ども。「ポンコツ」ですwww

さて、本日平成29年10月22日の夜21時過ぎ。

衆院選の開票速報が放映されて1時間あまり。

現段階の概況は、

「自民公明・大勝!」

「希望失速」

「立憲民主大躍進」

であろう。

ただ、各選挙区の情勢を見ると、必ずしも自公の与党候補は「圧倒的優位」である訳では無い。

むしろ、接戦に追い込まれている選挙区も多い。

ところが、自公対希望だと「圧勝」で、自公対立民だと「接戦」という「構図」である。

つまり、「自公与党候補は、必ずしも全国的に“勢い”が有る訳では無い」

むしろ、「希望の党と立憲民主党との有権者の受け止め方があまりに対照的」である。

それは、小池百合子東京都知事の「希望の党」が、明らかに有権者から嫌われたのである。

一方、その対比ではないのだが、「立憲民主党」へ、アンチ自民党の票が集約された、ということであろう。

この「立憲民主党」への支持拡大、大躍進に関して、TV番組の各報道各社は大きく取り上げられている。

だが、自分が注目したのは、日本共産党の「大不振」ぶりである。

しかも、超大型台風の接近という「大悪天候」で、投票率も大きく下がる傾向にありながら、日本共産党が伸び悩んでいる。

多分、間違い無く、前回よりも獲得議席を減らすだろう。

日本共産党は、既に国会議員である衆議院議員を引退し、さらに日本共産党の「議長」さえも勇退した、一「党中央委員」でしかない不破哲三が主導した(と想定される)「反ファシスト統一人民戦線」の「野党共闘・国民連合政府構想」の下で、今回の衆院選を戦った。

特に、小選挙区に於いて、立憲民主党の候補者が出るところはなるべく日本共産党の候補者を出さずに、「調整」したのである。

で、この「野党共闘」が、実は、大いに効果を上げている。

与党候補との接戦を演じているのは、まさに「左派勢力」による「野党共闘」が成立した選挙区がほとんどなのである。

ところが、比例代表区に於いて、日本共産党への得票が伸び悩み、議席の上積みが出来ていない。

つまり、アンチ自民、アンチ安倍の左派の得票を、ほとんど立憲民主党へ掻っ攫われて(かっさわれて)しまったのである。

日本共産党は、コミンテルンの日本支部として誕生した「ボルシェビキ」のセクト(党派)である。

つまり、レーニンの「革命に於ける前衛党」である。

政治的には、あらゆる面で「指導的立場」でなくては「理論上」、成立出来ないのである。

もし、立憲民主党が大躍進しつつも、日本共産党の「比例代表」の得票が伸び、選挙に於いて明確な「勝利」が獲得出来ていたならば、立憲民主党を背後から「操縦」することも可能であろう。

だが、立憲民主党は選挙で大勝したのだが、肝腎の日本共産党の議席が減少することとなれば、「何の為に立憲民主党を支援したのか?」という党内外からの批判は抑えられないだろう。

現在も、事実上、日本共産党を掌握している不破哲三の指導力がここで大きく問われてくると予想される。

かつて、日本社会党の土井たか子委員長の時代に、俗に「マドンナブーム」と呼ばれた時期が有った。

一時は、「すわ社会党政権誕生か?」などと云われたのだが、海部総理との対決での衆院選で、自民党は「体制の選択」という「対立軸」を提示し、土井たか子の日本社会党の勢いを止めた。

ちなみに、この時の自民党幹事長は、かの小沢一郎である。

そして、さらに日本社会党の勢いを削いだのが、当時、「明確に」野党陣営だった公明党と民社党だった。

社会党は大躍進したのだが、そのあおりを喰らって公明党と民社党は伸び悩んだ。

で、社会党の首脳陣は、「我が党は市民の支持を得た」とばかりに増長してしまった。

一方、公明党と民社党は、社会党をひがむようになった。

その野党三党「社公民」内に生じた亀裂を、小沢一郎は見逃さなかった。

公明党と民社党へ猛烈な根回しを行い、いつしか国会の運営は自民党・公明党・民社党の「自公民」三党での話し合いで決定されていくようになってしまった。

野党第一党の日本社会党は何時しか、「蚊帳の外」に置かれてしまったのである。

いわゆる緊迫する中東情勢を基に、自衛隊の「PKO法案」が成立したのが、丁度この頃である。

多分、今回の野党各党内で、立憲民主党の「独り勝ち」は、野党間に於いて嫉妬とひがみの悪感情を生じさせるであろう。

一方、「成功」した「好調」の立憲民主党は、「反省」することなどしないだろう。

「自分たちの主張が市民に受け止められた」としか感じない。

だから、日本共産党からの「指導」を丸呑みすることなど有り得ない。

日本共産党は、現在、党員の高齢化が凄まじく、今迄通りの「戦い」が維持出来ない。

だから、かつてのように全選挙に「参戦」して党勢を伸ばすという「戦い方」は無理だろう。

だから、「野党共闘」というかたちで行かざるを得ない。

だが、今回の立憲民主党の「独り勝ち」の選挙結果によって、「野党共闘」戦略への踏み込みのやり方が「党指導部内」に於いて、議論されていくことだろう。

 

一方、「希望の党」と「立憲民主党」で、あまりに選挙結果に両極端の差が生じてしまった。

これは、日本のナショナルセンター、労組「連合」に於いて、深刻な問題と成ろう。

今回の衆院選で、「連合」は、支持政党を一本化出来なかった。

もし、民進党のままの選挙戦であったなら、「連合」は統一した選挙支援が出来得ただろう。

だが、「希望の党」「立憲民主党」さらに「無所属」と三分裂したため、各候補者へ傘下の労組が支援するかたちを取らざるを得なかった。

結果として、立憲民主党を支援した、左派系の自治労・日教組といった旧「総評」系の労組が、「選挙に於いて」は「勝利」することとなった。

一方、「希望の党」系の候補者を支援したかった保守系の旧「同盟」系の労組は、「選挙に於いて」は「惨敗」する結果と成った。

現在、労組「連合」は、会長が(比較的)保守系の「基幹労連」出身。

そして、次期会長候補だったのが保守系の「UAゼンセン」出身だった。

ところが、先月のいわゆる「残業無し」の「働き方改革」への取り組み方で、労組「連合」内で「大荒れ」という惨状と成った。

結果として、労組「連合」の会長は、「続投」し、当初は次期会長の予定だった幹部は「会長代行」というポストに棚上げされてしまった。

つまり、労組「連合」内部に於いて、旧「総評」系の左派労組の発言力が以前よりもさらに強まっているのであると思われる。

そして、今回の衆院選で立憲民主党の支援をした旧「総評」系の左派労組は、アンチ自民・アンチ安倍の国民の「判官贔屓(ほうがんびいき)」的な支持によって、選挙に「勝利」した。

これは、間違い無く、労組「連合」内に於いて、決定的な「地殻変動」要因と成ろう。

多分、今以上に、労働運動は左派的と成り、政府と対決的に成ると思う。

だが、労組「連合」は、いわゆる「労働運動」に於いても、既に安倍政権の「働き方改革」「一億総活躍社会構想」の後塵を拝している。

さらに、政治に関しては、傘下の労組間に於ける「路線対立」があまりにも激しく成り過ぎた。

かの山岸章の力技でもって成立した労組「連合」であるのだが、最早、統一した「組織」として維持していくのは、限界に達していると感じる。

また、時代的な「役割り」も、最早、終わったと思う。

ここは、かつての「総評」「同盟」のように、明確な旗幟を鮮明としたかたちで「組織」を改編すべきであろう。

 

まだ、衆院選の最終的な結果が出ていないのであるが、以上が、あくまで「政治の素人」の「ポンコツ」の目から見た、今回の選挙結果に対しての一考察である。

お粗末様でしたwww