2008年11月27日

年休も労働時間に含むか

 年次有給休暇を使用した場合、就業規則その他これに準ずるもので定めるところにより、平均賃金または所定労働時間労働した場合に支払われる通常の賃金を支払わなければならなりません。

 では、労働時間が午前9時〜午後6時、休憩1時間の8時間である会社にて、半日年次有給休暇を使用し、午後1時から出勤し、午後7時まで働いた場合の時間外割増賃金の扱いはどうでしょうか。

 時間外労働として割増賃金の支払い対象になるのは実際に労働した時間です。年次有給休暇の本質は労働義務の免除にありますから、たとえ賃金が支払われていても半日間働いたということはできません。
 
 つまり、上記の場合、午前中に4時間の年次有給休暇を使用していますが、実際に労働したのは1日の法定労働時間8時間に満たない午後1時から午後7時までの6時間ですから、割増賃金の支払い義務は生じません。

 労基法にいう労働時間は実労働時間を指します。したがって時間外割増の労基法上の支払い義務が生じるのも、実労働時間が法定労働時間を超えた場合に限られます。

No.137 fromTF

somu99 at 01:00