SOLO FLIGHT

音楽ライター・編集者による個人的なディスク・レビュー。初期のジャズやブルース、R&B、カントリー、ロックなどをギター絡みでお届け(極端なギター馬鹿なのであしからず)。いわゆる“名盤”はめったに採り上げない。ジャズやブルースって珈琲みたい。何杯も飲んでうんざりしてるのに、ついつい「もう1杯」と。完全に中毒だなぁ…。

『Stop & Go』Hamilton Bohannon

04-02-Stop & Go

とある仕事を引き受けている最中で出会ったアルバム。このハミルトン・ボハノンはMotownのハウス・バンドでプレイしていたこともあるドラマー。

そのMotownでの流れからという感じで作られたのがこのDakarでのデビュー作(1973年)。ワーワー・ワトソンやレイ・パーカーJr.がギターで参加しているが…グルーヴ野郎(!?)には絶対に聴いて欲しい超絶ファンキー・チューンがずらり!

一部に女声コーラスが入る他は基本的にはインストゥルメンタルで、多くの曲で先述した2人のギターがコンビネーションでグルーヴを生んでいる。レイの単音カッティングとか、堪らん! ちなみに、「Run It On Down Mr. D.J.」はレイの作曲のダンサブル・ナンバー。

もうね、最近毎日聴いてる。ヘヴィロテ状態。

1.The Stop And Go
2.Getting To The Other Side
3.The Pimp Walk
4.Run It On Down Mr. D.J.
5.Save Their Souls
6.Singing A Song For My Mother
7.It's Time For Peace
8.Happiness


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『I Love A Guitar』Billy Byrd

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ジャズやブルースなどのギタリストを聴いていると、"ソロはアドリブ"ってのが当たり前で、聴く方もそういう意識で耳を寄せる。そのアドリブに個性が出るから面白いわけだし、いろんなミュージシャンを聴こうって気になるわけだ。

でも、ある程度決められたメロディを弾くっていうのも、音楽として本来の姿でもある。ということで、このビリー・バードだ。以前もこのブログで紹介したし、同じくカントリー・ギタリストのハンク・ガーランドと共同でギブソンの銘器Byrdlandを世に送り出したことでも名を知られている。

シンガーのアーネスト・タブのバックで、ひたすら同じようなイントロや間奏を弾いていた。もう、それこそうんざりするほど(失礼)。そんなバードがアルバム単位で最初にリリースしたリーダー作品がコレ(1959年録音)。全編ギター・インストだ。

アドリブ系のギタリストとは対称に位置する"メロディ派"。ガーランドのようなジャズ的なフレーズもほとんど弾かない。レス・ポールみたいにゴチャゴチャとトリッキーなこともしない。でも、イージー・リスニングのような退屈さはないんだよねぇ。

「Byrdland Guitar」は名前の通り、ハンク・ガーランドとのツイン・ギターが炸裂したドライヴィング・チューンで、隠れたギター・インスト名曲でしょ!

その他、ハンク・ウィリアムスの「Your Cheatin' Heart」「Hey, Good Lookin'」、元ボスであるアーネスト・タブで知られる「Walking The Floor Over You」、ジョージ・モーガンの「Candy Kisses」、ブルース・スタンダードの「Trouble In Mind」などなど、選曲もナイス!

A1     Slipping Around    
A2     Your Cheatin' Heart    
A3     Any Time    
A4     I Love You So Much It Hurts    
A5     Trouble In Mind    
A6     Byrdland Guitar    
B1     Candy Kisses    
B2     A Fallen Star    
B3     Just A Little Lovin'    
B4     Hey, Good Lookin'    
B5     Half As Much    
B6     Walking The Floor Over You


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『4 To Go!』Andre Previn, Herb Ellis, Shelly Manne & Ray Brown

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アンドレ・プレヴィン、ハーブ・エリス、レイ・ブラウン、シェリー・マンという名手4人による1962年録音のColumbia作品。

「No Moon At All」とか「Like Someone In Love」とか選曲も良くて、その昔、凄く期待して聴いた記憶がある。…なんだけど(というか、だからこそか?)、ちょっともの足りないと思ったんだよね、当時。

こちらの勝手なイメージがいけなかったんだと思う。ポール・ウィナーズのバーニー・ケッセルがハーブ・エリスにチェンジ、そこにプレヴィンが加わる、という図式を作ってしまっていたのかも。

そうじゃない、これはプレヴィンのトリオにエリスが客演したと捉えるのが正解なわけで。いや〜、ギタリストばかり聴いてる弊害がこういうところに出るんだなと(笑)。

ちなみに、エリスはドラムがいてもお構いないしに得意のパーカッシヴ奏法をやってるし、マンはマンでやはり十八番の“リード・ドラム”やったり、それぞれの個性が出ていて、楽しいアルバムではある。

でも、第一印象って恐ろしいもので、最近聴き返してみても、どこかもの足りない印象が拭えない。プレヴィン&マンだったら『My Fair Lady』を聴いてしまうし…。

1.No Moon At All
2.Bye Bye Blackbird
3.Lif Is a Ball
4.It's Easy to Remember
5.You're Impossible
6.Oh, What a Beautiful Morning
7.I Know You Oh So Well
8.Intersection
9.Like Someone In Love
10.Don't Sing Along


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