2006年09月02日
「吹き溜まり崩落実験」の文献探し(その3)
前回探し損ねた1991年度日本雪氷学会での中山さんの口頭発表とポスター発表
ぼくは、2006/07/01付の日記で、(1) 風下側絶対進入禁止説 (2)吹き溜まり崩落実験 (3)吹き溜まりには具体的危険あり説 についての中山建生さんのご論文(査読あり)を学術誌『雪氷』で見つけられなかったことを報告しました。
また、2006/07/03付の日記では、前記(1), (2), and (3)についての中山さんの学会発表(口頭発表orポスター発表)を、1986年から2005年まで日本雪氷学会全国大会プログラムで探した所、1991年度をのぞいては、発見できなかった、と報告しました。
なぜ「1991年度をのぞいては」かというと、前回は閲覧時間が短く、1991年度の日本雪氷学会全国大会プログラムそのものを見つけられなかったからです.
かくて、前記(1), (2), and (3)について、中山さんが日本雪氷学会で学会報告をされたのか否かを知るためには、1991年度の日本雪氷学会全国大会プログラムを『雪氷』のバックナンバーから探し出す必要があります。
で、一昨日、大学図書館に行ってきました.
ぼくは、2006/07/01付の日記で、(1) 風下側絶対進入禁止説 (2)吹き溜まり崩落実験 (3)吹き溜まりには具体的危険あり説 についての中山建生さんのご論文(査読あり)を学術誌『雪氷』で見つけられなかったことを報告しました。
また、2006/07/03付の日記では、前記(1), (2), and (3)についての中山さんの学会発表(口頭発表orポスター発表)を、1986年から2005年まで日本雪氷学会全国大会プログラムで探した所、1991年度をのぞいては、発見できなかった、と報告しました。
なぜ「1991年度をのぞいては」かというと、前回は閲覧時間が短く、1991年度の日本雪氷学会全国大会プログラムそのものを見つけられなかったからです.
かくて、前記(1), (2), and (3)について、中山さんが日本雪氷学会で学会報告をされたのか否かを知るためには、1991年度の日本雪氷学会全国大会プログラムを『雪氷』のバックナンバーから探し出す必要があります。
で、一昨日、大学図書館に行ってきました.
1991年度プログラム大会発表者名に「中山建生」の記載、見当たらす
今回は1991年度の日本雪氷学会全国大会プログラムを発見することができました.
1991年10月28日〜同31日に、つくば市科学技術研究交流センターで開催された1991年度の日本雪氷学会全国大会プログラムの発表者には中山建生さんのお名前は掲載されていませんでした。つまり、この大会では、中山さんは発表そのものをしていらっしゃらないようでした。
以上をまとめると以下のようになります.
少なくとも、1986年から2005年までの日本雪氷学会(中山建生さんご所属の学会)においては、風下側絶対進入禁止説・ 吹き溜まり崩落実験・吹き溜まりには具体的危険あり説についての学会報告(論文、口頭発表、ポスター発表)をしていらっしゃらない、可能性が極めて濃厚である。
つまり、大日岳事故以前はもちろん、大日岳事故後においてさえも、風下側絶対進入禁止説・ 吹き溜まり崩落実験・吹き溜まりには具体的危険あり説についてのご研究を、日本雪氷学会で公表された記録が不存在である、ということです。(もちろん、ぼくのチェックミスの可能性の存在性は否定できません。ぜひ各自『雪氷』をご確認下さい。)
なお、CiNiI(論文情報ナビゲータby国立情報学研究所)で見つけた『山と渓谷』の2000年1月号の記事「雪崩事故防止訓練」も、8/30日(水)に、図書館で拝読させていただきました.
しかし、この記事は題名が示唆するように雪崩についてのもので吹き溜まりや雪庇の危険性の程度についての記事ではありませんでした。
中山さんの文献については引き続き探してみようと思います.
今回は1991年度の日本雪氷学会全国大会プログラムを発見することができました.
1991年10月28日〜同31日に、つくば市科学技術研究交流センターで開催された1991年度の日本雪氷学会全国大会プログラムの発表者には中山建生さんのお名前は掲載されていませんでした。つまり、この大会では、中山さんは発表そのものをしていらっしゃらないようでした。
以上をまとめると以下のようになります.
少なくとも、1986年から2005年までの日本雪氷学会(中山建生さんご所属の学会)においては、風下側絶対進入禁止説・ 吹き溜まり崩落実験・吹き溜まりには具体的危険あり説についての学会報告(論文、口頭発表、ポスター発表)をしていらっしゃらない、可能性が極めて濃厚である。
つまり、大日岳事故以前はもちろん、大日岳事故後においてさえも、風下側絶対進入禁止説・ 吹き溜まり崩落実験・吹き溜まりには具体的危険あり説についてのご研究を、日本雪氷学会で公表された記録が不存在である、ということです。(もちろん、ぼくのチェックミスの可能性の存在性は否定できません。ぜひ各自『雪氷』をご確認下さい。)
なお、CiNiI(論文情報ナビゲータby国立情報学研究所)で見つけた『山と渓谷』の2000年1月号の記事「雪崩事故防止訓練」も、8/30日(水)に、図書館で拝読させていただきました.
しかし、この記事は題名が示唆するように雪崩についてのもので吹き溜まりや雪庇の危険性の程度についての記事ではありませんでした。
中山さんの文献については引き続き探してみようと思います.
somiyaseiyu at 13:42│Comments(1)│TrackBack(0)
トラックバックURL
この記事へのコメント
1. Posted by 管理人 2006年09月04日 20:08
読み返してみたら大事な主語がない文章が・・・。
以下に追加訂正した文章を載せておきます.ご容赦ください。
***********
以上をまとめると以下のようになります.
少なくとも、1986年から2005年までの日本雪氷学会(中山建生さんご所属の学会)においては、中山建生さんは、風下側絶対進入禁止説・ 吹き溜まり崩落実験・吹き溜まりには具体的危険あり説についての学会報告(論文、口頭発表、ポスター発表)をしていらっしゃらない、可能性が極めて濃厚である。
つまり、大日岳事故以前はもちろん、大日岳事故後においてさえも、風下側絶対進入禁止説・ 吹き溜まり崩落実験・吹き溜まりには具体的危険あり説についてのご研究を、中山建生さんが日本雪氷学会で公表された記録が不存在である、ということです。(もちろん、ぼくのチェックミスの可能性の存在性は否定できません。ぜひ各自『雪氷』をご確認下さい。)
***********
以下に追加訂正した文章を載せておきます.ご容赦ください。
***********
以上をまとめると以下のようになります.
少なくとも、1986年から2005年までの日本雪氷学会(中山建生さんご所属の学会)においては、中山建生さんは、風下側絶対進入禁止説・ 吹き溜まり崩落実験・吹き溜まりには具体的危険あり説についての学会報告(論文、口頭発表、ポスター発表)をしていらっしゃらない、可能性が極めて濃厚である。
つまり、大日岳事故以前はもちろん、大日岳事故後においてさえも、風下側絶対進入禁止説・ 吹き溜まり崩落実験・吹き溜まりには具体的危険あり説についてのご研究を、中山建生さんが日本雪氷学会で公表された記録が不存在である、ということです。(もちろん、ぼくのチェックミスの可能性の存在性は否定できません。ぜひ各自『雪氷』をご確認下さい。)
***********