また低い橋たちを船でくぐってきた。ちょうたのしかった。こんな感じだ。



先日古川という川を手こぎボートで行き、すてきなジャンクションを川面から堪能した【→「くぐれ!たいやきくん」】↓

夢の浜崎橋ジャンクションを下から!

これはボート・ピープル・アソシエーションというすてきなアソシエーションの方々の催しだった。川崎の工業地域の真ん中をクルーズさせてもらっていらい、BPZのイベントには頻繁に参加させてもらっている。今回のこの低い橋くぐる催しも(いや、ほんとはそういう趣旨のものじゃないんだけど)彼らによるもの。いつもありがとうございます。

まあとにかく今回のすてきな「橋くぐり」をご覧いただきたい。舞台はとうぜん「東京のオランダ」こと江東区だ。「東京のオランダ」って比喩のレベルがおかしいが。


例の東京一"サイテー"な橋を目にしてエキサイトする一同。いや、一同じゃなくてぼくだけか。


水管橋っていいよね。


首都高と一般道の高低差を水面から。こうやってみると高速道路ってほんとりっぱだよねえ。


これもかなり低い!おもわず橋の裏をぺたぺた触ってはしゃぐ一同に、船長さんからたしなめられる場面。そのあと、水門も!

なんだかみょうな動画だけど、これは360度全周を撮ったもの。画面の両端をぐるっと曲げてつなげると実際の見え方になるってことだ。おもしろいよねえ。動画撮るの興味なかったんだけど、これは楽しい。いずれもbloggieというカメラでこういうのが撮れる。画質も名前もよくないが、楽しい。画面の揺れと水平が保たれていないのは、ぼくがカメラ手持ちでかつ興奮状態だからだ。そうだ。画質のせいにばかりしてはいけない。すまん、ソニー。でも"bloggie"はないと思うわー。

さて、実は今回のクルーズはぼくにとってとくにエキサイティングなものだった。ぼくの生まれ育った街である船橋から船が出たのだ。


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船橋漁港から東京湾を渡って荒川河口から江東区の水路へ、というなんとも魅惑的なコース運び。グレイト!


船橋漁港。今回ここから船に乗るみなさん。

ここは小学生のとき遠足で来ていらい。場所としてはららぽーとの隣だ。

さいきん船によく乗っているけど、地元で水上体験できるとは思っていなかった。考えてみれば「船橋」なんて名前なのに。漁師さんのお話聞いていかに自分が船橋のこと知らないかを痛感したんだけど、まあ、しょうがないよねえ、みんな地元のこと案外知らないよね。だって船橋漁港がスズキの水揚げ量日本一だって知ってた?いや、知らないよね*


船橋漁港から東京湾へ出るところ。よく知っているはずの街が水の上から見ると見知らぬ土地に。


京葉線くぐるところ。このビューもとうぜんながら初めて。ふしぎな感じ。


すごく居心地のいい甲板。


れいのすごいことになっている橋も見える。でも今回それよりおもしろかったのは、


海から見たディズニー・シー。ショーが行われるステージの船が、岸壁の上に鎮座まします。座礁か。

海から見られることを想定してないんだろうなー、と思った。さすがのディズニーも背後はぬかっている。

あと、新浦安の住宅群もヤバ景っぽくてよかった。


考えてみたら、ディズニーランドの海側は完全にホテル群で固められていて↓

新浦安の住宅群やこのホテル群のほうが、ディズニー・シーより海からの眺めに意識的なのが興味深い。というか、「海への」眺めに意識的な結果だろうけど。

さて、今回のこの催しは橋やヤバ景を楽しむだけのものではなく、「東京都下でM7の地震が発生し、都内の交通は完全にマヒ。夢の島マリーナほかで救援を待つ都民に、船橋から食料を運ぶ」という想定のクルーズなのだ。【→くわしくはこちら

なので、ぼくらの乗った船には野菜が積まれている。


目的地である夢の島には「被災者チーム」が待っている

あんまり被災者っぽくないはしゃぎぶりだけど。

前出のこの催しのサイトにあるように、今回は「被災者チーム」と「助けるチーム」とに別れていくつかのコースを組み合わせて体験するものだった。最初の橋の下の動画群は、江東区の別の場所に野菜を届けたときのクルーズの様子というわけ。たいへんおもしろかったです。

一緒に参加した友人と話してたんだけど、この「食べ物運ぶ」っていう経験、やってみると気がつくことが多い。たとえば、葉ものの野菜って、風や陽の光に当たってるとあっというまにしおれる。そんなのあたりまえ、って思うかもしれないけど、これがみるみるうちにしおれるのよ。

「農業体験」もいいけど、その農産物を届ける「ロジスティクス体験」もいいな、って思った。作物育てるのと同じぐらい重要だよね、物流。

ともあれ。水の上、ほんとたのしいよ。次回はぜひ!という方はボート・ピープル・アソシエーションのサイトをチェックしてみるといいと思う。

(各チームがtwitterでつぶやいた様子を、参加者のひとりである@errieさんがまとめてくれてます。→"3/22 Boat People Association "LOB TOKYO BO菜""

*地図にはこの船橋漁港は漁港と記されてない。なぜならこの港は国交省管轄だから。漁師さんが教えてくれてびっくりしたんだけど、地図に漁港と記載されるのは農林水産省管轄のものなんだって!だからここでのスズキの水揚げに関しても同省の統計に出てきてないとか!そういう「漁港」が日本には結構あるらしいよ。

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ほかの参加者の方々のエントリなど:

iccw blog // はてな避難所 「LOB TOKYO BO菜」

・そして@mechapandaさんのすばらしい動画↓


そして同氏による同じコースをこちらもbloggieで!

彼はbloggieをちゃんと船体に固定してて、すばらしい。すてき。見習おう。だってぼくこんなてきとうな撮り方だもんなー。というか、この派手なジャケットはどうにかならんのか。