今や日本の至る所に殺人キラーといわれるマダニが人間を狙っている。マダニにかまれたらどうするのかその体験記がそれなのに非常に少ない。ネットでマダニと検索するとその恐ろしさばかりが解説されSFTSという感染症を発症すると30%か致死に至るとある。そんなに危険なマダニについての情報も少なくかまれたらどうするのかについての体験記もほとんどない。
 何かに残していく為マダニに噛まれた体験記を残しておく。
今年2020年9月3日丹沢の山岳地の盆地で数多くの湧水に恵まれる秦野市。そのなかに葛葉の泉 という軟水の湧水がある。塔ノ岳登山の入り口でもあり登山者が水を汲む場所でもありいまでは駐車場があり広場には綺麗なトイレまで併設されている。横をながれる渓流には木製の橋が架り秦野市の観光政策の重要な場所でもある。とても殺人キラーのマダニなどが生息しているなどとは思われない。しかしマダニは生息して人間を狙っていたのだ。
 小生が東京からコーヒー用の水を汲みに 出かけ葛葉の泉に着いたのは昼の12:30頃。空前の台風10号がいまだ南太平洋に発生しその大きさをニュースが伝えていた。風速70メートルなどといっていたが結局九州の西を過ぎていった。しかしいつもは多くの人が水をくみにくるひとがいる筈なのに誰もいない。いつもは渓流で水遊びの家族もいない。ひとりで18リットルの缶に水を汲み、その間渓流の流れを見ようと約20メートルの芝のように生えてる草むらを歩いて汲んだ水を車に積み帰路した。帰宅してすぐコロナの感染防止の為シャワーを浴びようとすると足首が黒く盛り上がっている。泥がついているのかと思いお湯で流すと泥のようなものはすぐとれたが実は血が固まっていたものだった。傷がのこっていたが皮膚内に黒い遺物が残っていた。家内は大したことはないと言っていたがその日は木曜で近くの皮膚科は休診。次の日に懇意にしている国領の皮膚科に行くとそのきずと黒い異物を見てすぐにマダニと診断。手術して遺物を取り出した。取り出した異物は病理検査に出した。検査結果は2週間かかるし手術して4針縫った。抜糸に2週間同じにかかると言う。感染症ぼうしのための抗菌薬を7日間服用を命じられた。医師曰くこわいのはSFTSという高熱がでて血小板が減少し致死率三割なのだそうだ。感染潜伏期間は6日から2週間十分注意してくださいとのこと。コロナと同じく治療薬はない。血清もない。コロナについてはその恐ろしさから毎日毎日ニュースが流されてマスクと手洗い、ソーシャルディスタンスと世に徹底されているが、それと同じくらいの恐ろしいマダニについての喧伝はない。マダニ駆除のための殺虫剤を撒いていると言う話も聞かない。感染症は第4類の恐怖の感染症なのにだ。
 2週間心配がつのったが指折り数えて熱を測り日の経つのを待つこととなった。そして18日皮膚科にて検査結果無事となった。すぐに秦野を管理する平塚保健所の相原さんに連絡し秦野市に連絡しマダニ注意の看板を出してもらうこととなった。
 以上事実をのこしておくことが肝心で西日本に多く発症するこの感染症が今後の異常温暖化により日本全国に拡大せぬようにと思い体験記を残した。