〜!」

思わず口ずさんでしまいました。

音楽がピアニストの生演奏、そして歌がソロの外国人歌手の生歌唱でしたが、たいへん聞き応えがあったのです。

結婚式場は歓喜の拍手に包まれました。

創英メンバーが主役となった披露宴では…
スピーチ私にスピーチが回ってきます。

失礼があってはいけないが、つまらないスピーチも良くない。

披露宴の冒頭のスピーチは毎回、けっこう気を使うのですが、今回は新郎新婦の笑いを誘いながら、おおむね短めで無難にまとめることができたと自分では思っているのですが、いかがだったでしょうか?

なお、新郎新婦を立たせたままスピーチしたわけではありませんので、誤解なきよう。

披露宴が盛り上がる中で…
バンザイ創英メンバーによる恒例行事は、、、

新郎新婦を囲んでバンザ〜イ!

「せ〜〜の」という掛け声に合わせてやるのですが、今回も完璧に決まりました。

気持ち良いですね。

こちらは…
ウェディングケーキウェディングケーキに入刀するセレモニー後の新郎新婦。

笑顔が溢れています。

この写真は、入刀直後に最前列に割り込んで撮影したのですが、我ながらナイスショットと思っています。

構図も、なかなか良いと思いませんか?…と自画自賛。

楽しい時間は過ぎるのが早い。

お開きの挨拶で…
お開きの挨拶マイクを握ったのは新郎のお父さんでした。

出席者に対する感謝の言葉に引き続いて語られたのは、新婦のお父さんのこと。

新婦の挙式を前にして他界されたのです。

涙、涙、涙、、、

還暦を過ぎた頃から涙腺が弱くなっている私は、何度も涙ぐんでしまいました。

二人の幸せを、天国から見守っていて下さい…合掌。

最後に…
料理長と料理長とツーショット。

センチュリーコート丸の内の料理長です。

この方の料理、凄いんですよ。

素材の旨さを最大限に引き出してくれる、プロ中のプロです。

料理が美味しいと、披露宴は本当に楽しくなります。

その料理を一品…
うまい!写真で紹介します。

マグロとオマール海老、これをフルーツトマトで囲んでいます。

美味しくて爽やか。

白ワインにぴったりでしたが、このワインも絶品でしたね。

センチュリーコート丸の内、料理もワインも、そして洗練されたスタッフのサービスも、なかなかのもんです!

会場から丸の内マイプラザの玄関ホールに出たところで…
三姉妹見覚えのある女の子たちに会いました。

東京ディズニーランドでの創英家族イベントで会った三姉妹です。

一緒に戯れる(?)オジサンは、新郎と同じ特許部門で働く弁理士。

休日で丸の内を家族で散策していた様子で、奥様の姿もありました。

「ブログに載せますよ〜〜!」と言って「はい、ポーズ!」
  
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2016年10月15日

創英は、野球◎○大歓迎!

逆光の写真ですが…
逆光ですが…久しぶりの秋晴れとなった江戸川の河川敷。

創英野球部が出場するパテント杯野球大会の公式戦が行われました。

対戦相手は日本弁理士会内の有志弁理士の会派チームでした。

創英野球部は、商標部門の若手弁理士N君の力投などがあって、たいへん緊張感のある試合運びをしました。

残念ながら試合では…
残念ながら…打撃陣が控えめだったため、創英野球部は負けちゃいました。

今年は天候不順で、試合の予定日が延び延びになっています。

不運にも、主力選手である2名の若手弁理士が、一人はアメリカで知財研修、もう一人はインドネシアでの国際会議出席で参加できませんでした。

更に、何人かの選手の不都合が重なり、ぎりぎりの人数の創英在籍メンバーでチームを組んだのです。

今日の試合で頑張った創英野球部の面々は…
頑張った笑顔!こちらです。

みんな全力を出し切った後のスッキリした笑顔です。

今年のシーズンは終了したので、この後は来年に向けて、特上/恒例の焼肉パーティですかね?

創英は業容拡大中につき、意欲の高い若手の人財を大募集中ですが、野球をやってみたい方は、大歓迎ですよ!





  
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