2008年04月01日

「ゴールデンスランバー」伊坂幸太郎

ゴールデンスランバー


すごい!おもしろかったし、私これすごく好きです!まさに伊坂さんの作品の集大成。「重力ピエロ」「魔王」の世界をさらに進めて、それをエンタメにしてしまいました。「魔王」では、しょぼい腹話術で大きなものと闘っていました。「ゴールデンスランバー」では闘うというよりも逃げてるわけですが、それでもとてつもなく大きなものと対峙して、権力の思い通りになんてならないぞ!と立ち向かってるわけです。しかも彼はたとえしょぼくても腹話術なんていう不思議な力を持ってるわけでもなく、持っているものといったら、信頼(するほうも、されるほうも)と、あとは思い切りなんです。でもだからこそ逃げていく主人公を応援したくなるし、大きなものになんて押しつぶされないでほしい!そう心から願ってしまうんです。こんなふうに、権力に負けるな!でかいものに押しつぶされるな!と思いつつ、主人公が逃げていくのを、はらはらして応援したし、するりとかわすところでは胸のすく思いでした。でもそういう私もたぶん違う方向からこの事件を見ていたとしたら、マスコミにあおられて犯人に仕立て上げられていく主人公を、何の疑いもなく犯人だと思い込んでしまうんだと思います。元はといえば何も考えないで監視社会を受け入れて、セキュリティポッドもやむなしと思ってしまうことが、大きな権力を育ててしまったのだろうし・・。「魔王」を読んで私も「魔王」になりうる・・と思った時の苦さを思い出しました。
こんなふうに書くと、正義感にあふれたべたべたの話みたいに見えますが、なぜか読んでいてそんな感じはしないんです。うーん、どうしてでしょう・・。登場人物たちが一般的な価値観で動いてなくて、自分自身のものを持っているからでしょうか。伏線や小技が効いていて軽やかだからでしょうか。伊坂さんらしい、無駄な駒が全くなくて、パズルのピースが最後にぴたりとはまる気持ち良さもありました。
あ、あと主人公の学生時代の話を読みながら「砂漠」を思い出したんですけど、この世界が「砂漠」の主人公たちがこれから出ていかなければならないまさに「砂漠」だったら・・。それはあまりにも辛いなぁなんてことも考えてしまいました。

内容説明
俺はどうなってしまった? 一体何が起こっている? 首相暗殺の濡れ衣を着せられた男は、国家的陰謀から逃げ切れるのか。精緻極まる伏線、忘れがたい会話。伊坂幸太郎のエッセンスを濃密にちりばめた書き下ろし長編。


青柳の逃亡を手助けしてくれる人たち、みんないいんです。大学時代の友人や後輩、宅配ドライバー時代の先輩に、学生時代のアルバイト先の社長etc・・。かけらも青柳のことを疑ってないんです。味方してくれるからいいものの、常識的にどうよってのもありましたが、みんな心が曇ってないんだろうなぁ。中でもお父さんが最高でした。伊坂作品には好きなキャラはたくさんいるんですが、お父さんは確実に上位にくいこみます。
ツボにはまった部分がネタばれになってしまうのすが、どうしても書きとめておきたいので、以下に書いておくことにします。未読の人は絶対に読まないでください。読んでもよくわからないかもしれないけど・・。
お父さんの「まぁ、雅春、ちゃっちゃと逃げろ」には、児島捜査員とともに涙しました。そして「痴漢は死ね」にお父さんとともに涙。伊坂作品で泣かされるとは・・。
平野晶の有給の使い方も、保土ヶ谷のうっとおしいおしゃべりも、青柳のボタンを押す時の癖も、あれもこれも全部全部生きていて、そのたびに「おおっ!」とうれしくなりました。必ずしもすっきりとハッピーなラストではなくって苦い思いはあるのだけれど、とりあえずやるだけのことはやった・・という気持ち(私が逃げてたわけじゃないんですけどね)で本を閉じました。

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この記事へのコメント

1. Posted by 水無月・R   2008年04月01日 23:26
juneさん、こんばんは(^^)。
私も先日、読みました〜。
緻密な構成、登場人物たちの互いへの信頼、ちょっと変わったキャラの大活躍、と非常に楽しめる物語だった半面、事件の背景が読めず、内臓を捩じり上げられるような嫌〜な感じがつらかったです。
普通の一般民間人をはめる、こんな罠は、もしかしたら私たちのすぐそばで起こってるのかも知れません。そう思うと、とても恐い作品でした。
『魔王』は未読ですが、とても楽しみです。
2. Posted by Roko   2008年04月02日 00:12
juneさん☆こんばんは
この本を読んでいる間はずっと、「青柳くん、ガンバレ〜!」と応援し続けていました。
ところで、第三章の彼は誰だったか分かりましたか?
3. Posted by まみみ   2008年04月02日 13:41
5 「まぁ、雅春、ちゃっちゃと逃げろ」は、本当に泣けますね。真の親ってのはこういうもんだと思いました。芥川の「杜子春」の最後のほうで、主人公と母親のやりとりを読むといつもわたしは号泣してしまうんですが、それを思い出しました(ってわかりにくくてすみません^^;)。

今までの伊坂作品とレベルが違う気すらします。わたし内現在伊坂No.1作品です。
4. Posted by かなかな   2008年04月03日 14:18
「人間の最大の武器は習慣と信頼だ」
この言葉が最高でした。
私も、伊坂作品の中では上位ですね。
信頼とはこういうことなんだと改めて認識した気がします。
緻密さは更に増し、読み進めて行くうちにどんどんはまっていく感覚は至極の喜びですよね。
「ゴールデンスランバー」の曲を知らずに読んでて、ダンナに「知らないの!」とバカにされましたが、関係なく楽しめました。でも、知ってたらもっと楽しめたかなあ。


5. Posted by >じゃむ   2008年04月03日 20:47
はじめまして
本の量の多さで、随分前から参考にさせていただいておりました(←読み逃げでした)
私、伊坂さんが大好きで、今日はついにコメ残しちゃちゃいます♪
最近順番待ちしている本が増えてきて、実は、この本はまだ購入していないんですよ。
でも気になってたんですよね!そして、今日更に読みたくなりました!
ありがとうございます
ついでに応援ポチっときます^^
6. Posted by june   2008年04月04日 14:13
>水無月・Rさん
互いへの信頼に胸が熱くなり、変わったキャラや伊坂さんならではの緻密な構成を楽しみながらも、嫌〜な感じがありましたよね。得体のしれない大きな力の前では、どんなにあがいてもダメなんだよね・・ってどうしても思ってしまうし・・。
でもここで諦めて無関心になってしまったら、本当にこういう世界を作っちゃうかもしれないんです。怖いですね・・。
「魔王」は好き嫌いが分かれるようですが、私は好きです!
7. Posted by june   2008年04月04日 14:15
>Rokoさん
私もずっと青柳君を応援してました!テレビで見てたら、「こいつが絶対犯人だよね〜」なんて言ってる気もするんですが・・。
第3章の彼って、20年後を語ってる人ですよね?そういえばあれは誰なんでしょう??事件の中に出てきた人ではないような気がするんですが・・。気になります。
8. Posted by june   2008年04月04日 14:24
>まみみさん
父親のセリフは泣けましたよね!私もこの父親のようにありたい!って思いました。
「杜子春」の最後の方の母親とのやりとり、あれも泣けました・・。まみみさんの言いたいことわかりますよ!あとは「楢山節考」の母親と息子とのやりとりも・・って、もっとわかりにくいですね。すみません^^;

私もこれ、今のところ伊坂作品NO.1かな・・。(頭の中でいろんな作品がぐるぐるしてます)
9. Posted by june   2008年04月04日 14:30
>かなかなさん
はっ!私もこの曲を知らずに読んでました!損してましたかねぇ・・。でも楽しめましたよね。

ほんと、信頼ってこういうことなんでしょうね。毎日同じことを淡々と繰り返すことだとか、簡単に使ってしまう信頼という言葉も、伊坂さんの作品になると、こんな風に生きたものになるんだなぁって思いました。緻密な構成も、個性的なキャラも相変わらず冴えてて、やっぱり伊坂さんの作品は好きだー!と実感しました。
10. Posted by june   2008年04月04日 14:34
>じゃむさん
はじめまして。読むだけでも全然かまわないんですよ。でもコメントを残してくださってうれしいです。ありがとうございます。

じゃむさんも伊坂さんお好きなんですね。私もです!(記事を読めば一目瞭然ですね・・)「ゴールデンスランバー」よかったですよ。伊坂ファンならぜひぜひ!と言いつつ私が呼んだのは図書館本です。欲しいんですけど、文庫本以外は場所をとるんで、買うと怒られるんです(涙)。
11. Posted by エビノート   2008年04月04日 20:24
juneさん、お久しぶりです〜。
伊坂さんの久々の長編、堪能しました〜。
といっても途中読むのが辛くて、ハラハラし通しでした。
伏線の緻密さにも感動、『痴漢は死ね』という言葉で泣かされるとは思ってもみませんでした。お見事!と言いたくなっちゃう内容でしたね。
12. Posted by june   2008年04月07日 21:59
>エビノートさん
こんばんわ!お久しぶりです〜。
このところ引きこもりがちだったのに、いらしてくださってありがとうございます!
これよかったですよね〜。ハラハラして読み進むのが辛いのに、先が知りたくてたまらないというジレンマに陥りながら読みました。「痴漢は死ね」が泣くところだったとは・・。ほんと、お見事!です。
13. Posted by yori   2008年04月09日 23:40
juneさん こんばんは
私はこの作品から、とてもニュートラルな印象を受けました。そこがこの作品に妙な色が付いてない所以かとも思います。
14. Posted by しんちゃん   2008年04月10日 22:37
こんばんは。
本屋大賞では圧勝でしたね。これが当然なのか評が偏りすぎなのかわかりませんが。
小説とDVDが一緒になった新刊、「実験4号」って図書館ではどうなるのかな。借りるか買うか迷ってます。
juneさんはこれも借りる派ですか??微妙ですよね。
15. Posted by touch3442   2008年04月13日 22:32
juneさん

国家権力がその気になれば、無実の人間を犯罪者に仕立て上げることなんて、簡単なんだなあと恐ろしくなりました。

あちこち、伏線張りまくりの作品ですが、それが見事につながった時、改めて伊坂さんの才能に感心させられました。

お父さんのキャラクターいいですね。
ぼくも大好きです。
16. Posted by june   2008年04月14日 11:32
>yoriさん
ニュートラルですか・・。エンタメに徹したからでしょうか。これはもちろん好きなんですが、「魔王」も好きなんで、伊坂さんにはどちらもお願いしたいです^^;
17. Posted by june   2008年04月14日 11:36
>しんちゃん
本屋大賞、うれしいです♪ 確かにふさわしい作品だと思いますが、こういう作品を読んだ後だと、圧勝ってちょっと怖いような気もしてしまって・・。
でもそろそろ伊坂さんに!っていう流れなのかな。

ところで新刊は小説とDVDが一緒ですと??どうしよう。困りました。とりあえずブロガーさんたちの出方を見て、ってことにしようかな・・。
18. Posted by june   2008年04月14日 11:39
>touch3442さん
ほんと、国家権力の前では個人は無力で、力をもってすればこんなこともできちゃうんだ・・と考えると、恐ろしくなりますよね。
エンタメなんだけれどセキュリティポッドといい、かなり恐ろしいことが書いてありました。
お父さんのキャラいいですよね!私もあんなお父さんになりたい(あ、お父さんは無理でした)です。
19. Posted by 雪芽   2008年05月08日 22:05
juneさん、こんばんは!
なんだかお久しぶりです。レビュー読ませては頂いていましたが、自分のブログおさぼり気味で^^;
いや〜、面白かったですね。
あの伏線がこう繋がるか!?と感心感動、ラストには泣かされました。お父さんもいいですねぇ。
「魔王」は未読ですが、読むのが怖いようなタイトルです。
20. Posted by june   2008年05月11日 22:32
>雪芽さん
こんばんわ!お久しぶりです〜。そしてお返事が遅くなってしまってすみません。<m(__)m>
本当におもしろいですよね!伏線のうまさにはうならされましたが、それだけじゃないんですよね。熱い思いも伝わってきたし、しっかり泣かされました。お父さん、いいですよね〜。私もああいう人になりたいものです!
「魔王」って確かに怖そうなタイトルですよね。ブログでいろいろな人の感想を読んでも、好みが分かれてるようですよ。
21. Posted by    2008年05月12日 22:28
こんにちは〜☆
伊坂作品の伏線の上手さにはもう脱帽ですよね。本当に無駄がなくて、読んでてこれほど気持ちのいい話もなかなかないです。
最後の「たいへんよくできました」に、泣かされそうになりました。それまでが本当に理不尽の嵐だったのもあって、すごく暖かくて、よかったです。
22. Posted by june   2008年05月13日 21:35
>爽さん
こんばんわ!伊坂さんの伏線は脱帽ですねよ〜。パズルのピースがピタリピタリとはまっていくように伏線が生きていくところなんて、ほんと気持ちがいいです。
そして、青柳の手助けをしてくれる人たち。理不尽な大きな力に憤りながらも、彼らの揺るぎない信頼は気持がよかったです。最後の「たいへんよくできました」は、効いてましたよね!
23. Posted by masako   2008年06月07日 23:34
こんばんは。私も読みながら「魔王」は思い出しました。あちらはちょっと苦手ではあったんですけどね。

久々の伊坂さんの長編、期待通りに楽しませていただきました。伏線の張り方も見事だし、結構ぐっとくる言葉も沢山描かれていて、その辺もさすが伊坂さん!という感じでした。
青柳のお父さんも最高でした!!
24. Posted by june   2008年06月10日 15:14
>masakoさん
こんにちわ。「魔王」は苦手ですか・・。あれは好き嫌いが分かれるみたいですね。私は好きなんですけど・・。
でも「ゴールデンスランバー」は、「魔王」で言いたかったことを、絶妙にエンタメに昇華してる気がします。こういうの、読みたかったんです。ほんと期待通りに楽しめましたよね。伏線も名言もさすがでした。やっぱり伊坂さんいいですねー!
そして青柳のお父さん、最高です!!
25. Posted by 苗坊   2008年07月24日 23:25
こんばんわ。
今更ながら読みました!
やはりさすがとしかいえませんね、伊坂さん。
青柳が本当に良い奴で、どうしてこんな不条理な状況になってしまったのかが気になるのですが、面白かったです。
敵もとっても多いのですが、味方も多かったですよね。
私もお父さんが最高だと思いました。
26. Posted by june   2008年07月26日 21:24
>苗坊さん
ほんと、何でよりによって青柳だったんでしょうねぇ・・。確かに不条理です。
大きな力に追い詰められていく無力感は辛いものがありましたが、見方もいた!というのがなんともうれしかったです。そして青柳のお父さん。ホント最高ですよね!

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このごろは中学生になった子供たちと同じ本を読んで、感想をあーでもないこーでもないと話すことができるようになりました。

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