2010年02月

2010年02月27日

「インビクタス/負けざる者たち」

in先週『インビクタス/負けざる者たち』(TOHOシネマズ岡南)劇場鑑賞しました。
この話は知らなかったな〜。
待望のイーストウッド監督作品でしたが、十分、見応えのある作品に仕上がってると思いますね。
でも、昨年、観た『チェンジリング』『グラン・トリノ』には劣るかな〜。良過ぎましたね(笑)

「インビクタス/負けざる者たち」(2009)アメリカ
監督 クリント・イーストウッド
出演 モーガン・フリーマン/マット・デイモン/トニー・キゴロギ/パトリック・モフォケン

<「チェンジリング」「グラン・トリノ」の巨匠クリント・イーストウッド監督が、アパルトヘイト(人種隔離政策)後の南アフリカで開催されたラグビーワールドカップを巡る感動の実話を映画化したヒューマン・ドラマ。アパルトヘイト撤廃後も人種間対立が残る中、国民が一つにまとまる大きな転機となった自国開催のラグビーW杯での奇跡の初優勝までの道のりを、ネルソン・マンデラ大統領と代表チーム・キャプテンを務めたフランソワ・ピナール選手との間に芽生える絆を軸に描き出す。>

これは実話だったんですね(それっぽい話は観る前に知ってはいましたが)
いかんせん、ラグビーに疎いものですから、南アフリカの力がどのぐらいか分からないですが、優勝ですもんね。オールブラックスを破っての。

ラグビーと言えば、伝説のドラマ「スクール・ウォーズ」を思い起こしますが、感動というと、スクール・ウォーズの方かな〜(その世代なもんで・笑)

それにしても、さすがイーストウッド。どんな題材でも、きちんと仕上げてくるから、安心して観れますね。
出来としては、昨年観た『グラントリノ』『チェンジリング』の方が上だとは思いますが、それでも見応え十分。

モーガン・フリーマン、マンデラ大統領そのものじゃないですか(笑)

それにしても、ネルソン・マンデラとういう方、大統領になってからしか知らないですが、壮絶な人生ですね。長い間、牢獄に入れられてたなんて。

今では考えられないアパルトヘイト(人種隔離政策)。私が学生だった頃は、まだ行われていたわけですからね〜。
その南アフリカも、今年、サッカーワールドカップが開催(アフリカ初)。どのような大会になるか、今から楽しみです。

ネルソン・マンデラのような強い信念を持ち続けることの大切さ、そして、その思いこそが、周りの人間をも動かす。
今の日本に欠けているものかな〜・・・・

 <予告編>


公式サイト

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sokura3 at 16:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 洋画−ドラマ 

2010年02月21日

午前十時の映画祭。5

TOHOシネマズ系列で上映されている「午前十時の映画祭。何度見てもすごい50本」ですが、先日、早速、『バベットの晩餐会』鑑賞してきました。

まさか、バベットをスクリーンで観ることになるとは思いもしませんでしたね。
選ばれたことにもビックリ。知る人ぞ知る作品ですからね。

映画の感想は、以前にも載せたので省きます。

『バベットの晩餐会』感想

この50本、ほとんど観てますね。ただ、スクリーンなので新鮮味は違いますが。

最大の目玉は、『フォロー・ミー』でしょう。これは見逃せない!

個人的には、『冒険者たち』が選ばれなかったことが非常に残念です。
ぜひ、スクリーンで観たかった!投票したのに〜(哀)

何本、観ることになるか分からないですが、名画たちとスクリーンで出会えることを喜びに感じます。

 <「午前十時の映画祭。何度見てもすごい50本」>


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sokura3 at 10:49|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 日記・その他 

2010年02月20日

「パラノーマル・アクティビティ」4

para先週『パラノーマル・アクティビティ』(TOHOシネマズ岡南)劇場鑑賞しました。
予告編観る限りでは、どんな怖さが待っているのだろうと期待していましたが、実際は思ったほど怖さを感じませんでした。
これも、数多くホラー作品を観て免疫ができたせいなのか(笑)
高橋大輔選手、銅メダルおめでとうございます。
同じ岡山県人として誇りに思います。うれしい〜です!

「パラノーマル・アクティビティ」(2007)アメリカ
監督 オーレン・ペリ
出演 ケイティー・フェザーストン/ミカ・スロート/マーク・フレドリックス/アンバー・アームストロング

<わずか15000ドルの超低予算で製作されたインディーズ作品にもかかわらず、評判が口コミで広がり、全米公開が実現するや尻上がりに順位を上げ、ついには興行成績で第1位を獲得してしまったばかりか、興行収入でも1億ドルを突破する大ヒットとなり、全米で社会現象と呼べるセンセーションを巻き起こした戦慄のスーパーナチュラル・ホラー。>

わずか15000ドルの超低予算で・・・という触れ込みばかりが先行した作品ですが、低予算で作られたわりには、よく出来てるな〜という感じです。
低予算では、こういうドキュメンタリー・タッチで描くしかないとは思いますが、アイデアの勝利といいますかね。

ただ、予告編、観た限りでは、もっと怖さを体験できるのではないかと期待していたのですが、実際は、思ったよりは怖く感じませんでしたね。
ラストあたりは、なかなか見応えがあったのですが。
これも、私自身、今まで数多くホラー映画を観てきたせいなのか、すっかり免疫ができてしまってて、それが原因かと。
高校生の頃なんて、びっくりして右足が上がってたりしたもんですけどね〜。
あの頃が懐かしい(笑)

とは言え、監督のオーレン・ペリ。大作を撮らしてみたい人には違いないですね。そこで真価を問われるのではないかと。

予告編の観客の驚きは大袈裟なような(笑)リメイク作品は無理なのかな〜??

こうなると、3D作品でホラー映画を観るしかないか!?(笑)

 <予告編>


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sokura3 at 10:05|PermalinkComments(2)TrackBack(1) 洋画−ホラー 

2010年02月14日

「おくりびと」5

oku『おくりびと』DVD鑑賞しました。
アカデミー外国語映画賞受賞作品ですが、日本人の死生観を見事に表現した素晴らしい作品ですね。
もっと早く観れば良かった(笑)

「おくりびと」(2008)日本
監督 滝田洋二郎
出演 本木雅弘/広末涼子/山崎努/余貴美子

<『壬生義士伝』の滝田洋二郎監督が、本木雅弘主演で描いたヒューマンドラマ。遺体を清め棺に納める納棺師として働くことになった主人公の成長と周囲の人々の人間模様を綴る。広末涼子、山崎努が共演。>

日本人の死生観を見事に表現した素晴らしい作品ですね、この『おくりびと』は。

アカデミー外国語映画賞受賞で騒がれていたので、ちょっと避けてましたが、これは観るに値する作品です。この作品が選ばれたことを、日本人として、うれしく感じます(いまさらながら・笑)

私自身、家族を葬り出した経験があるのですが、その頃のことを思い出して涙してしまいましたね。

逝ってしまった人に敬意を表し、美しい姿でお葬りする。
本木雅弘扮する主人公の納棺師の姿が、厳かでありながらも、優しさに満ちており、観ていて癒しを感じます。透き通った川の流れのように。

また、本木雅弘を納棺師へと育て上げる山崎努の存在感。これが素晴らしい。

1つ広末涼子に注文を付けたい。本木雅弘との、あのシーンでは、裸になることも辞さない女優魂というものを魅せて欲しかった。
一皮むける機会を逃した気がします。大事な自然な流れなのにね。残念!

この映画により、納棺師になることを希望する人が増えたということを聞きます。

どんな人であれ、生と死は平等にやって来る。その死というものを新たな旅立ちとして捉え、送り出す。

日本人として生まれてきて良かったな〜。

 <予告編>


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sokura3 at 00:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 邦画−ドラマ 

2010年02月08日

「ザ・スピリット」4

51mo1CQBXpL__SL500_AA240_『ザ・スピリット』DVD鑑賞しました。
『シン・シティ』で見せたモノクロの世界は、今回も健在ですが、内容的には普通のアメコミ作品ですね。
それにしても、ヒーローが好きな国民ですね。アメリカは(笑)

「ザ・スピリット」(2008)アメリカ
監督 フランク・ミラー
出演 ガブリエル・マクト/サミュエル・L・ジャクソン/エヴァ・メンデス/スカーレット・ヨハンソン

<『300』の原作・製作総指揮、フランク・ミラーが監督・脚本を手掛けたアクション。刑事のデニー・コルトは一度命を落とすも奇跡的に蘇る。以来彼は、マスクをして犯罪に立ち向かう“スピリット”に姿を変える。>

これは、フランク・ミラーの世界ですね。

『シン・シティ』で見せたモノクロの世界は、この『ザ・スピリット』でも健在。

本作も、原作はアメコミですか。それにしても、ヒーローが好きな国民だ。

マスクで顔を隠したヒーロー“スピリット”にガブリエル・マクト。この方、今回、観るまで存知上げませんでした。

evaまた、スピリットの元恋人にして宝石泥棒のサンド・サレフにエヴァ・メンデス。この方も、今回、初めて知りました。こんな美女を知らなかったなんて、まだまだですね(笑)

スピリットに敵対するオクトパスにサミュエル・L・ジャクソン。
その腹心の部下シルケンにスカーレット・ヨハンソンと豪華。2人は楽しんで演じてるように感じます。

どこかに影を感じさせるヒーロー。このパターンもよくある(笑)

『シン・シティ』のような斬新さは感じませんが、まあ通常には楽しめるかな〜という作品ですね。

どうも、続編があるみたい(笑)

 <予告編>


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sokura3 at 00:02|PermalinkComments(0)TrackBack(2) 洋画−アクション 

2010年02月07日

「ゴールデンスランバー」4

1007763_01先日『ゴールデンスランバー』(TOHOシネマズ岡南)劇場鑑賞しました。
なかなか良く出来たサスペンスです。
こういった邦画を、もっと観たいと思わせるようなね。
上映時間139分ですが、長くは感じませんでした。



「ゴールデンスランバー」(2009)日本
監督 中村義洋
出演 堺雅人/竹内結子/吉岡秀隆/劇団ひとり

<圧倒的なリーダビリティと鮮やかすぎる伏線回収で、2008年の“本屋大賞”や“山本周五郎賞”を受賞するなど各方面から絶賛された伊坂幸太郎の傑作ミステリーを映画化。仙台を舞台に、ある日突然、見えない巨大な力によって首相暗殺の濡れ衣を着せられ追いつめられていく一人の男が、かつての仲間たちをはじめ彼の無実を信じる人々の支えだけを頼りに、懸命の逃亡を繰り広げる姿をスリリングかつ感動的に描き出す。>

これは、上手く出来たサスペンス物ですね。
原作は全く知らないですが、こういった邦画作品を、どんどん上映してもらいたいものです。

「ゴールデンスランバー」って、どういう意味なのかと思っていたら、ビートルズの曲だったとはね。これも、知らなかった(笑)

「オズワルドにされるぞ」という、濡れ衣を着せられた男(堺雅人)の逃走劇ですが、登場人物たちの青春時代の回想を絡ませることにより、容疑者に仕立てられた男とその仲間たちの人物像を浮き彫りにする展開は、彼らの行動に説得力を感じさせますね。昨年観た『ゼロの焦点』とは、そこが異なります(笑)

それにしても、おおげさなマスコミ報道には、辟易します。(映画の中だけでなく実際もそうですが)多大な権力を持っていて、どれだけの影響力を及ぼすかということを自覚してもらいたい。

堺雅人に絡む黒いパーカーの男「キルオ」という男が登場するのですが、このキャラの存在がイマイチ分からなかったですね、必要あったのか。

最初と最後が、上手〜く繋がってる展開は、大いに感心させられますね。

isimaru堺雅人を執拗に追う刑事に香川照之、石丸謙二郎など、このあたりのキャストは見事。

首相暗殺、警察権力、こういう見え隠れする力、何かタイムリーな感じがします(笑)
見えない力って怖いですね〜。




 <「ゴールデンスランバー」ビートルズ>


公式サイト

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sokura3 at 11:46|PermalinkComments(0)TrackBack(6) 邦画−サスペンス 

2010年02月02日

「テラー トレイン」5

61CnjwtJpcL__SL500_AA240_『テラー トレイン』DVD鑑賞しました。
ソーラ・バーチの血まみれの表情のパッケージを観てレンタルしましたが、これは傑作、ホラー・サスペンスですね。
『ホステル』好きな方は、気に入るのではないかと思います。

「テラー トレイン」(2008)アメリカ
監督 ギデオン・ラフ
出演 ゾーラ・バーチ/ギデオン・エメリー/カヴァン・リース/デレク・マジャール

<東ヨーロッパを舞台に、疾走する電車の中で起こる残虐な殺人事件に立ち向かう女子大生を描いたサバイバル・ホラー。>

ソーラ・バーチ+ホラー、この組み合わせは観るしかないでしょう(笑)

これは、80年製作のサスペンス・ホラーのリメイク作だったんですね〜(ジェイミー・リー・カーティス主演だったか、名前だけは聞いたことあります。)

国際大会出場のため東ヨーロッパに遠征したインディアナ大学のレスリングチーム。ゾーラ・バーチら仲間が夜遊びをしたために、列車に乗り遅れてしまう。追いかける形で乗り込んだ列車が実は恐怖の始まりだった・・・というストーリーですが、(あまり言えませんが)『ホステル』を思い起こしますね。

結構、残酷な描写もあって、『ホステル』好きな方は、はまる気もします(私は、見事にはまりました・笑)

zora主演のゾーラ・バーチ、個性的でいいですね〜。『穴』を観た時の不気味な存在感は強烈でしたが、最後の最後まで今回も魅せてくれますね〜。決して美人じゃないですが、味がある(笑)

でも、80年の前作も、東ヨーロッパを舞台にした、このような作品なのでしょうか?興味をそそられるところです。

『ホステル』もそうですが、この『テラー トレイン』などを観るに付け、東ヨーロッパには行きたくないな〜という気分に陥るのは私だけでしょうか?
特に美女には用心したいですね(笑)

非常に見応えのある、サスペンス・ホラーですね。

 <予告編>


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sokura3 at 23:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 洋画−ホラー | 洋画−サスペンス

2010年02月01日

「恐怖女子高校 アニマル同級生」4

61YEyq-q1PL__SL500_AA240_『恐怖女子高校 アニマル同級生』DVD鑑賞しまし
た。観たのは、もう昨年になるのですが、なかなかブログに載せるとができず(他にも、結構あるんですよね〜。できるだけ載せたい・笑)
「恐怖女子高校」シリーズ、初鑑賞となりましたが、やはり池玲子のカッコ良さにはしびれます。
ぜひ、他のシリーズも観たい(なかなか借りれず)

「恐怖女子高校 アニマル同級生」(1973)日本
監督 志村正浩
出演 池玲子/衣麻遼子/一の瀕レナ/成瀬正孝

<札付き女子高生たちの赤裸々な生態と闘いを描いたシリーズ第4弾。海外留学制度とスポーツが売り物で、竜子を番長とする“黒バラ会”が仕切る私立聖和女学院。ある日、口笛の亜紀と呼ばれ、フェンシングの凄腕である風花亜紀が入学してくる。>

「恐怖女子高校」シリーズ、ついに辿り着きました。
第4弾の「アニマル同級生」から観る事になりましたが、あまり関係ないでしょう(笑)

それにしても、ひどい学園だ。理事長は生徒を愛人にするわ、外国人に売り渡すわで、当時のにっかつロマンポルノなどもそうですが、女子校という舞台、これは基本ですね〜(そういう学校じゃなきゃ、話にならない・笑)

理事長役は金子信雄なんですが、強欲な役がほんと似合うわ(笑)

ikeセーラー服を脱ぎ捨てて裸になる姿なんて、エロスを通り超して、カッコ良さを感じますね。やはり、池玲子だ。姉御と呼びたくなる(笑)

衣麻遼子、一の瀕レナ、田島晴美らのピンキー女優さんも、例のごとく登場してますが、池玲子VS衣麻遼子の図式も、東映ピンキーではよく見かけますね。

それにしても、東映ピンキー作品は、出演者が同じなので、何が何だかこんがらがってきます(整理しないと・笑)

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sokura3 at 00:44|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 邦画−アクション