2016年01月

2016年01月26日

松村明写真集『Evidence NAGASAKI』 (冬青社、2015年5月20日発行)

松村明写真集『Evidence NAGASAKI』
冬青社/2015年5月20日発行
27×26cm/上製/モノクロ/写真49点
定価 : 3800円 + Tax

『原爆投下中心地より北東500メートルの小高い丘の上に浦上天主堂がある。この教会の正面側に被爆遺構が点在している。4年前、私はこれらの天主堂遺構へ訪れた。キリスト像や首の無い立像等が並んでいる小さな場所があり、その前側の壁面上部に石像の天使胸像が並んでいた。像の顔に近づいて見ていると、鼻が欠けたり、ひび割れていたり、また顔の眉から下の目や鼻の造作がすっかり爆ぜ落ちたりしている。いずれも長年の風化により、苔やカビの斑点が見てとれ、経年による多少の変化があったにせよ被爆の衝撃を十分に伝えていた。もの言わぬ石像たちそれぞれの有様が私に強烈に訴えてきた。このことが、今回のシリーズへの取り組みの切っ掛けとなったのである。』(著者あとがきより)
松村明写真集『Evidence NAGASAKI』

松村明写真集『Evidence NAGASAKI』1

松村明写真集『Evidence NAGASAKI』2

松村明写真集『Evidence NAGASAKI』3

松村明写真集『Evidence NAGASAKI』4


sokyusha at 17:37|Permalink 写真集新刊 

阿部淳写真集『1981 (上)』 (VACUUM PRESS、2015年12月31日発行)

阿部淳写真集『1981 (上)』
VACUUM PRESS/2015年12月31日発行
B5変型/並製/モノクロ/128ページ
定価 : 2400円 + Tax
* 著者署名本
阿部淳写真集『1981 (上)』

阿部淳写真集『1981 (上)』1

阿部淳写真集『1981 (上)』2

阿部淳写真集『1981 (上)』3

阿部淳写真集『1981 (上)』4

阿部淳写真集『1981 (上)』5


sokyusha at 15:21|Permalink 写真集新刊 

阿部淳写真集『1981 (下)』 (VACUUM PRESS、2015年12月31日発行)

阿部淳写真集『1981 (下)』
VACUUM PRESS/2015年12月31日発行
B5変型/並製/モノクロ/128ページ
定価 : 2400円 + Tax
* 著者署名本
阿部淳写真集『1981 (下)』

阿部淳写真集『1981 (下)』1

阿部淳写真集『1981 (下)』2

阿部淳写真集『1981 (下)』3

阿部淳写真集『1981 (下)』4

阿部淳写真集『1981 (下)』5


sokyusha at 15:20|Permalink 写真集新刊 

2016年01月19日

仲田絵美写真集『よすが』 (赤々舎、2015年9月30日発行)

仲田絵美写真集『よすが』
赤々舎/2015年9月30日発行
カラー/A4変形/上製/168ページ
アートディレクション : 近藤一弥
定価 : 5000円 + TAX
『母の遺品を身につけ、父にシャッターを押してもらう
写真と記憶が動かしていく、切実な家族の時間

幼い頃に母を亡くした仲田は、その不在が染み込んだ身の回りの風景を、あるいは生前の母の写真や遺品など、母が生きた痕跡と時間を写真に収めています。それは見えないものを見るために、そこに含まれた記憶を写真に置きかえる行為に思えます。
また、自分自身の体も母が遺したもののひとつと考える仲田は、母の遺品を身につけた自らの姿を撮影し、時には父親にもシャッターを押してもらいます。その撮影には、妻と母というそれぞれにとって大きな存在を失った父娘の繊細な緊張感が漂い、カメラを通してあらためて向き合うことの関係性やざわめきが写真に刻まれています。
 幼い頃の自分を見つめる生前の母の眼差しを追体験し、遺品を通して母の死と力強く対峙することで、変わらずあり続ける自らの身や心のよりどころ、すなわち「よすが」を見出す一冊です。』(版元の案内より)
仲田絵美写真集『よすが』

仲田絵美写真集『よすが』1

仲田絵美写真集『よすが』2

仲田絵美写真集『よすが』3



sokyusha at 15:51|Permalink 写真集新刊 

WOMB Vol.8 (WOMB、2015年12月20日発行)

WOMB Vol.8
WOMB/2015年12月20日発行
カラー/A4/72ページ
フォトグラファー:植田真紗美/川崎璃乃/菅野幸恵
コラム/光田ゆり
定価:1000円+TAX

女性写真家による季刊写真誌WOMBの8号は植田真紗美、川崎璃乃、菅野幸恵の作品と、光田ゆりさんによる連載コラム「月をみる 光をよむ」では神藏美子さんの写真集「たまきはる」について掲載。
内容:特集: 植田真紗美「海へ」/川崎璃乃「新宿夜顔人」/菅野幸恵「未明」 /コラム:光田ゆり「月をみる 光を読む」/ WOMBノート


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sokyusha at 15:42|Permalink 写真雑誌新刊 

2016年01月12日

コウノジュンイチ写真集『ある日』 (蒼穹舍、2015年12月31日発行)

コウノジュンイチ写真集『ある日』
蒼穹舍/2015年12月31日発行
A4変型/上製/装幀:原耕一/700部
モノクロ/106ページ/写真点数:102点
定価 : 3800円 + TAX
『ある日』とタイトルにあるように、ある日の光景が淡々と展開されている。 これらの写真は過ぎ去りし日常の断片と言えるかもしれない。 そして、ここにある風景はすでに取り返すことが出来ず、 そして記憶からも風化してしまいかねない。 コウノジュンイチの初めてとなるこの写真集を見ることで、 彼が残した普遍的な光景にかつての自分の記憶と交差する瞬間が生まれるであろう。

コウノジュンイチ写真集『ある日』

コウノジュンイチ写真集『ある日』1

コウノジュンイチ写真集『ある日』2

コウノジュンイチ写真集『ある日』3

コウノジュンイチ写真集『ある日』4

コウノジュンイチ写真集『ある日』5


sokyusha at 16:33|Permalink 蒼穹舎新刊 

2016年01月05日

小田川悠写真集『サルビア』 (私家版、2014年12月6日発行)

小田川悠写真集『サルビア』
私家版/2014年12月6日発行
モノクロ/28×13.3cm/10部限定
58ページ/作品点数:25点
定価 : 4200円 (税込)

実家の壁と駐車スペースの間、庭へと続く小道に、秋になると咲く赤い花がある。その赤い花は家族との記憶の端々にさり気なく寄り添っている。嫌気がさした時も、死にたいって思ってた時も幸せ過ぎた時の思いでにも。花を咲かせない時期でも私には、いつでも赤く映った。「サルビア」確か母から教えてもらった花の名には、ここにしかない特別な花に思える響きがあった。この、感情を消そうと撮っていた写真を「愛」だなんて感じるようになった自分に驚くと同時に、あらかたの愛の在り方は共通してるんじゃないだろうかって至極眈々と思う。特別だと感じたサルビアがどこにでもあるように。けれど、私にとってのサルビアの意味は誰とも違う。そんなふうに人は人を愛すんじゃないだろうか。(本文より)
小田川悠写真集『サルビア』

小田川悠写真集『サルビア』1

小田川悠写真集『サルビア』2

小田川悠写真集『サルビア』3


sokyusha at 16:56|Permalink 再入荷 

東松照明写真集『新編 太陽の鉛筆』 (赤々舎、2015年12月14日発行)

東松照明写真集『新編 太陽の鉛筆』
赤々舎/2015年12月14日発行
カラー&モノクロ/25.7×22.7cm
並製/2冊組、ケース入
「太陽の鉛筆 1975」280ページ、写真228点
「太陽の鉛筆 2015」152ページ、写真103点
編著:伊藤俊治、今福龍太
アートディレクション : 近藤一弥
定価 : 9000円 + TAX

『戦後日本を代表する写真家 東松照明の最高傑作、40年を経て新たに蘇る。

 東松照明は1969年に沖縄と出会って以来、1970年代前半はほぼ沖縄を中心に活動し、その成果として1975年に『太陽の鉛筆』(毎日新聞社)が刊行されました。東松が沖縄へ渡った契機の一つは、代表作「占領」シリーズの延長上に沖縄の基地の実態を撮影することにありましたが、『太陽の鉛筆』はある意味で脱占領宣言であり、脱アメリカや脱日本であり、最終的には脱国家の思考実践だったといえます。 そこには国境や領土や所有といった概念を拒もうとする精神の営みが波打ち、島々を分断させず、やがてその視線は日本という枠を超えて東南アジアへと展開しました。歴史や土地の制約からの自由を求める人間の脱領土的で群島的な想像力がイメージとして結実した『太陽の鉛筆』は、東松照明の代表作として屹立しています。
 『太陽の鉛筆』の沖縄編には宮古島での7カ月の生活を綴った6つのエッセイと、宮古島や周辺の島々を撮影した150点の写真が収められています。 また東南アジア編は台湾の基隆や淡水、霧社や墾丁、フィリピンのミンダナオ島のサンボアンガ、マニラ、インドネシアのジャワ島のジャカルタ、ソロ、バリ島、マレーシアのマラッカ、タンピン、ベトナムのサイゴン、タイのランバン、チェンマイ、アユタヤ、シンガポールなど7ヶ国17地域にわたる島々が撮影され、さらに東南アジアと地続きであるかのような沖縄の渡嘉敷、那覇、普天間、コザも含めた80点の写真で構成されています。 東松はその島々の配置によって、沖縄や八重山での生活で直感した南からの流れやその系譜の向こう側へ旅しようとしたのでしょうか。
 
 この度刊行する『新編 太陽の鉛筆』は、『太陽の鉛筆 1975』と『太陽の鉛筆 2015』の二冊組となります。『太陽の鉛筆 1975』は、既に絶版となって久しい、初版『太陽の鉛筆』を基本的な構成や順序は変えずに新たな装いで書籍化したものです。一方、『太陽の鉛筆 2015』は、基本的に『太陽の鉛筆』以後の既発表・未発表の作品のなかから103点の写真を選び、『太陽の鉛筆』に込められた南方への眼差しを引き継ぐ新たな編集意図によって配列し、二人の編者による論考を付したものです。 東松が晩年に「亜熱帯」というタイトルで構想していた熱帯植物のシリーズや、五度にわたるバリ島への旅など、移動と再-棲息化への鮮烈なヴィジョンに貫かれています。  
 写真については(ネガフィルムの未発見または劣化による10枚を除いて)原ネガをスキャンしたデータを調整し作成されたデジタル・プリントを原版として使用し、その陰翳と質感を晩年の東松照明の意図に沿うように刷新しました。
 『新編 太陽の鉛筆』は、『1975』と『2015』の2分冊により、歴史化された作品のもつ、写真と思想の可能性を現在に呼び出す批評的な試みであり、未来への大きな問いかけを孕んで蘇るものとなっています。』(版元の紹介より)
東松照明写真集『新編 太陽の鉛筆』

東松照明写真集『新編 太陽の鉛筆』1

東松照明写真集『新編 太陽の鉛筆』2

東松照明写真集『新編 太陽の鉛筆』3

東松照明写真集『新編 太陽の鉛筆』4

東松照明写真集『新編 太陽の鉛筆』5

東松照明写真集『新編 太陽の鉛筆』6



sokyusha at 16:19|Permalink 写真集新刊