「住宅都市整理公団」別棟

ここは団地マニアのためのウェブサイト「住宅都市整公団」の総裁のblogです。団地だけじゃなくて工場やジャンクションや高架下建築や。

ドボク

『東京大改造マップ2017-2020』がほぼ写真集

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東京の再開発動向をまとめたムック『東京大改造マップ2017-2020』にぼくの写真が載っています。これがもはや写真集っぽい!

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↑A4版判型見開きでどーんと!続きを読む

2014年9月13日・国道/ダム/JCTのツアーやるよ!




関西で国道、ダム、ジャンクションをめぐるツアーが行われますよ!
  • ドボクマニアのカリスマと巡るどぼくカフェツアー
  • 2014年9月13日(土)9時大阪駅集合・18時大阪駅解散予定
  • 参加費:5000円
  • 同行者・国道愛好家:松波成行、ダム愛好家:萩原雅紀、ドボク趣味者:大山顕
  • どぼくカフェ主催
  • 詳細・申し込みはこちら
松波さんの案内のもと、名阪国道を味わい、"酷道"308号を行き、萩原さんパートでは比奈知ダムの内部の見学をさせてもらうそうです。そしてジャンクションパートは東大阪ジャンクション。ここも普段入ることのないループの内部に入ります!楽しみ!

松波さんは国道趣味の第一人者で、すばらしい本『国道の謎』も出版されてます。2008年に一緒に楽しく国道をめぐった様子を記事にもしました(→『世界一分かりづらい趣味』)。ぼくが尊敬する友人であります。そしてもちろん萩原さんはダム趣味の第一人者。さあ、あきらかにぼくだけが見劣りしますがだいじょうぶでしょうか。

この3人でツアー、っていうのははじめてでぼくもすごく楽しみ。関西方面の方々、ぜひ参加してくださいませー。
 
 

なぜダムにはダムを見るための観光施設と呼べるものが併設されているのか

ダム好きの方々と知り合ってからずっと不思議だったのは、なぜダムにはダムを見るための観光施設と呼べるものが併設されているのか、というものだった。これなしにはおそらくダム趣味は今日のようにまで発展しなかったのではないかと思う。

ダムを造るときには必ず工事車両用道路が通されるので、それが観光道路として転用しやすかったからだ、という説明をよく聞いたけど、ほんとうにそれだけかなあ、と思っていた。それが「自動車と建築---モータリゼーション時代の環境デザイン」で解決した。ダム観光の嚆矢はやはり富山の黒部ダムなのだが、それは単に周辺が名勝だからなわけではなく、背景にあるモータリゼーションとそれに伴うドライブウェイ、スカイラインの敷設ブーム、そして1963年の「観光基本法」によるレジャー・ブームと深く関わっている。このダムの竣工年も同法公布と同じ1963年だ。続きを読む

夏のキリンづくし!コミケにキリングッズ持って行きます・2013年8月11日 "西 あ - 02b"



今年もコミケに出展します。今回はキリンづくしです!
  • 2013年8月11日(日)(コミックマーケット2日目)
  • サークル名:「工場萌え」
  • 位置:「西 あ - 02b」

キリンとは、もちろんガントリークレーンのこと。このかわいらしいキリンのフェルト人形(?)を持って行きます。

実は前回のコミケでも作ったのですが、失敗。今回はなんとかできあがりました!

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結局すべて手作りです。値段は1500円ぐらいかなー(まよってます)。限定20個。お早めに!

で、今回もドボクグッズを思いついては勢いで作ってしまうことで有名なマニアパレルも一緒です。もちろんテーマはキリン!

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↑キリントート

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↑キリンポロシャツ!

というサバンナさながらのキリンの群れでみなさまをお待ちしております。コミケ、行ったことない方もこれを機会にぜひ。楽しいお祭りですよ。



「日本の象徴」と「翻訳」について。「チェルノブイリ萌え!?」で思ったこと。

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先日『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド』の発売記念として「チェルノブイリ萌え!?」というタイトルでゲンロンカフェでトークをしてきました。東さんとは2008年の10月に建築学会主催の「建築夜学校」に一緒に登壇して以来。今回顔を合わすまでは、実はかなり緊張していたんだけど、話し始めたらとてもゆかいでエキサイティングな一夜となりました。来てくれたみなさん、ありがとう。

ステージ上では、ぼくがこの本を読んで思ったことを東さんに訊いてみる、という形で進みました(えーっと、前半一時間のぼくの「自己紹介」の名を借りたネタスライドショーは別としてね)。話してて「おおっ」と思ったことのうち2つを書き留めておこう。


■「日本の象徴はドボクだ」
続きを読む

"「『当たり前だと思っていない』ことが当たり前だと思っていた」ことを当たり前ではない"と指摘

【追記:「Consultant」のウェブページで全文公開されました!

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建設コンサルタンツ協会の協会誌「Consultant」の260号が「土木萌え」特集。寄稿しています。

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↑ベッヒャーの写真から「ドボクサミット」、そして現在にいたるまでの"ドボク"愛好の流れと、なぜぼくが工場とかジャンクションとかに"萌え"ちゃうのかを、強引にまとめました。続きを読む

まるで余部鉄橋!

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↑こういうものがあります。横浜に!

さて、2013年5月18日(土)・19日(日)の2日間、東工大の「すずかけ祭」におじゃまして行われるぼくの写真展とトークセッション(詳しくは→こちら)。この東工大すずかけキャンパスのそばに、けっこうびっくりなものがあります。ぜひついでに見に行って!

こういうやつ↓
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ちょうかっこいい若葉台団地の南に突如道路を跨いで現れるこれ!すごいよねまるで余部鉄橋緑バージョンだ。続きを読む

その名も「千葉の本2」


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ぼくの近所のドボクを気合い入れてアピールしました!その名も「千葉の本2」というムックで!
千葉の本 2 (えるまがMOOK ミーツ・リージョナル別冊 ちば篇)

「2」とあることから推測できるように「1」もあるわけですが、これがどちらもとてもいい本。千葉っ子なら必携だ。

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おいしそうだ!考えてみたら船橋で飲んだことほとんどない…

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千葉中央にこんなお店が!へー!行かなきゃ。

とまあ、あんがい地元のことって知らない。「1」の表紙にあるコピーが素晴らしくて、曰く「もう二度と、『千葉って何もない』とは言わせません」。この絶妙な自虐入った千葉っ子マインドですよ。しかし、もしかして千葉を一番見くびっているのは千葉っ子かもね、と思った。

で、こういうすばらしいグルメ情報の中、ぼくが書いた記事が「大山顕の千葉のドボク名鑑」。
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ドボクに関しては、本気で「何もない」とは言わせねえ!!

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工場!

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鉄塔!

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もちろん団地!

なんと8ページにわたってすてきなドボクをご紹介。行徳可動堰とかかっこいいよねえ。

あと、面白かったのが、なつかしの「ご当地の踏み絵」(まだこのサイト健在だったんだ!うれしい!)を彷彿とさせるこのページ。
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千葉県民あるある2011。

「なのはな体操ができる」。でた。定番。

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「キングオブロックンロールといえばジャガーさん!」ぼく、高校生の時組んでたバンドで、「ジャガーカフェ」でライブやったよ!

千葉への愛情こもった一冊です。みなさんぜひ読んでみて。




tw fc
カモ
「別棟」じゃない本サイトはこちら
ぼくが出した本たち↓
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名団地たちをペーパークラフトにしました。
門外不出の旧公団による古い団地写真も多数!
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