GBST!

前回の「アルバムタイトルについて考える」反響いただきありがとうございます。

引き続きリリースに向けて、様々なことを考えていきたいと思います。お付き合いいただけたら幸いです。

今回は「アー写」についてです。

アー写とはアーティスト写真の略で、マネージメント事務所やレコード会社が公式に提供する写真を意味する。 アー写は作品のイメージ作りも担っており、大抵は作品ごとに、それに見合う写真が撮られる。

”作品ごと”にそれに見合うアー写があったほうが良い、ということです。最近は、SNSもありますから、作品というよりも常に更新しつづけるのがポピュラーになってきた印象です。

ソフテロの場合は、特に決まっておらず、ライブハウスやイベントからアー写を求められた場合は、ここ3年ほどは下記の写真を提供しています。(いかんですな)

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実はこれ、なんちゃってアー写です。

3年ほど前に、背景が単一色でのアー写が流行したのをきっかけに、iPhoneでちゃちゃっと作成したものです。のちほど紹介する、星野源さんのバックが黄色一色のアー写に見覚えがある方も多いはず。上の写真はその流行を押さえた、ソフテロなりのパロディです。

ソフテロのやつ星野源の黄色のやつ丸パクリやないか!!とお叱りを受けて当然なんですが、実は2016年ごろの欧米では黄色一色というのが流行っていました。おそらく星野源さんはその流れをいち早く取り入れたんだと思います。

ちなみに背景に選ばれる色ですが、2016年の黄色に続いて、翌2017年にピンク、2018年は最初は青だったものが、赤などの別の色が出てきて、現在は飽和してしまった、という状況です。

そして、重要なのは”アー写にも流行がある”ってことなんですね!

ということで、今回はアー写を分類して、ソフテロの新作に見合う写真を作る心構えをしましょう。ここで重要なのは「作品に見合う」という視点を忘れないことです。

様々なライブハウス、フェス等の写真を見比べて、どんなパターンが有るのかを見てみましょう!



■ワンカラー型

前段でも説明したとおり、星野源を代表する、背景が単一色のもので統一されたパターンです。黄色=明るい!など色味のトーンがはっきりしているので、狙っている印象を作りやすい。

HoshinoGen2016
HoshinoGen2017
HoshinoGen2018
shimizumichiko

例えば、Webでフェスの出演者ラインアップのページを見てみると、2019年の今もこのパターンがとても多いです。

ビビッドな色から淡い色まで、そのアーティストのイメージに合わせて作りやすいのも、人気の理由かと思います。たくさんの出演者のラインナップを並べたときに、背景が街だったりするものよりも、ワンカラーの方がパッと目が行く、わかりやすい、などの効果をありますね。

スタジオを使った撮影になるので、「ちゃんとしたアーティスト写真」って感じが出ます。

スタジオで撮るのはちょっと、、、というお金のないバンドマンは、街をくまなく探せば単一色の壁があるはずです。ただ、日光での撮影になるので、スタジオ撮影に比べて柔らかな感じになるでしょう。




■街角スナップ型

スタジオではなく、街角で撮ったアー写。

これは日本のインディーズにとても多いパターンに見受けられます。歩道橋とか駐車場とか階段とか、街のその辺をバックに撮影するもので、カメラさえあれば、コストをかけずに手軽に撮れるのが人気の理由かと。

海外だとあまり街角スナップみたいなアー写は少ない気がしました。

ポイントは日常感です。普段着なイメージ。ですが、ストリート感が求められる昨今、メジャーアーティストからもこの街角パターンは多いです!

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雰囲気も二枚目から三枚目まで幅広く対応していますね!

男性の場合、ストリート感が高いですが、女性アーティスト(特にシンガーソングライター)の場合、ふんわり感のある写真を撮りますね。結婚式の宣伝みたいな感じ。

つまりこのパターンを選ぶのは「街角」のもつストリート感を得たいアーティスト。もしくは「日光」のもつ暖かさ、柔らかさの似合うアーティストなんじゃないでしょうか。

どちらかハッキリしない場合、友達にみせる程度のスナップ写真くらい、凡庸なアー写になってしまいそうなので注意が必要です!

方向性は大事。作風に見合う写真になるかは常に意識せねばなりません。




■ネイチャー系

街角スナップ系とは違い、郊外バージョンです。

同じ野外での撮影ではあるんですが、アクセスしやすい街角ではなく、海、空、緑、水、砂、などネイチャーに見合うタイプのアーティスト写真です。

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先の街角スナップに比べて、街から離れることで、ちょっと非日常な写真が撮れます。自然の中のラフさを活かすパターンと、都会から離れた非日常な感じをだす、この2パターンがあるようです。

日本のアーティストは、よく海とか空とか野原とかを背景に撮りがちなんじゃないかと。




■ハウススタジオ系

スタジオにちゃんとしたセットを用意して撮影するパターンです。

ひとつめのワンカラー型もそもそもハウススタジオ型の一部ですが、こちらは背景一色ではなく小物やセットと一緒に撮ることで、アーティストのイメージを作り上げていく。

メイクも衣装も着て、ちゃんとした感がでますね。天気にも左右されない。

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perfume
tri4th
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ワンカラー型の流行がくるまでは、ほとんどのアーティストはこれだったので、メジャーアーティストに多いです。コストを掛けて、作品に合うアー写を作り込みます。ポストカードみたいな印象ですね。

スタジオではなく屋外で作り込んだ撮影をする場合も、このパターンに含まれるかと!


アー写業界(?)的にワンカラー型が飽和してきてしまっているので、今後こっちに戻っていく流れもあるかもしれません。ただ、コストは非常にかかるので、引き続きメジャーアーティストの主戦場かと。

後述しますが、フェス向けではないかもしれませんね。




■エフェクト系

(アー写と言われるすべての写真が加工されているとはいえど)あえて強めの加工を施したもの。合成、またはイラストだったりするパターンです。

SAS
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nakamurakaho
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これだとなんでもありですね。色も見せ方も様々。遊び心のあるアーティストや、音楽作品だけでなく、アートワークにもこだわりが強いアーティストなどに多そうです。

写真自体が独特の仕上がりになればフェスのラインナップを並べても埋もれないから、一石二鳥です。おそらく、(良し悪しは別として)純粋に目立たせる目的のみで、加工しているアー写も多いと思われます。





以上が、アー写のざっくりとした分類です。いかがでしょうか!みなさんの好きなアーティストのアー写は何タイプでしたかね!

余談ですが、日本の場合、モノクロのアー写は少なかったです。世界最高峰のフェスであるCoachellaのラインナップをみたところ、ざっと3割ほどがモノクロでした!モノクロ写真もかっこいいですね
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3日間ほど様々なアー写を見比べた結果、「作風に合う」かがやはり重要視されていました。

それに加えて、「パッと見で誰かがわかる」これが重要なんじゃないかと思いました。文中にも出しているように、今やフェスのラインナップとして並べられたときに「埋もれない」ことは、最重要な気さえしてきました。(あくまで商業的な視点を置く場合)

だって、見ている人のほとんどがスマホで見ています。あまり細々とした写真よりは、ワンカラーのようなわかりやすい写真が好まれるのは、そういった時代性を意識したアーティスト(というかマネジメント)が増えてきたからじゃないでしょうか。


ソフテロの場合、まずは作風、自分の描く作風がなんなのかをハッキリさせることが先決ですね。かっこつけていくのか、自然体でラフな感じなのか、自分はどういう(あえていうと)ジャンルとして売り込むのか。

かつ、どうやって顔を覚えてもらうか。男性でソロ、これは沢山います。そこに自分の持ち味をなんとするのか。ヒゲ、髪型、髪色、メガネ、キャップ、服装、ギターなどなど、様々なものがイメージを作り出す要因になっていきます。

そのアー写を、ツイッターなどのSNSのアイコンとしても使う場合、小さなアイコンでもやはり一目でわかるわかりやすさがあれば、アー写として強いんじゃないでしょうか!!

ということで、「作風に見合う」+「パッと見でわかる」を導くには、自分の作風を決めること!これが今回の結論です。


ん??ということは、まずはソフテロのアルバムの作風を決める=デザインを決めることが先???

デザインを決めるには、アルバムタイトルを決めるのが必要なんじゃ???

あれ??前回に戻るパターンなのか??

つづく