今年は団地映画が目白押しだ。まずはすでに団地映画のマスターピースとの呼び声も高い「みなさん、さようなら」。出演者でも関係者でもないのに、われわれ団地団は中村義洋監督といっしょに舞台挨拶をしました。お客さんは「なに?このひとたち?」って感じだったと思う。

さらに同じく中村監督と原作小説の著者である久保寺健彦さんとでイベントも行いました。うれしいことに、久保寺さんは団地団メンバーとなりまして、「団」の名にふさわしくこれで総勢5名体制です。どこまで増えるか、団地団。

で、今月中田秀夫監督のホラー「クロユリ団地」が公開。そしてさらに同日公開されたのが宮藤官九郎監督の「中学生円山」。両作とも団地が舞台。「団地が出てくる作品なら団地団におまかせ!」とばかりにイベントを重ねてきた甲斐あってか「クロユリ団地」のプログラムに「団地を通して描かれる、ほんとうの怖さ」という文章を書かせてもらいました。

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↑これがプログラム。主演は前田敦子。ちなみにぼくの母親の名前も「敦子」です。
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↑映画のプログラムに自分の文章が載るって、はじめて

当然のことながら、ここでは団地がその古び具合ゆえにホラーの舞台として利用されてるわけで、作品を見る前は正直どうなのかなー、文章書けるかなー、と思ってたけど、これが予想以上に深読みできておもしろかったです。つまりこれは団地がつくった核家族の崩壊の話ですよ。

で、さらに「中学生円山」のほうも『キネマ旬報増刊 KINEJUN next vol.05 草なぎ剛×宮藤官九郎「中学生円山」大特集』にレビューを書かせていただきました。

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↑ジャニーズの方々の写真をネットに載せると祟られるという例の慣行があるのでアレです。

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↑映画の内容そっちのけでひたすら団地について書きました!

この中学生円山は、団地観点でなにか深読みすることが全くできない作品でして。これぜんぜん団地が舞台である必要がないんですよ。で、そのことが昨今の団地を取り巻くイメージの変化をよく表しているなあ、と。

と、なぜか2013年団地映画が立て続けに公開されてまして。そんな状況の中団地団がイベントをやらないわけにはいかないじゃないですか!
■団地団夜 シーズン3 初夏の団地団〜円山からクロユリまで」
■2013年6月10日(月)
■OPEN 18:30 / START 19:30
阿佐ヶ谷ロフトAにて
■前売¥1,800 / 当日¥2,000(共に飲食代別)
■前売はe+にて5/25(土)11:00から発売→こちらから
■出演
・佐藤大(脚本家)
・速水健朗(ライタ―)
・今井哲也(漫画家)
・久保寺健彦(作家)
・大山顕(総裁)

この日は残業はしないで阿佐ヶ谷へ!