
ご存じ銀座の文房具やさんの伊東屋がフリーペーパーを配布しているのをご存じでしょうか。"itoya post"というもの。
フリーペーパー itoya post No.8伊東屋の全本支店 店頭のみで配布スタートです今回のテーマは「かく、みらい」あなたにとっての 書く、描く は!?[伊東屋 facebookページ]
で、今配布されているこの"itoya post"にぼくが銀座に描いたGPS地上絵が載ってます。


↑かわいくお座りをする子犬の絵が描けた
銀座でGPS地上絵って、ものすごく難しくて。今まで描いたウサギとかタツノオトシゴなんかは、要するに不整形な道路の線形を手がかりに設計が行われた結果なんだけど、銀座と来たらなんせ碁盤の目だからとっかかりになるものがなにもない。かなり悩んだ。
毎日銀座の地図を睨んでたら、しまいには夢の中にまで出てきた。それぐらい難儀した。でも、その甲斐あって、すごくかわいいのができた。いやあ、毎回できあがってみると自分でも「よくできたなあ」と感心しちゃう。自分が設計したって感じがしない。しかも今回のこれ、なんとゴールが伊東屋前という出来過ぎのの設計に(偶然そうなった)!
以下がログ再生の様子
決め手は三原橋だった。銀座の道筋っていったらどうしたってあの円形に惹かれるよね。
ぼく以外にもいろいろな方の「かく」が載っていてとても楽しいフリーペーパーです。おすすめ。

↑野鳥図鑑画家の谷口高司さんのはなしとか

↑チョークで黒板に文字や図形を描く"Viktor"という作品を作って話題になったヨルグ・レニ(Jurg Lehni)の記事も。
↓"Viktor"はこれね
一緒に犬の絵を描いた"itoya post"の編集の上條桂子さんの紹介ツイート↓
[itoya post]そして最後は銀座の街に「描く」ことをやってみました。GPS絵師(と言えばいいのでしょうか)の大山顕。雨の銀座を約6キロ、ぐるぐるしながらハチ公のごとく鎮座する犬を描画。ポイントは目です。歩きながら描くのはなんとも不思議な体験。完成絵はぜひ誌面でご確認あれ
— keiko kamijo (@keeeeeeei) October 29, 2012
そうそう、雨だったんだよねー、描いた日。また晴れた日にもう一回この犬を描く散歩をしてみてもいいね。