評論/エッセイ新刊

2018年03月06日

笠原美智子『ジェンダー写真論 1991-2017』 (里山社、2018年2月26日発行)

笠原美智子『ジェンダー写真論 1991-2017』
里山社/2018年2月26日発行
四六判/並製/416ページ/装丁:服部一成+佐藤豊
定価:2700円+TAX

『女性やLGBT の写真家、現代美術作家たちはどのように社会と対峙したか。東京都写真美術館の学芸員としてジェンダーの視点から写真、現代美術と社会の関わりを問い続け たパイオニアである著者の、1991 〜 2017年にかけてのテキストを豊富な図版と共に収録。フェミニズム、ジェンダーの歴史を丁寧に解説しながらダイアン・アーバス、ロバート・メイプルソー プ、シンディ・シャーマン、トリン・T・ミンハ、石内都、森栄喜、やなぎみわ、鴻池朋子他のアーティストたちの格闘を通して、社会におけるジェンダーの問題に鋭く迫る。』(版元の紹介文より)

笠原美智子『ジェンダー写真論 1991-2017』


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2017年03月30日

高橋義隆「言葉の果ての写真家 ー 一九六〇 ‐ 九〇年代の写真表現」(青弓社、2017)

高橋義隆「言葉の果ての写真家 ー 一九六〇 ‐ 九〇年代の写真表現」
青弓社/2017年刊
B6判/上製/238ページ
定価 : 3,240円(税込)* 著者署名本

写真は言葉から生まれる―。森山大道を導きの糸として、新倉孝雄、森永純、中平卓馬、荒木経惟、原芳市という5人の写真家たちの作品と言葉の断片から、その光跡を浮かび上がらせる戦後写真評論。

目次
はじめに―写真表現の分水嶺、森山大道『写真よさようなら』を中心にして
第1章 新倉孝雄―刹那と邂逅する傍観者
第2章 森永純―凍結された叫び
第3章 中平卓馬―身体と言葉の相克
第4章 荒木経惟―エロス・タナトス・言葉
第5章 原芳市―さすらうエロスの痕跡
写真は言葉から生まれる――。

カメラで目の前の現実を写し取り、あるいは仮構のシチュエーションを演出して作品を撮る写真家たち。戦後、写真表現は一気に花開き多様化したが、「言葉」を引き金にして、言葉から写真を立ち上げようとした写真家たちがいた。

森山大道を導きの糸として、新倉孝雄、森永純、中平卓馬、荒木経惟、原芳市という5人の写真家に光を当てる。そして、彼らが写真を撮るとき、言葉がどのような意味をもち、作品にどう影響したのかを写真家の人生や表現方法から解きほぐす。

写真家たちの写真と言葉の断片から、その光跡を浮かび上がらせる戦後写真評論。写真作品を40点以上所収。

鈴木一誌(ブックデザイン)推薦

「本書を読むと、ひとが写真から意味を読み取る行為の不思議さに圧倒される。世界の事物を機械の目を通して冷徹に平面化する写真と、人間的関心はいつどこで交錯しうるのか。その謎に果敢に立ち向かう」

はじめに――写真表現の分水嶺、森山大道『写真よさようなら』を中心にして

第1章 新倉孝雄――刹那と邂逅する傍観者

 1 他者の存在

 2 日常という場所

 3 都市の視線

 4 ニューヨーク

 5 断絶、そして対話

第2章 森永 純――凍結された叫び

 1 原爆の地、故郷・長崎で見た光景

 2 「詩より辞書のほうがおもしろい」

 3 環境音楽との共通点

 4 シュルレアリスムと『波』

 5 言葉に近づける

第3章 中平卓馬――身体と言葉の相克

 1 写真家・中平卓馬の誕生

 2 「アレ・ブレ・ボケ」で世界を描く

 3 身体を解体する写真行為、そして苦悩

 4 事物という現実の脅威

 5 「手」という自己のなかの他者

第4章 荒木経惟――エロス・タナトス・言葉

 1 私小説からの出発

 2 写真での〈私〉

 3 『ノスタルジアの夜』

 4 「「生」も「死」も欲しい」

 5 過剰なエロトス

第5章 原 芳市――さすらうエロスの痕跡

 1 『風媒花』――旅人への憧憬

 2 『ストリッパー図鑑』――さすらうエロス

 3 『淑女録』――神に近づく女たち

 4 『曼陀羅図鑑』――崇拝のイコン

 5 『現の闇』――漆黒のなかの希望

 6 『光あるうちに』――その先の光明へ

 7 『常世の虫』――死生観への到達

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2016年12月15日

北井一夫「写真家の記憶の抽斗」(日本カメラ、2017)

北井一夫「写真家の記憶の抽斗」
日本カメラ/2017年刊
13cm x 18.2cm/並製/モノクロ/216ページ
定価 : 1600円 + TAX

写真家として歩んできた50 年を代表作と共に振り返る、北井一夫初の自伝的エッセイ集が刊行。

初期作の「抵抗」をはじめ、「三里塚」、「いつか見た風景」、「村へ」、「1920年代ドイツ表現派の旅」、「新世界物語」、「フナバシストーリー」、「おてんき」、「1990年代北京」、「ライカで散歩」、「道」など、北井一夫のこれまでの代表作を多数掲載。写真家はこれまで何を考えながら写真を撮り、写真と向き合ってきたのか。作品ごとに、撮影当時の記憶をたぐり寄せるようにしてまとめた、北井一夫初の自伝的エッセイ集。(出版社サイトより)

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2016年07月12日

石内都『写真関係』 (筑摩書房、2016年6月15日発行)

石内都『写真関係』
筑摩書房/2016年6月15日発行
A5判/上製/装幀:加藤勝也
カラー/160ページ/写真点数:48点
定価 : 2800円 + TAX
* 著者署名本

石内都のエッセイ集。

『写真家は何を見、何を写そうと撮影するのか。そもそも写真とは何か。約50点の写真と共に石内都の個性豊かな言葉が紡がれていく。』(版元の紹介より)
石内都『写真関係』

石内都『写真関係』1

石内都『写真関係』2

石内都『写真関係』3

石内都『写真関係』4

石内都『写真関係』5


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2016年03月15日

里山社編『日常と不在を見つめてードキュメンタリー映画作家・佐藤真の哲学』 (里山社、2016年3月24日発行)

里山社編『日常と不在を見つめてードキュメンタリー映画作家・佐藤真の哲学』
里山社/2016年3月24日発行
四六版/並製/372ページ(カラー別丁4ページ+16ページ含)
定価 : 3500円 + TAX
『90〜00年代、《日常》と《不在》にこだわり、潜む闇をじっくりとあぶり出したドキュメンタリー映画作家、佐藤真。公害問題と日常、障害とは、アートとは何か、グローバリゼーションに抗うこと、そして映像のもつ根源的な力とはーー。不穏な時代のうねりを前に「世の中を批判的に見る目を持て」と映像と文章で私たちの眠った感覚を刺激しました。
佐藤が世を去って9年。その仕事に着目した一冊の書籍が誕生します。影響を受けた人からともに歩んできた人まで、佐藤真に惹きつけられた32人の書き下ろし原稿とインタビュー、そして佐藤真の単行本未収録原稿を含む傑作選を収録。映像作家であり、90年代後半の類稀な思想家とも言うべき佐藤真の哲学を掘り下げ、今を「批判的に」見つめ、私たちの確かな未来への足場を探ります。』(版元の案内より)
●巻頭写真 阿賀 (撮影・笹岡啓子)
第1章 阿賀と日常
赤坂憲雄(民俗学)、平田オリザ(演出家)、想田和弘(映画作家)、森まゆみ(文筆家)、佐藤丹路(妻)、小林茂(映画監督)●佐藤真と盟友・小林茂の往復書簡 ※佐藤真の手紙を初収録 ●座談会 旗野秀人(『阿賀に生きる』発起人)×香取直孝(映画監督)×小林茂×山上徹二郎(シグロ代表)
第2章 生活を撮る
松江哲明(映画監督)、森達也(映画監督・作家)、原一男(映画監督)、佐藤澪(長女)、佐藤萌(次女)
第3章 芸術
椹木野衣(美術評論家)、秦岳志(映画編集)
第4章 写真と東京
飯沢耕太郎(写真評論家)、笹岡啓子(写真家)、諏訪敦彦(映画監督)●グラビア 佐藤真1990’s トウキョウ・スケッチ ※佐藤真の東京スナップが蘇る! 構成・解説:飯沢耕太郎
第5章 不在とサイード
四方田犬彦(批評家)、大倉宏(美術評論家)、八角聡仁(批評家)、ジャン・ユンカーマン(映画監督)●インタビュー 阿部マーク・ノーネス(映画研究)
第6章 ドキュメンタリー考
港千尋(写真家、映像人類学者)●企画書「ドキュメンタリー映画の哲学」
第7章 佐藤真の不在
林海象(映画監督)●論考「佐藤真をめぐる8章」萩野亮(映画批評)●インタビュー 小林三四郎(佐藤真いとこ、配給会社・太秦代表取締役社長)●教え子座談会 石田優子(映画監督)×奥谷洋一郎(映画監督)×山本草介(映画監督)●ルポ「佐藤真の不在」を上演するということ」村川拓也『Evellet Ghost Lines』
●佐藤真年表 ●作品リスト
佐藤真の哲学


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2015年11月17日

池田多美江『月日を飛び回る心1・化身の世界へ』 (私家版、2013年11月12日発行)

池田多美江『月日を飛び回る心1・化身の世界へ』
私家版/2013年11月12日発行
A5版/224ページ
定価:1500円 (税込)
「月日を飛び回る心」シリーズ第一弾。『1991年インド旅行中、シッキムの山中で一人の僧と出会いました。その出会いがきっかけとなり、チベット仏教の世界に身を置いた体験を綴った本です。写真集ではありません。文章のみです。』(作者による紹介より)
池田多美江『月日を飛び回る心1』


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2015年10月13日

Mika Mizuno『色彩のスープ Monenkirjava Keitto』 (私家版、2015年9月7日発行)

Mika Mizuno『色彩のスープ Monenkirjava Keitto』
私家版/2015年9月7日発行
A5/カラー/20ページ/写真点数:3点
定価: 1500円(税込)
Mika Mizuno『色彩のスープ』

Mika Mizuno『色彩のスープ』1

Mika Mizuno『色彩のスープ』2

Mika Mizuno『色彩のスープ』3


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2015年02月10日

森山大道『通過者の視線』 (月曜社、2014年10月10日発行)

森山大道『通過者の視線』
月曜社/2014年10月10日発行
46判/並製/モノクロ/288ページ
定価:1800円+TAX
※著者署名本

『「スナップへのこだわり、銀塩かデジタルか、白黒かカラーか、スランプ時代を語った深瀬昌久氏との対話など、50年にわたる写真家としての実践をめぐる思考と葛藤を跡づける。『もうひとつの国へ』(2008年、朝日新聞出版)からの9編を改訂収録したものと、単行本未収録の写真論関係を大幅に増補し編集したもので構成。全29編。』(出版社紹介より)

森山大道『通過者の視線』

森山大道『通過者の視線』1

森山大道『通過者の視線』2

森山大道『通過者の視線』3


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2014年07月29日

研究冊子『クリティカル・アーカイヴ vol.2 前夜/前線』(ユミコチバアソシエイツ/2014年6月22日発行)

研究冊子『クリティカル・アーカイヴ vol.2 前夜/前線』
ユミコチバアソシエイツ/2014年6月22日発行
A5/並製/160ページ/和英表記
定価:2800円+TAX

20世紀絵画を独自の視点から論じた研究冊子。「限界経験と絵画の拘束――香月泰男のシベリア」沢山遼「戦争と銅版画―浜田知明の「戦争」画について」石川卓磨「福沢一郎と戦争 − 絵画と研究所 − 」弘中智子「ヴォルス ――戦争/収容所/綜合芸術作品」河本真理

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2013年11月19日

渋谷典子『映画の人びと −女性カメラマンの映画撮影現場体験記−』 (バジリコ、2013年11月1日発行)

渋谷典子『映画の人びと −女性カメラマンの映画撮影現場体験記−』
バジリコ/2013年11月1日発行
A5版/並製/カラー&モノクロ/268ページ
定価 : 2520円(税込)
※ 著者署名本

1976年にフリーの写真家として活動を開始して、いまや伝説化されている写真家グループ「CAMP」に参加していた写真家の渋谷典子さんが、長年にわたって映画界では希有な存在であった女性スチールカメラマンとして覗いた映画作りの現場の記録。高倉健、吉永小百合、三船敏郎、緒形拳、渡哲也、真田広之、岡田茉莉子、岩下志麻、若山富三郎、梅宮辰夫、ビートたけし、志村けん、風間杜夫、成田三樹夫、林隆三、田中裕子、大竹しのぶ、広末涼子…… 銀幕のスターの素顔と映画職人たちの映画作りに賭ける情熱を写真と文で綴った極上のヒューマンドキュメント。

渋谷典子『映画の人びと』
渋谷典子『映画の人びと』1
渋谷典子『映画の人びと』2
渋谷典子『映画の人びと』3
渋谷典子『映画の人びと』4

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