2011年06月15日

師匠、ご機嫌はいかがですか?

71f29b2a.jpg 今日はうちの師匠、三代目染丸の祥月命日です。昭和43年の6月15日に亡くなりました。その日私は今は亡き小染兄貴と二人、ステレオ落語(コント風に掛け合いでやる落語。出し物は代書屋)で京都花月に出演中でした。でも危篤であることを兄貴に言うと「おれが一人で落語やっとくから、病院に詰めとけ」と言われ、師匠の最後を看取ることができたのです。私はまだ18歳でしたが、その日のことは今でも克明に覚えています。家族の皆さんが病室で大きな声をあげて泣いてはりました。私は廊下で一人声をおさえて泣きました。悲しくて、そして急に寂しくなってきました。
 私が何かことあるごとにお参りするのは、一心寺にある初代さんと二代目さんのお墓です。うちの師匠のお墓は遠くて、なかなかお参りできません。一心寺に師匠の分骨もしてありますので、三代揃ってここにいらっしゃると考え、いつも来るのです。
 写真に三つの石碑が写っていますが、説明しますと、前列左が初代染丸の石碑。右側は二代目のお父さん、新内をやっていた岡本美国太夫の石碑です。この二つは二代目さんが建てたもの。そして、後ろに立てかけるようにしてある大きな石碑がうちの師匠が建てた二代目染丸のものです。私は新しい弟子が来たとき、何か大きな出来事があったときには必ず報告に。また、お彼岸やお盆、ふと思い立ったとき。結構よく来ますね。ここでじっと拝んでいると何か心が落ち着いて、また頑張れるような気がするんです。今日は、お花を供えろうそくと線香を立て「これからも我々一門をよく見守っていてください」と心からお願いしました。

Posted by somemaru at 20:19│Comments(0)TrackBack(0)

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