今日は浜辺に連れていってみた。いつも薄暗いリビングスペースにいるので、日の当たる明るい外界を経験させておくのもいいかと思った。3匹とも砂場をうろうろ、自転車によじ登ろうとしたりとせわしない。
3匹の性格の違いも掴めてきた。白（ブチと書いてきたが白と書くことにする）は好奇心があって行動力があり、黒1（最初に転落した方）は一匹で行動したり食事をとったりマイペース。黒2（翌日救助した方）は寂しがり屋の泣き虫で1匹になると落ち着きがない。名前は情が移るのでつけないことにした。飼う人がつけたほうがいい。
行動派の白は水に対しても好奇心を見せて近づいたり離れたりを繰り返した。黒1と黒2は水はダメ。カヌーの内側に入れてみたが、白と黒1は舳先の狭い先端に引っ込んで出てこなくなってしまい、最終的にカヌーを持ち上げてずり下ろす羽目になった。
昨日あたりから猫同士で頻繁にじゃれあいをするようになった。行動力のある白、ちょっとだけ体の大きい黒1がだいたい強くて、黒2はのしかかられてウニャウニャ鳴いていることが多い。子猫はこうして体の使い方だとか、力加減、それから社会性を覚えていくらしい。幼少期に1匹で育った猫は人見知りで臆病になるんだとか。
白と黒2はいつも座っているソファからも飛び降りれるようになった。救助したときに足を滑らせて落下した黒1は飛び降りが苦手みたいだ。
食事は1日に4～5回食べる。この離乳期は体がドンドン育つ段階なので頻繁に食事や睡眠を与えていいらしい。子猫の1日は食う、寝る、遊ぶ、うんこするをひたすら繰り返している。楽しそうに生きてるなこやつら。
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