ある知財関係の団体から、
最近の弁理士の知財の条約の知識/実務の処理力
等に関するアンケートを求められました。
平成15年以降の弁理士が在籍する特許事務所向けのアンケートです。
その回答に窮して、
放っておいたら督促が来た!
ので、「実質的には回答不能」と回答しました。
ある知財関係の団体から、
最近の弁理士の知財の条約の知識/実務の処理力
等に関するアンケートを求められました。
平成15年以降の弁理士が在籍する特許事務所向けのアンケートです。
その回答に窮して、
放っておいたら督促が来た!
ので、「実質的には回答不能」と回答しました。
アンケートの趣旨は、
・弁理士登録1年未満、
・弁理士登録1年以上2年未満、
・弁理士登録2年以上3年未満、
のそれぞれについて、
・知財国際条約の知識や対応力は充分か、不充分か?
・知財実務(特許庁手続等)の処理力は充分か、不充分か?
を問うものです。
これって、回答不能ですよね。
特に、知財の実務力等は、
・実務経験を積んで弁理士試験に合格した人と、
・弁理士試験に合格して実務を始めた人では、
あまりにも違いすぎます。
このことを説明して、
「有意な回答は出来ません」
という趣旨の回答をしたのですが、アンケートを求めてきた団体の
期待を裏切る回答
なんでしょうね…きっと。
(^^;
おそらく、最近の弁理士は
・知財国際条約の知識も対応力も不充分
・特許庁手続の実務力も不充分
という回答が
「期待されていた!」
と思いますが…。
でも、
そんなことないです!
私が合格した当時(1981年)と比べると…
最近の弁理士は、
・法律の勉強蓄積量は最近の方が少ない
ですし、
・あやふやな条文知識の人が多い
ですが、
・基礎的なポテンシャルが高く、
・長年の受験生活で疲れていなくて、
・研鑽意欲と向上心に燃えている、
ので、
私が合格した当時の弁理士よりも期待できます。
こういう荒削りの人材が、立派な知財専門家に育つ環境が大切ですよ。
ヽ(´ー`)ノ