地形

ぼくもまた地形好きなわけですが、はじめてそれに関連したイベントに出演します。その名も「坂サミット」
■坂サミット
■2013年3月3日(日)Open 17:00 Start 17:30 End 20:00 (予定)
■東京カルチャーカルチャー
■出演者:
・「坂ミシュラン」沢村耕太
・「東京坂道さんぽ」雲本らて
・「坂好きは本郷!」大塚“みやほ”真紀
・「廃道散歩」石井“トリ”あつこ
・「轍のあった道」磯部祥行
・大山顕
■詳細・チケット購入は→こちら
考えてみたら「サミット」って「頂上」って意味だから「坂サミット」って坂を上り詰めたところ、ってことか。
いやそれにしても、坂ってタモリの坂道好き
なので、今回は「坂ミシュラン」の沢村耕太さんと「東京坂道さんぽ」雲本らてさんという二大巨頭をはじめとする他出演者にみなさんにちゃんとしたところはおまかせして、ぼくは「高低差50cm以下の坂」への偏愛を語りたいと思います。

↑このぐらいの坂にぐっとくる。登頂果たした気分で仁王立ち。
個人的趣味として、巨乳・グラマラスにはげんなりするんですよ。いや、比喩としての話ですよ。やっぱりAカップですよ。いや、比喩としての話ですよ。
【追記】

毎回イベントで、本来グッズになりそうもないものを無理矢理具現化するご存じマニアパレルが、今回は「坂道手ぬぐい」をリリースしました!イベント当日買えるとのこと!これはたのしみ。

ただ、問題は、この日バレンタインデーだってことだ。いや、個人的にはなんの「問題」もないんですがー。どうせなー。
で、自分なりの予習をしてみよう。富士塚自体については当日に第一人者である有坂さんにいろいろ教わるとして、そのまわり、おもに地形に注目して調べてみた。なぜ地形に注目したか、それはぼくが地形に興味があるからだ。
富士塚の多くが境内内にあるので、おのずとその地形的特徴は寺社仏閣的特徴と同じになるわけだけど、あらためて見てみるといろいろ面白いよ。
というわけで、まず今回まわる富士塚は下の4つ。
より大きな地図で 富士塚ツアー100214 を表示
1『鉄砲洲富士』……鉄砲洲稲荷神社/中央区湊1-6-7
2『品川富士』………品川神社/品川区北品川3-7-15
3『音羽富士』………護国寺/文京区大塚5_40_1
4『西大久保富士』…稲荷鬼王神社/新宿区歌舞伎町2-17-5
有坂さんにお願いした「初心者向け」富士塚チョイス。なのでまずはこの4つをめぐっとけばそれなりに富士塚が何たるか分かるはず。というか、Google map に用意されているアイコンでもっとも富士山っぽいのを選んだらなんだか噴火してしまった。
さて、1『鉄砲洲富士』から。
地形図で見るとこんなだ。赤い丸が富士塚がある稲荷神社。【国土地理院の5mメッシュ数値地図をカシミール3Dで表示。以下の地形図すべて同様】

ダイナミックな高低よりも、数十センチの起伏にぐっとくる微地形好きのぼく。たぶん、千葉の埋め立て地の準工業地域ですくすく育ったからだと思う。山とか見えるとちょっと不安になる。真っ平らなのが好き。
そういうぼくにとってここらへんはエキサイティングな町。小学生の頃から銀座がすきだった。平らだから。渋谷とかやだ。スペイン坂とか落ち着かない。ダイナミックすぎる。
地形図見ると分かるように、ときどきうっすらと高い場所があるのがいい。ご存じの通りここらへんは江戸時代から埋め立てが始まった場所なので、これらの起伏は基本的に人の手によるもの。
で、赤い丸が鉄砲洲富士のある場所。隅田川岸の堤防っぽくなっている盛り上がりに位置しているわけだ。後述するように他の富士塚が比較的地形的にダイナミックに象徴的な場所にあるのに対して、非常にどっちつかずでぼくごのみ。
で、さっそく富士塚と関係ないんだけど、航空写真でここらへん見ると気になる場所がある。続きを読む
ゲストとして参画させていただいた Google マイマップ EXPO。その授賞式に出席してきた。渋谷のセルリアンタワー内googleのオフィスで行われた授賞式(たぶん食堂を仮設的に会場にしていた)、おなじくゲストとして「恋する水門マップ」を公開したご存じFloodgatesの佐藤さんと一緒。(ぼくのはこれ→「団地マニアがお勧めする団地たち」)
受賞者一覧はそのうち上記Google マイマップ EXPOページで行われるそうなので割愛。そのかわりこの授賞式で感じたことを書いてみよう。
・受賞者の年齢層が高い
一番若い方はぼくと同い年で36歳とのこと。おそらくマッピングするに足るコンテンツってなにより「蓄積」がものをいうことを表しているんだと思う。佐藤さんもおっしゃっていたが、リストの段階では「たくさん巡ったなあ」と思っていたものが地図に落とすとほんとはかなり偏っていることがあからさまになってしまう。若造とそれなりの年齢の人で決定的に違うのは「どれだけ地方に行っているか」という点なんじゃないだろうか。マッピング趣味は団塊世代にお勧めだ。ほんとか。
・女性の受賞者、ゼロ。
これはなんだろうか。一昔前「話を聞かない男、地図が読めない女」という本がはやった。ぼくはこういう、もっと相関係数が高い群があるはずなのに安易に男女ですませてしまい、かつ相関関係と因果関係を混同している(あるいは暗に"させる")たぐいの言説がだいきらいでこれっぽっちも信じてないが、みんなの脳裏にこれが浮かんだことは間違いない。
そして強く思ったのは
・マニア系のコンテンツを楽しく見せるためにGoogleMapは適してないかも
ということ。いや、これはGoogleMapのせいじゃなくて地図会社の地図のせいなんだけど。
というのは、結局GoogleMapの地図って市街地図・道路地図だ。こういう地図って、簡単に言うとアドレス情報だ。つまり目的の場所(建物など)が市町村境界・番地とそこに至る道路によって描かれているもの。このことって地図として当たり前のような気がするけど実はそうじゃない。ぼくも最近ようやく分かったけど、ぼくらが見慣れたこういう地図って、特定の目的のために限られた情報を特定の分類方法でまとめている。決して世界をフラットに記述はしていない。こういう地図を見慣れているから、これがザ・地図だと思っちゃう。でもちがう。
こういう地図って、マニア自身が自らの行動履歴をまとめるものとしてはそこそこ使えるけど、他人に見せるとなるとからきし向いてない。なぜなら、マニアが巡った場所・収集した物の背景と関係ないから。
グルメマップとかならいいんだよね。なぜなら、それを見せる意味は「そこへ行くにはどうしたらよいか」という点にあるから。既存の地図でOK。でも「恋する水門マップ」はそこへ行くにはどうしたらよいかを見せたいんじゃない。というか、見に行かないよね普通。団地もそうだけど。
そこに行くためではなく、水門マップを"見て楽しむ"のに必要な地図情報は、アドレスじゃなくて川の流れとか地形だろう。でもぼくらが普段見てる普通の地図にはそれらは載ってない。GoogleMapもまたしかり。
それでも今回受賞された「石橋・石仏・沈み橋・マップ」などはまだ良い。この素晴らしいマップに乗っているのは、石橋などコンテンツ自身がもともと地形と関わりがあるものなので、ふつうの地図でマッピングしても川や道路やお互いの位置関係などだけで十分楽しめる。(いや、これも地形と一緒になってたらもっと面白いはずだけど)
だけど同じ今回の受賞者の中の「カップ酒マップ」になると、もっとちがう地図がいいのに、とむずむずする。全国のカップ酒の評価から瓶のデザインまで魅力的にまとめた、以前からよく見ていた(ぼくは日本酒飲まないけどね)ブログの方がマッピングしたものだが、マッピングされた位置はそのカップ酒を作った酒造所の位置。もちろんこの酒造所に行きたいと思っている人には"便利"ではあるだろうが、"見て楽しむ"ものにはなってない。(念のため重ねて言いますがこれはこのブログの作者さんのせいじゃなくて地図のせいですよ!)
ほんとは一年の湿度・気温とか風とか陽当たりとか湧水や清流との位置関係とか、そういう地図の上に酒造所がマッピングされた方が"見て楽しい"はず。既存の地図では見えない「気温と味との関係」とかが地図から見えてきたりするはずだ。
団地で言えば、戦後から現在までの時間軸で見ることができる地図にマップした方が面白いはず。
というようなコメントをしたかったんだけど、時間切れでした。残念。
受賞者一覧はそのうち上記Google マイマップ EXPOページで行われるそうなので割愛。そのかわりこの授賞式で感じたことを書いてみよう。
・受賞者の年齢層が高い
一番若い方はぼくと同い年で36歳とのこと。おそらくマッピングするに足るコンテンツってなにより「蓄積」がものをいうことを表しているんだと思う。佐藤さんもおっしゃっていたが、リストの段階では「たくさん巡ったなあ」と思っていたものが地図に落とすとほんとはかなり偏っていることがあからさまになってしまう。若造とそれなりの年齢の人で決定的に違うのは「どれだけ地方に行っているか」という点なんじゃないだろうか。マッピング趣味は団塊世代にお勧めだ。ほんとか。
・女性の受賞者、ゼロ。
これはなんだろうか。一昔前「話を聞かない男、地図が読めない女」という本がはやった。ぼくはこういう、もっと相関係数が高い群があるはずなのに安易に男女ですませてしまい、かつ相関関係と因果関係を混同している(あるいは暗に"させる")たぐいの言説がだいきらいでこれっぽっちも信じてないが、みんなの脳裏にこれが浮かんだことは間違いない。
そして強く思ったのは
・マニア系のコンテンツを楽しく見せるためにGoogleMapは適してないかも
ということ。いや、これはGoogleMapのせいじゃなくて地図会社の地図のせいなんだけど。
というのは、結局GoogleMapの地図って市街地図・道路地図だ。こういう地図って、簡単に言うとアドレス情報だ。つまり目的の場所(建物など)が市町村境界・番地とそこに至る道路によって描かれているもの。このことって地図として当たり前のような気がするけど実はそうじゃない。ぼくも最近ようやく分かったけど、ぼくらが見慣れたこういう地図って、特定の目的のために限られた情報を特定の分類方法でまとめている。決して世界をフラットに記述はしていない。こういう地図を見慣れているから、これがザ・地図だと思っちゃう。でもちがう。
こういう地図って、マニア自身が自らの行動履歴をまとめるものとしてはそこそこ使えるけど、他人に見せるとなるとからきし向いてない。なぜなら、マニアが巡った場所・収集した物の背景と関係ないから。
グルメマップとかならいいんだよね。なぜなら、それを見せる意味は「そこへ行くにはどうしたらよいか」という点にあるから。既存の地図でOK。でも「恋する水門マップ」はそこへ行くにはどうしたらよいかを見せたいんじゃない。というか、見に行かないよね普通。団地もそうだけど。
そこに行くためではなく、水門マップを"見て楽しむ"のに必要な地図情報は、アドレスじゃなくて川の流れとか地形だろう。でもぼくらが普段見てる普通の地図にはそれらは載ってない。GoogleMapもまたしかり。
それでも今回受賞された「石橋・石仏・沈み橋・マップ」などはまだ良い。この素晴らしいマップに乗っているのは、石橋などコンテンツ自身がもともと地形と関わりがあるものなので、ふつうの地図でマッピングしても川や道路やお互いの位置関係などだけで十分楽しめる。(いや、これも地形と一緒になってたらもっと面白いはずだけど)
だけど同じ今回の受賞者の中の「カップ酒マップ」になると、もっとちがう地図がいいのに、とむずむずする。全国のカップ酒の評価から瓶のデザインまで魅力的にまとめた、以前からよく見ていた(ぼくは日本酒飲まないけどね)ブログの方がマッピングしたものだが、マッピングされた位置はそのカップ酒を作った酒造所の位置。もちろんこの酒造所に行きたいと思っている人には"便利"ではあるだろうが、"見て楽しむ"ものにはなってない。(念のため重ねて言いますがこれはこのブログの作者さんのせいじゃなくて地図のせいですよ!)
ほんとは一年の湿度・気温とか風とか陽当たりとか湧水や清流との位置関係とか、そういう地図の上に酒造所がマッピングされた方が"見て楽しい"はず。既存の地図では見えない「気温と味との関係」とかが地図から見えてきたりするはずだ。
団地で言えば、戦後から現在までの時間軸で見ることができる地図にマップした方が面白いはず。
というようなコメントをしたかったんだけど、時間切れでした。残念。
最近地形に興味があって東京の地形をあれこれ調べている。
先日、地形に関してすっかり忘れていたあることを思い出した。ぼくの中学校が地形的にひじょうに面白い場所に建っていたのだ。
大きな地図で見る
真ん中、校庭が上下に二つ見えるが、下は小学校の校庭と校舎。上の校庭がぼくの通っていた船橋市立葛飾中学校だ。
校庭の東に見える緑色の建物が校舎なのだが、この校舎と校庭の間は階段で結ばれていた。校庭は校舎よりかなり低い位置にあった。
で、地形を見てみたら↓

白い線で囲ったのが中学校。校庭は左半分。ぼくの中学校は崖線をまたぐようにして建っていたのだ。中学生の時はなんとも思わなかったが、これはかなり変わった立地じゃないだろうか。調べたら、校舎のが建っている場所の標高は16m、校庭は9m。その差7mもある。
そういえば当時は学校がかなり荒れていて、朝登校してみると窓ガラスが全部割られてた、とか、校庭をバイクで走り回るやつとかいたっけ。それらはすべてこの地形のせいじゃないだろうか。崖線の上の不安定な立地が青少年の心を…云々。もちろん冗談ですが。でも電磁波より地形のほうがよっぽど人に与える影響が大きいんじゃない?
さて、もうちょっとひいてみると↓

北に中山競馬場、その隣の奇妙な円はかつて電波基地だった行田団地。すばらしい環境で育ったよね、ぼくは。そして、くだんの崖はあきらかに川の跡。上流に池があるな。こんど行ってみよう。
そう!そういえば、体育祭なんかで大勢の生徒がいっせいに校庭走ると、地面が揺れてたよ。校庭に備え付けられてた水道は地下水くみ上げてるって話だった。そうか、校庭の下にはまだ川があったってわけだ。今思いだした。地理の授業はこういうことやればいいのに。
ぼくの中学生時代はあまり幸せじゃなかった。思い出さなかったのはそのせいかもしれない。もったいないことをした。こんど中学校へ行ってみよう。
先日、地形に関してすっかり忘れていたあることを思い出した。ぼくの中学校が地形的にひじょうに面白い場所に建っていたのだ。
大きな地図で見る
真ん中、校庭が上下に二つ見えるが、下は小学校の校庭と校舎。上の校庭がぼくの通っていた船橋市立葛飾中学校だ。
校庭の東に見える緑色の建物が校舎なのだが、この校舎と校庭の間は階段で結ばれていた。校庭は校舎よりかなり低い位置にあった。
で、地形を見てみたら↓

白い線で囲ったのが中学校。校庭は左半分。ぼくの中学校は崖線をまたぐようにして建っていたのだ。中学生の時はなんとも思わなかったが、これはかなり変わった立地じゃないだろうか。調べたら、校舎のが建っている場所の標高は16m、校庭は9m。その差7mもある。
そういえば当時は学校がかなり荒れていて、朝登校してみると窓ガラスが全部割られてた、とか、校庭をバイクで走り回るやつとかいたっけ。それらはすべてこの地形のせいじゃないだろうか。崖線の上の不安定な立地が青少年の心を…云々。もちろん冗談ですが。でも電磁波より地形のほうがよっぽど人に与える影響が大きいんじゃない?
さて、もうちょっとひいてみると↓

北に中山競馬場、その隣の奇妙な円はかつて電波基地だった行田団地。すばらしい環境で育ったよね、ぼくは。そして、くだんの崖はあきらかに川の跡。上流に池があるな。こんど行ってみよう。
そう!そういえば、体育祭なんかで大勢の生徒がいっせいに校庭走ると、地面が揺れてたよ。校庭に備え付けられてた水道は地下水くみ上げてるって話だった。そうか、校庭の下にはまだ川があったってわけだ。今思いだした。地理の授業はこういうことやればいいのに。
ぼくの中学生時代はあまり幸せじゃなかった。思い出さなかったのはそのせいかもしれない。もったいないことをした。こんど中学校へ行ってみよう。
カシミールに夢中で仕事がはかどらないわけですが。
石川さんに勧められてこちらも夢中になっている東京の自然史 (講談社学術文庫)
。この本を読んでいてひらめいたのが、「武蔵野台地と下総台地ってなんかかたち似てる」ってこと。

武蔵野台地っていうのは要するに東京の台地で、下総台地っていうのはその東の千葉北西部の台地。

武蔵野台地の東をえぐっている主要な3つの川である目黒川、渋谷川、神田川と、下総台地の真間川、海老川の位置とそれによってせり出した4つの半島状の台地が似てる。気がする。これ、反時計回りにまわしたらいいぐあいに重なるんじゃないか?

江戸川あるいは荒川が多摩川と一致するわけだ。南米大陸の東海岸線とアフリカ大陸西海岸線の形が酷似していることに気がつき、大陸移動説を唱えたアルフレッド・ウェグナーもびっくりだ。
それでは、パンゲアの時代に千葉の主要都市は東京のどの都市と一緒だったかを見てみよう。

松戸→二子玉川
東松戸→渋谷
市川→平和島
西船橋→新橋
津田沼→上野
いや、なんというか微妙にいい感じの血縁関係というか。特にぼくが住んでる西船橋が新橋っていうのと、津田沼が上野っていうのは絶妙だ。千葉の人なら分かってもらえると思う。この感覚。
あと東松戸が渋谷、っていうのもなんか、こう。松戸とか柏の中高生からは渋谷への憧れが強烈に感じられたものだが、それはパンゲア時代の遠い記憶なのかもしれない。
うそだけど。
(という話をしたら、石川さんから別の解答が来た。「松戸は皇居だ」とのこと。その話はまた後日)
石川さんに勧められてこちらも夢中になっている東京の自然史 (講談社学術文庫)

武蔵野台地っていうのは要するに東京の台地で、下総台地っていうのはその東の千葉北西部の台地。

武蔵野台地の東をえぐっている主要な3つの川である目黒川、渋谷川、神田川と、下総台地の真間川、海老川の位置とそれによってせり出した4つの半島状の台地が似てる。気がする。これ、反時計回りにまわしたらいいぐあいに重なるんじゃないか?

江戸川あるいは荒川が多摩川と一致するわけだ。南米大陸の東海岸線とアフリカ大陸西海岸線の形が酷似していることに気がつき、大陸移動説を唱えたアルフレッド・ウェグナーもびっくりだ。
それでは、パンゲアの時代に千葉の主要都市は東京のどの都市と一緒だったかを見てみよう。

松戸→二子玉川
東松戸→渋谷
市川→平和島
西船橋→新橋
津田沼→上野
いや、なんというか微妙にいい感じの血縁関係というか。特にぼくが住んでる西船橋が新橋っていうのと、津田沼が上野っていうのは絶妙だ。千葉の人なら分かってもらえると思う。この感覚。
あと東松戸が渋谷、っていうのもなんか、こう。松戸とか柏の中高生からは渋谷への憧れが強烈に感じられたものだが、それはパンゲア時代の遠い記憶なのかもしれない。
うそだけど。
(という話をしたら、石川さんから別の解答が来た。「松戸は皇居だ」とのこと。その話はまた後日)