2008年10月24日

木綿の水通し


着物業界では
通常は湯のしか湯通しで生地の最終整理をします。


湯のし 反物に蒸気をあてて仮仕立て跡のスジを消したり、
    仕立ての際不都合のないように
    反物の巾を一律になるように揃えたりする。

湯通し きものを湯(40度位)に通すことで製造の過程で使われる、
    不要な糊の成分(カビの原因となりやすい)を落とし、
    その後乾かす過程で湯のしの様に整反する。



外注の湯通しでは私たちが縮めたいほど縮まない

さてどうしたものか???

お湯をそのたびに準備することもできない。

木綿は90度くらいのお湯に付ける話も聞いたけど
これも無理


一番身近にあって、扱いやすいものが水でした。

洋服生地は水をくぐらせて使うのは一般的なようですし
水に通せば湯通しではなく水通しでしょう・・・


ということが水通しの始まり



今では、どこでも水通しという言葉を使われているようですが
染織こだまでは、このような過程を経て
何度も実験して、今の水通しに行き着きました。


一口に木綿といっても
使われている糸の種類や織り方もさまざま
どの生地も一様にしている訳ではない


水通しの1番の目的は
家庭で洗えるように縮める事ですが

もう1つは、和裁士さんが縫いやすいように布を整えることも
これもとても大事なこと



和裁士さんが縫いやすいということは
出来上がりも、着心地の良い着物になります。


布って、向かい合っていると
こうして欲しいってつぶやくんですよね・・・


毎日布に向かうのは夫
布のつぶやきを1番理解している人でもあります。


























someorikodamas at 08:00│Comments(0)

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