帰巣本能が睡魔に負けてしまうと…
恵比寿様がお迎えしてくれます。
高崎駅は上越新幹線の下り最終列車の終着駅です。
木枯らしが吹く季節になると、なぜか乗り過ごしが多くなりますが、その理由は明確には説明できません。
終電で乗り過ごしてしまったら、その後どうするか…。
新幹線の乗り越し分を清算してタクシーで帰宅することが考えられますが、それをやると合計2万円の出費になります。
そこで、乗り越し分を清算せずに駅を出て、駅前のホテルに泊まって翌朝の東京行き新幹線で目的地の熊谷駅に戻ると、ホテル代4,320円の出費で済ませることができます。
駅の改札口で「乗り過ごしです、朝一番で戻ります」と駅員さんに告げると…
「誤乗高崎」という証明書を出してくれます(この時、熊谷から高崎までの乗り越し料金が請求されることはありません。)から、この証明書を大事に保管します。
これがあると、明朝の熊谷までの戻りの料金も無料になります。
おかげさまで、ホテルでゆっくり休めるわけです。
ゆっくり休むアイテムは何でしょうか?
おわかりですよね。
これですよ…
←これ!
自動販売機で入手したビールとおつまみ。
いや、ビールではなくビール系飲料ですね。
でも、調子こいて夜更かしすると、大変な朝を迎えてしまいます。
「高崎誤乗」証明書は使用制限がありまして、朝6時17分の始発に乗らないと往復の正規料金が必要になるのです。
そういう事情で朝をゆっくり迎えることは不可能ですが…
スマホのアラームで5時半に起床できました。
少し睡眠不足ですが、6時36分には熊谷駅に着くことができて、めでたし!