2025年12月09日
片山真理写真集 『SYNTHESIS』 (SPBH EDITIONS、MACK/2025年発行)
片山真理写真集 『SYNTHESIS』
SPBH EDITIONS、MACK/2025年発行
B4変型/カラー&モノクロ/並製
96ページ/装幀:Brian Paul Lamotte
定価:10500円+TAX [税込:11550円]※ 著者署名本
日本人アーティスト、写真家の片山真理の作品集。裁縫、写真、絵画など多岐にわたるメディアを用いて「自然、人工、正しさ」といった社会の規範的な考えを映し出し、それを問う作品を制作してきた作者。初の海外個展を行った2019年、アートの世界もまた「2本足で立つ」ことありきで成り立つ場所であることを痛感し、そこで生き抜く決意を新たにしたと言う。以降、世間一般の固定概念やルールに疑問を投げつつもそれと共に生きる方法、血族や契約にとらわれない家族やコミュニティのあり方、身体的にも経済的にも人としてアーティストとして「地に足をつけて立つ」ことやその術、を模索してきた。 本書では娘の誕生、故郷である群馬への帰還、という重要な時期を反映する過去6年の間に作者が自宅スタジオで撮影した9つの写真シリーズを壮観する。ページをめくるごとに、作者の作品は静止した状態や完成形ではなく、変化し、つながり、そしてあらゆる方向に成長し続ける命の力強い流れとして展開していく。それは過去と未来、始まりと終わり、存在と不在といった相対するものが同時に存在し、超越されていくような、哲学的概念としての「合成(synthesis シンセシス)」のプロセスである。 写真作品の下敷きになったドローイング作品や、書き下ろしのショートエッセイも英語と日本語で掲載。木の枝や根のように拡がり続けているここ6年の制作活動を、一冊の本という纏まった流れのなかで体験できる、そんなアーティストブックとなっている。 (輸入元の紹介より)





SPBH EDITIONS、MACK/2025年発行
B4変型/カラー&モノクロ/並製
96ページ/装幀:Brian Paul Lamotte
定価:10500円+TAX [税込:11550円]※ 著者署名本
日本人アーティスト、写真家の片山真理の作品集。裁縫、写真、絵画など多岐にわたるメディアを用いて「自然、人工、正しさ」といった社会の規範的な考えを映し出し、それを問う作品を制作してきた作者。初の海外個展を行った2019年、アートの世界もまた「2本足で立つ」ことありきで成り立つ場所であることを痛感し、そこで生き抜く決意を新たにしたと言う。以降、世間一般の固定概念やルールに疑問を投げつつもそれと共に生きる方法、血族や契約にとらわれない家族やコミュニティのあり方、身体的にも経済的にも人としてアーティストとして「地に足をつけて立つ」ことやその術、を模索してきた。 本書では娘の誕生、故郷である群馬への帰還、という重要な時期を反映する過去6年の間に作者が自宅スタジオで撮影した9つの写真シリーズを壮観する。ページをめくるごとに、作者の作品は静止した状態や完成形ではなく、変化し、つながり、そしてあらゆる方向に成長し続ける命の力強い流れとして展開していく。それは過去と未来、始まりと終わり、存在と不在といった相対するものが同時に存在し、超越されていくような、哲学的概念としての「合成(synthesis シンセシス)」のプロセスである。 写真作品の下敷きになったドローイング作品や、書き下ろしのショートエッセイも英語と日本語で掲載。木の枝や根のように拡がり続けているここ6年の制作活動を、一冊の本という纏まった流れのなかで体験できる、そんなアーティストブックとなっている。 (輸入元の紹介より)





2025年11月28日
2025年11月26日
CAROLINE GRIMPREL写真集『東京の手 HANDS OF TOKYO』 (Simple Editions/2023年発行)
CAROLINE GRIMPREL写真集『東京の手 HANDS OF TOKYO』
Simple Editions/2023年発行
カラー/上製/B6変型
108ページ/写真点数:100点/500部
装幀:Joanna Starck
価格:3000円 [税込] ※ 著者署名本
『 東京の地下鉄では、座席が車両の側面に窓を背に向ける形で配置され、立って乗車する人々は、中央のスペースで、座っている乗客に向かって立ちます。立って乗車する人は、この高い視点から、座っている乗客を見下ろすと、その人たちの手、その態度、持っているもの、その人たちの本、携帯電話の画面などが自然と目に入ってきます。地下鉄で立って乗車している間、ほとんどの人々がしているように、時間を潰して携帯電話を手に持って、私の視点から座って乗車している人々の景色を写真に撮り始めました。2020年から2023年にかけて、東京を訪れ、地下鉄に乗る度に、物語性のある人の手、個性的な服装をしている人探すようになりました。』(本書日本語テキストより抜粋)





Simple Editions/2023年発行
カラー/上製/B6変型
108ページ/写真点数:100点/500部
装幀:Joanna Starck
価格:3000円 [税込] ※ 著者署名本
『 東京の地下鉄では、座席が車両の側面に窓を背に向ける形で配置され、立って乗車する人々は、中央のスペースで、座っている乗客に向かって立ちます。立って乗車する人は、この高い視点から、座っている乗客を見下ろすと、その人たちの手、その態度、持っているもの、その人たちの本、携帯電話の画面などが自然と目に入ってきます。地下鉄で立って乗車している間、ほとんどの人々がしているように、時間を潰して携帯電話を手に持って、私の視点から座って乗車している人々の景色を写真に撮り始めました。2020年から2023年にかけて、東京を訪れ、地下鉄に乗る度に、物語性のある人の手、個性的な服装をしている人探すようになりました。』(本書日本語テキストより抜粋)





2025年11月19日
星玄人写真集『Tokyo Trippy』 (Zen Foto Gallery/2025年10月31日発行)
星玄人写真集『Tokyo Trippy』
Zen Foto Gallery/2025年10月31日発行
カラー/並製/A4変型
144ページ/写真点数:99点/1000部
編集:星玄人/アートディレクション:柿沼充弘
価格:6000円 [税込] ※ 著者署名本
『星玄人による『口笛』以来のカラー写真集。2014年以降に撮影した作品を中心に、作家が自らセレクトし、編集した貴重な一冊である。カメラを手に新宿を主に、時々渋谷や六本木、銀座などへ通いながら、星は東京の様々な顔を焼き付けた。写真の中に写っているこの街は夜の巨大な舞台だ。そこに登場する人々の物語は、歓声と懐かしさの裏に潜む路地裏の暗がりへと溶け込み、見る者を本書のタイトル「Trippy」のような現実と幻の間にある曖昧な境界線に引き込む。』(版元の紹介より)
『きらびやかだが闇も深い夜の街角はネオンの光の如く、行き交う人達が常に点灯を繰り返している。もしこのまま、何事も無く、ある程度の自由を保証される時間が続くのであれば、何時までも曖昧な距離で、無責任に東京の夜を惑っていたい。』星玄人(あとがきより)







Zen Foto Gallery/2025年10月31日発行
カラー/並製/A4変型
144ページ/写真点数:99点/1000部
編集:星玄人/アートディレクション:柿沼充弘
価格:6000円 [税込] ※ 著者署名本
『星玄人による『口笛』以来のカラー写真集。2014年以降に撮影した作品を中心に、作家が自らセレクトし、編集した貴重な一冊である。カメラを手に新宿を主に、時々渋谷や六本木、銀座などへ通いながら、星は東京の様々な顔を焼き付けた。写真の中に写っているこの街は夜の巨大な舞台だ。そこに登場する人々の物語は、歓声と懐かしさの裏に潜む路地裏の暗がりへと溶け込み、見る者を本書のタイトル「Trippy」のような現実と幻の間にある曖昧な境界線に引き込む。』(版元の紹介より)
『きらびやかだが闇も深い夜の街角はネオンの光の如く、行き交う人達が常に点灯を繰り返している。もしこのまま、何事も無く、ある程度の自由を保証される時間が続くのであれば、何時までも曖昧な距離で、無責任に東京の夜を惑っていたい。』星玄人(あとがきより)







小西弘晃写真集『PROXEMICS』 (私家版/2025年11月発行)
小西弘晃写真集『PROXEMICS』
私家版/2025年11月発行
モノクロ/A5/並製、三つ目穴綴じ/44ページ
定価:2000円[税込]
小西弘晃の『City of Whispers』につづく2作目となる写真集。
『空間に対する知覚を他者と共有することはできない。あらゆる情報をどのように受け取り、処理するかは個人に委ねられているからだ。──それぞれが異なる感覚世界に住んでいる。 生きるとは常に「分からなさ」の中で彷徨い続けていくことなのかもしれない。それでも、自分以外のものに触れながら、コミュニケーションという方法を通して、考え、想像することはできる。決して遠くへ探しに行く必要はない。それぞれが生活の中に存在する言葉を拾い上げていけばいい。社会との関わり方はどこまでも自由だ。視覚を一つの縁とした。』 (あとがきより)






私家版/2025年11月発行
モノクロ/A5/並製、三つ目穴綴じ/44ページ
定価:2000円[税込]
小西弘晃の『City of Whispers』につづく2作目となる写真集。
『空間に対する知覚を他者と共有することはできない。あらゆる情報をどのように受け取り、処理するかは個人に委ねられているからだ。──それぞれが異なる感覚世界に住んでいる。 生きるとは常に「分からなさ」の中で彷徨い続けていくことなのかもしれない。それでも、自分以外のものに触れながら、コミュニケーションという方法を通して、考え、想像することはできる。決して遠くへ探しに行く必要はない。それぞれが生活の中に存在する言葉を拾い上げていけばいい。社会との関わり方はどこまでも自由だ。視覚を一つの縁とした。』 (あとがきより)






2025年11月04日
2025年10月30日
2025年10月29日
2025年10月22日
土佐和史写真集『THE SUNLIGHT TOURS I』 (BUFFALO PRESS/2025年発行)
土佐和史写真集『THE SUNLIGHT TOURS I』
BUFFALO PRESS/2025年発行
B4変型/中綴じ/モノクロ/24ページ
限定300部
定価:3000円 (税込) ※ 著者署名本
『旅先でのポートレートやスナップを中心に作品発表を続けてきた土佐和史が、新型コロナウィルスのパンデミックをきっかけにランドスケープ撮影を始めた。THE SUNLIGHT TOURS Iは2021〜2025年の5年間に渡って全国各地で撮られた風景写真からまとめられたシリーズの第一弾となる大判サイズ写真集である。』(版元の紹介より)
『きっかけは新型コロナのパンデミックだった。
今まで、旅で出会った人を正面で捉える写真ばかり撮ってきた自分が、100%の環境で人と向き合えない状況になった。
私は、生まれて初めて風景を撮るための旅に出た。』(土佐和史)






BUFFALO PRESS/2025年発行
B4変型/中綴じ/モノクロ/24ページ
限定300部
定価:3000円 (税込) ※ 著者署名本
『旅先でのポートレートやスナップを中心に作品発表を続けてきた土佐和史が、新型コロナウィルスのパンデミックをきっかけにランドスケープ撮影を始めた。THE SUNLIGHT TOURS Iは2021〜2025年の5年間に渡って全国各地で撮られた風景写真からまとめられたシリーズの第一弾となる大判サイズ写真集である。』(版元の紹介より)
『きっかけは新型コロナのパンデミックだった。
今まで、旅で出会った人を正面で捉える写真ばかり撮ってきた自分が、100%の環境で人と向き合えない状況になった。
私は、生まれて初めて風景を撮るための旅に出た。』(土佐和史)






2025年10月21日
2025年10月15日
村上仁一写真集『夢の又夢』 (Zen Foto Gallery/2025年10月25日発行)
村上仁一写真集『夢の又夢』
Zen Foto Gallery/2025年10月25日発行
モノクロ/上製/A4変型
115ページ/写真点数:107点
編集:大田通貴/ブックデザイン:加藤勝也
価格:8000円 (税込) ※ 著者署名本
『現在、雑誌「写真(Sha Shin)」の編集長を務め、自身の作品として発表してきた『雲隠れ温泉行』や『地下鉄日記』が高い評価を得ている村上仁一の4作目の写真集。「これまで、旅の中で撮影した写真と、日常の中で撮影した写真とを分けて発表してきた。だが、そのどちらにも属さない写真が常にあった。何気ない風景、木々や小動物、偶然の光、ブレていたり、露出不足の写真、写り込んでしまった世界の断片。(中略) 何かを意図して撮ったものではなく、半ば無意識に撮ってしまった写真の中に、夢とうつつの境界のようなものが垣間見えるのではないか。そんな想いからこの本の制作をはじめ、2000年頃より25年分のネガからセレクトした写真を収めた。」― 村上仁一(あとがきより)』(版元の紹介より)









Zen Foto Gallery/2025年10月25日発行
モノクロ/上製/A4変型
115ページ/写真点数:107点
編集:大田通貴/ブックデザイン:加藤勝也
価格:8000円 (税込) ※ 著者署名本
『現在、雑誌「写真(Sha Shin)」の編集長を務め、自身の作品として発表してきた『雲隠れ温泉行』や『地下鉄日記』が高い評価を得ている村上仁一の4作目の写真集。「これまで、旅の中で撮影した写真と、日常の中で撮影した写真とを分けて発表してきた。だが、そのどちらにも属さない写真が常にあった。何気ない風景、木々や小動物、偶然の光、ブレていたり、露出不足の写真、写り込んでしまった世界の断片。(中略) 何かを意図して撮ったものではなく、半ば無意識に撮ってしまった写真の中に、夢とうつつの境界のようなものが垣間見えるのではないか。そんな想いからこの本の制作をはじめ、2000年頃より25年分のネガからセレクトした写真を収めた。」― 村上仁一(あとがきより)』(版元の紹介より)









2025年10月14日
中村綾緒写真集『光の中を進め 鳥が羽ばたくように 星が瞬くときも そして光射す地で 何を見るか君は』(asteriskbooks/2025年9月14日発行)
中村綾緒写真集
『光の中を進め 鳥が羽ばたくように 星が瞬くときも そして光射す地で 何を見るか君は』
asteriskbooks/2025年9月14日発行
カラー/64ページ/B4/上製/編集: 森下大輔
デザイン:中村綾緒/デザイン監修:庄司誠 (ebitai design)
定価:8000円+TAX [税込:8800円]
私家版を除くと初の写真集になる中村綾緒最新写真集がasteriskbooksから出版。
『この数年思い描いていた光のイメージは、金色の本となりました。』(中村綾緒)






『光の中を進め 鳥が羽ばたくように 星が瞬くときも そして光射す地で 何を見るか君は』
asteriskbooks/2025年9月14日発行
カラー/64ページ/B4/上製/編集: 森下大輔
デザイン:中村綾緒/デザイン監修:庄司誠 (ebitai design)
定価:8000円+TAX [税込:8800円]
私家版を除くと初の写真集になる中村綾緒最新写真集がasteriskbooksから出版。
『この数年思い描いていた光のイメージは、金色の本となりました。』(中村綾緒)






2025年10月08日
福本美樹写真集『海神』 (Zen Foto Gallery/2025年6月17日発行)
福本美樹写真集『海神』
Zen Foto Gallery/2025年6月17日発行
カラー/並製/B5変型
96ページ/写真点数:52点
価格:6600円 (税込) ※ 著者署名本
『神戸出身で森山大道に師事し、現在はフリーランスの写真家として活動する福本美樹が、2010年ごろから10年以上の年月をかけて日本各地の漁港と海に生きる人々を撮影し、まとめた写真集。 「2010年にパリの写真集『a paris』を刊行したのち、日本を撮ろうと決めました。先達方がすでに色々な日本を撮られているので、どうすれば自分なりの日本を撮れるのだろう?と模索しはじめました。海好きということから、海岸、港湾、漁港と巡りましたが、漁港を撮った際に心にしっくりくる独特の空気を感じていました。これは日本独自のものではないかと思い、各地の漁港と漁師さんを撮り巡りました。 ある日、撮り溜めた写真にタイトルをつけることになり、悶々と考えている時に、「わだつみ」という言葉が降りてきました。しばらくして、山形のあつみ温泉の漁港を訪れ、ふと「綿津見(わだつみ)」と名前のつけられた漁船を見つけることになります。偶然にも、私が宿泊していたお宿のご主人で漁師をされている粕谷さんのお船でした。色々と話を伺うことになり、「わだつみ」は古代日本を代表する海人「安曇族」の神様だと教えていただきました。その後も私は「海神(わだつみ)」に導かれるように、旅先で素晴らしい人々と光景に出会い撮影することができました。」 』(福本美樹 あとがきより)






Zen Foto Gallery/2025年6月17日発行
カラー/並製/B5変型
96ページ/写真点数:52点
価格:6600円 (税込) ※ 著者署名本
『神戸出身で森山大道に師事し、現在はフリーランスの写真家として活動する福本美樹が、2010年ごろから10年以上の年月をかけて日本各地の漁港と海に生きる人々を撮影し、まとめた写真集。 「2010年にパリの写真集『a paris』を刊行したのち、日本を撮ろうと決めました。先達方がすでに色々な日本を撮られているので、どうすれば自分なりの日本を撮れるのだろう?と模索しはじめました。海好きということから、海岸、港湾、漁港と巡りましたが、漁港を撮った際に心にしっくりくる独特の空気を感じていました。これは日本独自のものではないかと思い、各地の漁港と漁師さんを撮り巡りました。 ある日、撮り溜めた写真にタイトルをつけることになり、悶々と考えている時に、「わだつみ」という言葉が降りてきました。しばらくして、山形のあつみ温泉の漁港を訪れ、ふと「綿津見(わだつみ)」と名前のつけられた漁船を見つけることになります。偶然にも、私が宿泊していたお宿のご主人で漁師をされている粕谷さんのお船でした。色々と話を伺うことになり、「わだつみ」は古代日本を代表する海人「安曇族」の神様だと教えていただきました。その後も私は「海神(わだつみ)」に導かれるように、旅先で素晴らしい人々と光景に出会い撮影することができました。」 』(福本美樹 あとがきより)






2025年10月07日
2025年10月02日
坂口トモユキ写真集『GOING HOME』 (蒼穹舎/2025年9月15日発行)
坂口トモユキ写真集『GOING HOME』
蒼穹舎/2025年9月15日発行
A4変型/カラー/装幀:加藤勝也
60ページ/作品点数:45点
定価:4500円+TAX [税込:4950円]
独自のアプローチで独特の写真世界を築く写真家坂口トモユキ。作者が長年住む多摩ニュータウンで撮影し2007年に刊行した最初の作品集『HOME』から、15年ぶりに再びニュータウンで撮影した新作シリーズ『GOING HOME』を纏めた最新写真集が登場。終電前後の時間帯の車も人も少ない時間の街の姿を独自に決めたルールに基づいて撮影構築された世界は、戦後の都市計画のプリミティブな開発によりリアリティのない街と言われ続けたニュータウンの街の姿がもつ空気感を見事に具現化している。街を撮る写真という、よくある写真の在り方に新しい世界を切り開いた作品集。
『深夜のニュータウンを巡る撮影は、オープンワールド型ネットゲームの世界に没入する感覚に近い。部屋の中でゲームにログインする代わりに、撮影機材を肩にかけてドアを開け、現実のフィールドマップへと探索に出る。』(あとがきより)








既刊在庫:
坂口トモユキ写真集『HOME』
蒼穹舎/2007年10月10日発行
A4変型/カラー/装幀:原耕一
88ページ/作品点数:57点
定価:3800円+TAX [税込:4180円]
*関連情報*
坂口トモユキ個人サイト:https://tsaka.jp https://tsaka.theshop.jp
蒼穹舎/2025年9月15日発行
A4変型/カラー/装幀:加藤勝也
60ページ/作品点数:45点
定価:4500円+TAX [税込:4950円]
独自のアプローチで独特の写真世界を築く写真家坂口トモユキ。作者が長年住む多摩ニュータウンで撮影し2007年に刊行した最初の作品集『HOME』から、15年ぶりに再びニュータウンで撮影した新作シリーズ『GOING HOME』を纏めた最新写真集が登場。終電前後の時間帯の車も人も少ない時間の街の姿を独自に決めたルールに基づいて撮影構築された世界は、戦後の都市計画のプリミティブな開発によりリアリティのない街と言われ続けたニュータウンの街の姿がもつ空気感を見事に具現化している。街を撮る写真という、よくある写真の在り方に新しい世界を切り開いた作品集。
『深夜のニュータウンを巡る撮影は、オープンワールド型ネットゲームの世界に没入する感覚に近い。部屋の中でゲームにログインする代わりに、撮影機材を肩にかけてドアを開け、現実のフィールドマップへと探索に出る。』(あとがきより)








既刊在庫:
坂口トモユキ写真集『HOME』
蒼穹舎/2007年10月10日発行
A4変型/カラー/装幀:原耕一
88ページ/作品点数:57点
定価:3800円+TAX [税込:4180円]
*関連情報*
坂口トモユキ個人サイト:https://tsaka.jp https://tsaka.theshop.jp
2025年10月01日
2025年09月30日
鈴木拓也写真集『我楽多 2016-2017 Short Files Vol.15』 (Short Files(VACUUM GALLERY)/2025年7月7日発行)
鈴木拓也写真集『我楽多 2016-2017 Short Files Vol.15』
Short Files(VACUUM GALLERY)/2025年7月7日発行
カラー/A4変型/並製/320ページ/写真点数:159点
定価:4500円+TAX [税込:4950円]
『写真冊子「VACUUM」で掲載する写真を考えていると、ふと「2016年」「2017年」のベタ焼きが目に付いて見返していた。イチから見返していると「なんでこれはプリントしなかったんだろう」というカットが溢れてきて、当時見ていた街とは異なった新しい街と出会えた喜びに興奮したことを覚えています。ある年の暮れ、そんなように暗室で年を越していました。(「VACUUM 13〜15」に一部写真掲載)
あれもこれもと玩具箱を漁るような気持ちでプリントする行為は、当時街へ出て眼前に広がる物事を零さぬように遮二無二撮影していた行為となんら変わりのないことのように思いました。
写真は2016年から2017年に大阪ビジュアルアーツ専門学校(現:大阪ビジュアルアーツ・アカデミー)の夜間部に在籍していたときのものです。
大阪にいたときにプリントしたものは不幸があって失われてしまい、この時期の写真はしばらく見返すことはありませんでした。それでも記憶の輪郭が解けたころ、新鮮さを伴って帰ってきた写真がとても面白く感じたのです。』(鈴木拓也)





Short Files(VACUUM GALLERY)/2025年7月7日発行
カラー/A4変型/並製/320ページ/写真点数:159点
定価:4500円+TAX [税込:4950円]
『写真冊子「VACUUM」で掲載する写真を考えていると、ふと「2016年」「2017年」のベタ焼きが目に付いて見返していた。イチから見返していると「なんでこれはプリントしなかったんだろう」というカットが溢れてきて、当時見ていた街とは異なった新しい街と出会えた喜びに興奮したことを覚えています。ある年の暮れ、そんなように暗室で年を越していました。(「VACUUM 13〜15」に一部写真掲載)
あれもこれもと玩具箱を漁るような気持ちでプリントする行為は、当時街へ出て眼前に広がる物事を零さぬように遮二無二撮影していた行為となんら変わりのないことのように思いました。
写真は2016年から2017年に大阪ビジュアルアーツ専門学校(現:大阪ビジュアルアーツ・アカデミー)の夜間部に在籍していたときのものです。
大阪にいたときにプリントしたものは不幸があって失われてしまい、この時期の写真はしばらく見返すことはありませんでした。それでも記憶の輪郭が解けたころ、新鮮さを伴って帰ってきた写真がとても面白く感じたのです。』(鈴木拓也)





2025年09月24日
佐藤春菜写真集『 いちのひ vol.6 2025年1月1日』 (KAIDO BOOKS/2025年5月8日発行)
佐藤春菜写真集『 いちのひ vol.6 2025年1月1日』
KAIDO BOOKS/2025年5月8日発行
A5判・横/中綴じ、コンタクトシート1コマ付き
モノクロ/40ページ/写真点数:32点/限定250部
デザイン:中村健
定価:3000円+TAX [税込:3300円] * 著者署名本
いちのひ 毎月1日に撮影した写真を、その時の言葉と共にまとめたシリーズ第6弾。今回は2025年1月1日。2025年5月に台湾で開催された「Photo ONE2025」出展にあわせて制作された。





KAIDO BOOKS/2025年5月8日発行
A5判・横/中綴じ、コンタクトシート1コマ付き
モノクロ/40ページ/写真点数:32点/限定250部
デザイン:中村健
定価:3000円+TAX [税込:3300円] * 著者署名本
いちのひ 毎月1日に撮影した写真を、その時の言葉と共にまとめたシリーズ第6弾。今回は2025年1月1日。2025年5月に台湾で開催された「Photo ONE2025」出展にあわせて制作された。





2025年09月23日
2025年09月17日
村越としや写真集『こぼれ落ちる言葉はやがて海に還る』 (murakoshi toshiya factory/2024年12月10日発行)
村越としや写真集『こぼれ落ちる言葉はやがて海に還る』
murakoshi toshiya factory/2024年12月10日発行
B4変型/上製/32ページ/450部
ブックデザイン:加藤勝也/執筆:広川泰士、小眸穂
価格:15,000円+TAX [税込:16500円]※ 著者署名本
2012年3月から2023年3月まで毎月撮り続けた地元福島の海の定点観測をまとめた作品集。 蛇腹仕様のため、一冊一冊が手製本により制作、全てを広げると全長10メートルを越える。
『写真家は仄暗い海に目を凝らし、潮風に乗って水平線の彼方にある常世から聞こえてくる叫びや囁きに耳をすませる。「こぼれ落ちる言葉」は死者たちの発する声だろうか、それとも渾沌たる乱流を生きる私たちの嘆きの言葉だろうか。村越にとってこの海を撮ることは、渾然一体となって海に蠢く言葉を聴き、乱流のさきにある地を見つけるための儀式である。』 (小眸穂『こぼれ落ちる言葉はやがて海に還る』への寄稿文、「海の彼方にある地へ」より)






murakoshi toshiya factory/2024年12月10日発行
B4変型/上製/32ページ/450部
ブックデザイン:加藤勝也/執筆:広川泰士、小眸穂
価格:15,000円+TAX [税込:16500円]※ 著者署名本
2012年3月から2023年3月まで毎月撮り続けた地元福島の海の定点観測をまとめた作品集。 蛇腹仕様のため、一冊一冊が手製本により制作、全てを広げると全長10メートルを越える。
『写真家は仄暗い海に目を凝らし、潮風に乗って水平線の彼方にある常世から聞こえてくる叫びや囁きに耳をすませる。「こぼれ落ちる言葉」は死者たちの発する声だろうか、それとも渾沌たる乱流を生きる私たちの嘆きの言葉だろうか。村越にとってこの海を撮ることは、渾然一体となって海に蠢く言葉を聴き、乱流のさきにある地を見つけるための儀式である。』 (小眸穂『こぼれ落ちる言葉はやがて海に還る』への寄稿文、「海の彼方にある地へ」より)






2025年09月16日
大西みつぐ写真集『町の灯りを恋ふる頃 WONDERLAND 1970s』 (キンカンパブリッシング/2025年6月発行)
大西みつぐ写真集『町の灯りを恋ふる頃 WONDERLAND 1970s』
キンカンパブリッシング/2025年6月発行
モノクロ/糸かがり上製/B5変型
80ページ/テキスト:川本三郎・大西みつぐ
定価:5200円
『大西みつぐは1952年、東京・深川に生まれました。1970年代より自身の暮らす東京の下町や湾岸地域を中心に、市井の人々の姿や移りゆく風景を撮り続けています。日常に根ざした視点と時代感覚を併せ持つその作品群は、日本のスナップショット写真における重要な流れを形づくった作家のひとりとして、現在も多くの写真家や表現者に影響を与え続けています。本書『町の灯りを恋ふる頃 WONDERLAND 1970s』は、大西が20代の頃に撮影した、初期のモノクロスナップ62点を収録した写真集です。1970年代の東京・下町を中心に撮影されたこれらの写真には、当時の町の空気感や人々の暮らしの気配が、瑞々しくも成熟した眼差しで捉えられており、後の大西の歩みを予感させます。巻末には、大西自身によるテキストに加え、写真や映画、都市文化、そして庶民の生活に深いまなざしを注いできた評論家・川本三郎氏による寄稿文を収録。1970年代の東京下町の記録として、また写真家・大西みつぐの出発点を示す一冊として、時代と視線が交錯する記録となっています。』(版元の紹介)





キンカンパブリッシング/2025年6月発行
モノクロ/糸かがり上製/B5変型
80ページ/テキスト:川本三郎・大西みつぐ
定価:5200円
『大西みつぐは1952年、東京・深川に生まれました。1970年代より自身の暮らす東京の下町や湾岸地域を中心に、市井の人々の姿や移りゆく風景を撮り続けています。日常に根ざした視点と時代感覚を併せ持つその作品群は、日本のスナップショット写真における重要な流れを形づくった作家のひとりとして、現在も多くの写真家や表現者に影響を与え続けています。本書『町の灯りを恋ふる頃 WONDERLAND 1970s』は、大西が20代の頃に撮影した、初期のモノクロスナップ62点を収録した写真集です。1970年代の東京・下町を中心に撮影されたこれらの写真には、当時の町の空気感や人々の暮らしの気配が、瑞々しくも成熟した眼差しで捉えられており、後の大西の歩みを予感させます。巻末には、大西自身によるテキストに加え、写真や映画、都市文化、そして庶民の生活に深いまなざしを注いできた評論家・川本三郎氏による寄稿文を収録。1970年代の東京下町の記録として、また写真家・大西みつぐの出発点を示す一冊として、時代と視線が交錯する記録となっています。』(版元の紹介)





2025年09月03日
児玉房子写真集『千年後には・東京――TOKYO KINETIC』 (現代書館/1992年11月10日発行)
児玉房子写真集『千年後には・東京――TOKYO KINETIC』
現代書館/1992年11月10日発行
モノクロ/上製/菊判
128ページ/写真点数:54点
文・ 手塚眞、松山巖、吉増剛造
定価:3500円 +TAX [税込:3850円]※ 著者署名本
フランスの出版社Chose Communeから2025年4月に写真集『1960-1980』が刊行された児玉房子の1992年に出た、国内では最後の写真集出版である『千年後には・東京――TOKYO KINETIC』が著者署名本で入荷。
『今の若者をさりげなく、優しい眼で撮り続ける児玉房子が闇と光が交叉する90年代東京の若者達の風景を躍動感溢れるカメラワークで迫り、東京の未来を写し出す。アミューズメント都市 、劇場都市、 盛り場等々』(版元の紹介より)






現代書館/1992年11月10日発行
モノクロ/上製/菊判
128ページ/写真点数:54点
文・ 手塚眞、松山巖、吉増剛造
定価:3500円 +TAX [税込:3850円]※ 著者署名本
フランスの出版社Chose Communeから2025年4月に写真集『1960-1980』が刊行された児玉房子の1992年に出た、国内では最後の写真集出版である『千年後には・東京――TOKYO KINETIC』が著者署名本で入荷。
『今の若者をさりげなく、優しい眼で撮り続ける児玉房子が闇と光が交叉する90年代東京の若者達の風景を躍動感溢れるカメラワークで迫り、東京の未来を写し出す。アミューズメント都市 、劇場都市、 盛り場等々』(版元の紹介より)






2025年09月02日
大西正写真集『Journey Inwards』 (私家版/2025年発行)
大西正写真集『Journey Inwards』
私家版/2025年発行
A4変型/並製/モノクロ
52ページ/作品点数:48点
定価 : 2000円(税込)
2025年6月3日(火)〜2025年6月16日(月)にニコンサロンで開催の大西正展「Journey Inwards 〜 旅の考察」に合わせて制作。
『ある夜、車椅子のダンサーと新宿の路上で出会った。彼の肉体に対する真摯な想いに鍛え上げられた身体と踊りは、何かに捧げる祈りのようだった。彼の踊りを撮影するのではなく、カメラを手に、彼と一緒に踊った。その記録を写真に残した。 同じ日常を繰り返す私は路上を歩くのが好きだ。そこはいつも退屈で新鮮で、そこで出会うこと、もの、景色、人々に気持ちがうごく。偶然新宿の路上で知り合った彼は、その場で踊ってみせてくれた。その時撮った写真が、ただの傍観者の写真でしかないことに落胆した。あの、自分が感動した彼の背中、指先、表情がただキレイに写っていただけだった。彼と踊ってみたいと思った。一緒にその中に入ってみたいと思った。 写真を送るときにもう一度会えないか誘ってみた。次は写真を撮るのではなく、「目」としてパフォーマンスに参加して、一緒に踊りたかった。 二分脊椎症と共に生きてきた彼は、30歳を超えて、障害者という枠から飛び出る旅に出た。彼の個性を最大限に生かした唯一無二のパフォーマンスは、私を日常から非日常への旅に誘った。 踊っている最中、ただ彼を見ていた。路上は二人の世界になった。 遠くへ行くことだけが旅ではない。 自分自身の中に、新しいものを見つけていく。 それが旅の一つの形だと思う。 (大西 正) 』(展示案内より)







私家版/2025年発行
A4変型/並製/モノクロ
52ページ/作品点数:48点
定価 : 2000円(税込)
2025年6月3日(火)〜2025年6月16日(月)にニコンサロンで開催の大西正展「Journey Inwards 〜 旅の考察」に合わせて制作。
『ある夜、車椅子のダンサーと新宿の路上で出会った。彼の肉体に対する真摯な想いに鍛え上げられた身体と踊りは、何かに捧げる祈りのようだった。彼の踊りを撮影するのではなく、カメラを手に、彼と一緒に踊った。その記録を写真に残した。 同じ日常を繰り返す私は路上を歩くのが好きだ。そこはいつも退屈で新鮮で、そこで出会うこと、もの、景色、人々に気持ちがうごく。偶然新宿の路上で知り合った彼は、その場で踊ってみせてくれた。その時撮った写真が、ただの傍観者の写真でしかないことに落胆した。あの、自分が感動した彼の背中、指先、表情がただキレイに写っていただけだった。彼と踊ってみたいと思った。一緒にその中に入ってみたいと思った。 写真を送るときにもう一度会えないか誘ってみた。次は写真を撮るのではなく、「目」としてパフォーマンスに参加して、一緒に踊りたかった。 二分脊椎症と共に生きてきた彼は、30歳を超えて、障害者という枠から飛び出る旅に出た。彼の個性を最大限に生かした唯一無二のパフォーマンスは、私を日常から非日常への旅に誘った。 踊っている最中、ただ彼を見ていた。路上は二人の世界になった。 遠くへ行くことだけが旅ではない。 自分自身の中に、新しいものを見つけていく。 それが旅の一つの形だと思う。 (大西 正) 』(展示案内より)







田村玲子写真集『空間の夢』 (asteriskbooks/2025年9月17日発行)
田村玲子写真集『空間の夢』
asteriskbooks/2025年9月17日発行
カラー/104ページ/写真点数:60点
B4変型/上製/300部
編集: 森下大輔/デザイン:庄司誠 (ebitai design)
定価:5000円+TAX [税込:5500円]
『田村は、写真制作を開始して以来二十年以上に渡り、ある土地を被写体としています。そこにはかつて軍の基地が広がっていましたが、現在は国営公園などとして整 備されています。幼い頃から変遷を眺め続けてきた広大な空間の、別世界のような佇まいに今も惹かれ続けていると言います。 秋冬の曇り⽇だけに⾒えるものがある。もろく壊れやすく、陽が差せばたちまち消え去る−それぞれの瞬間に⾒えたもの、惹かれたものが何であるのかを私は知らない。⾒定められないがゆえに⽴ち去り難くて、無駄と思えるほど幾度もシャッターを切った−それは物本来の姿なのか、幻影なのか。どちらと⾔っても同じかもしれない。-ステイトメントより 植物が色めき立つ時節を避け、強い陰影が生み出すエモーショナルな表情を排し、丹念に掬い取られた静かな光景は、どこか夢のような不思議な浮遊感を湛えています。加えて、公園内に遺構として残された巨大な煙突がさまざまな距離感で繰り返し現れることも相まって、読者はまるで迷路に入り込んでしまったかのような感覚に襲われます。 ⽥村の静謐な作品に意識を澄ますことで、あたりまえに⾒えている⾵景から別の世界への⼊り⼝が⾒つかるような気がしている。それは⽊々の葉の茂りであり、ガラスの滑らかな表⾯であり、静⽌した噴⽔の⾶沫であったりして、〈今〉の肌触りとでも名状したくなるような感触を伴う。そしてきっとその先には、あなたにしか聴こえない囁きに満ちた空間があるはずだ。-解説より 「かつてこのようであった」現実が「このようである」ものとして手元にある。撮影時の現実は「私」という個にのみ開かれていたはずなのに、完全ではないにしてもそれを他者と共有できてしまう。写真という装置にとっては当たり前のことですが、田村はその事実に毎回驚くとのことです。 ここには個の視野と、その外側という⽭盾するものが⼀体になって現れている。そう思うと、閉じた場所から開けたところへと急に出た気がして眼の前が明るくなった。-ステイトメントより ひとりの作家がひとつの場所で、長い時間をかけ織り上げた、極めて私的な空間が写真を通じて他者と共振する。それは新たな公共性のかたちとも言えるでしょう。ぜひ本書を何度も手に取り、この「空間の夢」をご体感ください。』(版元の紹介より)






asteriskbooks/2025年9月17日発行
カラー/104ページ/写真点数:60点
B4変型/上製/300部
編集: 森下大輔/デザイン:庄司誠 (ebitai design)
定価:5000円+TAX [税込:5500円]
『田村は、写真制作を開始して以来二十年以上に渡り、ある土地を被写体としています。そこにはかつて軍の基地が広がっていましたが、現在は国営公園などとして整 備されています。幼い頃から変遷を眺め続けてきた広大な空間の、別世界のような佇まいに今も惹かれ続けていると言います。 秋冬の曇り⽇だけに⾒えるものがある。もろく壊れやすく、陽が差せばたちまち消え去る−それぞれの瞬間に⾒えたもの、惹かれたものが何であるのかを私は知らない。⾒定められないがゆえに⽴ち去り難くて、無駄と思えるほど幾度もシャッターを切った−それは物本来の姿なのか、幻影なのか。どちらと⾔っても同じかもしれない。-ステイトメントより 植物が色めき立つ時節を避け、強い陰影が生み出すエモーショナルな表情を排し、丹念に掬い取られた静かな光景は、どこか夢のような不思議な浮遊感を湛えています。加えて、公園内に遺構として残された巨大な煙突がさまざまな距離感で繰り返し現れることも相まって、読者はまるで迷路に入り込んでしまったかのような感覚に襲われます。 ⽥村の静謐な作品に意識を澄ますことで、あたりまえに⾒えている⾵景から別の世界への⼊り⼝が⾒つかるような気がしている。それは⽊々の葉の茂りであり、ガラスの滑らかな表⾯であり、静⽌した噴⽔の⾶沫であったりして、〈今〉の肌触りとでも名状したくなるような感触を伴う。そしてきっとその先には、あなたにしか聴こえない囁きに満ちた空間があるはずだ。-解説より 「かつてこのようであった」現実が「このようである」ものとして手元にある。撮影時の現実は「私」という個にのみ開かれていたはずなのに、完全ではないにしてもそれを他者と共有できてしまう。写真という装置にとっては当たり前のことですが、田村はその事実に毎回驚くとのことです。 ここには個の視野と、その外側という⽭盾するものが⼀体になって現れている。そう思うと、閉じた場所から開けたところへと急に出た気がして眼の前が明るくなった。-ステイトメントより ひとりの作家がひとつの場所で、長い時間をかけ織り上げた、極めて私的な空間が写真を通じて他者と共振する。それは新たな公共性のかたちとも言えるでしょう。ぜひ本書を何度も手に取り、この「空間の夢」をご体感ください。』(版元の紹介より)






2025年08月26日
Damien Drew写真集『四国の静寂 Shikoku Silence』 (私家版/2022年発行)
Damien Drew写真集『四国の静寂 Shikoku Silence』
私家版/2022年発行
A4変型/モノクロ/限定200部
100ページ/作品点数:62点
定価:7000円 [税込] ※ 著者署名本・シリアルナンバー付き
オーストラリアの写真家デミエン・ドルーが四国を題材に撮った写真集。
『このシリーズは、万物の無常に見いだされる儚い美しさを喜ぶ日本の美学「侘び寂び」の探求を続けるものです。それは、愛用された調理器具から建築環境の崩れかけた基礎構造に至るまで、控えめで不完全なもの、あるいは年月の痕跡を持つものに具現化されたものです。
日本人は「侘び寂び」を、単なる外見の枠を超えた、不完全かつ一時的なものに価値を見いだす美意識と考えています。特に、「物の哀れ」は、万物の無常への意識を表し、その美しさ をより高く評価し、その去りゆくことに対する優しい哀しみを呼び起こします。
私の写真は、建築環境の物理的な衰退を捉えているが、同時にその無常さや不完全さの価値を讃えてもいます。この本を手に取ってみてくれている人たちは、再生と衰退の細やかな関係を深く考え、消えゆく風景の静けさと美しさに想いを馳せることとなるでしょう。
「四国の静寂」を通して、私はこの地域の顕著な社会的変化の余波に残された憂鬱な美しさを捉え、活気に満ちた本物のコミュニティの消失を記録することを目指しています。
以下の写真は、令和元年に日本の四国で撮影した広範なシリーズの一部です。これらは富士フイルムGFX 50RカメラとGF45mmレンズで撮影されたものです。 』(デミエン・ドルー「アーティストのことば」より抜粋)






私家版/2022年発行
A4変型/モノクロ/限定200部
100ページ/作品点数:62点
定価:7000円 [税込] ※ 著者署名本・シリアルナンバー付き
オーストラリアの写真家デミエン・ドルーが四国を題材に撮った写真集。
『このシリーズは、万物の無常に見いだされる儚い美しさを喜ぶ日本の美学「侘び寂び」の探求を続けるものです。それは、愛用された調理器具から建築環境の崩れかけた基礎構造に至るまで、控えめで不完全なもの、あるいは年月の痕跡を持つものに具現化されたものです。
日本人は「侘び寂び」を、単なる外見の枠を超えた、不完全かつ一時的なものに価値を見いだす美意識と考えています。特に、「物の哀れ」は、万物の無常への意識を表し、その美しさ をより高く評価し、その去りゆくことに対する優しい哀しみを呼び起こします。
私の写真は、建築環境の物理的な衰退を捉えているが、同時にその無常さや不完全さの価値を讃えてもいます。この本を手に取ってみてくれている人たちは、再生と衰退の細やかな関係を深く考え、消えゆく風景の静けさと美しさに想いを馳せることとなるでしょう。
「四国の静寂」を通して、私はこの地域の顕著な社会的変化の余波に残された憂鬱な美しさを捉え、活気に満ちた本物のコミュニティの消失を記録することを目指しています。
以下の写真は、令和元年に日本の四国で撮影した広範なシリーズの一部です。これらは富士フイルムGFX 50RカメラとGF45mmレンズで撮影されたものです。 』(デミエン・ドルー「アーティストのことば」より抜粋)






2025年08月23日
高地二郎写真集『GINZA Through the eye of a Salaryman 1950 - 1990』 (蒼穹舎/2025年8月15日発行)
高地二郎写真集『GINZA Through the eye of a Salaryman 1950 - 1990』
蒼穹舎/2025年8月15日発行
B5変型/モノクロ&カラー
装幀:加藤勝也
228ページ/作品点数:215点
定価:5000円+TAX [税込:5500円]
『父、高地二郎は、戦後復興期から高度成長へと、希望溢れる昭和時代を駆け抜けたサラリーマンの一人です。40年間の天賞堂勤務時代に、通勤途中の風景や銀座界隈を撮り続けました。』(長女 高地治子)
銀座や中野などの昭和の風景がそこに住み働く者の視線で捉えられているので、単なる懐かしさや記録を超えた、その時代のその場所の空気感が息づいている極上の写真集。








蒼穹舎/2025年8月15日発行
B5変型/モノクロ&カラー
装幀:加藤勝也
228ページ/作品点数:215点
定価:5000円+TAX [税込:5500円]
『父、高地二郎は、戦後復興期から高度成長へと、希望溢れる昭和時代を駆け抜けたサラリーマンの一人です。40年間の天賞堂勤務時代に、通勤途中の風景や銀座界隈を撮り続けました。』(長女 高地治子)
銀座や中野などの昭和の風景がそこに住み働く者の視線で捉えられているので、単なる懐かしさや記録を超えた、その時代のその場所の空気感が息づいている極上の写真集。








2025年08月20日
2025年08月19日
2025年08月14日
松岡正剛作品集 「Birds」 M label No.49 (bookshop M/2025年8月12日発行)
松岡正剛作品集 「Birds」 M label No.49
bookshop M/2025年8月12日発行
鳥・言葉:松岡正剛/編集・造本設計:町口覚
デザイン:清水紗良 (MATCH and Company., Ltd.)
B5変型/並製本糸中綴じ/本文32ページ/作品点数:31羽
定価:3300円(税込)
『松岡正剛の一周忌にあたるこの日、その線と気配を、そっと世に送り出します。』(版元の紹介より)
『結局、鳥というものも「ここ」(here)と「むこう」(there)をつなぐ媒介者だったのです。』(松岡正剛)





bookshop M/2025年8月12日発行
鳥・言葉:松岡正剛/編集・造本設計:町口覚
デザイン:清水紗良 (MATCH and Company., Ltd.)
B5変型/並製本糸中綴じ/本文32ページ/作品点数:31羽
定価:3300円(税込)
『松岡正剛の一周忌にあたるこの日、その線と気配を、そっと世に送り出します。』(版元の紹介より)
『結局、鳥というものも「ここ」(here)と「むこう」(there)をつなぐ媒介者だったのです。』(松岡正剛)





sokyusha at 17:46|Permalink│
│その他の書籍/雑誌新刊
2025年08月12日
秦雅則写真集『MIRROR』 (赤々舎/2025年4月25日発行)
秦雅則写真集『MIRROR』
赤々舎/2025年4月25日発行
カラー/紐綴じ合本
A4変型/162ページ
定価:5000円+TAX [税込:5500円]
『私達写真 歌舞伎編 大鹿村の夢狂三百年──
三百年にわたり長野県・大鹿村に伝承されてきた地芝居「大鹿歌舞伎」。この土地に幾度も滞在を重ね、秦雅則は自ら写真家という役を解きながら、"監督"としてこの作品世界を立ち上げていった。明確な演出ではなく、微細なニュアンスとして響くディレクション──それは宇宙的な距離から投げかけられた暗号のようでもあり、被写体たちは、導かれるように「私達写真」を織り成していく。
本作『MIRROR』は、"私写真"から"私達写真"への移行を内包する試みである。公募した地域住民たちがカメラマンやモデルとなり、役者や裏方、観客、家族という多様な立場をもちながら参加することで、視線の主客は交錯し、写真は単なる記録を超えて、見る・見られるの境界を撹乱していく。
四季の風景、崩れた崖と整列する土袋、ゼロ磁場と眠る蝙蝠、詩人たちの声が夜に響く山。そこには捉えきれない3.5次元の時間が流れ、現在・過去・未来の区別は曖昧となる。
そして、この写真集自体もまた、「始まり」と「終わり」の感覚を拒む構造を持っている。2冊の書物が合わさったような造本はまさに"鏡"の形式であり、終わりなき映しの連なりを成す。どの頁が起点だったのか、いつの時代を見ているのか、やがて見失うカオスの中で、そこに現れるのは、ひとつの現実ではなく、幾つもの時間が交差する「パラレルワールド」なのかもしれない。
本書『MIRROR』は記録であると同時に、交信の場であり、夢と生死と未来とを静かに照らし返す、開かれた装置である。』(版元の紹介より)






既刊在庫:
秦雅則写真集『鏡と心中』
一ツ目/2016年8月9日発行
カラー/上製 (布張り)、函入り
23.0×28.0cm/144ページ
定価 6000円+TAX [税込:6600円]

赤々舎/2025年4月25日発行
カラー/紐綴じ合本
A4変型/162ページ
定価:5000円+TAX [税込:5500円]
『私達写真 歌舞伎編 大鹿村の夢狂三百年──
三百年にわたり長野県・大鹿村に伝承されてきた地芝居「大鹿歌舞伎」。この土地に幾度も滞在を重ね、秦雅則は自ら写真家という役を解きながら、"監督"としてこの作品世界を立ち上げていった。明確な演出ではなく、微細なニュアンスとして響くディレクション──それは宇宙的な距離から投げかけられた暗号のようでもあり、被写体たちは、導かれるように「私達写真」を織り成していく。
本作『MIRROR』は、"私写真"から"私達写真"への移行を内包する試みである。公募した地域住民たちがカメラマンやモデルとなり、役者や裏方、観客、家族という多様な立場をもちながら参加することで、視線の主客は交錯し、写真は単なる記録を超えて、見る・見られるの境界を撹乱していく。
四季の風景、崩れた崖と整列する土袋、ゼロ磁場と眠る蝙蝠、詩人たちの声が夜に響く山。そこには捉えきれない3.5次元の時間が流れ、現在・過去・未来の区別は曖昧となる。
そして、この写真集自体もまた、「始まり」と「終わり」の感覚を拒む構造を持っている。2冊の書物が合わさったような造本はまさに"鏡"の形式であり、終わりなき映しの連なりを成す。どの頁が起点だったのか、いつの時代を見ているのか、やがて見失うカオスの中で、そこに現れるのは、ひとつの現実ではなく、幾つもの時間が交差する「パラレルワールド」なのかもしれない。
本書『MIRROR』は記録であると同時に、交信の場であり、夢と生死と未来とを静かに照らし返す、開かれた装置である。』(版元の紹介より)






既刊在庫:
秦雅則写真集『鏡と心中』
一ツ目/2016年8月9日発行
カラー/上製 (布張り)、函入り
23.0×28.0cm/144ページ
定価 6000円+TAX [税込:6600円]

2025年08月05日
norico写真集『Condition Rainbow』 (私家版、2024年7月2日発行)
norico写真集『Condition Rainbow』
私家版/2024年7月2日発行
A4/カラー&モノクロ/304ページ
装丁:末吉努/編集:川口美保
定価:9000円+TAX [税込:9900円]
『ベトナム戦争時代、アメリカ軍基地を抱えるコザでは、戦争に駆り出される若い米兵たちが、夜な夜な、街に繰り出し、ライブハウスにたむろしていた。そんな米兵たちを相手に、蛇を食いちぎり、鶏の血を啜るなど、過激なパフィーマンスで圧巻のステージを繰り広げたのが、1971 年結成の伝説のロックバンド、コンディション・グリーンのボーカル “ひげのかっちゃん” こと、川満勝弘。 2006年7月2日、写真家のnorico は、旅行で訪れた沖縄・コザで、この “ひげのかっちゃん” に出会う。以来、彼を撮影することがライフワークとなったnorico は、いつしか彼のパートナーとなり、彼が亡くなる2023年4月20日、その最後の瞬間までそばに寄り添い、シャッターを押し続けた。 “ひげのかっちゃん” が亡くなって一年、この夏、発表されるこの写真集は、基地の街・コザで、音楽を通して、沖縄に生きる人々を奮い立たせてきた伝説のロックミュージシャンの生き様を写し出したものでありながら、同時に、パートナーとしてともに生きたnorico だからこそ撮れた、ひとりのチャーミングで豪快な男の姿が数多く収録されている。 *写真集の中には、norico による、かっちゃんとの日々を綴った原稿が入ります。 *かっちゃんが遺した、学生時代から70年代のコンディション・グリーン時代の写真も含まれています。 *中には、かっちゃんが残した手書きの詩が挟み込みされます。 *カバーのタイトルはレインボー箔となります。』(オフィシャルの紹介文より)







私家版/2024年7月2日発行
A4/カラー&モノクロ/304ページ
装丁:末吉努/編集:川口美保
定価:9000円+TAX [税込:9900円]
『ベトナム戦争時代、アメリカ軍基地を抱えるコザでは、戦争に駆り出される若い米兵たちが、夜な夜な、街に繰り出し、ライブハウスにたむろしていた。そんな米兵たちを相手に、蛇を食いちぎり、鶏の血を啜るなど、過激なパフィーマンスで圧巻のステージを繰り広げたのが、1971 年結成の伝説のロックバンド、コンディション・グリーンのボーカル “ひげのかっちゃん” こと、川満勝弘。 2006年7月2日、写真家のnorico は、旅行で訪れた沖縄・コザで、この “ひげのかっちゃん” に出会う。以来、彼を撮影することがライフワークとなったnorico は、いつしか彼のパートナーとなり、彼が亡くなる2023年4月20日、その最後の瞬間までそばに寄り添い、シャッターを押し続けた。 “ひげのかっちゃん” が亡くなって一年、この夏、発表されるこの写真集は、基地の街・コザで、音楽を通して、沖縄に生きる人々を奮い立たせてきた伝説のロックミュージシャンの生き様を写し出したものでありながら、同時に、パートナーとしてともに生きたnorico だからこそ撮れた、ひとりのチャーミングで豪快な男の姿が数多く収録されている。 *写真集の中には、norico による、かっちゃんとの日々を綴った原稿が入ります。 *かっちゃんが遺した、学生時代から70年代のコンディション・グリーン時代の写真も含まれています。 *中には、かっちゃんが残した手書きの詩が挟み込みされます。 *カバーのタイトルはレインボー箔となります。』(オフィシャルの紹介文より)







2025年08月03日
伊藤昭一写真集『叢草の舟』 (蒼穹舎/2025年8月1日発行)
伊藤昭一写真集『叢草の舟』
蒼穹舎/2025年8月1日発行
A4変型/カラー
装幀:塚本明彦
72ページ/作品点数:66点
定価:4000円+TAX [税込:4400円]
『山陰の地を終のすみかと決めてから、十三年が過ぎようとしている。果たして自分はここに「根」をおろせたのだろうか。たしかめる術などは思いつかず、何度も訪れた場所を繰り返し撮ることしかできなかった。
本作は私にとって三冊目の写真集となった。先に飛び立った『留鳥』『迷鳥』同様、水辺と植物の写真を集めている。みなおしてみて、わずかだがこの地に対する理解と愛着が深くなったように思う。このまま波打ち際と草むらをみつめていきたい。』(あとがきから抜粋)






蒼穹舎/2025年8月1日発行
A4変型/カラー
装幀:塚本明彦
72ページ/作品点数:66点
定価:4000円+TAX [税込:4400円]
『山陰の地を終のすみかと決めてから、十三年が過ぎようとしている。果たして自分はここに「根」をおろせたのだろうか。たしかめる術などは思いつかず、何度も訪れた場所を繰り返し撮ることしかできなかった。
本作は私にとって三冊目の写真集となった。先に飛び立った『留鳥』『迷鳥』同様、水辺と植物の写真を集めている。みなおしてみて、わずかだがこの地に対する理解と愛着が深くなったように思う。このまま波打ち際と草むらをみつめていきたい。』(あとがきから抜粋)






2025年07月29日
2025年07月23日
2025年07月22日
増田智泰写真集『something in my sight』 (私家版/2024年発行)
増田智泰写真集『something in my sight』
私家版/2024年発行
カラー/並製/B5変型/
48ページ/写真点数:23点
定価:2000円 (税込)
2024年6月19日〜6月27日開催の同名展に合わせて制作。しばらく品切れしていたが再入荷。
『私の写真は簡単にいえば「スナップ」で、偶然出会った風景や物を撮っているように見えるかもしれません。しかしそれには理由があるように思います。 今まで生きてきた中で見聞きした写真や絵画、彫刻、音楽。生活の中で知らず知らずのうちに影響を受けた何気ないもの。そのたくさんのイメージが頭や心や体で選別され、蓄積され、ある風景に出会ったときに自分の意識とは関係なく反応しているのではないか。 それは偶然ではなく必然のように感じます。 私が見ている何かは、 他の人が見ている何かなのかもしれません。 』(展覧会の案内から)






私家版/2024年発行
カラー/並製/B5変型/
48ページ/写真点数:23点
定価:2000円 (税込)
2024年6月19日〜6月27日開催の同名展に合わせて制作。しばらく品切れしていたが再入荷。
『私の写真は簡単にいえば「スナップ」で、偶然出会った風景や物を撮っているように見えるかもしれません。しかしそれには理由があるように思います。 今まで生きてきた中で見聞きした写真や絵画、彫刻、音楽。生活の中で知らず知らずのうちに影響を受けた何気ないもの。そのたくさんのイメージが頭や心や体で選別され、蓄積され、ある風景に出会ったときに自分の意識とは関係なく反応しているのではないか。 それは偶然ではなく必然のように感じます。 私が見ている何かは、 他の人が見ている何かなのかもしれません。 』(展覧会の案内から)






2025年07月16日
児玉房子写真集『1960-1980』 (Chose Commune/2025年4月発行)
児玉房子写真集『1960-1980』
Chose Commune/2025年4月発行
モノクロ/上製/22×26cm
168ページ/写真点数:50点
定価:9500円 +TAX [税込:10450円]
『写真の仕事を本格的に始めた1960年代から現在まで、途切れることなく続けてきた作家の初期から1980年代までの作品を展示致します。それはちょうど児玉が、富士ゼロックスのPR誌「グラフィケーション」の創刊の3年後の1970年から写真の仕事を始め、2018年の終刊まで続けたことと重なります。「1960-1980」はグラフィケーションの時代ともいえるでしょう。
東京を中心にしながら、日本の様々な場所を訪れて撮ったイメージは、人々が話し、笑い、立ち止まったりしながら生活してきた様子と、変貌する日本の様子を活写しています。』(The Third Gallery Ayaで開催された、この写真集の出版記念である同名展の紹介文より)







Chose Commune/2025年4月発行
モノクロ/上製/22×26cm
168ページ/写真点数:50点
定価:9500円 +TAX [税込:10450円]
『写真の仕事を本格的に始めた1960年代から現在まで、途切れることなく続けてきた作家の初期から1980年代までの作品を展示致します。それはちょうど児玉が、富士ゼロックスのPR誌「グラフィケーション」の創刊の3年後の1970年から写真の仕事を始め、2018年の終刊まで続けたことと重なります。「1960-1980」はグラフィケーションの時代ともいえるでしょう。
東京を中心にしながら、日本の様々な場所を訪れて撮ったイメージは、人々が話し、笑い、立ち止まったりしながら生活してきた様子と、変貌する日本の様子を活写しています。』(The Third Gallery Ayaで開催された、この写真集の出版記念である同名展の紹介文より)







2025年07月14日
2025年07月08日
新山発現写真集『枯井戸タブロイド』 (3rddgbooks(サードブックス)/2025年7月1日発行)
新山発現写真集『枯井戸タブロイド』
3rddgbooks(サードブックス)/2025年7月1日発行
モノクロ/タブロイド判/32ページ
装丁:松本孝一/編集 : 林朋奈、長尾学
定価:1000円 [税込]
サードディストリクトギャラリーでの同名展に合わせて刊行。
『井戸をのぞく時、井戸もまたこちらをのぞいているのだ」。見下ろす視線と見上げる視線が交錯し砕け散り乱反射するカレイドスコープ。ある実像とその乱反射でなりたつ鏡の間。枯井戸スコープの目。それは井戸をのぞく者の背後からの得体の知れない視線でもあるだろう。話は変わるが「枯井戸」、英語だと「Dry Well」。ドライウェルって印画紙水切り剤のことじゃない?が、調べてみたらそれは「DRIWEL」なのであった。前回と同じく不良フィルムを使用した展示となります。』(新山発現 展示の紹介より)





3rddgbooks(サードブックス)/2025年7月1日発行
モノクロ/タブロイド判/32ページ
装丁:松本孝一/編集 : 林朋奈、長尾学
定価:1000円 [税込]
サードディストリクトギャラリーでの同名展に合わせて刊行。
『井戸をのぞく時、井戸もまたこちらをのぞいているのだ」。見下ろす視線と見上げる視線が交錯し砕け散り乱反射するカレイドスコープ。ある実像とその乱反射でなりたつ鏡の間。枯井戸スコープの目。それは井戸をのぞく者の背後からの得体の知れない視線でもあるだろう。話は変わるが「枯井戸」、英語だと「Dry Well」。ドライウェルって印画紙水切り剤のことじゃない?が、調べてみたらそれは「DRIWEL」なのであった。前回と同じく不良フィルムを使用した展示となります。』(新山発現 展示の紹介より)





平賀淳作品集『記録・記憶 -見えるもの見えないもの-』 (ギャラリー ヨクト/2025年1月1日発行)
平賀淳作品集『記録・記憶 -見えるもの見えないもの-』
ギャラリー ヨクト/2025年1月1日発行
A4変型/リング製本/カラー&モノクロ
定価:5000円+TAX [税込:5500円]※ 著者署名本
「ジオラマ(コスモクロック)」(2001年)「曼荼羅(コスモス)」(1999年)「トレース」(2010年)「CORPUS」(2017年)「D.N.A」(2002年)「赤いナニカ(destruction)」(2007年)「yocto」(2017年)「2011」(2021年)「パノラマ2006」(2008年)で構成される作品集。








ギャラリー ヨクト/2025年1月1日発行
A4変型/リング製本/カラー&モノクロ
定価:5000円+TAX [税込:5500円]※ 著者署名本
「ジオラマ(コスモクロック)」(2001年)「曼荼羅(コスモス)」(1999年)「トレース」(2010年)「CORPUS」(2017年)「D.N.A」(2002年)「赤いナニカ(destruction)」(2007年)「yocto」(2017年)「2011」(2021年)「パノラマ2006」(2008年)で構成される作品集。








2025年07月01日
田中昭史写真記録冊子『かつてそこには生活があった 長野県美麻村高地地区の記録1970 / 71』 (田一出版/2025年6月16日発売)
田中昭史写真記録冊子『かつてそこには生活があった 長野県美麻村高地地区の記録1970 / 71』
田一出版/2025年6月16日発行
A4変型/モノクロ/44ページ
定価 1,500円(税込)
『昭和45年(1970年)大学4年になった私は写真部に所属していたのだが、卒業にあたって長野に関係した問題を記録に残しておきたいと思い当時社会問題化していた「過疎」を卒業までの一年間にわたって取材することにした。美麻村は長野県北部長野市の西方に位置し現在は大町市に編入されている。その美麻村の中心地から南東方向、峠を越えた山中17か所あまりに小さな集落が点在している。その一帯が高地(こうち)と呼ばれている地域である。明治5年(1872年)美麻村高地地区には110戸の住居があり良質の麻の生産で活気のある地域であった。その後約90年間はわずかな変動はあったものの昭和35年(1960年)にはまだ79戸を保っていた。しかしながら取材当初の昭和45年(1970年)までの10年間に17戸まで激減し、約1年後最後の取材時には11戸となっていた。そしてそのまた10年後の昭和55年(1980年)には全ての住戸が離村し従来からの住民は皆無となって高地地区の集落は消滅した。』(作者のテキストより抜粋)




田一出版/2025年6月16日発行
A4変型/モノクロ/44ページ
定価 1,500円(税込)
『昭和45年(1970年)大学4年になった私は写真部に所属していたのだが、卒業にあたって長野に関係した問題を記録に残しておきたいと思い当時社会問題化していた「過疎」を卒業までの一年間にわたって取材することにした。美麻村は長野県北部長野市の西方に位置し現在は大町市に編入されている。その美麻村の中心地から南東方向、峠を越えた山中17か所あまりに小さな集落が点在している。その一帯が高地(こうち)と呼ばれている地域である。明治5年(1872年)美麻村高地地区には110戸の住居があり良質の麻の生産で活気のある地域であった。その後約90年間はわずかな変動はあったものの昭和35年(1960年)にはまだ79戸を保っていた。しかしながら取材当初の昭和45年(1970年)までの10年間に17戸まで激減し、約1年後最後の取材時には11戸となっていた。そしてそのまた10年後の昭和55年(1980年)には全ての住戸が離村し従来からの住民は皆無となって高地地区の集落は消滅した。』(作者のテキストより抜粋)



































































































































