sonidogs Talk to Cats And Dogs

現実と妄想の狭間に生きる。
by 志音

あっという間に・・・

sonidogs_world 引っ越しました。

新しい引っ越し先は、ここです。

https://sonidogs.web.fc2.com

更新なるか!




あ、閉じた・・・。引っ越しします

気がつけば年度末を過ぎ、sonidogs_world が終了していました。

お知らせは貰っていたようなのですが、うん、いつか引っ越そうと思いつつ、仕事に紛れ、ペットに翻弄され、年老いた両親に振り回されているうちに、気がつけば四月。

うん、まあ言い訳ですが、まだ見たいとおっしゃて下さる方が慌ててメールを下さいまして、本当に申し訳ございません。

サイトは引っ越します。

どこに・・・って、うん、多分「楽刈笑止」と同じ所でしょうか。

引っ越し終わり次第、こちらでお知らせ致します。

まずは御報告まで。

よろしくお願い致します。

ひいた

ある時突然声が出にくくなり、次の日突然喉が痛んで咳が出始め、更に次の日突然鼻水が溢れ出てティッシュの箱を手放せなくなり、そして次の日息をするのも苦しいほど肺が悲鳴をあげ、出ていたすべての症状が倍増しした。

これを風邪と言わずしてなんと言おう。
いつも思うのだけれど、風邪などと軽い言葉で通り過ぎてしまえるほど、しっかりと罹患してしまった風邪は生易しくはない。
今回は「倦怠感及び平衡感覚異常を伴う○×性咽頭副鼻腔気管支炎症群」とでも名付けようか。
二週間ほども長引いて大変つらかった。

それにしても、普段から低い体温が一層下がってしまったことに驚いた。
上がるなら想定内、まさか下がるなんて思わず、測り方が悪いのかと何度も測ったけれど、35.1℃から上にはどうしても上がらない。
熱がないだけいいじゃないの、と思い込んではみたものの、そうなるとまた別の不安も頭をもたげる。
もしこのままもっと下がって、34℃台にまで落ち込んだらどうしたらいいのだろうか。

人間、あんまり体温が低いと死んでしまうのではないだろうか。
救急車を呼んだほうがいいのか。
身体が動かないのはそのせいなのか。
いろいろ考えた挙句、とりあえずは体温を上げるため、救急車ではなく犬と猫を呼んで身体の左右に置いてみる。
目の前には亀も歩いていたが、爬虫類だから役には立たない。

今、「死ぬ体温」で検索してみたら、33℃くらいまでは大丈夫そう。
「35.5℃ ・・・ 低体温 自律神経失調症で排泄機能低下や、アレルギー体質など新陳代謝が不活発。遺伝子の誤作動が多くガン体質といえるでしょう。ガンは35度を好みます。」とあった。

やはり、体温を上げなければ…。

とりあえず二週間以上の長きをかけてどうやら回復した。
インフルエンザ以外でこんなに引き摺ったのは初めてだ。


もう少しラ・カージュ!

ラ・カージュのいろいろをyoutube で検索してみたら、いろいろな国のラ・カージュがありました。

1シーンピックアップ程度だけれど、米英伊仏など、あちこちで上演されています。

驚いたのは韓国。
こちらは少し毛色が違うというか、ジョルジュとアルバンのやり取りのシーンが、設定はわからないけれどマネージャーだか舞台監督だかの女性とアルバンとのやり取りになっていました。
しかもアルバンは若くて大変な美青年。
お国柄か?
ジョルジュは見てないのですが、もしかしたら公序良俗の観点から、韓国では相当脚本が改編されてしまったのか。

ブロードウェイでもロンドン公演でも、アルバンは中年太りした二重顎っぽいオジサンでした。比べて市村さんのアルバンは相当な美女というくらいに。
昔は美しかった、けれど今や壮年、お肌もたるみ、お腹も出っ張って、髪も薄い、人生の下り坂に差し掛かったオジサンが厚化粧して品を作って「ありのままの私」を堂々と歌い上げるから切なく胸を掴まれるので、美青年ではその感慨も薄くなります。

それでも同等の感動を得られるのなら、ドラァグクイーンとかゲイというものに対して、ほかの国よりも更に壁が厚いお国柄故かもしれません。
どうやらその国その国の文化的生活的寛容さが舞台に反映されるようです。

ラ・カージュはジャン・ポワレの原作で1973年にパレ・ロワイヤルの舞台で上演され、その後、仏伊合作で映画化されて、1978年に「Mr.レディ Mr.マダム」の邦題で日本に公開されました。
'81年、その時の邦題のまま日本でも舞台上演されましたが、その時のコンビは宝田明さんと金田龍之介さん。まあ、すごい。
この時はストレート・プレイで、この二年後、1983年にブロードウェイでミュージカル化され、翌年トニー賞を獲得しました。
日本でのミュージカルの初演は1985年。

ミュージカル版の脚本は「トーチソング・トリロジー」のハーヴェイ・ファイアスタイン。
映画の方しか見ていませんが、彼の原作、脚本、主演のこの作品も良かった。
この時の主人公もドラァグクイーンで、母親役のアン・バンクロフトと壮絶に言い争う、もう魂をかけて言い募る、ずっと溜めこんでいたものをこれでもかと全てぶつけ合う、あのひりひりするような緊迫したシーンと、その母親が置いていった物、死んだ恋人の写真、今の恋人の物と養子にした少年の野球帽を膝の上でぎゅっと愛おしそうに抱きしめるラストシーンがとても印象的でした。


ところでこのミュージカル、DVD化されていません。
ライヴ録音のCDがあるそうなので、AMAZONで探してみたら、なんと新品中古とも一万四千円以上もつけているじゃないの。
なんなの、プレミア? ボリ過ぎじゃないの。
2009年版だし、つまりはもう廃盤か。
そう思って、それでも諦めずに探したら、本家の東映ミュージックWEBストアで普通に定価三千円で売っていた。
探してみるもんだわ。

ラ・カージュ!

日生劇場で「ラ・カージュ・オ・フォール」を観ました。

大好きなミュージカルです。
キャストも曲もショーも楽しかった。
仕事サボって行った甲斐がありました。

この舞台も初演から数えて三十周年。
岡田真澄さんと近藤正臣さんから時を経て鹿賀丈史さんと市村正親さんのコンビに代わってはや十年。
南フランス、サントロペにあるナイトクラブのオーナー、ジョルジュとそのパートナーで一応クラブの大スター、ドラァグクイーンのザザことアルバン、そして二人の息子ジャン・ミシェルの家族愛を描いた喜劇です。

次々に歌われる曲のひとつひとつ、全部が耳に馴染んで懐かしく、しばらく忘れていたけれど、ああそうそう、この曲、好きだったんだ、ああそうそう、懐かしい懐かしい、知っていたけれどこんなにジンとくる曲だったのね、と酔い痴れ楽しみ、久々に夢の世界にどっぷりと浸ることしばし。

「Look over there 見てごらん」
ジャン・ミシェルが婚約する女性の父親はゲイ撲滅運動の急先鋒に立つ政治家。ジャン・ミシェルは男でも女でもないアルバンに両家の顔合わせに来ないでくれと頼みます。
その時、ジョルジュが息子を諌めて歌うんです。
君が人生につまづいた時、心を傷め、理解してくれたのは誰だ、見てごらん、君のためなら夢を捨てても身を引いてくれる、君を誰よりも愛する人を。
観ていて、ああこれだ、と突然思い出した曲です。

そして「I Am What I Am ありのままの私」
君は参加できないんだと言われたアルバンが、その後ステージで高らかと歌いあげます。
誇り高く生きるわ、私は私。
同じ曲をクラブの踊り手たち、カジェルと言いますが、彼女たちが歌うのは「We Are What We Are ありのままの私たち」。
正直に生きていたいの、私たちを愛して。
楽しいショーナンバーです。
同じ曲なのに。

ミュージカルで盛り上がるのは、ソロが幾つも重なって大きな混声合唱となるシーン。
全く違うメロディをそれぞれに歌って、一巡りしたら一度に一斉に歌い上げる、もう歌詞なんか全然わかりませんが、そのスケールがものをいうというあれ。

「オペラ座の怪人」でも「劇場支配人のオフィス」のシーンがあります。
八人ぐらいで結構長いシーンですが、迫力ありました。

ところで三十周年と聞いて驚いたのは、ドラァグクイーンのショーで鞭を振り回すハンナ役の真島茂樹さんと政治家夫人役の森久美子さんが初演から一貫してご出演されていること。
三十年間毎年上演されていたわけではないにしろ、これは凄い。

この出演者でまた観てみたいけれど、いつまで観られるかなあ。
東京公演はもうチケットが取れません。
市村さんはまだいけそうだけれど、鹿賀丈史さんはちょっと心配。

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