GLEN SPEY...人気無いっすよね
私も苦手でしたがある逸品との出会いをキッカケにこの蒸溜所の持つ素晴らしさを知り、見捨てる事をせず呑む意欲を失ってない。今回頂いた嘉酒も大変好みな味わいでやはりこの蒸溜所は捨て難いなと

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SPECIALITY DRINKS The Single Malts of Scotland
GLEN SPEY 1988-2014 25y 49.1% 700ml
Cask type;Hogshead
cask No.356077
Bottle No.192 Bottles
 aroma: 
粉っぽく香る木質=木の切屑・肉桂粉、その木粉に付着した洋梨+ライム、伽羅・白樺とオリエンタル風な木の香りも仄かにあり、微かに栗落雁・溶かしたコンデンスミルクも居るみたい。
 taste: 
厚みとしては薄いがトフィーの麦質を土台にして、ジンジャーピール・レモンピール・シナモンシュガーで加糖した青林檎紅茶、果実系と樹木系の甘味が溶け合わさると同時に、ジュニパー・柚子の爽やかな青味を帯びたハーバルで包まれる、終盤ではオークスパイスが台頭し始めるが、下がり傾向の度数相応な威力なので、負荷と言うより引立て役として活躍してくれる。
 finish: 
フルーティー ハーバル オーキー オークスパイシー 「木類」からの影響が印象的
 from: 
BAR REMEMBER

人気無い蒸溜所だが『花と動物』シリーズではレギュラーでありそれほど高騰してない上に、安定供給はしてるので手に入れる=呑むには苦労しない…が!この花と動物シリーズがねえ…美味くないんだよね私は苦手だね!この記憶とそれから出会った瓶詰め業者モノとの出会いが駄目でねすっかり苦手蒸溜所の烙印を押したが…ある逸品を呑んでこの蒸留所に対しての見限りを反省する事になる。その逸品以来のGLEN SPEYになるが…やっぱり美味いっすねえ決して厚みを有するボディじゃいけど、主役級として「木=オーク」の上品な旨味成分を味わえ、茶葉や麦質もこれまた質良く存在してくれる。 それにこの蒸溜所の特有とする植物系のエグ味みたいのがあるんだけど、これが熟成効果で美味さに転換されてるモノこそ自分が呑みたいGLEN SPEYなんですわ今回頂いたのは期待&予想通りで美味しゅうございました

またこんなのが出てこないかな?そんなに高騰化しない蒸留所だから狙ってるけど…お目当てが出ないねえ1年ぐらい前にXOP級でリリースされたのあったけど…あれどうなんだろ何処かで出会いたいね