西尾維新 イトイ

「日刊イトイ新聞」インタビューにて西尾維新氏の驚異の執筆スケジュール管理方が明らかに








77:そくどく!:7777/77/77(速) 77:77:77.77 ID:sokudokuex








方眼を利用して、仕事量と時間配分の表を書く。


――
オリジナル、カズン、WEEKS、
Hobonichi Plannerを1冊ずつ使用中で、
spring版をつかう予定、とのことでしたが、
小説のアイディアは、
オリジナルに書かれているのですか?

西尾
いえ、アイディア等は
基本的には書き留めません。
思いついたものを忘れないうちに書く、
というのがスタンスです。
書いた小説をゲラ(校正刷り)で見る際、
チェックポイントや要点を見落とさないように
メモを取っておくくらいでしょうか。
いわゆる創作ノートみたいなものはないんですよ。

――
あ、ないんですか!
西尾、そうとう多作ですし、
登場人物だけでもかなりの人数におよぶと思うので、
何かにまとめてあるんだとばかり‥‥。

西尾
忘れてしまうアイディアは
忘れるべきアイディアだったと考えます。
ノートにプロットを書いてから書き始めるやりかたにも
何度か挑戦しているんですけど、
なんだかうまくいかなくて。
それこそ、カズンで試したこともありました。
1ページに1アイディアずつ書いていって、
短編を365個つくるとか。

――
365個の短編!

西尾
でも、アイディアをカズンに書いた時点で
満足してしまって(笑)。
すぐやめちゃいました。
どういう形であれアウトプットしてしまうと、
意識が次に向いちゃうんでしょうね。

――
執筆のスタイルとしては、
頭の中にあるものを
ダーッとパソコンに打って形にしていく、と。

西尾
そうです。
気持ちとしては短距離走を走っているようなもので。
なので、走りすぎないよう、書きすぎないよう気をつけます。
書きすぎたら次の日に書けなくなっちゃう。
だから僕は1日に書く文字量を
「文字数」で決めています。

――
へえー、文字数で!
1日でどれくらい書かれるのですか?

西尾
今は、基本1日2万字です。

――
1日2万字‥‥。す、すごい‥‥。

西尾
もう少し詳しくいうと、
5000字を書くのに2時間かかるので、
2時間ごとに1回休憩、という感覚ですね。
2時間で5000字ということは、
15分で約700字書けていれば、達成できます。
ですので、15分経ったところで
600字なら今日はちょっと苦戦するぞ。
800字なら今日は調子がよさそうだ、とわかります。

――
はぁー‥‥。

西尾
小説家を目指していたころ、いちばんたいへんだったのは
原稿用紙枚数を書くことでした。
やっぱり300枚も400枚も
文字を書くのは生半ではなく、
早い段階で挫折してしまいます。
ですので、小説のプロットはつくらなくとも、
執筆ペースのプロットは必ずつくるようになりました。
ひと口に何万字と言えば途方もなく聞こえますが、
仕事量を分割して計算していけば全体像がつかめます。
この文字数と時間の管理も、
「ほぼ日手帳」でしているんですよ。

――
え、そうなんですか。

西尾
たとえば、次の仕事は
〈物語〉シリーズのBD/DVDに収録する
副音声脚本の執筆なのですが、
やっぱりそれも、
漠然と全体像を時間で把握するところからはじめます。

――
BD/DVDの副音声脚本?

西尾
簡単にいうと、映像のコメンタリー解説を
〈物語〉シリーズの登場人物たち自身がする、
という音声特典です。

――
あー、監督さんや声優さんが
その場面の解説とか制作時のエピソードを話す
音声特典って、ありますね。
それを、〈物語〉シリーズでは登場人物がしていて、
しかも脚本は西尾の書き下ろしだと。
ファンにはうれしい特典ですね。

西尾
この仕事は小説ではなく脚本なので、
文字数ではなく時間数で調節することになります。

アニメは1話あたり、約30分あります。
30分ぶんの脚本を仮に5時間で書こうとすると、
1時間あたり6分の尺を書けばよくて、
10分あたり1分の尺になる。
つまりそれを30回繰り返せば自然、
書き終わるわけで。
手帳に、それを方眼を利用して
表にして書いて、進行と照らし合わせながら執筆します。
小説なら文字数、脚本なら時間数、
マンガ原作ならページ数が軸になります。


西尾維新 イトイ ストップウォッチ


▲西尾のお仕事にとって、
 文字数や時間数の表が書かれたほぼ日手帳と
 実際に書いた時間を確認するためのストップウォッチは必須。


――
はぁー、西尾がハードなスケジュールの中でも
コンスタントに作品を発表しているのには、
そんな独特のスケジュール管理法があったんですね。

西尾
逆にいえば、
表にできない類のお仕事はとても苦手なのですが(笑)。
スケジュールの管理というより、
スケジュールの分解、再構築にあたって
「ほぼ日手帳」が、ものすごく助けになっています。

――
西尾の執筆のお手伝いができていると知れて
うれしいです。
ありがとうございます!


(続きはソースで)









































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