ようちゃんの土壌の119番

注目! 野菜作りでお悩みの家庭菜園愛好家の方 あなたの野菜作りは間違っています。野菜作りの基本は土づくりなのに、みなさんが読んでいる野菜作りの本にはその土づくりについてほとんど書いてありません。それにより肥料の入れ方に偏りが生じて、野菜の生育が悪くなっているのです。今よりおいしい野菜を作るために一緒に土壌の勉強をしませんか?このサイトは野菜作りでお悩みの家庭菜園愛好家の方のための土壌情報サイトです!

土壌診断

土壌診断および施肥設計

みなさん、こんにちは、ようちゃんです。

 

本日は土壌診断および施肥設計についてお伝えします

 

土壌診断の結果(土壌診断基準値)は以下の通りです。

含水率          :36.9%

EC                    0.05dS/m0.30.8dS/m

H(H2O)          :6.36.06.5

H(KCl)                   5.55.56.0

硝酸態窒素        :1.0mg/100g5mg/100g以下)

可給態リン酸       :25.0mg/100g2050mg/100g

交換性カリウム(加里)  :100mg/100g1122mg/100g

交換性カルシウム(石灰) :200mg/100g131164mg/100g

交換性マグネシウム(苦土):5mg/100g2535mg/100g

可給態鉄         :5ppm10100ppm

交換性マンガン      :2ppm1530ppm

 

ナスの施肥基準は以下の通りです。

基肥

窒素:15.0kg/10a、リン酸:25.0kg/10a、加里:15.0kg/10a

 

以上のデータから、窒素、リン酸は基準値ですので基準量施肥にします。

加里は基準値より過剰ですので無施肥にします。

石灰は基準値より高いですので無施肥にします。

苦土は基準値より欠乏ですので苦土肥料を30.0kg/10a施肥します。

 

以上のことをまとめるとナスの施肥設計は以下の通りです。

基肥

窒素:15.0kg/10a、リン酸:25.0kg/10a、加里:0kg/10a、苦土:30.0kg/10a

 

この施肥設計を今回施肥する有機肥料(水分:15%、窒素:3%、リン酸:2%、加里:1%)をベースに基肥のみ考えると以下の通りになります。

有機肥料        :1500kg

過リン酸石灰  :57kg

硫酸マグネシウム:120kg

 

もし、土壌診断および施肥設計のことで質問等がありましたらお気軽にコメントして下さい。

EC(電気伝導度)による基肥(窒素、加里)の補正の目安

みなさん、こんにちは、ようちゃんです。

 

本日も昨日に引き続きEC(電気伝導度)の説明をしたいと思います。

 

以前、説明した通りEC(電気伝導度)値と硝酸態窒素含量とは相関が高いです。

EC(電気伝導度)値を高めないために、窒素肥料の施肥を控える必要があります。

 

だから、施肥前のEC(電気伝導度)値により基肥の施肥量を変えなくてはいけません

 

昨日説明しました適正なEC(電気伝導度)の目安を超す時には基肥の量を減らしその後は生育状況をみながら追肥で調節する必要があります。

 

この場合、リン酸はEC(電気伝導度)にあまり影響しないので、窒素肥料および加里肥料を減肥することになります。

 

施肥前のEC(電気伝導度)による基肥(窒素、加里)の補正の目安(対基準量)は以下の通りです。

 

        0.3 dS/m以下 0.4-0.7 0.8-1.2 1.3-1.5 1.6以上

黒ボク土     基準量    2/3   1/2   1/3   無施用

沖積土・洪積土  基準量    2/3   1/3  無施用  無施用

砂質土      基準量    1/2   1/4  無施用  無施用

 

あくまでも目安ですがEC(電気伝導度)だけでも土壌診断が可能になります。

 

もし、EC(電気伝導度)のことで質問等がありましたらお気軽にコメントして下さい。

 

参考文献

1)松坂泰明・栗原淳(1994) 土壌・植物栄養・環境事典.株式会社博友社,東京,78-79181-182

2)藤原俊六郎・安西徹郎・加藤哲郎(1996) 土壌診断の方法と活用.社団法人農山漁村文化協会,東京,93-94

3)全国農業協同組合連合会 肥料農薬部(1999) 施肥診断技術者ハンドブック.全国農業協同組合連合会 肥料農薬部,東京,211-212

適正なEC(電気伝導度)の目安

みなさん、こんにちは、ようちゃんです。

 

本日も先週に引き続きEC(電気伝導度)の説明をしたいと思います。

 

先週、説明しましたがEC(電気伝導度)値が低すぎれば土壌中の肥料分が少なく生育不良になり、高すぎれば濃度障害で生育阻害が起こります。

 

それではどれくらいがEC(電気伝導度)値の適正なのでしょうか?

 

適正なEC(電気伝導度)値は、植物の種類や土壌の種類によって異なります。

 

適正なEC(電気伝導度)の目安は以下の通りです。

 

         果菜類   葉・根菜類

黒ボク土    0.3-0.8dS/m  0.2-0.6dS/m

沖積土・洪積土 0.2-0.7dS/m  0.2-0.5dS/m

砂質土     0.1-0.4dS/m  0.1-0.3dS/m

 

植物の種類や土壌の種類によって異なりますが、適正なEC(電気伝導度)の目安を超すと植物の生育に影響が生じるため、除塩対策が必要となります。

 

なお、露地野菜の土壌では、施設栽培の土壌と異なり、常時雨に洗脱されるので、塩類が集積することは少ないです。

 

もし、EC(電気伝導度)のことで質問等がありましたらお気軽にコメントして下さい。

 

参考文献

1)松坂泰明・栗原淳(1994) 土壌・植物栄養・環境事典.株式会社博友社,東京,78-79181-182

2)藤原俊六郎・安西徹郎・加藤哲郎(1996) 土壌診断の方法と活用.社団法人農山漁村文化協会,東京,93-94

3)全国農業協同組合連合会 肥料農薬部(1999) 施肥診断技術者ハンドブック.全国農業協同組合連合会 肥料農薬部,東京,211-212

EC(電気伝導度) その2

みなさん、こんにちは、ようちゃんです。

 

本日も昨日に引き続きEC(電気伝導度)の説明をしたいと思います。

 

昨日も説明しましたがEC(電気伝導度)値と硝酸態窒素含量とは相関が高いです。

 

土壌中に硝酸態窒素が多くなると、pHが低くなり塩基分が溶出しやすくなります。

 

そのため、EC(電気伝導度)値を高めないために、窒素肥料の施肥を控えて塩基分の溶出を抑える必要があります。

 

逆にEC(電気伝導度)値が低すぎれば土壌中の肥料分が少なく生育不良になり、高すぎれば濃度障害で生育阻害が起こります。

 

もし、EC(電気伝導度)のことで質問等がありましたらお気軽にコメントして下さい。

 

参考文献

1)松坂泰明・栗原淳(1994) 土壌・植物栄養・環境事典.株式会社博友社,東京,78-79

2)藤原俊六郎・安西徹郎・加藤哲郎(1996) 土壌診断の方法と活用.社団法人農山漁村文化協会,東京,93

EC(電気伝導度)

みなさん、こんにちは、ようちゃんです。

 

昨日も説明しましたが、正しい土づくりをするためには土壌診断を実施して、施肥設計を行うことが重要であります。

その土壌診断で土壌pHと並んで最も基本的な項目の一つがEC(電気伝導度)であります。

 

そこで2回目のテーマはEC(電気伝導度)です。

 

EC(電気伝導度)は土壌溶液中のイオン濃度を示すもので、この値が大きいほど、イオン濃度が高いことを意味します。

 

土壌診断では一般的には土壌中の塩類濃度の指標として用いられています。

 

EC(電気伝導度)は土壌を純水と混ぜ合わせた懸濁液の電気の通りやすさで表し、純水はほとんど電気を通さないが、肥料等の塩基分が多くなると電気が伝わりやすくなります。

 

EC(電気伝導度)値と硝酸態窒素含量とは相関が高いので、硝酸態窒素量を推定するのに使われます。

 

もし、EC(電気伝導度)のことで質問等がありましたらお気軽にコメントして下さい。

 

参考文献

1)松坂泰明・栗原淳(1994) 土壌・植物栄養・環境事典.株式会社博友社,東京,78-79

2)藤原俊六郎・安西徹郎・加藤哲郎(1996) 土壌診断の方法と活用.社団法人農山漁村文化協会,東京,93

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