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東京の再開発動向をまとめたムック『東京大改造マップ2017-2020』にぼくの写真が載っています。これがもはや写真集っぽい!

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↑A4版判型見開きでどーんと!
これ、今まで出版したどの写真集よりもでかい。こんなふうに使っていただけると思わなかったのでびっくり。うれしい。

ちなみに上は再開発目覚ましい虎ノ門。左に見える工事現場は国立印刷局虎の門工場跡地。そして右に見えるのはホテルオークラの建て替え現場。過日、取り壊される前に泊まりに行って記事にしたけど、こうやって更地になった風景を見るといかにこの敷地が崖であるかがよく分かる。

隣に建っている共同通信会館の屋上におじゃまして撮影したんだけど、ご存じのようにオークラのすぐ横がアメリカ大使館で、ここに警視庁の方が詰めておられてびっくり。極寒の中、交代制で24時間屋上から監視警備だそう。ぼくなんか撮影でたかだか数十分いただけで凍えそうだったのに、ここにずっと! 「今日はまだいいですよ、晴れてるから」とのコメント。台風の時とかしんどいですよ! と。ほんとうにご苦労様です。

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↑東雲ジャンクション越しに有明の再開発現場。これもどーんと見開き!

上は「まだ、誰も知らない世界へ。その求心力は、東京、日本だけでなく、世界の人々をも魅きつけて止まない」と鼻息荒いマンションポエムを謳い上げる物件が建つ場所。建つ前からジャンクション好きを魅きつけてやみません。

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↑いちばんびっくりしたのはこの見開きカット。日経の情報ムックとは思えない贅沢な構図でどーんと。

上は新豊洲駅のそば。話題の市場予定地のちかく。この風景いいよね。

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↑ほかにも渋谷の再開発風景写真も。

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↑裏表紙は渋谷東口の写真。ながいこと工事中なのでみんな慣れちゃってるけど、よく考えたら今のこの風景ってすごいよ。今のうちじっくり見ておくべき。

というように、虎ノ門、有明、豊洲、渋谷などの魅力的な工事現場写真をたくさん載せてもらってます。

このムック、もちろん内容もとてもおもしろくて。表紙など見ると「変貌する都市の姿を先読み!」などといかにもビジネス向けっぽい言葉が並んでますが、ふつうに都市に興味がある人なら必ず楽しめます。今回ですでに4冊目。ぼくはいままでのもの全部買ってます。いかに東京が広くて何が起こってるのか把握しきれないかがよく分かる。

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↑渋谷、田町・品川・目黒、銀座・日比谷、大手町・八重洲、神田・日本橋、上野・御徒町、新宿・四谷・麹町、池袋、豊洲・晴海、横浜の動向をみっちり取り上げてます

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↑特に虎ノ門周辺は渋谷なんかと違って遊びに出かける場所じゃないから「いつのまにそんなことに!」っていう驚きがある。


で、中でも特にお勧めしたいのが次の2つ。

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↑嶋田洋平さん(@shimadayohei)座長にHAGISOの宮崎晃吉さんなどが参加している座談会の内容収録。すごくおもしろい。自分で出資して事業を行うプロセスの一部として設計業務がある、としている建築家(もはや建築家と呼ぶべきかどうかもわからない)のみなさんだ。

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↑そしてこれ! 深澤晃平さんによる、海外で出版されている「東京のガイドブック」には何が載っているか? という記事。これすごくおもしろい!

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↑日本の「東京ガイドブック」とは取り上げられている街がびみょうに違う、という。

このガイドブックはぼくも調査したいと思った。そういえばロンドン行ったときコンランショップに東京のガイドブックがあって、買おうかどうか迷ったんだよなー。買えばよかった。でも高かったんだよなー。


それにしても東京ってあいかわらず開発めざましいんだな、とこのムックを読んでしみじみと思った。団地や工場の写真を撮り始めた頃は、高度経済成長期の勢いを体験してみたかったな、と再開発を過去のものとして捉えていたけど、今もすごい勢いで変わってるんですよね、東京。