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よく耳にする名前だがお店で気軽に飲めるものではないはず。


今回はロマネコンティと同じ区画に畑を持つ腕利きと



本丸のロマネコンティの隣に畑を持つ作り手などを確認した。


初めはお馴染みになってしまったマム’85から。


35年経ってもコルクを自分で持ち上げるほどのガス圧で


保管状態の良さが伺える。その証拠にまだ’すっぱい’。


これは驚異的なことだが古いワインを知らない人にとっては


何のことか分からないかも知れない。


この酸味が寿命の長さの証だし、


これだけきれいに酸が残っていると


全体の味のバランスも素晴らしい。


オードブルが半分以上あるのに


あっという間に空いた。


当たり年のそれも’83グランゼシェゾーが次に続いたが、


もうこれが’とり’か?と思われるほど素晴らしい出来映え。


これだけでゾーンに入ってしまったメンバーがいたことでも


すごさが分かる。この作り手が知る人ぞ知る


コカール、ロワゾン、フルロ。’80代相続の為に


3つの親族が合併してできたドメーヌ。


これが最後の1本で探しても見つからない。


’80アンリドヴィラモンはあのバロレコレクションで有名な


財閥。しかしこのボトルは目覚めが遅く、


2度のデカンタージュをワインシャワーでやったにもかかわらず


寝ているので、1杯注ぐごとに酸素吸入をしたところ


香りに表情が現れ、甘みが出て味の輪郭も出た。


今回は残念ながら’76ロワゾンと’71にも同じ傾向が出たが


3本とも酸素吸入で無事時間内に生還し、


皆の喝采を浴びた。前日抜栓から一人旅絶好調の’76


ラマルシュはスキップで跳ねるように舌で弾む。


更に香りもスプレーしたように瓶から溢れてくる。


「この作り手は良いところに畑があるのに下手だ」と


訳知り顔で言いふらす人がいるお蔭で


美味しい思いをすることができる。


この成功を機に来年中にもう一度


エシェゾーとグランエシェゾーを楽しむことにする。

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オードブルはいつものうに玉、ツナリエット、ほおずき、

それにトリュフカマンベール、酒蒸しヤリイカ
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本まぐろヅケ、ぼたんえび、ほうぼう

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ピノノワールには定番のカナールロティとポテトピュレ

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これは前回も好評だった’アイステイラミス’。