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TVアニメ『ばらかもん』OPアニメ担当:中村亮介さんがブログで制作秘話を綴る








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ばらかもん OP

2014年7月より日本テレビなどで放送中の、
『ばらかもん』OPのコンテ演出を担当しました!

発端は5月の終わりごろ僕の師匠の小島さんから電話がかかってきまして。
めずらしいなあと思って出ると、キネマシトラスの福島さんから、僕にOPを頼みたいとのことで。
もともと原作を買ってて好きだったので、これはぜひやりたいなあと思いました。

(略)

僕らの『あいうら』が放映中に、
同じ日常ものの、キネマさんの『ゆゆ式』が放映されていた縁もありまして。
話すとお互いに毎週見てたこともわかり。(笑)
日常をあつかった作品の話もはずんで、
スタジオも若々しい活気があって、居心地良く仕事ができました。

問題は音楽が遅れていたことで、
コンテINから納品まで4週ないという、今までにないスケジュールだったので。
作画や美術への負担を効率化して、破綻しない作戦を練りつつ、
しかもそれが演出意図になって見えるようなアイデアを、どう出していくかが、
この場合の演出の仕事だと思いました。

実際に動画枚数としては600枚台くらいのフィルムで。
OPとしては、かなり少ないほうかなと思います。

それ以上に動いて見えるような印象には、もっていけたかなと思っていますが、どうでしょうか。

橘正紀監督とは、
曲が作品のテーマを表現しているので、かえって映像が難しいという話をしました。
たとえば冒頭の「コンビニの雑誌コーナー」という個所で、
実際にコンビニの映像になるような表現だけは避けたいというお話で。
よくわかります。

僕としては、そうしたお話を受けつつ、
ミュージッククリップ系の仕事ではつねに心がけていることですが、
音楽だけでも、映像だけでも、生まれない意味合いが、
二つが合わさることで、初めて生まれるような。
そしてそれが、作品のテーマになるようなフィルムにしたいなと。
見た方にそのような感じて頂けているようでしたら、うれしく思います。

島の人々は原作にはたくさん出てくるわけですが、
そうしたにぎやかさは、思いきって本編におまかせすることにして。
なるには、象徴的に、
半田先生との距離感や、島の人々のかかわりを、ひとりで代表してもらうような構成にしました。

OPのテーマとしては、
「自分らしさ」って何かわからなくても、
それまであなたが歩いてきた人生の軌跡はあるよねと。

「書」のイメージ世界の中では、それが墨跡になっているわけですが、
それまでと全然ちがう何かを、いま急にはじめようとしなくても、
自分が歩いてきた跡を見たら、その先の一歩も実は、自然に歩みだせるんじゃないかなと。
自分らしさって、そういうことかもしれないと。
そんなつもりでした。

(続きはソースで)


中村 亮介

(なかむら りょうすけ、1976年5月27日 - )は、アニメーション監督、アニメーション演出家。

作品リスト
魍魎の匣(2008年) 監督・絵コンテ・演出・オープニングアニメーション(絵コンテ・演出)
青い文学シリーズ「走れメロス」(2009年) 監督・絵コンテ・演出
荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ (2010年) オープニングアニメーション2(演出・原画)
あいうら(2013年) 監督・脚本・原画
銀の匙 Silver Spoon(第2期)(2014年)エンディングアニメーション(絵コンテ・演出)

(一部抜粋)











































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