GBST!


4月〜6月
春。無職から心機一転、新しい業界で仕事を始めた。勉強したWebも関係のないまったくの未経験の業界。毎日が勉強。というか毎時間、毎分が勉強。まるで言葉のわからない国に来たようで、「アイムソーリー」だけを覚えて過ごした日々。体力的にも精神的にも参り、正直あまり記憶がない。

4月には、鈴木晶久と共同企画で「オナリズム」を開催した。


ベースのマサキングと、ドラムのヨッシーを担ぎ上げて、同じリズム隊で3組が対バンする企画。たくさんのかたにご来場いただいて本当に楽しかった。


5月、40歳になった。ちょうどライブがありお祝いしていただいたりした。



6月には、レコーディングもした。ドラムに旧友カタパッド、ベースはCittyの岸田小石。カツカレー兄弟のような二人にどっしり支えられ、ギターは渡瀬くん(Bjons、roppen)に任せた。



地獄のような平日とどうやって折り合いをつけるか、土日でどれだけバランスとるか、という使命で予定を埋めていたように思える。

この頃のおれを支えていたのはTahiti80の「Activity Center」(2008)とBeverly Glenn-Copeland「Keyboard Fantasies」(1986)。両極端な2枚だが、どっちの作品も去年知ってすごくはまった。

Tahiti80「Activity Center」より
デビュー当時は「はいはいおしゃれな感じで、Phoenixのほうがかっこいいっしょ」と特にはまることはありませんでしたが、PhoenixがどんどんStrokes化していく中、Tahiti80を貫いてきたTahiti80。この2008年のアルバムはオープニングから最後までさらっと聞ける優れたロックンロールアルバム。

今聞こうとすると当時の辛かった毎日が思い出されるくらい聴いた。はあ辛い。


Beverly Glenn-Copeland「Keyboard Fantasies」(1986)より
カナダの音楽家。もともとはフォーク歌手だったり、現在は映画音楽家だったりと出自が不明なグレンコープランドさんのシンセ中心の作品。ジャンルも不明。1986年当時の流行したシンセサイザーを大胆に取り入れた作品なんだろうな〜と推測されます。魂が震えるような歌と、少し揺れのあるチープなシンセとの組み合わせがとにかく気持ちがいい。

オフィシャル動画とかなさそうだと思ってたけど、探してみたら最近のライブ動画がありました。オリジナルをぜひ聞いてほしい。サブスクリプションで聞けますので、ぜひ。



記憶がなくなるほど働く、自己防衛本能のその先には何があるんだろう。

つづく