写真活動・写真機材

May 06, 2015

Topcon RE-2で撮る。2

 先週土曜日から始まった連休は、今日で終わりとなった。この連休期間中には、色々やっておきたいことがあったが、全部はやり切れなかったな・・・といった印象が強い。それでも、Digi-Fiの付録基板はちゃんとアルミケースにおさまって、DAコンバータを経由したデジタルパワーアンプのシステムができた。Wadia 170iTransportに
デジタル出力をさせるため、色々なCDをiPodに入れて再生したり、NHK-FMを受信するアプリケーションソフト「らじるらじる」の再生をしてみたりして、その効果が驚くほどだったのは、いい収穫だったと思う。

 今日は、久々に全手動式の一眼レフ、Topcon RE-2(& RE Topcor 50mm F1.8 1965年発売) を取り出し、フジ・ネオパン400Prestoを詰めて家を出て、近辺を歩きながら、気になったモノを撮影していった。通りすがりで見かけた、道端の花や植物、お店や家の庭にあるオブジェ的なモノ、そんなモノが目に入ってきて、ファインダーを覗き、「ピンとはココに合わせて、背景はこのぐらいの絞りにしてぼかしたいな」などと考えつつ、撮っていた。

 ここしばらく、仕事や個人的な写真では、デジタル機が圧倒的に多くなったし、フィルム機でもAE・AFが多くなったので、色々考えながら自分の手でピントと露出を合わせて撮影するのは、久しぶりな気がする。追針式TTL露出計が生きていたので、それを手がかりにして、色合いや背景の光の様子を見て、○絞り多め、少なめなどと設定したりしていた。最初に持った一眼レフが全手動式で、就職してしばらくして、AE機能のついた一眼レフ(コンタックス167MT)を手に入れるまで、使っていたので、今でも全手動の機材を使えたりする。

 ほんのしばらく・・・程度の時間だったが、全手動式フィルム機+単焦点レンズを使って、構図やピントを合わせる位置、絞りの具合など、色々と考えて撮っていたので、普段職場などでデジタル機+ズームレンズを使っているのとは違う、集中した状態で撮っていた。デジタル機は便利で機能も多くついているけど、その便利さにかまけていると、漫然とした態度で撮ってしまう傾向に陥りやすい。今日、久々に全手動式フィルム機で撮影をしてみて、単に懐かしいことをしているなぁ・・・と思っただけではなく、今時のデジタル機を使って撮っている時に、ファインダーの中を見ることに集中しているかなぁ?と、ふと考えさせられていた。

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March 12, 2015

暗室機材の引き取りに行く。2

 今日の午前から昼過ぎまではクラスマッチ、午後には会議があった。午後4時過ぎにお休みを取り、車を運転して西へと向かって行った。県中部にある県立高校が校舎建て替えに伴い、暗室がなくなるので、暗室機材の引き取りに行くためであった。ここ数年の県立高校の校舎の建て替えで、新たな校舎に暗室が置かれた場合もあるし、暗室がなくなった場合と色々あり、なくなるところの暗室機材は、高校写真部の顧問の間で融通しあう感じになっている。

坂出高校の正面モニュメント 片道40分ほどで、県立坂出高校に到着し、顧問の豊嶋先生に会い、機材の引き取りのため、暗室に行ってみた。デジタル化が始まる前の頃、一度県立高校の写真部暗室を見てみたいと思っていたが、今まで見たことがあるのは、高松商業高校(現在のもの)、高松工芸高校(前のもの)ぐらいであった。坂出高校には何度か行ったことはあったが、暗室を見たのは、今回が初めてだった。まさかね、閉鎖される直前の頃に行くとは思わなかったけど。私が実際に見て、「想像より意外と狭かった」というのが単純な印象である。本校の暗室の3分の2くらいの広さ(高松商業の半分くらい?)に引き伸ばし機2台があったそうである。

今日頂いたもの 既に県内外の高校写真部などに、機材が譲渡されて行っており、本校写真部で受け取ることになったのは、主にフィルム現像タンクやネガ吊り下げ用クリップなどといったフィルム現像用品だった。本校写真部にもフィルム現像タンクはベルト式のものばかりで、坂出高校のパターソン式タンクは使いやすいものなので欲しかったのである。他だと消耗品(印画紙や薬品など)を多くもらって帰ってきた。消耗品を中心に頂いたので、ダンボール箱1つとバット2つ分、他にダークボックス1つ、三脚1本を頂いた。他にも色々とお勧めいただいたが、さすがに本校写真部にも十分あるものなので、そちらまでは頂くことはできなかった。あと引き伸ばし機1台とバットや竹ピンセットなどが残っていて、この状態でもとりあえず焼ける程度のものは残っていたと思う。

 坂出高校写真部には、大型のネガ乾燥機があり、SNSの写真では見たが、実物を見て、「コレはでかい。」と思った。本校には一回り小さいネガ乾燥機があるので、行った段階ではいらないなぁ・・・と思っていた。県外の高校写真部からも引き合いがあったそうだが、大きすぎて輸送費の問題があったそうである。しかし、帰りがけにふと思ったのが、同じ県内だし、私の車に積めなくもない大きさだな・・・と、考え直しながら帰ってきた。本校写真部の暗室の冷蔵庫はパッキンがダメになって、冷え具合が悪くなっているので、坂出高校の暗室にある冷蔵庫が生きていれば、あの乾燥棚と一緒に持って帰ってもいいかな・・・とも思っていた。それで、本校にある一回り小さい乾燥棚を希望のあるところに出せばいいかも知れないと思っていた。これは、また豊嶋先生と相談してみないとわからないことだけど。

 今回坂出高校写真部から頂いた暗室機材は、本校写真部の暗室機材の組み替えを行い、本校写真部では使っていないステンレス製現像タンク(結構な数がある)は、豊嶋先生のご縁で、お話が来た県外の高校写真部へ送ることになっている。私はステンレス製現像タンクを使ったことはほとんどないし、部員たちには難しかったみたいなので、余り使っていなかった。本校ではベルト式、パターソン式を使うことにし、ステンレス製タンクは、多く使っている県外の高校写真部に差し上げることになり、春休み中には送る予定である。

 暗室機材は結構高いもののため、予算がなかなか取れないし、予算を要求しても「いまさら・・・?」といった感じで、取り合ってくれない部分があるので、機材がダメになると、暗室を使う機会がなくなってしまう悪循環に陥っていく。今回入ってきた分は、綺麗な状態のものが多いので、私が現職で勤めている可能性がある最大年数くらいは、大丈夫かなぁ・・・と思っている。撮影機材の方は、フィルム機が本気で開発・生産を行っていた最末期の機材がある程度まとまった状態で、本校写真部は持っているので、フィルムモノクロはちゃんとできるようになっている。大抵の場合、家にあるフィルム機はもともとが高いものであっても、イマドキであれば、子供が使いたいと言えば、よほどのものでない限り、気軽に使わせてもらえるのではないかなぁ・・・。

 本校写真部、県内でもフィルム・デジタル両方を結構きちんとやれるところなので、もし家にあるカメラで写真を撮ってみたいという人がいれば、気軽に声をかけてもらいたい。相当古いカメラでも使い方は教えられるので、私に聞いてもらったら、ある程度使えるようになるのではないかなぁ?と、考えている。(今まで生徒が持って来たことのあるカメラで、私が全然わからなかったものはないし、今後来ることはない・・・と、言い切っておきたい。)

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July 28, 2013

旅支度は続く。

 今日も少しづつ、県外出張の支度をしていく。衣服や日用雑貨類は、家の者と一緒に押入れから取り出したり、買い物に出かけていった。結構日数がかかる出張のため、細々したものを用意したら、少しづつ荷物は増えていく。移動での負担軽減のため、ボストンバッグ1つに何とかまとめようと努力中である。私の手元には、キャリーバッグやトランクといった便利そうな旅行カバンは持っていないのである。一つだけ、リュック型の大型カメラバッグは持っていて、旅行用のリュックには使えないことはない。しかし、今回の出張は一人旅ではなく、県単位でまとまって行く11人で行く団体旅行のため、余りにも物々しすぎる雰囲気になるからやめておく。

 今日の午後、細々したものを見るために、キ○ムラ高松南店に立ち寄った。そこで用品や中古機材の棚を見ていると、こちらに来てから知り合い、意外と長い付き合いになっている方と遭遇した。元々はDOS/Vマシンの専門店で知り合ったが、そのお店は高松から撤退したため、しばらくの間ご無沙汰だった。しかし、その専門店で知り合った方々には、写真を撮る方が多くおられたことは、当時は知らなかった。

 私が1990年代後半に写真の世界に再び足を踏み入れ、写真部顧問として買い物をする必要から、キ○ムラ高松南店に立ち寄ることが増えた。その時にばったりと鉢合わせする形で、色々な方と再会し、今度は写真機材について色々と教えてもらえるようになった。そんな中で、今日お会いしたのは、長年ニコン製品を使い続けてきおり、風景やポートレートをよく撮られる方である。

 私はヤシカ/コンタックス→キヤノンEOSの機材遍歴をしているけど、職場の備品機材との互換性のために、ニコンD70とF70などを持っている程度で、余りニコン製品には詳しくない。この間、ニコンD70が不調に陥り、ミラーボックスにある部品の交換が必要で、相当高い修理料金になることがわかった。「これだったら、下手に修理に出さずに、中級機の中古品を買った方がいいかも?」と、しばらく思っていた。そして、野球応援に行く直前の頃、キ○ムラ高松南店に立ち寄った時に、ニコン用MFレンズも使える仕様のデジタル一眼レフ本体で、かなり使い込まれているが、機能的には全く問題のないものを格安で手に入れることができた。

 ニコン製デジタル一眼を購入した話をした時、ニコン使いの方は「それはいい出物だから、買わないといけないでしょ。僕でも速攻で買う。」と言われ、間違った買い物ではなかったんだな・・・と、ほっとした。その後、ニコン用のレンズについて、ご自身が使った経験から、色々と教えていただいた。エントリー機を買う時、Wズームセットで買う人は多いが、ニコン純正のWズームセットは相当性能が高く、2000万画素クラスで限界が来たかな?程度なものだそうである。中途半端な中級レンズよりも、新しい廉価版レンズの方がいいそうだ。

 その例として、AF-S DXニッコール18−55ミリや55−200ミリは、手ぶれ補正機能なしのものと、現行の手ぶれ補正機能つきのものがあるが、手ぶれ補正機能なしの方が、きりりとした写りだそうである。私は手ぶれ補正なしの18−55ミリを持っていて、キヤノンEF-Sの同等レンズよりも切れは良いかも・・・とは思った。ニッコールの55-200ミリは持っていないため、キヤノンEFの同等レンズとは比べたことはない。そのうち、手ぶれ補正なしのものを見かけたら、買う可能性は高い。手ぶれ補正機能は、光学系設計の難しさを増す要素だから、使わない方が、低コストで高性能を出しやすいのは、何となく理解できると思う。高級レンズは、光学系の性能向上は負う前だけど、耐久性向上にもしっかりコストをかけて作るから、高くなっていくのである。

 一般にWズームセットで売られるレンズは、値段は安いし、外装がプラスティック製で安っぽく見えるので、どうなのかな?と思われがちである。しかし、廉価機・レンズへの評価は、メーカーの評価につながるから・・・という理由で、廉価機・レンズでもしっかりした設計が行われているため、光学性能は高いそうである。そして、安く販売するために、外装などのプラスティック化や、部品や生産工程の工夫、エントリー機・中級機のWズームセット用としての量産効果などを見込んでいるのである。カメラに限らず、良質な工業製品を安く売ろうと思ったら、こういった工夫は、やっているものだなぁ・・・と思った。

 キヤノンは、ある程度高性能な光学系は使うけど、外装などをコストダウンして、製品価格を安くして販売したレンズが、昔から結構あった。カメラ本体も量産効果を見越して、機能や性能の割に安い機種を売り出していた。キヤノンやリコーは、こういった「低価格で高性能機」を売り出す戦略を、よく取っていた。私の頭の中では、元々高級路線で値引き率が低くても売れるブランドだった、ニコンは低価格の製品作りは苦手なイメージを持っていた。しかし、元々光学系の設計と性能には定評があるし、市場占有率が大きな影響を持つ今では、たとえニコンといえども、企業努力をして廉価で高性能な製品を開発していかないといけない。各社が努力を積み重ねて競争した結果、デジタル一眼レフでは、日本企業が9割以上の市場占有率を持っている。(実際に生産している工場は国内とは限らないけど。)

脇差のGX100 その方はニコン製品を長年愛用されていて、多くの本体やレンズを実際に使ってきておれることは知っていた。しかし、主にキヤノンEOSを使っていたので、ニコン製品については、古いイメージが強かった分もあるけど、実際にニコン製品を使う機会が余りなかったため、そんなに意識して聞いていなかった。しかし、実際にニコン製デジタル一眼レフを手にして、実際に使おうという段階になると、こういった使用経験のある方のお話は価値がある。私はAFレンズも使うけど、Ai改造が施された古いニッコールレンズをデジタル機で使ってみたいと思って、本体を買ったけど、どんな写りになるのかなぁ?と楽しみにしている。

 写真のカメラは、普段は仕事カバンの中に入っている、リコーGX100だけど、今度の県外出張では、ポケットに入れておいて、サブ機として使う予定にしている。私の個人機材では、2番目に画素数が多いし、広角側が24ミリ相当だから、引きが効くので使いでがあるからである。GRデジタル(初代)でもいいけど、単焦点で一発勝負するのは、行ったことがないところで使うのは、難しいところがあるし、記録メディアが2GBまでしか対応していないため、意外と記録メディアを買ってくるのが面倒だからなぁ・・・。

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July 27, 2013

長崎へのお供には・・・。2

 夏休みに入って、最初の週末を迎えているが、私の家では、気ぜわしい状態となっている。私が7月30日から8月2日まで、県代表として選出された写真部員1名を連れて、全国高等学校総合文化祭「長崎しおかぜ総文祭」に行くため、その旅支度をしているのである。この仕事をしていて、教科の関係で県外出張には行ったことがあるが、部活動関係で県外に出張するのは初めてである。

 過去に全国大会入賞の実績があるのに、県外出張は初めて?と、意外に思う人もいるだろうが、これは部活動の特性による部分が大きい。全国規模のフォトコンテストでは、応募作品を送った後、入賞などをした場合には、郵送などで表彰状を送ってくれる場合が多かった。そして、プレゼンテーションのために行ったものは、4回連続して、市内のサンポート高松で全国大会が行われていた。「市内出張で全国大会に行く。」わけだから、経費や日程の面で、職場にご迷惑をおかけしないためか、気軽に送り出していただけた(笑)

 ところが、今度は全国高等学校総合文化祭写真部門のため、長崎県長崎市まで行かなくてはいけない。これまた意外に思われるけど、全国高総文祭・写真部門では、本校では19年ぶり2回目の出品、実際に現地に行くのは、史上初である。前回、全国に行った時は、こんな事情だった。平成5年9月に当時の写真部顧問・野口先生が急逝され、11月の県高総文祭で最優秀賞を取った。しかし、急な顧問交代の影響で、6年の夏には現地には行けなかった・・・と聞いている。本校写真部は、平成5年、18年、23年、24年と、県高総文祭写真展・最優秀賞を取っているが、18年・23年は、3年生が受賞したため、全国に行く機会はなかったのである。

 私は全国高総文祭の事情が全然わからないため、過去に何度も行っている、県高校文化連盟写真部会の先生方に色々聞いて、必要なものをそろえたりしてきた。九州は、大学のゼミ研修旅行、教科の研修旅行で1回づつ行ったことがあるが、なかなか行く機会はない。今回の県外出張のため、新調したものもあるし、押入れに入れているものを引っ張り出して陰干ししているものもある。細々したものも用意しなくてはならないし、もしもの必要に備えていくと、荷物が重くなるので、バランスを取るのが難しいな・・・と思っている。

 この出張で忘れてはいけないモノは、カメラである。県高文連写真専門部で全国総文祭に行く5校共同で行き、行った先では撮影活動や写真関係の講演会や研修会が目白押しである。そんな場に行くのに、カメラを持って行かなかったら、相当なドジかオバカである。おまけに、県高文連事務局の方に「全国大会の写真記録が必要なので、撮っておいてくださいね。」と頼まれた時、「写真専門部ですから、当然撮ってきますよ。」と言った手前、きちんと撮らないといけない。

 全国高校総合文化祭・写真部門の1日目午後には、何ヶ所かに分かれて、撮影活動が行われる。香川県からの5校は、二手に分かれて撮影活動を行う。撮影活動の行き先や講評会・研修会のことを考えると、標準ズームだけではなく、寄りの効くレンズが必要かなぁ・・・と思っている。そして、データを後で渡すことを考えると、デジタル機になるし、遠隔地の出張なので、余り荷物を多くしたくないし・・・。かと言って、立場上、一眼レフは持って行く必要があるし、コンパクト機だけでは心細い。

 様々な要素を考えると、頭の中でごちゃほちゃとしてくる。リコーのGX100は、24ミリ相当まで広角側が効くので、これは持って行くことにしている。デジタル一眼レフは普段はキヤノンEOSを使っているが、職場にニッコールレンズが結構あり、それらとの互換性と、ニコン使いの部員が割といるため、ニコン製のデジタル一眼レフを一応持っている。今回の長崎行き、EOSを持って行くか、ニコンを持って行くか、月曜日に職場に行った時、直感的に家に持って帰った方になると思う。

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June 29, 2013

ぼつぼつ「夏の用意」2

 何かにつけ気ぜわしかった6月も、明日で終わりである。金曜日まで意外としんどかったせいか、今日は用事がある時以外、家で書類を読んだり書いたりして、静かに過ごしていた。昼間に椅子の背もたれに寄りかかって、少し休もう・・・としていたら、いつの間にやらウトウトしていた。ここしばらくドタバタしていたので、寝不足だったのかなぁ・・・?

 昨日の夕方に、夏の高校野球・香川県大会の抽選結果を聞き、応援特別委員会担当の先生たちは、細々とした準備を本格化させている。チアリーディングを担当するダンス部も、段々と準備を進めているようだ。吹奏楽部も野球応援に合わせた曲目を準備していて、考査発表より前の数日間には、「あ、これを演奏するんだな。」と思われる曲を演奏していた。私は、今年度の写真部記録撮影隊の編成と準備を考え始めている。大まかには決まっているけど、色々と都合を聞いた後に修正しないといけないなぁ・・・と思っている。

 今年の本校写真部は、総勢34名と思わぬ大人数となったため、今年の野球応援は、記録撮影隊のローテーションを組むのが難しい。例年、学校から割り振られた「応援要員の人数枠」を元に、ローテーションを組んでいて、昨年度までは第3戦までには全員に一通り回るようにできていた。しかし、今年度の場合は、第4戦までいかないと、全部員にローテーションが回らない(汗)ローテーションに入ってなくても、バス券・応援券を自分で買い、部腕章をつけて撮影すれば問題はないけど、自腹を切った場合、お財布が大変かな?と思うことがある。

 例年、部保有機材の貸し出しを行って、記録撮影を行うのに必要な機材を持たせることができた。しかし、今年は人数が多すぎて、部保有機材だけでまかなうのは難しいので、自動的に私個人のレンズなどを貸し出すことになる。レンズの貸し出しも、メーカーや規格の違いを考えないといけないから、やりくりが難しかったりする。そのため、本校写真部の部員名簿には、「所有機材」の欄があり、メーカー名・規格名が略称で入っている。部員たちには「お互いにレンズなどを融通する時、参考にしてね。」と言っているが、実はこれを一番必要とするのは私で、この表を頼りに機材編成を組んでいる。

 ニコンを例に挙げると、本校写真部が持つレンズは、MFタイプかAFでも本体側のモーターで動かすタイプだが、最近のニコン製一眼レフは、本体にモーターが入ってなくて、レンズ側にモーターがないとAF機能が使えない・・・という機種が増えてきた。そうなると、部には使えるレンズがないため、自前の分でどうにかして・・・ということになる。(これに当てはまる部員は4人いるけど、望遠系ズームを全員持っている。)キヤノンEOSだと、古いシグマ製レンズが使えないことがあるし、まだ実際には問題になったことがないが、ミノルタ/ソニー用には相性問題が出る可能性もある。そして、今はいないけど、ペンタックス使いがいた時には、相当古い望遠レンズしかないため、これは別の意味で難しい。今流行りの「ミラーレス機」にいたっては、その系統の機材は全然ないので、自前で用意してもらわないといけなかったりする。機材を買う前には相談においで・・・と言っているのは、こういった機材保有の事情があるためである。

 私が望遠系レンズを意外と持っているのは、顧問になってしばらく、部の機材の余りにも古いものを更新するまでの間、自前で機材を用意して、貸し出していた時期があるためである。その関係で、標準・望遠のセットでバッグに納まっているセット(Wズームセット?)をいくつか持っている。今年の場合は、自前で標準ズームのセットを持っている部員が多いため、望遠レンズを貸し出すことが多くなる。昨年度から今年度にかけて、自前でデジタル一眼レフを持っている部員の比率が急増したため、大体望遠レンズの貸し出しで機材配分が片付くから、動作チェックをしてもらい、望遠レンズに慣れるようにする予定である。

 例年、一般生徒の応援動員は、第1戦は1年団、第2戦は2年団、第3戦は3年団と、学年団単位で分けている。事前に第1戦から第3戦までの参加希望調査が行われるので、部単位での動員が当たっている者は、事前調査の時に申告しないといけない。学年団で動員が当たっている時には、その動員に従って行ってもらい、残りの学年で記録撮影隊のローテーションを組むことにしている。組み合わせ表とにらめっこしつつ、記録撮影隊を編成していく。第1戦は2・3年生で選抜して組むことにしている。今年は1年部員たちが多いので、第3戦と第4戦に1年主体の記録撮影隊を割り振る予定にしているが、どちらにしようか・・・と、私は迷っている。

CONTAX AX & 500mm F8 今年の部員人数からして、私の自前機材が出払う可能性が相当高い。そこで、しばらく使う機会がなかった機材をメンテナンスに出してきて、「スクランブル出動」できる状態にしておいた。本体はコンタックスAXでレンズは500ミリF8の反射望遠式レンズである。今までコンタックスは、長く167MTを使ってきたが、段々視力が落ちて来たな・・・と思っていた頃、格安のAXの出物があり、ちょっと前に手に入れていた。まだピント合わせは大丈夫だと思うけど、炎天下の中で撮影する時には、フォーカスエイド機能が欲しいな・・・と思い、RXとAXのどちらかかなぁ・・・と思っていたら、AXの出物があったので、そちらにした。

 AXが現行機種だった時、手にする機会があったが、多少ボディに厚みがあるし、握りにくいかなぁ・・・?と思っていた、しかし、入手する際に手にしてみた時には、握りにくい印象はなかった。多分、キヤノンEOSを結構使っていたから、そちらに手が慣れてきて、違和感がなくなったのかなぁ・・・?と思っている。AXは一応AF機で、MFのコンタックス用レンズを「バックフォーカシング」という手法でAF化している。AFも1990年代初めのニコン製AF一眼とさほど変わらない速度なので、AF機として使えることは使える。だけど、フォーカスエイド機能付き一眼レフとして使っていた方がいいかなぁ・・・と思うのは、私の個人的な印象である。

 元々コンタックス使いでレンズを意外と持っているため、使う機会が増えるかなぁ・・・と思っている。500ミリレンズをはじめとするコンタックス用レンズを、コンタックス→キヤノンEOSのマウントアダプタを買って、EOSで絞り優先AEで使う手もあったが、AF一眼レフのフォーカシングスクリーンでピント合わせは難しそうだったので、とりあえず、「純正の本体」を手に入れて使ってみることにする。キヤノンEOSへのマウントアダプタは、ご縁があれば、手に入れておきたいとは思っているけど、地方都市だと手に取って見る機会がないから、踏ん切りをつけて買う機会がない・・・ということにしておいてもらいたい。

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May 26, 2013

改装後のキ○ムラ高松南店に寄ってみた。2

 一昨日の夜から眠気が強く、今の段階でもまだまだ寝足りないのでは?と思うほどである。本人は意識していないが、相当の寝不足が積もりに積もった結果なのかなぁ?と思っている。先週は、キ○ムラ高松南店が改装工事中だったので立ち寄れなかったが、今日近くを通ってみると、お客さんが結構来ているようなので、立ち寄ってみた。改装工事前と比べ、相当広々とした空間になっていて驚いた。写真スタジオ棟は東半分が携帯電話の販売コーナーに変わっていて、そちらには結構お客さんもいた。結構派手に改装したんだなぁ・・・。

 よく買っている消耗品のコーナーを確認し、フィルムもある程度在庫がある様子を見て安心した。薬品類やネガファイルは取り寄せになるのは仕方ないけど、手軽にフィルムは買いたいからね。今度仕入れる時には、プレストの3本パックの在庫をお願いしたい(笑)前はカメラバッグや防湿庫が並んでいたあたりには、大きな中古カメラの棚が置かれ、その向かい側には中古用品が多く並べられていた。これだけの在庫があったっけ?と思ったが、これだけ多くあれば、時々立ち寄って探し物をしたくなるなぁ・・・。フィルター類が充実していたため、部保有機材のレンズ保護用に買いやすくなる。そして、モノクロ時代の色付きフィルターも多少あったので、モノクロ使いの女の子たちに使わせてみようかな・・・と、ちょっと考えてみたりしている。

 そこで私が顧問になる前に在学していた本校写真部OBに偶然会った。彼が2年生の時に私はクラスの副担任をしていた関係で、元々面識はある。今の部の様子を聞かれて、部員総数や部員の個人機材の様子を話したら、相当驚かれてしまった。デジタル化は進んでいるし、「カメラ女子」という呼び名が定着しているためか、女の子ばかりだしね・・・。県内の高校写真部でも約8割が女子部員だし、全国的な傾向もそうなっている。昔の写真部は、メカ好きの男子生徒が結構入っていたものだが、今は「メカ好きの男子高校生」が入っていく受け皿になっている部活動は、どこになるのかなぁ?カメラそのものが電子化されて、メカ的要素が薄れてきたから、「ソフトウェアとしての写真」になったから、女子高校生が写真部に多く入ってきたのかな・・・・?どっちだろ。

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May 06, 2013

一人記録撮影隊、徳島県へ出動。2

 先日、自宅への電話で、私に記録撮影の依頼があった件で、今日朝10時前に、何人かの知人たちと高松を出て、片道3時間足らずをかけて、徳島県那賀郡那賀町まで行って来た。私は阿南市までは行ったことはあったけど、那賀川をさかのぼったところにある那賀町までは行ったことがなかった。道中で行ったことがある方に聞くと、「相当山深いところにある。」と聞いたので、私の頭の中では、少なくとも塩江町の奥湯温泉より奥を通り、徳島県側に出るぐらいの道を予想していた。コレはまだマシな方で、場合によっては1車線のみの山道で時々舗装がなかったり、破損していてもそのままになっている程度の道を連想していた。

 しかし、阿南市羽ノ浦町から山奥に向かって行く道を通っていて、「あれ、これって、岡山県の高梁市から総社市に抜けていく国道181号線や、吉備高原都市から岡山市にある備中高松へ抜けていく道路と同じくらいのレベルだなぁ・・・。」と拍子抜けした。つまり、しっかりと舗装された2車線道路で、多少山沿いを行くためクネクネしている部分があるが、「山道」と言うほどのものではなかったのである。香川県で生まれ育った方たちにとっては、十分奥まった山道なのかも知れないが、岡山県北部の山奥で生まれ育ち、家業の関係で鳥取県との県境の山道を行ったり来たりしていた私には、「これで山道?」といった感じであった。

 途中、「道の駅・鷲敷」で休憩と昼食を取り、目的地の那賀町和食地区には、当初の到着予定時刻より、若干余裕のある状態で到着した。車のリアハッチを開けて、カメラバッグを取り出し、会場に入って、カメラをセットアップして、内蔵露出計で露出を測っていった。会場の状態を見た結果、デジタル一眼レフはISO400に設定し、暗い場所用に持ってきたタムロンの28−135ミリF2.8を主に使い、リコーGX100はISO400に設定して、会場全体の様子や近寄って撮る場合に使うことにした。背面に液晶画面がある機種は、片手で持ち上げて、ハイアングルで撮る時には便利である。私はデジタル一眼レフでも大体の画角を決めて、ハイアングル・ノーファインダーで撮ることもある人だけど、背面に液晶画面があるのとないのとでは、狙いやすさが全然違う。

 午後1時から式が始まり、新郎・新婦が入場して、真ん中の通路を通って、式場正面にある講壇前に行かれた。そして、講壇におられる司式者からの誓約の問いに答え、指輪交換を行い、その後司式者による結婚の宣言が行われた。誓約の問いや指輪交換の時には会場前方に行って、正面から撮るべきなのだが、何しろ面積にして教室1.5個分の空間に6.70人ほどの方たちが入っていて、脇の通路も一杯だったので、前には行けずじまいだった。結局人垣を掻き分けるわけにもいかず、後方の通路を横に動いて、人垣のスキマから狙い撮るしかなかった。式そのものの写真は、依頼事項には余り言われていなかったが、せっかく来ているんだし、ある程度は撮っておきたいと考えて、撮っていった。

 式も終わり、会場前方に集合写真撮影の場がしつらえられ、最初に新郎・新婦のお二人の写真、新郎・新婦を中心にごく親しい方々やご家族の方との集合写真を撮影した。私への依頼は、この集合写真と後の披露パーティのスナップ写真である。この時には、入っておられる方たちの顔がきちんと出るように、細々した指示を出して撮っていく。絶対的人数も多くないから、職場でのクラス単位の集合写真よりずっとラクである(笑)デジタル一眼レフの撮像素子は、縦横の比率が印画紙より少々横に長いから、横幅を考えないと、端にいる人が切れてしまうため、そういった部分も考えて撮影した。コレは職場での集合写真と同じことである。

 会場の設営の手直しで数分休憩があり、その後に披露パーティが行われた。挨拶に立たれた方の姿は当然撮っておくが、中には音楽を演奏して、はなむけとする方たちもいたため、その演奏の間には多少移動して、会場全体の雰囲気が入ったカットや、新郎・新婦が見ている様子を写しこんだカットも撮ってみた。披露パーティもお開きとなり、会場の玄関から新郎・新婦が出てくる時、花びらを使ったフラワーシャワーの様子も撮った。タイミング的に綺麗にフラワーシャワーが降り注ぐ様子が撮れることもあれば、ヘンなところに落ちている様子が撮れたこともあった。

 そして、今回の撮影で最も驚かされたのは、会場外の駐車場には、阿波踊りの連が待ち構えていて、お祝いの踊りをされていたことであった。なんでも、新郎は阿波踊りの連に入っておられるそうで、連の方たちがお祝いに駆けつけたそうである。私は阿波踊りは見たことがなかったので、興味深く、色々と試行錯誤しながら撮ってみた。だけど、元々動きのパターンを知らないものだから、うまくいかない部分は当然あったりする(汗)阿波踊り特有の明るく軽快なお囃子は、この静かな山あいの田舎町に響き渡っていた。

 今日は頼まれ仕事で、結婚式の一部始終を撮影してみたが、なかなか難しいなぁ・・・と思わされた。当日の直前に会場に行って、その様子を見て、臨機応変に機材を組み合わせないといけなかったし、窓の位置関係で逆光になるところは露出補正をかけないと、人物が真っ黒なシルエットになりそうになる場面もあった。(シルエットになりかけたものは、後でレタッチソフトで補正しておいたけど。)まぁ、こういう室内での撮影は感度を思いっきり上げて撮影するべきだが、私の持っているデジタル一眼レフではノイズが出やすいので、感度はそこそこに大口径レンズをぶん回して撮ることにした。

 今日持って行ったタムロンの大口径ズーム、絞れば結構シャープになるが、絞りが開いている時は多少にじみがあるようで、余りシャープさがない(汗)ひょっとしたら、ボディとの重量バランスが悪くて、微妙な手ブレをしているのかも知れないが・・・。持って行った本体が、普段使っているEOS20D+バッテリーグリップではなく、「小型で取り回しの良さ優先」でKissデジタルを持って行ったせいかも知れない。どちらかというと、元々デジタル機用に作られている小口径の標準ズームの方がシャープに写っていた(冷や汗)ま、折々に取っかえ引っかえして撮っていたし、脇差のリコーGX100もしっかり仕事をしてくれたので、必要なカットは十分押さえられたかなぁ・・・と思っている。

 午後8時前に自宅に戻り、PCで撮影データを確認し、逆光できつすぎる状態のものは、補正をかけてみたら、案外シャドーに埋もれていたディテールが出てきたので、ある程度使えるかなぁ・・・と思っている。このデータ補正が終わったら、DVD−Rにデータを入れて、新郎・新婦の元へ発送する予定にしている。そして、別便で知人のところにもお渡しする予定にしている。このデータ発送が終わったら、私の頼まれ仕事はおしまいである。

 今まで色々な写真を撮ったことがあるけど、ブライダル写真は久しぶりで、かなり前に友達の結婚式を撮ったことがあったぐらいで、デジタル機で撮ったのは初めてであった。フィルムでもデジタルでも、撮影の対象によって、それぞれ特有の難しさがあることを感じた。今日は結婚式、あさっては体育祭と、記録モノ写真を撮る仕事が連続する。私は記録モノを撮っていたけど、部員たちは、この連休で色々なものを撮っていると思うが、どんな写真を撮ってきたのかなぁ・・・?

 明日の臨時部会は、1年生を対象として行い、機材の基本的な使い方や、体育祭撮影の定番パターンを学ぶ会にする予定。「置きピン」とか「レリーズのタイミング<機材のタイムラグ>」など、ほんのちょっとの瞬間を自分の意図通りに撮れるようにするために、必要なポイントを知ってもらおうと思っている。コレがうまくいったら、1ヶ月先にある県高校総体や2ヶ月先にある夏の野球応援などで、いいカットが撮れるようになる可能性はあると思う。

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May 04, 2013

撮り過ごした日。2

 4連休も2日目になり、昨日はぐたーっとしていたので、溜め込んだ疲労も取れたことだし、ポツリポツリと動き出した1日だった。依頼のあった撮影が月曜日にあるので、職場から持って帰ってきた機材の動作チェックをしてみたり、機材棚にあるものの中から、必要なものを取り出したりしていた。頼まれてしまった以上は、きちんと準備して仕事をしないといけないので、色々考えて準備している。私がお世話になった人の依頼だし、長い付き合いの知人と一緒に行くので、経費や謝礼は頂かない。(撮影を依頼された・・・と書くと、何かもらえるの?と誤解される可能性があるので、念のため書いておく。)

 今回はデジタル機での撮影依頼なので、デジタル一眼レフとコンパクト機を用意することにした。一眼レフ(キヤノンEOS)だと広角は28ミリ(35ミリ判換算)までなので、24ミリ相当まで広げられるリコーGX100も用意することにした。35ミリ判フィルム機を使う時には、24−85ミリのレンズが使い勝手がいいので、よく使っていた。現在、私の手元にはキヤノンEOS用(EOS7とセット)、ミノルタα用(α7とセット)の純正レンズがある。どちらもフィルムでは文句なくよく写るし、APS−Cサイズのデジタル一眼レフで使うと、38ー135ミリ相当になるので、望遠寄りの標準ズームとしての使いでがある。しかし、私の使い方から言えば、本来の画角で使いたいけど、フルサイズ判の一眼レフは高くて手が出ないでいる。デジタル一眼レフ用では、そこまで広い画角のレンズを持っていないので、手持ちのコンパクトデジタル機(リコーGX100)でカバーすることにした。

 ここ2,3年ぐらい、本校写真部員たちは入ってくる段階で、コンパクトデジタル機を持っていて、広角側が25ミリから始まるレンズの付いたモノを持ってくる。個人的に「コンパクトデジタル機を買おうと思っていますが・・・。」と相談を受けることがあるが、その時には、望遠側はあまり欲張らなくてもいいから、広角側が28ミリ相当より広いものを選ぶように勧めている。デジタル一眼レフ用の広角レンズは値段が結構高いけど、コンパクト機だと広角側24ミリ相当のレンズが付いていても、意外と安かったりする(汗)広角側が広くて損をすることは余りない。引きが効かない場所での集合写真や、近寄って撮影する時に被写体と背景との遠近感が出やすいので、作品作りには面白いと思う。コンパクト機もうまく使いこなせれば、相当レベルの高い作品が作れるご時世だし、現役の本校写真部員で、広角側が24ミリ相当のコンパクト機で撮った作品で、色々な賞を頂いている者もいる。

 そういった感じで、撮影依頼の仕事の準備をした後、モノクロフィルムがまだ残っているヘキサーを持って、近所周りを歩いて、気になるオブジェなどを撮ってきた。実は24枚撮りだと思い込み、遠足で行った先ではそのつもりで撮っていたが、25枚目まで行っても巻き戻しをしないため、フィルム窓から規格を確認したら36枚撮りだったことに気づいた(汗)そのため、今日の午前中に残り分を使い切るつもりで撮っていた。

 昼食を食べ終えた後、キ○ムラ高松南店に行き、先日ヘキサーで撮ってきたネガカラープリントを引き取ってきた。行った時には、T松M高校写真部顧問の先生に鉢合わせとなり、そちらの部の人数や活動の様子、機材導入の話を聞いたりした。県内の高校写真部は第2学区(中讃・西讃)の学校は部員数が多く、第1学区(東讃・高松)の学校は少ない傾向があったが、ここ1・2年ぐらいは、どこも人数が増えているようだ。人数が増えたことに伴う活動や指導のやり方の変更は、どこも考えていかないといけない課題のようだ。私のところは、部で使っているノートPCのストレージが内蔵分だけでは足りないので、外付けを用意したのと、1年生全員にフィルムでの作品制作を一通り体験させていたのを、多少変更することになる。だけど、モノクロを辞める気がないのが、私のタチの悪いところだけど(笑)

 夜は、ヘキサーで撮った分のネガとプリントを持ち帰って、家で見ていた。コダックのネガとの相性やプリントの加減もあるだろうけど、コントラストがかなり強めで、白とびしているカットが意外とあった。ネガを見ると、ちゃんとディテールが出ているので、プリント機の自動調整の問題かな・・・。発色は派手という印象からはほど遠く、目で見た時に近いナチュラルな感じである。シャープであるが、描線がかなり細いため、きつい印象はない。
特に驚いたのは、送電線の鉄塔の背景にわざと太陽を入れて撮ったカットで、ほんの少し青いゴーストが小さく1つ出たぐらいで、その他の部分はきちんと写し出していることだった。よほど内面反射やコーティングをしっかりしていないと、これだけの状況に抑えることは難しい。

 ヘキサーで一通り撮った結果は、コニカの伝統に沿った、ナチュラルさを持った写りだなぁ・・・と思った。今日はモノクロで撮っているので、後日現像してプリントしたら、細かいところまで解像して、トーンが綺麗なプリントができるかなぁ・・・と思っている。問題は、シャッターが1/250秒までしかないので、400プレストでは絞り切った状態の写真ばかりになるため、大口径レンズの真価を出そうと思ったら、アクロス100が必要かな・・・といったところだと思う。(今はネオパンFもなくなったし、ISO100より低い感度のフィルムは珍しくなったからなぁ・・・。)

 やっぱり、私は連休期間中でも、カメラを手にして写真を撮っている始末である。「デジタルは仕事のため、フィルムは自分自身のために撮っている。」と、普段言っていることを、地で行っているわけだから、問題はないと思っている。今年の1年部員たちの中には、フィルム機材使いが何人かいるし、上級生にもフィルム機材を使う予定の部員もいるので、暗室機材はすぐ使える状態にしているし、薬品も用意している。6切判・全紙判の印画紙は在庫がしっかりあるけど、キャビネ判の印画紙が切れてきたから、買っておかないといけない頃だな・・・。

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April 29, 2013

やっぱり撮って過ごした1日。2

 今日は、おととい。昨日に比べて日差しが弱く、曇りがちの一日だった。そんな中で、午前10時過ぎからお昼過ぎにかけての2時間近く、カメラバッグを肩にかけ、近場を歩いて過ごしていた。こういう機会でもないと、自分自身が撮る機会が、少なくなってきたからなぁ・・・。

 自宅からキ○ムラ高松南店まで、途中で咲いているケシやツツジの花を撮りつつ歩き、キ○ムラ高松南店までの道のりでフィルム1本分を撮り切れるだろうと思っていたら、数枚残っていた。ゆめタウン高松を横目に見つつ、すごすごと自宅へ引き返していき、家が見える手前のところで、やっと24枚撮り1本を使いきった。家人はどこまで散歩に行ったのかな?と思っていたらしいが、キ○ムラ高松南店とゆめタウン高松まで歩いていった・・・と言ったら、驚いていた。自転車だと行けなくもない距離だが、徒歩だと結構遠く感じる距離なので、驚いたらしい。

 花は咲いていても、風が吹いていて、風がやむのを待っていたり、ヘキサーは近接撮影はできなくもないが、一眼レフほどではないため、AFセンサーが迷ってしまい、シャッターレリーズができなかったりして、意外と撮影に時間がかかった。元々ヘキサーはストリートスナップなどには強い機種だが、こういった使い方は向かないからなぁ・・・。だけど、ファインダー内のブライトフレームはちゃんと視差(パララックス)を補正してくれるから、撮りやすかったけど。

 最近、さんざん仕事はデジタルで撮っているためか、反動的にフィルムで撮りたくなってくることがある。お休みの日は、フィルム機を取り出して撮っていることが多くなった。それもAF一眼レフではなくMF一眼レフだったり、今日のようなコンパクト機だったりする。リチウム電池は相変わらず高いが、LR44などのボタン電池は、量販店店頭では結構な値段がするが、100円ショップに行けば、日本メーカー製も売っていたりする。

 もっと前には店頭に、アグファ製のフィルムを置いていたが、デジタル化のご時世なので売られなくなったようだ。聞いた範囲の話では、ビレッジバンガードという雑貨店チェーンには、トイカメラブームの頃から何種類かのカメラと、専門店の店頭では余り見かけないフィルムを置いているそうである。東京とか大阪にはあるだろうけど、高松にはチェーン店があるかどうかは知らない。あったとしても、私ぐらいの年代の人が行きやすい店かどうかも問題だけど・・・。カメラ・フィルム関係以外は、私にご縁がなさそうな店だけどね。

 フィルムは量販店に行けば、ISO100のネガカラーで安いものが置いてあるので助かる。10年以上前、キタムラのPBでアグファ製のフィルムが置いてあり、結構使った。私はアグファのあっさりめの色調は好きだったな。数年前にコニカミノルタが写真関連から撤退した後、業務を引き継いだ関係か、DNPセンチュリアというフィルムが結構置かれていた。今だと一昨年度に経営破綻を起こしたコダックのフィルムが安く置かれている。

 私はコダックにはご縁が薄くて、入手性の高いフジのものばかり使っていたが、手軽に手に入るところで安く出ているので、ポツリポツリと買って使っている。ネガカラーの現像処理は、どこのフィルムメーカーのものでも、普通に店頭に出せばできるから問題はない。まだ現役で稼動しているフィルムカメラは少なくないためか、ISO100とISO400のネガカラーの販売と現像プリントは、当分大丈夫だと思う。

 連休期間中は、どこかで撮らないといけないなぁと思っていたが、やっと撮る機会があった・・・といったところである。もっと街中であるとか、もっと田舎であれば、撮る素材が多く見つかるかも知れないが、私が歩いていたのは、幹線道路沿いと田んぼが多少入り混じる住宅街なので、コレといったネタがなかった。しかし、ゆめタウン高松・エディオン高松店の南東側にあり、東側を流れる川にかかる橋のたもとで、紺色のバンを改造した「フレンチジェラート」の屋台が、お昼過ぎの開店を目指して作業をしていた。

 カーリーパーマのお兄さんがセッセと開店の準備していたが、私がカメラを持って歩いている様子を見て、気になったようだ。店支度ができた時を待って、ジェラートを買うついでに撮らせてもらえばよかったかも知れない。私あたりの年代だと、ジェラートは食べたことが余りないし、撮影許可にいい返事が出にくそうだし、・・・・。あの店主のお兄さんは、ちょっとフランス的な雰囲気を漂わせていたので、現役写真部員がゆめタウン高松かキ○ムラ高松南店に用事に行ったついでに寄ってみたら、ちょうどいい被写体になってくれるかも知れない。

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April 14, 2013

私のコニカ用カメラバッグ。2

コニカ用カメラバッグ 昨日の午後に、メンテナンスに出していたカメラが1台戻ってきた。新しい布製ストラップを付け、レンズの前には保護フィルターを新調した。そして、コンパクト機とフィルムを入れるための小型カメラバッグに納めた。最近私が使っている写真機材の話題がなかったので、「コニカ機用のカメラバッグの中身」を紹介したい。なお、今日掲載した写真は「コニカネタ」ということで、コニカ最後のデジタルカメラKD-510Z(デジタルレビオ)で撮影した。

 「コニカ」の名を知らない人も、段々出てきつつあるから、改めて紹介する。「日本最古の写真機材・材料販売業者」として小西六兵衛商店として生まれ、感材(フィルムや印画紙など)生産やカメラ生産も手がけるようになり、第2次世界大戦までは、日本の写真関連業界のリーダー的存在として君臨していた。戦後になって、様々な機構改革を経て、フィルム・カメラメーカーとしての活動を展開していった。1970年代までには、コニカのカメラには画期的な新機構を備えたものや、ヒット作が多く生まれている。ご年配の方では、C35(じゃーにーコニカ)や、C35EF(ピッカリコニカ、日本初のフラッシュ内蔵機)あたりは目にしたり、使われたことがある方が多いのではないかと思われる。フィルムだと、私が大学時代の頃まで使われていた「サクラカラー」の名前を覚えている方も少なくないのではないかと思われる。

 しかし、コニカはフィルムメーカーでもあったため、デジタル化には乗り遅れたため、写真関連分野の業績は低迷してしまった。古くからのカメラメーカーであるミノルタと合同して、コニカミノルタを作り、デジタル一眼レフなどを生産したが、時既に遅く、採算性の問題で、2006年に写真関連の全事業から撤退し、今は事務機器メーカーとして活動している。コニカは1世紀以上にわたり、ミノルタは半世紀以上にわたって、写真関連業界で活動していたが、デジタル化に遅れたため、業界から去ってしまった。

 しかし、メーカーとしてはなくなっても、カメラの方は現役として動いているもの、動態保存状態のものが結構あるため、そのメンテナンスは、ケンコートキナーが担当してくれている。今回シャッターを切った時に液晶画面がエラーを起こして動作が停まってしまう現象のために、メンテナンスした時には、交換部品の代金は大したことはなかったが、技術料で2万円を越えていたので、ちょっと驚いてしまった。元が高い機種だったし、フィルムカメラのメンテナンス需要は少ないだろうから、仕方ないだろうな・・・とは思ったけど。

コニカ ヘキサー 今回メンテナンスから帰ってきたのが、このカメラ、コニカ・ヘキサーである。コニカ・ヘキサーは1992年に定価88000円で発売され、当時の高級コンパクトカメラブームで一定の評価を受け、割と出回った機種である。単焦点レンズ付きのコンパクト機としては、大口径の35ミリF2レンズを付け、シャッターボタンを半押しすれば、AFが動き始め、ファインダーの中のブライトフレームが動いて、実際に写る範囲が見える、「パララックス補正機能」が入っていた。プログラムAEと絞り優先AEが使い分けられ、露出補正機能も入っていた。そして、最も特徴的な機能は「サイレントモード」で、これを使うと相当静かになり、静かさを求められる場では、便利な機能だった。今はデジタルカメラで音を切れば、もっと静かになるけど、自動巻き上げ機能を持つフィルムカメラでは画期的だった。

 図体は当時の高級コンパクトカメラの中では特に大きく、1960〜70年代のレンズシャッター式RF機と同じくらいの大きさだし、今流行っているミラーレス機にもうちょっと厚みを増やした感じといったら、わかりやすい人もいるかも知れない。私にとっては、キヤノン7やRFコンタックスに近い大きさだから違和感はなく、最初に使ったカメラはミノルタのハイマチック9だから、それの35ミリAF版ぐらいにしか思っていない(笑)AFの反応速度も早いし、ブライトフレームでパララックスも修正してくれるし、レンズは大口径の35ミリで、設計陣が「ズミクロンを意識した」設計をしているためか、派手な色彩ではないが、切れのいい画像を写し取ってくれる。

 問題はシャッターの最高速度が250分の1秒しかないため、外の明るいところでは、やたらと絞り込んでしまうのが難点である。大口径レンズの特性を生かそうと思ったら、最低でもISO100、できればISO50のフィルムを用意して、日が少々かげり気味の時に撮るか、普通にISO400のフィルムを用意して、たそがれ時に撮るのが良さそうな気がする。ISO800とか1600のフィルムを使って、フラッシュを使わず、アヴェイラブルライト状態で室内での動きを撮る場面では生きてくると思うが・・・。私はF5.6かF8にして、絞り優先AEで使っていることが多い。F8だとその度合いが弱くなるが、ピントが合っているところと合っていないところが、ある程度わかりやすく、「何をポイントにして撮ったのか、わかりやすい写真」にしやすいから、そうしているんだけど。

コニカ・C35FD こちらは、「コニカ用カメラバッグ」ではサブ機として入っているC35FDである。1973年発売の古いコンパクトRF機だが、レンズが38ミリF1.8の大口径で、シャッター優先AEが使える機種である。これは、C35(レンズの口径はF2.8、プログラムAEのみ)を元に、レンズの大口径化、シャッター優先AEへの変更を施したものである。こちらもレンズは大口径だし、500分の1秒までのシャッター優先AEが使えるので、重宝している。こちらはヘキサーより少々小さいぐらいで、重さは金属製フレームのためかそんなに変わらない。こちらは、コニカでは知る人ぞ知る機種なので、ヘキサーの黒ボディではちょっと警戒されそうな場面でも、C35FDを使っていたら、「相当古そうなカメラを使っているなぁ・・・。」という目で見られ、警戒感が薄れてしまうようだ。写りは古いコニカのカメラらしい、きめが細かい写り方をする。C36FDは少々高めでも「大衆機」になるし、元のC35も写りは相当良い。モノクロプリントをした時に、線がしっかりしていて、トーンが綺麗に出たのには驚かされた。コニカやフジといったフィルムメーカー製のカメラの写り具合は綺麗である。やはりユーザーにフィルムをどんどん使って欲しい戦略から、レンズはいいものを使っていたのだと思う。

 コニカは今となっては地味な存在だが、日本でのカメラの歴史では、大きな役割と足跡を残したメーカーである。その中で、35ミリ判のレンズシャッター機には名機と言えるものが少なくなく、大事に使っておられたり、動態保存をしておられる方も少なくない。私個人としては、古いコニカのレンズシャッター機では、コニカIIIMが欲しいな・・・と思っている。なぜIIIMなのかというと、高校1年の時に美術部の2つ上の先輩が持って来て、何枚ものネタ写真を撮られた思い出があるからである。私は写真部と美術部(1年生の時だけ)を掛け持ちしていたけど、高校時代は撮る側が多く、撮られた記憶というと、写真屋さんに撮られた分と、この時の分ぐらいしかない(汗)

 コニカIIIMは収納時にはファインダーの前面部分を覆い、使う時には跳ね上げて使うセレン式露出計が特徴だった。あの時にいた先輩たちのうち、一人は既にお亡くなりになったと聞いたが、カメラの持ち主であるM川先輩はご健在と聞いている。コニカIIIMは1880年代中ごろでも十分古いカメラだったけど、今もM川先輩の家にあるのかなぁ・・・?と、これを書いていて、ふと思い出していた。私の手元には、高校・大学時代に使っていた一眼レフ用交換レンズを、いまだに手放せないでいる。そのレンズたちを使える本体があるのも理由だが、昔々の金属製鏡胴のレンズは、当時の安物であっても、今売られているものとは違った存在感があるからなぁ・・・。

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April 13, 2013

揺れたり、撮ったり・・・。2

 今朝5時33分、淡路島沖合を震源地とした地震が起こった。普通であれば、この時間帯は眠っているはずだが、なぜか目が覚めていて、揺れ動き始めてから終わるまでの一部始終を、横になったまま頭だけを動かして、部屋の回りを見回していた。家のガタガタ揺れる具合を見て、「震度3か4ぐらいだなぁ・・・。」と思っていた。普通に寝ていても、地震の直前には目が覚めて、地震の揺れを始めから終わりまでを見ていたのは、阪神大震災の時もそうだった。どうも地震が起こる直前には目が覚めてしまうらしい。

 阪神大震災の時はすぐ寝直し、普段通りに職場に行き、職場ですごいことになっていたことを知った。今回は何となく嫌な予感がして、家のラジオに電源を入れると、普段は音楽番組が流れているはずのNHK-FMが、地震の臨時ニュースを流していた。その時は洲本市役所の宿直担当の方にインタビューをしていた様子を聞き、その後に続いたニュースで、淡路島を中心に揺れた地震であることを知った。ニュースではけが人が出たが、大規模な被害は出ていないことを聞いた。淡路島は時たま行くことがあるので、被災された方々にはお見舞い申し上げる。

庭のフリージア1 おととい、昨日あたりから、庭にフリージアが咲き始めて、今日はほぼ咲きそろったので、コンパクトデジタル機を持ち出して、花の様子を撮影してみた。最初はフリージア全体を一塊として撮ろうとしたが、どうもうまくまとまりそうになかったので、花が固まって咲いている部分を縦位置で切り取る形で撮ってみた。背景にナナメに立っている棒があるが、これは後ろに植えられているトレニコの木を支える支柱である。このフリージア、今の家に引っ越してきた2004年のクリスマスの頃、家人が鉢植えを買ってきて、庭に植えたものである。年を経るごとに段々と大きくなり、毎年この時期に忘れずに黄色い花を咲かせている。翌年の3月に卒業した写真部員たちから、フリージアの鉢植えをもらって、露地植えした記憶があり、これだったかな?と思っていた。今日の撮影後、家人に聞くと、同じように植えてみたが、そっちの方は割と早く枯れたと思う・・・との返事。色の違う花であれば区別がつくが、どちらも黄色い花なので、ひょっとしたら、入り混じっているのかも知れない。

庭のフリージア2 スッキリの葉や花のついた茎がスーッと上方向に伸びていれば、フリージアの全体像をスッキリと写し取れるが、私の家のフリージアは、南に向かってやや這うように伸びているため、そういう撮り方はできなかった。そこで、コンパクトデジタル機のマクロモードを使い、ひとかたまりの花をクローズアップして撮ってみた。フィルム時代のカメラであれば、これだけのアップは一眼レフでなければ撮れないが、デジタル機だとコンパクトデジタル機の場合は、液晶画面で確認しながら撮れるので、かなり便利である。おまけに手ブレ補正がついているので、ある程度以上明るい場所であれば、三脚もいらないし・・・。

 一眼レフで単焦点レンズを使って接写するのは、結構気合を入れて撮る必要があり、場合によっては三脚が必要になってくる。私個人のデジタル一眼レフは、職場に常駐しているため、前もって持って帰ってこないと撮れないし・・・。家に置いてあるのはコンパクトデジタル機と、フィルム機材のセット(それも、マニュアルフォーカス機だらけ)だからなぁ・・・。フィルムはある程度手持ちがあるので、撮れないことはないし、現像に出すことも面倒ではない。しかし、デジタルデータ化するには、スキャナーにかける必要があるので、一度プリントに出さないといけない。私はフィルムスキャナーを持っていないので、1台欲しいな・・・とは思っているんだけど。

ポジを見ていた 夜になり、部屋で先月末にリバーサルフィルムで撮ってきた桜などの春の花たちを、ライトビューワーとルーペを使って見ていた。ファインダーでは見たのとは違う雰囲気で、思ったより綺麗に撮れていた。ここしばらく、手持ちに頂きもののリバーサルフィルムがあるため、珍しくカラフルな写真をフィルムで撮っている(笑)この季節は、色々な花が咲いているため、カメラを持つと、そちらに目が留まり、シャッターを切っている。今選んでいる途中だけど、いい感じのものはプリントして、後日紹介したい。

 今日、この間撮ってきた4×5判のネガを引き取ってきたが、ネガを見て「・・・」といった感じだった。操作に手慣れていかないと、フィルム面まで映像が、なかなか綺麗に届きにくいようだ。ま、しばらく試行錯誤を続けていないといけないなぁ・・・。フィルムホルダーが手元にあるので、フォトラマのFP-100フィルムを買って、大判機に慣れるまで使っていた方が、いいかも知れないな・・・と思っている。フォトラマの写真プリントであれば、すぐ撮れたか撮れなかったかがわかるし、フラットヘッドスキャナで取り込みやすいし・・・。大判機は「実物教材」として、見せるために手に入れたけど、実際に撮る方向へ行くとは、思ってなかったけど、いつの間にやら必要なモノが揃ったので

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March 30, 2013

ふらりとLeica R4と散歩2

Leica R4 昨日と打って変わって、今日はぽかぽかと暖かかったし、今週末が桜の見ごろであったので、午前11時台の1時間余り、カメラを片手に近場を歩いていた。昨日の夕方、年度末の整理中にISO100のリバーサルフィルム(フジ ベルビア100)1本を見つけた。それを家に持ち帰っていたので、デジタル機ではなくフィルム機を使うことは決めていた。ただ、リバーサルフィルムはラティチュードが狭いので、露出計がついていないとか、古すぎて精度が出ているかどうかわからない機材で撮ることは、私には自信がなかった。私の頭の露出計はISO100のカラーやモノクロのネガは大丈夫だけど、リバーサルフィルムまでの精度がないからである。

 今朝、私の家にある機材棚から、直感的に取り出したのは、1980年代前半のAE一眼レフカメラ、ライカR4であった。私はライカR4には、ズミクロン50ミリF2、エルマリート35ミリF2.8、タムロン90ミリF2,5(初代)を交換レンズとして組み合わせている。(ホントはエルマリート90ミリF2.8が欲しかったが、ご縁がなかった。)タムロンのMF用レンズはアダプトール2規格の交換マウントがあれば、色々なメーカーの一眼レフに使い回しができる。多分、私が持っている手持ちの交換マウントは、フツーの人はやらない組み合わせである。多分、ライカRマウント2つとコンタックス/ヤシカマウント2つを両方持っている人は滅多にいないはずである。

 純正のレンズを使いたいから、それぞれの本体を買う人たちが多いメーカーだから、タムロンの交換マウント式レンズを使うと、国産メーカーとの違いは全然出てこなくなり、「何のために、コンタックスやライカの一眼レフ本体を持っているんだ。」という話になる。私の場合は、純正の単焦点レンズ、タムロンのズームレンズ・マクロレンズを使っている形になる。それぞれの純正ズームレンズは、相当オソロシイ値段だったため、買えなかった(汗)

 一応の電池残量と動作のチェックを行い、レンズ2本が入った緑色のカメラバッグを持って、家から徒歩で歩き出した。桜が咲いているところを求めてフラリと歩き出したが、直感的に近所の小中学校に向かっていた。学校だと桜の木が大抵植えられているので、外周を回れば撮れるかなぁ・・・と思ったのである。

 近くにある小学校の正門には、両脇に桜が植えられ、満開に咲いていた。下から見上げる形で、花のクローズアップに青空を背景にするとか、背景の枝をぼかして模様のように見える形に写してみた。正門近くの花壇には三色スミレなどが咲いていたので、近寄って撮ってみたりもした。春のやや柔らかい日差しの中で、色鮮やかに咲いている様子や青々とした葉の様子は、ファインダー越しに見ていて綺麗だった。

 小学校の外側をぐるりと回った後、近くにある中学校の外周をぐるりと回ってみた。こちらは桜の木が少なく、正門脇の花壇に咲いている花と観葉植物を撮ったにとどまった。桜や様々な花は風に弱く、ほんの少し吹いただけで、花びらや葉は揺れる。そのまま撮ると被写体ブレで綺麗に写らないので、弱まるのを待ったり、絞りを大きく開けて、高速シャッターを切る形で撮っていった。

 しかし、ライカR4はピント合わせをしやすくするため、ファインダーをやや青色がかった状態にしているため、実際の色合いとは多少違うため、好き嫌いは分かれると考えられる。実際に撮っていて、ズミクロン50ミリF2は最短撮影距離は50センチ足らずだが、エルマリート35ミリは30センチを切る距離まで近づけるため、背景処理を考えて撮る必要はあるが、近寄りやすかった。タムロン90ミリはかなり背景をぼかし切ることができるが、道端とかあぜ道で撮るには、間合いが取りにくいので、難しい部分はあったけど。

 実は、ライカR4でリバーサルフィルムを使うのは初めてであった。私には「カラーネガやリバーサルで撮るのであれば、コンタックスの方が色鮮やかに撮れるし、ライカはモノクロだと諧調が綺麗に出やすいが、カラーだとあまり綺麗に見えない」という感覚があったので、何となくモノクロで撮っていた部分があった。今回はちょっと発想をひっくり返して、色の鮮やかさで定評のあるベルビアの助けを得たら、ライカレンズはどんな写り方をするかなぁ・・・と思って、あえてカラーで撮ってみた。多分、イマドキのデジタルカメラの出す色合いに比べたら、多少重い感じの色合いが出ると思うが、ある種の実在感があるように写し出す効果が出るかも知れないな・・・と思っている。

 ライカというと、IIIfやM3などといった距離計連動式カメラのイメージが強く、現行機種には距離計連動式のデジタルカメラもあるので、そのイメージをライカ社は大事にしている部分がある。一眼レフも結構最近まで作っており、R8とR9には本来フィルム一眼レフだが、裏蓋を取り替えると、デジタル一眼レフに変わるオプションを出していた。どちらにしても、ライカの一眼レフは人気はあまりなく、R3〜R7あたりまではミノルタ製の部品を多用しているため、更に支持は少ない。レンズは優秀という評価があるが、本体は人気がないので、うまく見つければ、距離計連動式のM型ライカの標準レンズ付きを買えるお金で、ライカの一眼レフだと50ミリ、35ミリの交換レンズ付き(あわよくば90ミリも)で買えるのではないかな・・・と思っている。

 私が持っているレンズはもっと古いライカフレックスやSLなどでも使える3カム仕様である。「案外安かったから・・・」と言って、仕様を確認せずにライカの一眼レフ用レンズを買うと、組み合わせによっては使い物にならなくなるので、気をつけないといけない。だけど、最近はマウントアダプタでレンズだけを使う人もいるため、そういった使い方をする場合には、気にしなくてもいいことだけど。

 プロの写真家には結構ライカ使いが多く、往年の大名人は枚挙に暇がないが、現在活躍している人では、ハービー山口さん、田中長徳さん、内田ユキオさんなどは、ライカで撮った写真集や挿絵的な写真が入った文庫本を出されていて、手に撮って見る機会は結構ある人たちである。これらの人たちは距離計連動式のライカを愛用されているが、日本を代表する動物写真家の一人、岩合光昭さんは一眼レフのライカを使って、極地での動物の生態を撮られていた。

 ライカには「フォトジャーナリストが使う機材」というイメージを、色濃く持っていた時代がある。第2次世界大戦は両陣営で使われ、朝鮮戦争やベトナム戦争などといった戦争や紛争、様々なジャーナリズムの現場などへ赴いて行く写真家や記者、ジャーナリストたちが手にしたカメラには、ライカが多かった。今はそういった現場に行く人はニコンやキヤノンのデジタル一眼レフを持つことが多いはずだけど。

 今日、暖かな日差しの中で、静かに見て考えながら、花や風景を撮っていた時、手にしているライカを見て、「こういう平和で穏やかなところも撮れるけど、今だったら東日本大震災の被災地に持って行って、今の様子を写し取る役割を担う、ライカの血を引いているんだよなぁ・・・。」と、ふと思っていた。災害が滅多に起こらない四国の瀬戸内海沿岸に住んでいると、感覚的にピンと来ないが、現地の方々は相当ご苦労されていると察している。

 そんな東北地方で暮らす被災者の方たちを被写体に、ハービー山口さんがライカを使って撮られた写真集がある。被災地の悲惨な部分をひたすら強調する形ではなく、その状況の中で、希望を持って生きようと、時には笑顔を浮かべている人たちの姿を写し取っている。この写真集が出たことを知り、書店店頭で手にして見た時、何とも言えないものを感じた。その写真集とは、こちらである。
HOPE 311 陽、また昇る
HOPE 311 陽、また昇る [単行本(ソフトカバー)]


 この写真集が学校図書館協会の推薦図書になったという情報を聞いて、本校図書館での購入を決めた。今は企画展示の一冊として、丸カウンターの棚に入れているので、興味のある方は手に取って見てもらいたい。モノクロの綺麗なトーンのプリントに映し出された、人々が見せる様々な表情を見て、彼の地のことに思いを馳せてもらいたい。

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March 24, 2013

カタログを前に・・・。2

 今日は、朝晩は冷えていたが、昼間は昨日ほどではないが、結構暖かい一日だった。そんな中で、家の用事を片付けることで一日を過ごした。春になると暖かくなって、気分が明るくなる人は多いが、なぜか私は、一抹の寂しさを感じることがある。理由は自分でもわからない、ただ、寂しさが私の周囲に漂っているだけである。

 昨年の秋に、思わぬところから大判機材が転がり込んだことがきっかけになり、段々と大判関係のものが増殖しつつある。最初にやってきた大判機とレンズたちは、部活動の時、絞りの効果(明るさや被写界深度)やレンズ交換による画角の変化を見せる「実物教材」として買い、実際に部員たちに見せたら、結構面白がっていた。ここまではまだ撮る気はなかったが、その後、蛇腹のなくなったウィスタ45Nとレンズ2本がやって来て、修理に出し、使えるようにしたのが、意外な方向へと向かっていくきっかけとなった。

 大判機に使えるポラバックや大きめの三脚は別の事情で持っていたし、ケーブルレリーズは付いてきていたため、「一度撮ってみるか。」ということになった。私には「モノが集まってくる磁力」があるようで、いつの間にやら、フィルムホルダーやルーペ、大判用テストフィルムなどが、「寄ってきた」としか表現できない形で集まってきた(汗)それで、冬場は少しづつ動かしてみて、操作に慣れていく努力をしていたわけである。

大判機のカタログ 先日、知人のところへ用事で出かけた時、「大判機材は、あまり知らないようだから・・・」と、大判機材のカタログを頂いてきた。今はなきエボニーのものもあるが、ウィスタ、ホースマン、トヨは、現在でも大判機材を作っている国産メーカーである。ウィスタは私が使っているので、本体や用品のカタログでは、どういう機能を持っているのか?とか、こういうオプションを付けたら、こういう機能が拡張できる・・・などと、特に参考になった。ウィスタの青い表紙のカタログは、新品では売られていないものもあるし、あっても高価格のものが多く、中古市場で見つけていく上では、参考になるものだった。とは言っても、大判機は純正アクセサリーでないと付かないものは、そんなに多くはない。フィルム側だと「国際規格」、レンズボード側だと「リンホフ・テヒニカ規格」を選ぶと、他メーカー製のものも使えるようだ。

 ウィスタやトヨのカタログには希望小売価格は書かれていなかったが、ホースマンのものには価格が書いてあり、標準レンズ付きの4×5判セットは、エントリーレベルのデジタル一眼レフの標準ズームキット10台分の価格だったので、相当驚かされた。まぁ、カタログが作成された当時でも需要量が少ないし、生産量も多くなく、受注生産に近い状態だっただから、価格的には仕方ないかも知れない。中古市場では、元の価格からしたら、信じられないほどの捨て値で出ていたりする。

 今静かに流行しているスキャナカメラのベース機としては、ヘンに中判機にこだわるよりも割安かも知れない。CIS方式のスキャナを使えば割とお手軽だが、事実上モノクロ限定だし、CCD方式になると大仕掛けの改造が必要なので、敷居は結構高い。カメラのフィルムバック代わりに付けられる形のスキャナバックというモノがあるけど、これは中古品でも相当オソロシイ価格になるので、私は手が出せない。

 ホースマンのカタログには、大判特有のあおり機能について、具体的な動かし方が説明されているので、「あ、こういう動かし方をすれば、こういう風になるんだ。」と、理解できた。数年前に写真集『small planet』で木村伊兵衛賞を受けた本城直季さんは、大判カメラのあおり機能を使って、本物の風景なのに、まるでミニチュアのジオラマを接写したように見せる手法で、作品作りを行っている。そして、建築物をよく撮る方は、大判機かシフト機能付きのレンズをよく使われているので、結構あおり機能は多く使われているものである。私はあおりを使って、写真を撮るかどうかを聞かれても、必要な場面があるかどうか?といったところである。

大判用レンズのカタログ 大判機材のカタログを下さった方からは、「ついでにレンズのカタログも差し上げます。」といった感じで頂いたのが、これらのレンズカタログである。現在、国産の大判レンズは、ニッコールやフジノンは作られていないが、小規模メーカーでは作られ続けていると聞いている。海外メーカーだとシュナイダーやローデンシュトックは生産・販売を続けているし、過去に作られたモノは、相当な数にのぼる。私にカタログを下さった方は、「この人、レンズを色々使って撮る趣味があるから、レンズ沼に入り込むかも知れないなぁ・・・。」と思われているかも知れない。

 職場の近くの道路脇に植えられている八重桜も満開になったし、これから、職場のソメイヨシノも咲き始める頃である。今週の終わり頃にはある程度咲いているだろうから、桜を題材に撮ろうと思っている。大判カメラは特性上、動いているものは撮りにくく、カメラを三脚に据え、静止した状態の被写体に対して、腰をすえてじっくり見て撮る形が合っている。それでも、桜の木の前に三脚を立てて、大きな筐体のカメラで構えて撮っている様子は、職場関係者に相当大きなナゾを振りまく可能性は高そうだ。うまく撮れたら、相当綺麗なものになると思うが、大判初心者にそこまでのものが撮れるかどうか・・・。

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March 03, 2013

ルーペが来た日。2

 今日は風が結構吹いていたため、肌寒さはあったが、日がよく差していたので、風が直接当たらない縁側などは結構暖かかった。日を追うごとに日差しが暖かくなり、行き来する範囲で梅や桃の花が咲きかけているので、春は少しづつ近づいているのだな・・・と感じている。

ウィスタ製ピントルーペ 先日、メールでの連絡が入っていたが、なかなかお伺いできなかった方のところに、今日の午後、久々に街中に出て、お伺いすることができた。その時にはウィスタ45の取扱説明書などに加え、ウィスタ製のピントルーペを頂いてきた。ルーペとしては長いので、小型の単眼鏡と思った人もいるかも知れないが、これは大判カメラでピントガラスを見る時に使うもので、ピントフードを開いた状態でも見られるようにするために、長くなっている。倍率も結構大きいため、細かいところまでのピント合わせもでき、視度調節機能も付いているため、ちょっと遠視気味の私でも調整次第で見えやすくなった。

 私はこういった長いルーペは持っていなかったため、普通のライトビューワー用のルーペ(HCL製)を流用して使うつもりだった。そうすると、ピントフードを外してピント合わせや構図決定をする必要があるため、「冠布を用意しないといけないなぁ・・・。」と思っていた。冠布をカメラ後方に掛け、そこにもぐりこむ形でピント合わせや構図を決める様子は、さしづめ獅子舞のようである。私は獅子舞状態で大判カメラのピントを合わせて撮っている様子を、過去に見たことはあるが、ここ最近は見る機会がなくなった。最近の大判フィールドカメラにはピントフードが付いているけど、ピントフードではなく、冠布をかぶって撮っている人もある程度いるのだろうか?

 私は大判カメラ用の長いピントルーペは、ホースマン製のものは見たことがあるし、今日お伺いした方はトヨビュー製のものを今は使っておられる。トヨビュー製のルーペは軽くて取り回しがしやすいそうだが、こちらのウィスタ製はアルミで頑丈にできているため、乱暴な扱い方をすると、ピントガラスを割ってしまいそうである。ピントガラスに触れる部分は、フェルトがゴムを付けて、金属部分がピントガラスに当たらないようにする工夫が必要であることを教えてくださった。家で大判カメラを開いてピントルーペで覗いてみたら、相当細かいところまでピント合わせができるので、「専用品は違うんだなぁ・・・。」と思わされ、試しに手の甲を見てみたら、自分の手とは思えない毛穴などのデコボコした光景が見られた。このピントルーペ、後で調べてみたら、ウィスタ・ジャンボルーペ(品番1047)と呼ばれ、今は製造されていないものである。

 このピントルーペは、機材棚を片付けていた時に出てきたそうで、しばらく使っていなかったそうで、この日記帳で私が4×5判の機材を手にしていることを見て、お譲りくださったのである。今日お伺いした方は、大判や中判を結構使ってこられていて、ウィスタ45も持っておられたので、基本的な使い方や取り扱い上の注意点を教えて頂いてきた。あと大判カメラなどの機材の話や、私が仕事をしている業界関係の話になっていた。

 今少しづつ、4×5判で撮れるように機材が揃いつつあり、操作を覚えるために、折を見て大判機を取り出して練習をしている。一番戸惑う部分は、ピントグラスでは上下左右が逆さまの状態で見るため、構図や位置関係は、頭の中で変換をかけて考えないといけない。これは私にとっては、結構難しいな・・・と思っていることだけど、一度実物教材として見せた写真部員たちにとっては、「あーっ、逆さまになって面白ーい。」と言って、被写体役の部員たちをあれこれ演出して、面白がっていた(汗)絞りの効果(被写界深度など)やレンズ交換による画角の違いなどを見せる上では、大判カメラはすぐに見せられるから、デジタル時代の今でも便利である。
 
 そんな感じで、ピントルーペや取り扱い説明書などを頂いて、家に持って帰って見ている。35ミリ判とは違った感覚のものなので、取り扱い説明書の中身にちょっと戸惑いつつも、「コレはこういう形で使うんだ。」と理解しながら、読んでいるところである。

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February 11, 2013

用事で阿南市まで・・・。2

出先の玄関にあった生け花 今日は用事のため、徳島県阿南市まで行ってきた。朝8時過ぎに家を出て、途中で3名の方を車に乗せ、三木ICから高松自動車道で鳴門ICまで行く。そして、国道を鳴門市→松茂町→徳島市→小松島市→阿南市のルートで移動し、到着予定の午前10時半よりも少し前に予定地に到着した。阿南市でもかなり南部にあたる場所まで行ったが、さらに南の方を見たら、海沿いに大きな工場が建ち、高い煙突から煙がモクモク出ていた。私にとっては、この大きな工場と煙突は、行く予定の場所を通り過ぎないようにする目印に過ぎないけど。

 年に1度行われる会で、この時以外にお会いできる機会がない人もあり、時折声をかけたりかけられたりしていた。お昼はお弁当が用意されており、それを食べながらお話を聞いていた。ふと、行った先の玄関にあった生け花が気になり、撮ってみた1枚を紹介して置く。今見返してみると、微妙なところにピントが合っており、ひょっとしたら、ブレているかも?(汗)行った先では演壇に大きな生け花が飾ってあり、ホールの窓際にも鉢植えのお花や観葉植物が多く飾られていた。

ユートとピア? 午後4時前に会は終わり、高松から私の車に同乗されてきた方たちは、別便で高松から来た方(同じ岡山県出身で、私が四国に来る前からの知人である。高松に異動で来られた時には驚いた。)とともに、夕方から始まる別の会に参加するため、徳島自動車道を通って、愛媛県松山市に行かれた。阿南市に行くまでは3人だったが、高松への帰りは一人である。「腰痛持ちが一人で帰る状態」のため、行きは休みなしで行ったので、帰りは途中で休み休み帰ってきた。こちらは、徳島市沖浜町近辺で休憩を取った時に、そこから北西にあった眉山は撮ったが、南西にあった保健施設?が逆光を浴びていた。二棟の建物の屋根には一方が「ユート」、もう一方が「ピア」と青い字で書かれていた。セットで「ユートピア」なのか、それぞれ別の施設で「ユート」と「ピア」なのか、ナゾを漂わせていた。

徳島駅近くにて さらに北上し、徳島駅近辺に入った時、行きがけに「不思議にレトロな雰囲気を漂わせている建物」を見つけ、帰りがけに再び見つけたので、川を挟んだ向こう側の小さな公園から撮影したものである。画像は逆光で建物が暗くなっていたので、ガンマ補正とコントラスト補正をしている。街中にどことなくレトロな雰囲気を漂わせる建物が、四角いビルたちの中で異彩を放っていた。ホントは徒歩でもうちょっと近づいて撮るべきだが、時間的制約と、この構図が案外いい感じだったので、そのまま撮って帰ってきた。赤い夕焼けの時間帯に撮ったら、相当綺麗だろうな・・・。「今日はいい夕焼けだから、ここへ撮りに行こう。」と、高松からは気軽に撮りに行けない場所なので、何とも言えないけど。

 気になる風景を見つけたら、車を止めて写真を撮りつつ、鳴門ICまで移動し、高松まで帰ってきた。私の車に同乗した方は、荷物室に三脚を置いていたのを見て、「こんな感じのワゴン車に乗っているから、写真機材とかを一杯積むためですか?」と聞かれた。写真関係のモノには間違いないけど、写真パネルを簡単に多く運ぶために買い替えたのは本当である。機材はフィルム時代でもフルオート化と軽量化で、そんなに大きくないカメラバッグでも納まるようになったし、デジタル一眼レフも似たようなものである。

 しかし、今日撮影で使った機材は、私の上着のポケットに入っていたコンパクト機だった(笑)。昨年の終わり、24-72ミリまでのズームレンジを持つ1000万画素級の中古品を格安で買ったのである。超広角の24ミリが使えるのは便利で、一眼レフを持った時、「脇差」として使い分けしやすい。ただ、私の手持ち機材で一番画素数が多いデジタル機は、このコンパクト機であるため、一眼レフ側も1000万画素越えの機種が必要だな・・・という困った問題を抱えている。仕事の記録用で使う目的だと、600万画素級で文句を言われたことがないため、800万画素級だとオーバークオリティなんだよねぇ・・・。本格的に作品を作るためには、画素数が多い方がいいとは言われるけど、A4判だと500万画素あったら十分綺麗だし、全紙判だったら撮影データの質にもよるが、800万画素あったら十分見られる絵になるし、1000万画素あったら御の字だと思っている。35ミリ判フィルムをデジタルで換算すると1200万画素級ぐらいだから、それ以上は過剰スペックかも知れないと、思っている私である。

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February 10, 2013

今日は静養中。2

 金曜日の朝に職場で「グキッ」と鈍い音を立てた後、鈍い痛みが続いていた。土曜日に整骨院に行って治療を受けたけど、元々行く予定にしていた首の矯正治療の影響で、右肩を中心とした右半身に鈍いだるさが漂っていた。それでも、動き始めを気をつければ、あとはなんとか動く・・・といった感じで、気にしていなかった。

 しかし、今回の腰の痛みで、最も痛かったのは今朝である(汗)下手に動けず、起き上がるろうとすると、腰に強い痛みが走った。しまいには家人の手助けを得て、やっと立ち上がって、用事をし始めた始末である。実年齢の割に、ちょっとした不自然なひねり方や負荷のかかり方で痛みが出るのは、元々腰周りが弱いのかも知れない。

エンサインオートレンジ220での撮影例 今日はちまちました用事を片付けたり、先日引き取ってきたプリントを見ていた。こちらは、エンサインオートレンジ220で撮影した、私の家の庭に咲いている黄色い花である。1953年発売の英国製6×6判蛇腹カメラで、レンズはエンサーという3群3枚構成のシンプルなレンズである。年代の割りから言えば、若干シアンが強いかも知れないが、最近のカメラで撮ったものと言っても、そんなに違和感はないかも知れない。この画像で見る範囲では解像力がなさそうに見えるが、これは距離計の調子が悪いため、目測で撮影していたので、本来はもうちょっといいはずである。普段は6×4.5判(セミ判)カメラとして使っているため、6×6判では周辺光量の低下が結構あるかも?と思っていたが、1本撮ってみて周辺光量低下が目立つものは見当たらなかった。背景のボケ方は、リコーフレックスIIIBに比べて割と芯が残る形のボケ方をする。カメラとしては多少使いにくい部分はあるが、結構綺麗に写る。私は目測で使っているが、距離計部分を調整に出すべきかどうか、いまだに迷っている。

 リコーフレックスIIIBの撮影例 こちらは1枚目と同じ花を、1週間早くリコーフレックスIIIBを使って撮影したものである。エンサインよりピントが良く見えるのは、こちらは二眼レフでピントグラスを見て合わせられる部分が大きいと思う。は黄色味が相当強い色合いになっているが、エンサインと同種類のフィルムを使っているため、レンズから来ているものと考えられる。このカットではわかりにくいが、他カットでは四隅に2絞り分くらいの周辺光量の低下が見られた。真四角に写真をプリントすることはまずないので、トリミングのやり方次第では、見ることもあるかな?程度のことである。背景のボケ方が周囲に溶け込んでいくようなボケ方をするので、使い方次第では面白い絵柄が作れそうである。画像はピントが合っているところに限らず、にじみが多く出ている感じだが、これはレンズ内部のホコリや中玉の端っこに白くなっているカビ?が影響していると考えられる。

鉢植えのシクラメン こちらは、リk-フレックスIIIBで撮った、家にある鉢植えのシクラメンである。黄色味が強いせいか、赤い花はそれなりに目立つけど、その他の部分はモノトーンかと思えるような雰囲気に仕上がっている。このリコーフレックスIIIB、1951年製で三脚穴の周囲に「made in occupied Japan」の刻印が入っている。連合国占領下の日本で作られたことがはっきりしている。不利な社会状況の中で苦労して作られたモノだから、よくぞ今まで「とりあえず写真は撮れる」状態で生き残っていたものだ・・・と思わざるを得ない。意外と良く写ったし、ヘリコイドのグリスアップとレンズクリーニングをしたら、普通に撮れるカメラになると思う。レンズの発色で黄色味が強いのは、経年劣化による黄変なのか、元々黄色っぽい光学ガラスを使っていたのかは、よくわからない。だけど、当時はモノクロフィルムが圧倒的に主流だったから、少しコントラストがついて、ちょうどよかったのかも知れない。

 私にとっては「急速過ぎるデジタル化」で、フィルム機材が店頭など叩き売られているのを見て、時代が大きく切り替わるのを感じ取っている。海外では日本より高い相場が付くフィルム機材も結構あるので、日本が最も先鋭的にデジタル化が進んでいるのだな・・・と状況を受け止めている。国内で叩き売りされている中古品を買って、eBayオークションにかける形で、海外に「輸出」したら意外と受けるかも?とも思ったりする(笑)以前、私はeBayで「国内版よりも安い」という理由で海外モデルを買ったことはあったけど・・・。

 そんな周囲の風潮を見ながらも、「フィルムはまだ生産され、ある程度流通に乗っているから、使えるうちは使い続けよう。」と、淡々と手元にある機材を使い続けている。「デジタルはお仕事用、フィルムは趣味用」と割り切ればいいのだが、フィルムモノクロは職場の写真部で一通り取り組ませているから、これも仕事用の一部になるんだなぁ・・・。完全に趣味用と言えるのは、意外にも「元々はプロが使うもの・・・」とされていた「リバーサルフィルムを使った撮影」になるかも?今ではダイレクトプリントRPもなくなったし、デジタル処理してレーザープリントにしたら、家に近いキ○ムラの店頭でお願いすると、普通のネガフィルムと変わりない値段で、プリントできたりする。

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February 03, 2013

コンタックスFBで撮影に行く。2

コンタックスFB 今日は昨日と同様、日差しが多く、風が余り吹かなければ、日なたは結構暖かかった。その陽気につられて、フラリと出かけて、写真を撮って来ることを思いついた。そこで機材棚から何も考えないで取り出してきたのが、コンタックスFBである。「あ、このヒト、元々コンタックス使いだから、コンタックスを引っ張り出すのもありうるね。」と納得した人の頭に、「コンタックスFBって、ヤシカ・コンタックスにそんな機種を出したことがあったかぁ?」と、ナゾを振りまいてしまうかも知れない。

 コンタックスを名乗るカメラは、戦前のドイツや戦後の旧西独製のRF機、1970年代〜2000年代初頭までのヤシカ・京セラによる日本製だけではない。今回登場するカメラは、今となっては死語となってしまったが、「冷戦時代の東側陣営」の主要国・旧東ドイツ(DDR)で作られたコンタックスである。(私は大学時代に第二外国語でドイツ語を取り、その最初の授業には東ドイツ(DDR)と西ドイツ(BRD)の正式名称は覚えさせられた「最後に近い年代」である。ドイツ語の単位を修得した後に、ドイツ統一が実現してしまったからだ。)

 第2次世界大戦によってドイツは東西に分割されたのは有名な話だけど、カール・ツァイス財団、ツァイス・イコン社も東西に分裂状態にされてしまった。東側のツァイスによって1949年から作られたのが、世界初のペンタプリズム内蔵の一眼レフ「コンタックスS」である。その後、コンタックスD(1952年生産開始)、コンタックスF(1956年生産開始)、コンタックスFM(1958年生産開始)と、少しづつ改良が進められていた。私が持っているFBは、コンタックスFに非連動式露出計を内蔵させたもので、1956〜1961年まで21630台生産されたものの1台である。(『東ドイツカメラの全貌』211〜221頁より)本当は最終型のFBMが欲しかったのだが、なかなかご縁がなく、一世代前のコンタックスFに露出計を内蔵させたFBを、eBayで出物があったので、イギリスのセラーから購入した。写真には掲載していないが、相当しっかりした皮ケースも付いていた。標準レンズのビオター(半自動絞り)が付いていたし、年代の割りから言えば相当綺麗なものであった。露出計はさすがに動かなかったけど(汗)

 そんな半世紀近く前の代物に、手持ちにあった36枚撮りのリバーサルフィルムを入れ、家の庭に咲いていた赤いシクラメンと黄色い花を手始めに、撮影を始めていった。「露出計は動かないのに写真が撮れるのか?」と不思議がる人もいるかも知れないが、私はフルマニュアル機を使って写真を始めた人なので、ISO100で屋外ならば、おおまかな露出は自分で合わせられる。ペンタプリズムの一部を磨いてフレネルレンズを入れているにしても、ほぼ摺りガラス状態の薄暗いファンダースクリーンでピントを合わせたが、慣れればピントの山はつかみやすかった。これは昔々のMF一眼レフを使ったことがあり、眼鏡をかけていない私だから、そう思っているだけで、MF一眼レフを使ったことがなく、眼鏡をかけている人にとっては、ピント合わせは難しいかも知れない。

 ビオターは60センチまで近寄れるので、主となる被写体に近寄り、バックをぼかす構図にすると、背景のボケが綺麗に見えた。これを面白く感じてファインダーを覗いて、主の被写体と背景のボケ具合の取り合わせを見ていることも少なくなかった。仏生山公園の植え込みに植えられていた白い葉牡丹に近寄り、色つきの葉牡丹を背景のボケに入れてみて、撮ってみたりもした。公園には子供づれの人たちが、芝生広場でキャッチボールをしたり、サッカーボールで遊んでいる姿を多く見かけた。それらの人たちには、「古そうなカメラを持って、花の写真を撮っているけど、アレ、ちゃんと写るんだろうか?」といったナゾは振りまいたかも知れない。シャッターも「グワッシャッ」という感じの独特な作動音で、割と見た目はスマートだけど、物々しいメカの動きを感じる音を出すから、「やっぱりこれも、複雑怪奇なメカを駆使することで知られるツァイス・イコンの血を引く機械なんだ。」と思わされてしまった。

 フィルムを1本撮り終えて、帰りがけにキ○ムラ高松南店に寄って、撮ったポジを現像に出してきた。ついでに先日のブローニー判のポジから、数コマを選んで、2L判にプリントをお願いしてきた。ポジからのプリントは、前はRPダイレクトプリントというものがあったが、最近取りやめとなり、今はレーザープリント(スキャナーで取り込んで、プリントするもの。フィルム現像を行う店にある「現像機の定番」フジのフロンティアも、普通のネガをデータ取り込みしてプリントしている。)になっているそうである。ダイレクトプリントとは余り変わらないだろう・・・と思って、そのままお願いしてきた。リコーフレックスIIIBとエンサイン・オートレンジ220で撮ったポジだから、そんなに凄い情報量があるとは思えないし、気軽にプリントに出せるもの(手間や代金を含め)であれば、気にならない。

家に帰ってから、コンタックスFBを改めて動作チェックをしてみたら、「思わぬ持病」が発生していた。東側のコンタックス一眼レフはシャッター幕の質がよくないせいか、幕が硬くなりやすく、先幕が最後まで走りきれないことがある。前にペンタコンF(コンタックスFの輸出版)を持っていたことがあるけど、シャッターメカは大丈夫だったが、シャッター幕がボロボロで、前の持ち主が液体ゴムを塗っていたため、シャッター幕が半分までしか走らない状態だった。結局それは手放し、今のFBを買ったわけ。FBは結構調子よく動いていてくれたし、今日撮影を始める前にシャッター動作をチェックした時にはちゃんと動いていた。しかし、帰ってから動作チェックをしてみると、先幕が最後の4ミリ弱分とまった状態になり、そのまま後幕と一緒になった時に最後まで行く状態だった。シャッター幕が経年劣化で硬くなってしまい、シャッターメカの力では巻き切れなくなっているのが原因である。

 35ミリ判フィルムは24ミリ×36ミリが画面サイズだけど、横の4ミリ分が写っていない可能性が高い。ま、戦後日本が作り始めた35ミリ判カメラには、24ミリ×32ミリの「ニコン判(ニホン判?)」があったわけだから、その程度写れば、とりあえずいいかも?と思ったりする(爆)「ニコン判」は、ネガの自動カッターが対応できないから、アメリカ側から文句を言われたことでやめたけど、こちらは枚数は変わらないし、コマとコマの間が空き過ぎかな・・・程度だから、とりあえずちゃんと何かは写っているはずである。(私はスリーブ仕上げでお願いしているので、大丈夫だと思っている。マウント仕上げでお願いしたら、シャレにならないとは思うが・・・。)

 シャッター幕を交換すれば直るんだけど、東側コンタックス一眼レフを直せる人は日本に何人いるのかわからないし、似たような仕様の「ペンタックスSマウント機」の修理費でいうと何台分必要なのか・・・オソロシイ部分がある。一番安直な解決方法は、本体はオブジェとして保管し、レンズだけペンタックスのSマウント機(探せば、相当安く動作品が手に入る)か、マウントアダプタを買ってEOSに付けて使うか・・・である。本体は一応シャッターが動くので、ファインダーを覗いて、レンズのボケ具合や操作の感触を楽しむには、全然問題はないんだけど。カメラである以上は、いくら古くても撮りに行かせたくなるのは、私が極悪非道なせいかな・・・?

アルパ6cセット コンタックスFBで撮りに行ったのはいいけど、後で思わぬ機材トラブルがわかったので、レンズ(ビオター)だけ登板することはあっても、本体はシャッター幕がやわらかくなる夏場か、修理後でないと動かしにくくなった。クラシックカメラブームの時、多くの人はライカ系に走ったそうだが、元々ライカ系にご縁が薄かった私は、コンタックス/ツァイス系の機材にお世話になった。そんな経緯で来た機材は、私の家の機材棚に静かに鎮座し、時々登板する。棚の最も奥にいて、次回に登板することになっているのは、このセットである。本体はスイス・ピニオン社製のアルパ6cで巻き上げレバーがなくなった代物(ノブで巻き上げできるけどね。)レンズはTマウント経由でソリゴール35ミリとタムロンの95−205ミリズームである。標準レンズ(マクロスイターやマクロキラー)は買い損ねた(核爆)多分、日本に来ているアルパの一眼レフで、「一番アルパを使う必然性のないレンズを押し付けられている」のは、私の家のものではないだろうか?見た目は多少やれているけど、シャッターは相当元気だし、露出計は眠ったままだし(謎)、単体露出計を持っていけば、ある程度のモノは撮れるだろうと思っている、問題はプリセット絞りを絞り忘れないことだけど。

 私はアルパ用のTマウントを、記憶違いで2つ買ってしまっている。あれば使うモノだから別にいいんだけど。私はTマウントレンズが転がり込んできたら、この本体に付けて使おうとは思っている。今困っているのは「どうやってストラップを付けるか・・・?」ということである。今は綴じ紐を使って普通のストラップを付けられるようにリングを作っている。本来はどういう部品で付けていたのかなぁ??代用品はどうやって用意しているか、誰かに教えてもらいたい。ヨーロッパ系の一眼レフはクセのあるものが多いから、一筋縄ではいかないけど、今のフルオートで動かした時のデジタル一眼レフよりは、操作していく面白みは大きい。仕事でデジタル一眼レフばかり使っていると、反動的に全手動式の旧式機材を使いたくなってしまうのは、私の気分転換方法だと思ってもらいたい。

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February 02, 2013

ウィスタ45Nを相手に戯れる。2

 昨日、職場から4×5判フィールドカメラ(ウィスタ45N)とレンズ1本(180ミリF5,6)、フィルムホルダーとフィルム数枚を持ち帰ってきた。本来、今日の午後には用事があったが、先方の都合で取りやめとなった。そういった事情の変化で、家で4×5判フィールドカメラを組み立てて、ピントグラスを見ながら、試行錯誤をしてみた。実際にフィルム撮影を行おうかな?と考えたが、これ・・・という被写体がないため、ピント合わせのやり方とか、レンズボードを動かすことによる効果をちょこちょこ見た程度である。

R0013443 家にある小型三脚を立て、その上にカメラ本体を載せてみた。小型といっても脚を伸ばしたら、1メートル半くらいの高さになるベルボンの製品で、高校生の頃から使っている。カメラ本体が意外と重く、しっかりネジを締めないと、グラリと傾きやすかった。本格的に撮影するのであれば、もっとしっかりした三脚が必要だが、とりあえず使い方を覚えるためなので、家にある小型三脚を使ってみた。

 家の庭に立ち、外の様子をピントグラスで見てみた。今日はよく晴れ、最高気温が18度と意外と暖かかったため、絞り開放の時は予想外に明るく見えた。ピントフードを開いて、シャッターを開き、肉眼で大まかにピント合わせをして、ルーペを使って細かく合わせていく。元々の焦点距離が大きいため、ピントの山は意外とつかみやすい。しかし、デジタル一眼レフや35ミリ判のAF一眼レフほどは明るくないが、昔々のMF一眼レフ程度の明るさはあるので、その辺りの機材を使ったことのある人ならば、大丈夫だと思われる。

 三脚の上に本体を据え、ピントを合わせた後、レンズボードについているネジを緩めて、レンズボードを動かしてみると、レンズボードが上がったり、傾いたり、左右にずれたりする機能が使えるようになる。これは「あおり」と呼ばれ、レンズの光軸をずらして、建物などのパースペクティブ、被写界深度などを変えたりするために使う機能である。35ミリ判や中判の機材だと特殊なレンズを使わないとできない機能だが、大抵の大判機はある程度は使うことができる機能である。こういったあおり機能は、風景や商品の撮影で多く使われていたようだ。

 このあおり機能は、被写界深度を深くするために使うことが多いが、逆に被写界深度を非常に浅くし、ミニチュアの世界を撮ったのか?と錯覚するような作品を集めた写真集で木村伊兵衛賞を取ったのが、本城直季さんだったりする。本城さんはあおれる量の大きい大判のビューカメラを使い、大きくあおって現実の世界をミニチュアの世界のように撮ったわけだ。最近売られているデジタルカメラには「ミニチュア」というエフェクト機能があるようだが、あのような感じの写真が電子的に処理するのではなく、光学的に処理する形で撮れると考えてもらえば、わかりやすい人もいるかも知れない。

ピントグラスの映像 今まで35ミリ判が圧倒的に多くて、中判でも「ちょっと撮ってみたことがある」程度に過ぎない私が、ひょんなことから転がり込んできた大判機を相手に、戸惑いながら操作に慣れるように取り組んでいる。特殊な例を除いて大判機には速写性は求められない。三脚を立てて機材を据え、ピントグラスを凝視して、色々考えながら撮っていくものである。そんなイメージを想像してもらうため、ピントグラスの画像を撮ってみた。私は上着を冠布代わりにしてピントグラスが見えやすいようにして、コンパクトデジタルカメラで撮ってみた。ちなみに被写体は、この作例写真を作るために、部屋の機材棚から出してきて、今日修理から上がってきた椅子の上に置いたカメラ2台である。

 試行錯誤の末、撮れた画像は真ん中ばかりが明るく、周囲は真っ暗といった状況だったが、多少ガンマ補正をかけたら、周囲の画像も見えてきた。画像が上下左右がさかさま・・・と思った人がいるかも知れない。これが大判カメラのピントグラスを見た時そのままの画像である。レンズが集めてきた光を直に映すとこんな感じになる。フィルムや撮像素子はこの光を受けて上下左右さかさま状態から普通の画像に戻る。大判使いの人たちは、この上下左右がさかさまの世界を見て、本来の状態を頭の中で計算して撮っているわけである。中判の二眼レフを使った時は左右が逆になるので、慣れれば何とかなりそうだが、大判だと上下もさかさまになるので、私はしばらくの間は戸惑いながら、ピントグラスに映った世界を見て、頭をひねっていそうだ。

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January 20, 2013

こまごま支度中。2

今日の朝日新聞の記事 昨日、さぬきうどんフォトコンの表彰式に出かけて行った話題を書いたが、今朝、家の者に「昨日行っていた分、新聞記事になっているよ。」と言われて紙面を見たら、意外と大きく、カラー印刷になっていた(驚)新聞社主催のフォトコンテストは色々あるけど、初回から割りと多くの応募者があったので、記事に気合が入ったのだろうな・・・と思わされた。

 上側の集合写真は、昨日の表彰式に来られた人たちが写っている。入賞者の中には北海道の方もいたが、表彰式に参加するために、高松に来るのは難しかったようだ。他県からの応募者が結構あったとのことで、「うどん県」の名は全国的に知られているんだなぁ・・・と思わされた。次回は夏休み前に募集要項を配布してもらえると、夏休み期間中に色々なうどん店を回ることができ、より面白い作品が撮れる可能性が出てくると思うが(笑)部員たちに混じって、私も撮ってみようかな・・・と思ったりしたが、色々と考えた結果、私は思いとどまった(汗)

 下側のギャラリーでの写真は、カメラ側の位置にいて私はその撮影の様子を見ていた。新聞社の方が高校生たちに色々と話しかけつつ、どんどん撮影していくことは、人物写真では結構ある。単にポーズを決めてもらったり、指示を出すだけではなく、色々と話しかけて笑わせたり、反応を見て、別のパターンを考えつつ、撮影をしている様子を感じ取った。最近は、スナップではない人物の肖像写真を撮る機会はなくなったけど、学生の時には色々と撮っていた。ま、普通に会話しながら、その合間に写真を撮っている感じだと考えてもらったら、わかりやすいと思う。今のカメラであれば、AE/AFは当然なので割と簡単だけど、昔々の全手動式のカメラで、今から考えると、よくやっていたよな・・・と思っている。今できるか?と聞かれたら、単純に撮影するのはできるだろうけど、被写体の面白みが出る写真になるかどうかは、自信がないなぁ・・・。

 昨日・今日とセンター試験が行われ、2日間の試験を終えた3年生たちは、ほっとしている頃だと思う。明日の午前中には、自己採点が行われるが、まだ平均点が見えていないので、多少点が取れなかったとしても、落ち込んではいけないし、予想より多めに取れたから・・と浮かれてもいけない。頭の中のスイッチを切り替えて、明日から2次試験の準備をしていかないと、国公立2次の前期試験まで約1ヶ月と例年より短いので、間に合わない。私立大学の一般入試もあるし、限られた時間を十分に生かして、2次試験対策をしていかないといけない。

 私の方も、あさってから始まる、3年1月特別時間割で行う演習授業の支度をしている。担当時間はそんなに多くはないが、当たった時間には、十分な問題演習ができるようにしておきたい。今の3年生(特に文系クラス)には、1年時の世界史Aの印象しかないので、私が教室に現れた時、「えっ・・・、日本史の授業はできるの?」と不安に陥らせるかも知れない(汗)一応、今年度は2・3年理系クラスの選択者を対象に、日本史Bの授業をやっているし、毎年1種類は、日本史の授業を持っているので、必要以上に不安に陥らないでもらいたい。

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January 15, 2013

よみがえったWISTA45N。2

 怒涛の大規模実験を行った金曜日のあと、静かな3連休を過ごした。今日は普段通りの日程で、仕事をしていた。2限の授業を終えて、図書館職員室に帰ってくると、事務室にカメラが届いたとの連絡が入っていた。そこで、「多分、注文した部品だろうな・・・。」と思って事務室に行ったら、今年初めに修理で発送していた大判機本体が帰ってきて、二週間ほどかかる・・・と聞いていたので、思わぬ早さに驚いてしまった。メーカーへ修理に発送したのが今月7日だったから、一週間で戻ってきたことになる。

蘇ったウィスタ45N 届いたダンボール箱の中身を開ける時間的余裕は、昼休みには取れず、とりあえず納品請求書と振込用紙を取り出し、昼食に出たついでに、修理代金を払ってきた。結局日もすっかり暮れて、そろそろ帰ろうかな・・・と思った頃に、やっとダンボール箱の中身を開ける時間が取れた。エアークッションがぎっしり詰められた中から出てきたのが、黒塗りの金属でできたフィールドカメラ本体だった。さっそく蓋を開いて取り出し、真新しい蛇腹と一部の部品が交換された焦点調節機構を確認した。そして、送っていただいた取り扱い説明書の写しを見ながら、確認をしていた。もののついでで、このフィールドカメラ本体とともにもらった大判レンズを取り付けてみた。

 4×5判では180ミリは標準レンズ(35ミリ判でいうと50ミリ相当)にあたり、見た感じではなかなかすごい面構えになるのだが、この組み合わせには「致命的欠点」があった。このレンズと組み合わせると、蓋が閉められず、折りたたんで移動するのに便利なフィールドカメラとしては、使い物にならないのだ。おまけに、このカメラの本体の頂点調節機構には135ミリ(35ミリ判でいうと35ミリ相当)のスケールがついているが、これも役に立たなくなる(汗)。元々裏のピントグラスを見てピント調節をして使うカメラだけど、スケールがあれば使いたくなるのが私の性分である(笑)

頂いたモノで組むと・・・。 レンズが大きすぎて蓋が閉められないのは困るので、レンズを別のモノ(135ミリ)に変え、頂いた機材セットからフィルムホルダーとレリーズを取り出し、後ろに古い三脚を置いてみたのが、こちらである。フィルムホルダーはフジのクイックチェンジャーという6枚をセットできるもの、レリーズはホースマンプレス用である。この組み合わせだと普通に4×5判のフィルムを使って写真を撮ることができる。4×5判だと135ミリはやや広角(35ミリ判だと35ミリ相当)になり、割から言えば扱いやすい画角である。頂きモノの機材で組み合わせるならば、この組み合わせが現実的なんだろうな・・・とは思っている。しかし、フィルムホルダーというと、裏表で2枚分という組み合わせのものが普通だが、このクイックチェンジャーは、今ひとつ使い方がわからない。1回装填すると6枚収まるものらしいが、4×5判のフィルムは一箱10枚組で売られている。入りきれない4枚分はどうしたらいいの??と、戸惑ってしまう。

 私は大判機でマジメにフィルムを使って撮影したことがないため、フィルム関係はよくわかっていない。しばらく前にあった「クラシックカメラブーム」で、色々なものを手にしたけど、カメラとして撮るためではなく、「第2次世界大戦や戦後すぐの頃の写真を撮っていた機材」として紹介するため、実物教材として4×5判のカメラを1台だけ、アメリカのグラフレックス社が作っていた通称「スピグラ」を持っている。他の会社の製品より安かった部分もあるし、戦後日本で最も有名な報道写真「浅沼稲次郎社会党委員長が刺された一瞬」は、スピグラで撮られたものだしね。戦後史の授業では、ほんの一瞬で通り過ぎるネタのために、スピグラやニコンFを持っている私は、単なるおバカである(汗)

私が使いやすいセット そこで、勝手が全然わからないクイックチェンジャーを引っ込め、4×5判のポラロイドバックに組み替えたのが、こちらの組み合わせである。私の手持ちには、フジFP100(インスタントフィルム)を使う機材がいくつかあるが、何年か前に同じ規格のフィルムを使うものと思って、このポラロイドバックを買ったら、一回り大きい4×5判そのものだった(汗)フジだとPA145に相当するものが欲しかったのに、PA45に相当するものを買ってしまった・・・というわけ。フジにはFP100C45とかB45という型番で、このフィルムバックを使うインスタントフィルムはあるが、同じ10枚
1パックだけど、FP100の倍ぐらいの値段である。だけど、4×5判インスタントフィルム1パック分が、4×5判フィルム10枚入り1箱と同じくらいの値段だから、フィルムだと現像代・プリント代が後でかかることを考えると、どちらがいいのか、よくわからない。イマドキであれば、インスタントのプリントをスキャナーにかけて、デジタルデータ化して使う手があるしなぁ・・・。

 このフィルムバックを使って、5年ほど前にピンホール写真を撮ったことはある。当時2年生の理系クラス生徒2人が総合学習の研究のため、ピンホールカメラ製作の相談を受けたことがある。この間違えて買ったポラロイドバック用のフィルムを持っていたので、このポラロイドバックが収まるように作ってね・・・と、バックを渡したことがある。しばらくすると、アルミ箔にピンホールを開け、ダンボールで本体を作ったピンホールカメラを作ってきて、「これで撮影してください。」と頼まれたことがある。ピンホールとフィルム面の長さで焦点距離を見て、ピンホールの大きさを聞いて絞り値を計算し、単体露出計の数値を元に、「露出は何秒・・・」という感じで、黒ビニールテープ製のシャッターで撮影した。ダンボール製本体にはファインダーはなく、おおまかに方向をつけてフレーミングした(爆)フィルム1パックを使って、2・3枚まともな写真を何とか撮り、生徒たちはレポート発表では私が撮影した写真を使ったようだ。今だったら、ピンホールを使った写真を撮るとすれば、レンズなしでも絞り優先AEがきくデジタル一眼レフかミラーレス機を使うのがお手軽かなぁ・・・と思うけど。

 デジタル化が急速に進んだため、フィルムを使う写真機材は壊滅的な値崩れを中古相場で起こしている。今から3〜4年くらい前、AF一眼レフが大崩れを起こし、いい感じの中級機がジャンク扱いだったので、本校写真部は、結構買って使っていた。今やほどよい中級機は出てこなくなったので、あの時買っておいて正解だったと思っている。そして、ここ1・2年のネットオークションを見ていると、中判・大判機が大崩れ状態になっているので、いよいよデジタル一色へ塗り替えられつつあるんだなぁ・・・と思っている。電子制御の機種は後の修理に困るので、「壊れたらおしまい」と割り切って使い、末永く付き合うのであれば、機械式の分を買っておくのが、後腐れがなくていいかなぁ・・・と思うが、いかがだろうか?

 昨年の秋、職種関係でフィルムを使う写真機材が、まとまった分量で私のところにやってきた。その中で35ミリ一眼レフ用のレンズはすぐに処遇が決められたが、中判・大判用機材は、機種別に仕分けるところまでできたけど、どう使うか?で迷っていた。このウィスタ45Nが来た時、蛇腹はなくなっていたものの、他の機能は生きていたので、製造元に問い合わせた時、メンテナンス可能ということで、メンテナンスに出した。見積もり段階では部品代(蛇腹、ストラップ金具、ストラップ)が多くを占め、技術料は35ミリ判カメラより安いぐらいだったので、思い切って修理をお願いした。その結果、実働面では全く問題ない状態に仕上げられ、綺麗に整えられて戻ってきた。ネットオークションを見ていると、この修理代金より安い同型機は結構あるけど、「製造元で整備済み」の安心感にはかえがたいものがある。特にコレは初期型なので、現役で動いているモノは少ないのではないだろうか?

 大判カメラといえば、1990年代はじめ頃、エボニーの木製フィールドカメラが、撮影機材としてだけではなく、木工工芸品として売れていたこともあったようだ。金属製のフィールドカメラだとリンホフなども金属や皮革などを組み合わせた工芸品としての存在感を持っている部分はある。このウィスタ45Nの場合は相当丁寧に作られたようで、修理を終えて帰ってきた時には、相当綺麗になっていた。コレで口径の大きな大判用レンズ、レリーズなどを取り付けたら、モノとしての存在感は結構大きい。しばらくはフィルムを安く手に入れる努力をして、試行錯誤しながら、写真を撮ろうと思っている。多少のあおりは効くので、ちょっと前に話題となった「ミニチュアのように見える写真」も撮れそうである。まずは、私自身が大判写真を体験することから始めることにする。

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January 06, 2013

日曜日にポジを見る。2

 昨日書いた、今日片付けようと思っていた用事、大体は片付いた。クリーニングを取りに行くのだけは、手が回りきれなかったが、職場の近所にある店に出しているので、明日職場から帰ってくる時に取りに行けばいいことである。

 先々週と先週に、6×6判のクラシックカメラ2台に、ISO感度100のリバーサルフィルムを詰めて撮ったものを、今月3日に現像に出したものを、今日引き取ってきた。撮影の結果は、それなりのもので、真っ白とか真っ黒で全然画像が見えない・・・というコマはなかった。ただ1.5絞りほど露出オーバーのコマがちょこちょこあったが、コレは私の頭の中の露出計がアンダーに振れ過ぎたようで、「ハイキーで表現してみたかったのさ。」と言い訳すれば、それなりに見える程度のものである。頭の中の露出計、久々に使ったので、多少狂いが出てきてしまったようだ。前に撮っていた時はネガカラーだったから、問題が表に出てこなかったせいかも知れないが。

 先々週にリコーフレックスIIIBを使って撮った分は、私の頭の中の露出計を使って撮ったが、割と晴れていて、光のh状態が安定していたので、それなりに写った。近接撮影の時には、真ん中あたりは結構鮮鋭に写るのだが、周囲は結構ぼやけた状態になり、四隅は流れたようなボケになっていた。だけど、嫌な感じのボケではなく、表現として使う分には面白いと思う。空を写しこんだ写真では、周辺光量の低下は大きく、四隅は結構暗く写る。近接した被写体を撮った時には目立たないが、遠景を撮った時には目立つ。

 しかし、6×6判をそのままスクエアの状態でプリントしたりするのは、製造された当時は考えられていないし、印画紙に合わせて縦位置か横位置でトリミングしてプリントしていたので、問題はなかったと思われる。カラーで撮影してみた結果、多少シアン寄りかも?と思ったが、UVフィルターなどを付けていないので、それが原因の可能性もある。しかし、昔々のレンズにありがちな黄色っぽいとか、ヘンに色が付いている・・・といったことはなかった。

 先週にエンサイン・220オートレンジを使って撮った分は、前半分は頭の中の露出計、後半分はセコニックの単体露出計を使って撮影した。このカメラ、セミ判を使った時には特に問題はなかったが、6×6判を使った時には、コマの間の間隔がおかしくなっており、ほどよく間隔があいているときもあれば、詰め詰め状態になったり、コマが重なることもあった、どうも、フィルムカウンタの調子が良くないのと、120フィルムについている裏紙の厚みが、昔と今とでは違うため、その影響もあるのかも知れない。私は6×6判よりはセミ判の方が、このカメラでは使いやすいと思うので、そちらで使った方がいいと思われる。一応赤窓も付いているので、カウンターに頼らず、赤窓を見て、フィルム送りをした方がいいのかも知れない。

 撮った写真を見ていて思うのは、レンズにコーティングが入っていないのにも関わらず、結構コントラストがあり、描線もしっかりしている。周辺光量の低下も目立った形では見あたらない。カラーの偏りは特に感じられない。フィルム送りと距離計の調整をしなおしたら、セミ判では十分使えるのではないかなぁ・・・と思っている。シャッターの最高速が1/150秒なので、高感度フィルムは使えないし、背景をぼかす撮り方をする場合には、制約が大きいけど。普通オートレンジは、2代目のものが大人気で初代モデルは、エンサーという3群3枚構成のもので人気はないし、写りも良くないと思われている。しかし、距離計の合わせ方とシャッターレリーズに慣れが必要だが、しっかりと写る。シャッターボタンは左側寄りについているので、左手の指でレリーズをするのに慣れないと、うまく撮りにくいのではないかな・・・と思う。私はセミ判で横位置で撮る時には、左手はボディの下側をしっかりつかんだ状態で、人差し指や親指でレリーズしている。

 単純にリコーフレックスIIIBとエンサイン・オートレンジ220の対決という形であれば、写りの良さの面では、エンサインに軍配が上がる。しかし、使いやすさや経年変化による機能の安定度から言えば、リコーフレックスIIIBも捨てがたい良さを持っている。後で気づいたが、リコーフレックスIIIBの撮影レンズは裏側から見た時に白いカビが真ん中から少し外れたところに付いていた。カビはレンズのコントラスト再現性を大きく損ねる要素である。だから、コントラストがあまり付かない状態になり、ちょっとトイカメラ風の写り具合になったのだろう。

 カビの存在に気づかなかった私が悪いのだが、これはグリスアップをする時にカビ取りもして、再び撮影してみたら、印象がかなり変わってくる可能性がある。古いカメラは整備してから撮影しないと、本来の写りはわからない。現状のままで撮って単純比較したのでは、コンディションによって違いが出るため、不公平な結果が出てしまう。今回の結果を鵜呑みにしたら、「やっぱり、イギリス製カメラはすごい、国産の安いリコーフレックスは良くないんだ。」と思われる。さすがに整備しても、リコーフレックスの四隅の光量低下は変わらないと思うけど、写りのコントラスト再現性は良くなると思う。

 リコーフレックス、エンサイン・オートレンジ、どちらにしても1950年代前半に製造されて、使われていた写真機である。60年余り経った現状のままで動かし、露出のシビアなリバーサルフィルムで撮って、比較しているわけだから、相当むちゃくちゃな話である。だけど、どちらもきちんとした写真は撮れたし、きちんと整備したら、使い手の力量と表現意図にもよるが、今のデジタルカメラとは違った風合いの写真を撮ることができる。写り具合も違うけど、人物を撮った場合、普通に使われているコンパクトや一眼レフ形式のカメラとは見た目からして違うから、被写体となる人物の反応も違って、独特な写真が撮れるのではないかなぁ・・・。撮影者が私あたりの年代の男性と、現役高校写真部の女子高校生とでは違うのと同じくらいにね。(今、本校写真部は女子ばかりで、数年に1人、「黒一点」の男子部員が入るが、来年度あたりに新入生の男子で誰か入って来ないかなぁ・・・。)


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December 29, 2012

私の冬休みが始まった。2

 昨日で御用納めとなり、今日から1月3日までが「私の冬休み」である。1週間弱と長いような短いような日々である。毎度のことながら、私は3日以上の休みは、3日目には何をしたらいいんだろ?と戸惑うヒトなので、何か用事を作って、過ごさないといけないなぁ・・・と思っている。

エンサイン・オートレンジ 先週の土曜日はリコーフレックス(1951年製)を使って撮影していたが、今日はエンサイン・220オートレンジ(1953年製)を登場させ、家の周りを散歩しながら、ブローニーフィルム1本分を撮影してきた。こういう時に撮るものというと、街の特徴的なモノを入れた風景ばかりで、人物スナップは色々な事情があるため撮る気にはならない。エンサインオートレンジは、普段はセミ判(6×4.5判)で使っていることが多いが、今回はマスクを外して、6×6判で撮影してみた。真四角のフォーマットは普段使わないし、私は画面構成に戸惑うので、苦手である。それでも、この間のリコーフレックスは6×6判だったので、こちらも6×6判で使ってみた・・・というわけである。

 今日は空は割と濃い灰色の雲に覆われ、多少暗かったが、ピーカン照りよりトーンが出やすく、フレアーやハレーションが出にくいので、古いレンズやカメラを使う時には、割と綺麗に撮りやすい。シャッター速度も最高速(エンサインは1/150秒)を使うこともないので、無理をする必要がなくてよい。今日は目測で撮影していたので、絞りはある程度絞っていたので、レンズの収差はあまり出てこないので、面白くない部分もあるかも知れないが・・・。

 この年末年始は、普段は仕事用の写真が多くて、なかなか自分用の写真が撮れないので、少しは撮ってみようと思っている。普段なかなか持ち出せないブローニーフィルムを使うカメラを登板させ、被写体をじっくり見ながら撮るのも一興かなぁ・・・と思っている。先日ブローニーフィルムを何本か頂いたので、こういったことができているが、タングステン光用のポジフィルムが3本ある。私はデーライト用しか使ったことがないので、タングステン光用を屋外で使ったら、真っ青になるだろうな・・・とは察しがつくし、頂いた時もそんな話を聞いていた。

 過去見た範囲では、タングステン用フィルムを屋外で使い、青みの強い雰囲気を生かしたファッション的な作品があったが、ああいうオシャレな作品は撮れないので、寒々しい雰囲気を強調するような絵作りで使ってみようかな・・・と思っている。個人的には雪の降った日に使う可能性は高いが、この辺りは雪が滅多に降らないところなので、現実的ではないなぁ・・・。

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December 24, 2012

普段のお休みと変わりなく。2

 昨日が祝日で日曜日だったことによる振り替え休日という感じで、今日は何気なく過ごしていたが、よく考えてみたらクリスマス・イブだった。昨日は日曜日だったので、街を走る車の数も多く、特にゆめタウン高松へアクセスする道路は異様なまでに混み合っていた。今日も割から言えば、車の走る量は昼も夕方も多かったように感じた。

 今日は家にいることが多く、出かけるのは用事のある時くらい・・・といっても、出かける回数は意外と多いのだが。休日にカメラを持つことは少なくないが、今日の午前中は、買い物に出かけた時のついでに・・・とか、家の周りをちょっと歩いて出かけた時にカメラを持ち、その場で見かけた光景を撮ってみた。久々に露出計のついていないカメラを使ってみたので、「今入っているフィルムはISO100で、シャッターは○分の1秒だから、絞りはこのぐらいかなぁ・・・」などと、頭の中の露出計、久々に動かしたものだから、少々動きが鈍くなっていた。こういう時には単体の露出計を持っていればいいのだが、あいにく職場にあるので、「フィルムの箱に書いている数値」を思い出しながら撮影していた。

 そんなアバウトな露出でも写るものは写るので、何とかなるものだが、いかんせん使ったカメラのシャッターが、設定速度通りに動いてくれているのかどうかは未知数である。動作確認のためのテスト撮影だから、当たり前のことなんだけど。久々のフルマニュアルでの撮影は、1枚1枚を撮るのは時間がかかるが、何とか撮ろうという集中力が働くせいか、撮る行為そのものは楽しい。「写真を撮り始めた頃は『全手動式』で撮っていたからでしょ?」と言われたら元も子もないが、表現を考えながら、シャッター速度や絞りを設定していくわけだから、「とにかく写っていることが最優先」のプログラムAEで撮るのとはわけが違う。

 AF一眼レフ登場直後で、フルマニュアルの機材で写真を始めたというと私あたりの年代なんだけど、最初はあれこれ考えさせられながら撮っていた。今はプログラムAEでとりあえず撮れるし、ランニングコストの少ないデジタルで撮るから、現役高校写真部員たちは何となく・・・とか、直感で撮っているコマが多いかなぁ・・・と思っている。直感で撮ったコマには、興味深いものがあったりするけど、ファイル一覧を見た時には、本気で撮っているのか、なんとなくか仕方なく撮っているのか、雰囲気でわかってしまう部分があって、部員たちへ話す言葉を考えなくてはいけない時もある。だけど、同じ場所にいて撮ってきたものが、人によって全然違うのは、写真の面白い部分だと思う。夏の写真撮影競技大会は、同じ場所で撮ったものを組写真作品にしてプレゼンを行う形だが、各校チームはそれぞれ違った視点で組写真作品を作ってくるから、単に見る分には面白みがある。

 最近、フィルム機材・暗室機材が色々と転がり込んできて、職場用に使う分は職場へ、私が引き取る分は自分の手元へ・・・と、仕分け作業をぼつぼつとしている。時には知人にあげた方がいいものもあるので、そちらへ回す準備もしている。中にはメンテナンスに出すべきか、出さずに廃棄すべきか判断に迷うものもあったりする。私は35ミリ判がほとんどで、中判は少しだけ、大判は手がけたことはなかったが、先月下旬に中判と大判の基本機材セットが転がり込んできたので、一度使ってみて考えようかな・・・と思案している。すぐ使えればいいが、組み合わせ的に微妙に足りなかったり、使い方がよくわからないモノがあったりするので、詳しい方に教えてもらわないといけないなぁ・・・と、思っている。一度使ってみて、その結果撮れたものとセットで、この日記帳に掲載できたら、この日記帳のタイトル通りになって、ちょうどいいとは思うんだけどね。

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December 16, 2012

静かに過ごした日。2

 昨日まで、朝8時から夜8時までの間に道路を通れば、どこからともなくにぎやかな声が聞こえるか、何かが通っているのを見かける日々が続いた。今日は打って変わって静かになって、普段と変わりない日曜日となった。午前中は用事に出かけ、お昼には家族を連れて、途中寄り道をして、昼食に出かけた。

 昨日は暗室機材をお譲り頂いたことに引き続き、今日午後も、前からお話をいただいていた、写真用品を頂きに、街中まで出かけていた。こちらの方には、暗室機材をお譲り頂いたり、細々したものを頂いたりして、非常にお世話になっている。今回頂いたのは、トートバッグ風のカメラバッグ1つ、トランク状のアルミケース1つ、カメラポーチ1つであった。カメラバッグは、部員用の機材セットを組む上で、いくらあっても困らないものなので、非常にありがたい。アルミケースは、元は中判一眼レフのアウトフィットを納めるために用意されたもののため、35ミリ判一眼レフやデジタル一眼レフは、交換レンズ数本を入れても、非常に余裕を持って納められる。職場に中判カメラはないので、交換レンズや細々した写真用品の収納ケースとして利用させていただくことにする。

中判カメラ用ポーチ? カメラバッグとアルミケースとの「おまけ」として頂いた、カメラ用ポーチは「中判トイカメラをお持ちだったので、それ用にどうですか?」と言われてしまった(汗)実際にどんな感じになるか、イメージ写真を作ってみた(笑)ホルガには、前回ストラップは付いていなかったが、今回はストラップを付けてみた。すっかり使わなくなったコニカ現場監督28(初代モデル)に付けていたものを取り外し、付けてみたのである。普通の一眼レフ用のストラップだとストラップ金具の穴が狭すぎて着けられなかったのである。

 写真で見る範囲では、なんとなくうまくいっているように見えるが、ホルガ本体をポーチに入れると、レンズの出っ張りの部分は、結構一杯になってしまい、横のポケットには薄い冊子程度しか入らなくなる。レンズの出っ張りのない部分にはブローニーフィルムが紙箱から出した状態で3本程度は収まりそうだ。このポーチをホルガ専用に使うのはちょっともったいない気もする。イコンタに代表される中判スプリングカメラか、ポラロイドSX-70あたりを入れるにはちょうど良さそうな感じである。それか、カメラ本体はストラップを着けて首に掛け、こちらにはフィルムやアクセサリー類などを入れて、持ち歩くスタイルにはちょうどいいかなぁ・・・と考えている。大判のフィルムホルダーやインスタントホルダーも収まりそうだが、大判カメラでは、写真を撮ったことがないので、よくわからない。(画面を見てピント合わせや、絞りを動かして、被写界深度を見たりしたことはある。)

 今週末は2日連続で、写真関係の機材や用品を頂いてしまった。暗室機材の細々したものは消耗品で、あるとありがたいものだし、カメラバッグも使いでのあるものである。こういうモノは買うと案外値段が張るものなので、頂けるとなると、非常にありがたい。今日の方には、引伸機を中心に暗室機材・消耗品のセットを頂いたことがあり、当時の部員には「なんか、あちこちから色々なモノが来るから、驚いている。」と言われたことがある。その時フッと私が「あ、それ電磁石と同じことだよ。みんなが頑張っているから、そこに磁力が現われて、色々なモノが寄ってくるんだよ。」と言ったら、言った私本人も驚くぐらい、妙に納得していた。色々と頑張っていたら、どこかで見ている人がいて、気にかけてくれるからかなぁ・・・と、思っている。

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December 15, 2012

討ち入りの日。2

 昨日、12月14日(旧暦なので厳密には違うが・・・)は、赤穂浪士が吉良上野介義央の屋敷に討ち入りし、主君浅野内匠頭長矩の仇をとった日である。いわゆる赤穂事件と呼ばれ、12月の今ごろに『忠臣蔵』という形でドラマになるもののモデルとなった出来事である。

 先日、写真作品を制作されている知人から、暗室機材を手放す方がいて、その方は一部を譲り受けたが、まだ機材が残っているそうで、本校写真部で使わないか・・・というお話が来た。県内でもフィルムモノクロを手がける高校写真部は少なくなったが、本校写真部はそれを手がけている方だし、必要なモノが手に入れば・・・と思って、仲介をお願いした。

 その後、手放される方と連絡を取り合い、暗室機材の引渡しを今日の午前10時半に行うことで、約束ができた。場所は瀬戸自動車道の与島サービスエリアである。私は朝9時過ぎに家を出て、高速道路で目的地まで向かい、駐車場で待っていた。兵庫県赤穂市にお住まいの方なので、「暗室機材の討ち入り?」を待ち構えていたわけである。少し不安だったのは、予想外に大きな物が来た時に、私の車に積み込めるかどうか?であった。

積み込まれた暗室機材 約束の時間の午前10時半の少し前に、ステーションワゴンが現われて、私の車の横に駐車し、ご年配の方が降りてこられた。初対面の挨拶をして、さっそく暗室機材を私の車に積み込んだ。心配していた大物(引き伸ばし機)は、分解して持って来られていたので、私の車でも楽々と積み込むことができた。積み込みが一段落したところで、私からささやかなお礼としてお土産(うどんと和三盆のお菓子)をお渡ししたら、お土産を受け取ることは予想されていなかったようで、えらく恐縮された。

 「少し、お茶でもしませんか?」とお誘い頂いたので、売店の喫茶コーナーに行き、色々とお話を聞かせていただいた。若い時から写真を手がけておられ、家に暗室を作って作品制作に取り組んでおられたが、年を重ねていった結果、暗室作業ができなくなったそうで、暗室機材を手放すことにしたそうである。それで、私の知人がモノクロを手がけているので、そちらに一部を譲り、残ったものは廃棄されるつもりだったそうである。しかし、私の知人を通して、私が引き取ることを聞いて、使ってもらえるならば・・・ということで、お譲りくださったようである。

 現在も写真撮影や作品製作に取り組んでおられ、全日本写真連盟では地元の播州地方で、後進の指導にもあたられているそうである。私と同じく、急速にデジタル化が進んだことには驚かれたようで、今はデジタルを手がけておられるそうである。旅行がお好きで、旅先での興味深いお話も聞かせていただいた。頃合を見計らって、お礼を述べ、与島サービスエリアを後にして、高松まで戻ってきた。

職場に到着した機材たち 車の中に暗室機材を積んだままだと、午後や明日の用事に差し支えが出るので、職場に持って行き、とりあえず取りまとめた状態で、荷物を寄せておいた。車から荷降ろしする時に、品物を確認していったが、6×7判まで対応できる引伸機と引伸レンズ、全紙まで対応できるイーゼル、キャビネ判・6切判・全紙判に使える薬品バットなど、細々したものも含めて、このワンセットがあり、暗室が確保できれば、すぐにプリント作業ができるものであった。薬品を入れるボトルや計量目盛り入りの計量カップは、本校写真部のものはかなり古くなっていたし、意外と高くて、新しいものはなかなか買えないため、ありがたいものであった。

 今年の県高校総合文化祭写真展で出品された全214作品のうち、フィルムモノクロ作品は20点ほどと、かなり少なくなってきた。去年も多くなかったが、今年はさらにガタンと減った原因は、本校からモノクロ作品が出なかったところにある。今年も1・2年生はフィルムで写真を撮り、6切判まではプリントしたのだが、全紙判にして出すところまでにはいかなかった。しかし、来年度も1・2年生はフィルムモノクロを手がける機会を作って、写真作品作りを手作業で一通り体験してもらうつもりにしている。絵画でも油彩画もあれば水彩画もあるし、日本画や水墨画といった様々な表現手段がある。写真の世界も、デジタルカラーもあればフィルムモノクロもある・・・といった形で表現方法の選択肢はあるので、できるだけ暗室機材を維持して、色々な表現方法ができるようにしておきたい。

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November 04, 2012

寒風が吹く日。2

 今朝、空を見上げると、こちらでは珍しいほど澄んだ青空が広がっていた。普段は多少くすんで見えることが多く、澄んだ青空を見ることができる日は、1年のうちでも多くはない。しかし、昼頃には薄灰色の雲に空は覆われてしまった。それと同時に日差しが差さないものだから、風が吹けば、若干寒気を感じるような一日だった。10月終わりまで、朝晩は季節なりに冷え込むが、昼間は暑さを感じるほどであったので、いよいよこの季節らしい寒さが昼間にも現われたようだ。

 お昼から用事で出かけ、県高校総合文化祭写真展に使うパネルを注文したところに立ち寄ったら、元々はDOS/V機の専門店で知り合い、今はカメラ関係のお付き合いになっている人たちに、久々に会った。片方の方は、長くニコンを愛用されていて、もう一方の方は、オリンパスのフォーサーズ機を愛用されている。色々話していたら、ふとカバンからフジX10を取り出し、山に行って撮ってこられた写真を見せてもらった。田舎の風景写真と、山の上から見た雲景が写っているもので、鮮やかな色彩で綺麗な写真だった。私もコンパクトデジタル機としては、X10はいいなぁ・・・と思っている。ちょっと前のフィルムのコンパクト機ぐらいの大きさで、見た目はレンジファインダー機、レバーやダイヤルで操作するので、私にとっては扱いやすいものだろうな・・・と思っている。

 お二人とも、ミラーレス機(OM−Dともう1つは失念)も使っておられるので、色々と聞いてみたら、今中古機で買いと言えるのは、SONYのNEXシリーズか、オリンパスPENのE−P2あたりだそうである。私はキヤノンEOSが主力機材なので聞いてみたら、EOS−Mはもう少し待ち・・・といった感じのようだ。新規格の機種は実際に市場に出てみないとわからない部分もあるし、初期ロットよりも少しづつ改良されて、こなれた状態になった頃(半年くらい?)を待ってみるのも手かなぁ・・・。

 どちらにしても、いま店頭に並んでいるデジタルカメラを買ったら、私の手持ち機材よりはハイスペックになることは確実である。店頭で1000万画素を下回る機種は売られていないと思うが、私の手元には1000万画素を超えるものはなく、最大で800万画素だし、この日記帳用には古い500万画素機を使っている。全紙プリントならば1000万画素あれば十分綺麗なプリントはできるし、それより多い画素数だと、部のノートPCの能力が足りなくて、作業で待たされることが少なくないからなぁ・・・。職場で貸与されているノートPCだと無難に使えるけど、コレでも全紙プリントの時には相当待たされる。部専用に新しいPCか外付けHDDがあれば、今の高画素数デジタルデータへの対応がしやすくなるが、ない袖は振れないため、何とかならないなぁ・・・とは思っている。

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October 21, 2012

HOLGAの撮影結果。2

ブレた古民家 昨日に掲載する予定だったが、スキャナーが家にないので、デジタルカメラで撮影しようとしたが、うまくプリントを撮影できなかったため、今日撮り直しを行った。結果から言えば、やはりうまくいかなかったが、とりあえず掲載してみる。

 こちらは、車で出向いた先で見かけ、駐車場に車を停めて、歩いて行った小さな寺院にあった庫裏らしき建物である。正面の玄関と屋根瓦のディテールがどう出るのかな?と、テスト感覚で撮影した。しかし、HOLGAのレリーズが固過ぎて、できたプリントはかなりブレていた(汗)それでも、真ん中辺りは割りとピントはいいけど、周囲は相当ぼやけ、写真を撮る時には「日の丸構図」でバッチリ決まる被写体配置を考えないといけないことがわかった。他のカットでは、真ん中はしっかり写っているのに、周囲の被写体は、同じぐらいの距離なのにぼやけていた。

 周囲がぼやけているのは、単に被写界深度の問題ではない。単玉レンズの場合、焦点の合う位置が、平面上には揃わず、若干湾曲した状態になる。そういった関係で、レンズ付きフィルム(「写るんです」など)は単玉レンズ(片面は非球面だけど)を使っている関係で、分解してみると、フィルム面は平面ではなく、若干湾曲している。HOLGAのレンズは、ザイデル5収差のひとつ、「像面湾曲」で真ん中はピントが合っているけど、周囲はぼやける現象が起こって、周囲がぼやけるのかなぁ・・・?と思っている。ノーマル状態のHOLGAには入っていないが、裏蓋に圧板を入れて、フィルムの平面性が上がったら、像面湾曲の現象がもっとはっきり写るのかも知れない。

季節外れの朝顔 今度は、10月上旬なのに、まだまだ元気に咲いている朝顔を見つけ、最短距離(約90センチ)にピントを合わせて撮ったものである。真ん中の朝顔は割りとくっきり写っているが、周囲はしっかりとぼやけ、朝顔の花とすぐ近くにある葉が浮き上がって見える。(それを狙って撮ったんだけど。)真ん中部分に近い背景のボケ方は結構素直で、周辺は結構派手なボケ方をする。全体的な印象として「真ん中を中心にした3分の2」あたりは、割と普通に写るけど、その周囲は結構ボケている印象を持っている。(この写真だけではなく、他にプリントしたものを見ての印象だが・・・。)このカメラのオプションで35ミリ判フィルムを使うものがあるが、それを使った場合には、周辺光量の低下やボケが少ない写真になるのは、たぶん、HOLGAに付いているレンズの特性によるものと考えられる。

 周辺光量は四隅のあたりは相当黒くなるが、「少し焼き込んだのかな?」程度である。セミ判で使う分には、「トンネル効果」と呼ばれる程の周辺光量の低下は見られない。ある本では「ケラレ」によるものと書いているが、レンズのイメージサークルが6×6判には足りないのかも知れない。セミ判で撮った印象では、特に四隅が真っ黒ということはなかった。私が使っているのはガラスレンズが付いたものであるので、プラスティックレンズが付いたものであると、印象はまた違うのかも知れない。

 モノクロプリントにしてみて、「コントラスト再現性」が弱いなぁ・・・という印象を受けた。ここには掲載していないが、日差しが強くて、真っ白や真っ黒になりそうなところでもそれなりにトーンが残っていたりするし、日陰で撮ったものでは、のっぺりとしたトーンになるので、画面上でコントラストを強調したい写真は撮れない。これに似たような例を挙げると、今のものは何層も重ねているが、古いレンズには表面にガラス面での反射を防ぐコーティングをしていないので、コントラストが低くなる傾向がある。このこのガラスレンズにもコーティングはしていないし、カメラ本体に内面反射防止の加工は見られないので、そんなところがコントラストが低い原因だと思う。

 これが悪い・・・というわけではなくて、そういった特性を持っているので、それを生かした撮り方をする必要がある・・・という程度の話である。普通のカメラならば、白黒はっきりしすぎて、トーンが出づらい、ピーカン照りの時にISO100くらいのフィルムを詰めて撮れば、それなりのトーンを持った写真に仕上がるなぁ・・・と思っている。

 モノクロネガフィルムで撮って、プリントを見た感想は、「晴れた昼間で、コントラストがそれなりにあるところでもトーンが出ているので、プリントしやすいが、日陰で撮ったものは、印画紙の号数を硬いものにする工夫が必要だ。」ということがわかった。そして、撮り方という面では、真ん中に中心の被写体を置く「日の丸構図」でないと、くっきりとは写らないから、構図を取る時には意識する必要があるし、単調な写真にしないために、周囲のものの配置に工夫を必要とする。これはこれで考えて撮っていくのは、面白いかも知れない。

 結論として、HOLGAは「単純だけど、色々考えさせられるカメラ」だということが、実際に撮ってみて、感じ取ったことである。私だったらセミ判で使うけど、絞りレバーを使えるようにして(改造方法は色々な本やウェブサイトで紹介されている)、内面反射防止の手段を考えて、ファインダーにセミ判のフレーム?を入れたい。セミ判のフレームを入れる方法を今考えているが、いい手がないかなぁ?今考えているのは、必要な分を残して、パーマセルテープを貼って不要な部分を塞いでしまう方法なんだけど。

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October 14, 2012

中間考査前日に「カメラの話」。2

 明日から2学期中間考査が、4日間の日程で始まる。生徒たちは最後の追い上げに入っていると思うが、前日となる今日は、早めに休んで、初日はスッキリした状態で、試験に臨めるようにしてもらいたい。初日に眠い目をこすりこすり受けていたのでは調子が出ないし、初日ダッシュができたかどうかで、定期考査の全日程に影響が出ると思うからだ。

 今日の午後、キ○ムラ高松南店に、HOLGAで撮ったネガを持って行き、備え付けられたライトビューワーとルーペで、ネガをチェックしなおし、2L判プリント数枚をお願いしてきた。デジタルデータやカラーネガから、2L判をプリントすると1枚110円でできるが、モノクロネガからだと1枚500円ほどする。機械による自動焼きではなくて、手作業によるプリントになるからだそうだ。私は別にカラー用プリント機の自動焼きでよかったんだけど、モノクロ特有の白の抜けやトーンが綺麗に出ないとのことなので、フツーにモノクロプリントをお願いした。

 部活動では、「作品のセレクト用」としてキャビネ判のモノクロプリントを、気楽に何枚も焼いているが、外にお願いすると、結構高いものなんだなぁ・・・と、驚いてしまった。カラープリントだと、ネガ現像は外注に出すため、多少日数がかかるそうだが、プリントの方は意外と早くできるそうである。今回は手持ちにモノクロネガが2本あったから、そのまま使ってみたが、今度から中判で撮る時にはカラーネガを買って撮ることにしよう。プリントをお願いするだけで意外と高くなってしまうのは、厳しいものがある(汗)ブローニーのISO100のネガカラーフィルムは、そんなに安いものではないが、ネガ現像・プリント代を考えたら、モノクロよりは結構安くつくと思う。

 意外に思われることだが、私は年に1回、モノクロネガの現像を専門店にお願いしている。年に何本も自分で現像しておき、部員たちに指導している立場でありながら、どうして?と思われるだろう。自分のところの現像処理が正しいのかどうか、純正の処理できちんと仕上がったネガを見て、確認する意味あいが大きい。専門業者によるネガ現像は、薬品や温度管理が行き届いた環境で現像されるから、濃度とかトーンの出具合は、フィルムメーカーが想定したものになっているはずである。それを見て、自分のところでやっている現像がきちんとできているかどうか、検討する材料にしている。専門店で現像してもらったネガでプリントすると、トーンが綺麗に出て、絵柄的に大したことはないものでも、綺麗な写真に見えてしまう(笑)本校写真部のネガ現像は、純正処理に比べて、少々硬調気味になりやすいので、コントラストは結構出るが、トーンはそんなには出ない。薬品を攪拌する時の力具合も多少影響があり、非力な部員が、動きが渋めのタンクで回すと軟調気味になり、私が調子のいいタンクで回すと硬調気味になるのかも知れない??

 HOLGAで撮ってみたネガを、改めてライトビューワーとルーペを使って見ると、ピントは割りと合っているけど、シャッターレリーズ時の微妙な手ブレのせいか、フィルムの平面性が悪いせいか、くっきりしないものが多かった(汗)HOLGAの写真がボヤーンとした雰囲気のものが多いのは、実は微妙な手ブレとか、フィルムの平面性の悪さが原因ではないか?と思う部分がある。しっかりと撮れた分を見ると、中心部は案外しっかりしたピントが出ていた。どの程度の写真になっているかは、ネガでわかる部分もあるが、実際にプリントしたものを見ないと、わからない部分が多い。出来上がったプリントは、後日スキャナーでデータ取り込みをして、日記帳上で紹介しようかな?と思っている。

 ネット上でHOLGA使いの人たちが集まっているウェブサイト(ホルガ会 http://holga.g-avi.com/ )を見ると、色々な情報が見られるが、作品を見られるウェブサイトとしては、「Holga de KIss( http://holga.st-goblin.com/ )」は、多くのモノクロ写真が掲載されている。6×6判で撮影しているためか、四隅は真っ黒で、トンネル効果を大きくしている。(四隅を相当焼きこんでいるかも知れないが。)コントラストが弱めで浅めに焼くと、のっぺりししまうのを防ぐため、濃い目で硬めに焼いているのかなぁ?と思った。カラー写真だと「Camera Talk( http://cameratalk.jp/index.php?action_photo_cameraslist=true&cid=12 )」や「なごしん写真館( http://bignowhere.cocolog-nifty.com/epa/holga/index.html )を見ると、撮れる写真の雰囲気が大体つかめるかなぁ・・・と思う。これらのウェブサイトを見ていたら、制約の大きいカメラをいかに工夫して、面白い写真を撮ろうと取り組んでいる様子が感じ取れた。

 普段は35ミリ判の旧式機材(クラシックカメラと呼んでもらいたい)を使っているため、制約の大きい機材をどう使えばいいかは、頭ではわかっている。だけど、HOLGAクラスの制約で写真を撮るのは難しさを感じた。中判カメラは他に蛇腹式セミ判カメラ(エンサイン)と二眼レフを持っている。エンサインは使い方はすぐわかったし、何本か撮ってみたことがあり、色合いは少々あっさりした雰囲気のある写真が撮れた。二眼レフの方は、自動巻き止め機能の使い方がよくわからず、今ひとつ使いこなせていない。誰か使い方を教えてくれないかなぁ?

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October 13, 2012

HOLGAで撮った結果・・・。

 今日午前中は整骨院に行き、治療を受けていた。先生からは「首筋の凝り固まりを押しても、痛みを余り感じない状態だから、かなりきついですねぇ・・・。」と言われた。仕事上そうなりやすい時期なので、ある程度は予想できたが、思ったよりひどかったらしい。治療から帰ってしばらくは、腕や首を動かすたびにゴキゴキと音が出ていた。

HOLGAとネガ 午後に用事で出かけた帰りがけに、キ○ムラ高松南店に立ち寄り、先週日曜日に現像に出した、HOLGAのネガを引き取りに行くためである。中4日かかると言われていたが、ちょうど予定通りに受け取ることができた。ネガを見てみると、1本目のネガは濃過ぎるカットが多く、2本目のネガも濃過ぎのものや、ほどよい濃度のものが入り混じっていた。基本的にシャッター速度と絞りが固定の「中判・写るんです」の仕様だから、ネガ濃度の濃淡が出るのは仕方ない。

 コマの周囲がにじんだようになっているコマがあるのは、フィルム圧板がないため、カメラ本体の中でフィルムがフワフワと動きやすい関係だろうと思う。よく言われる「外部からの光漏れ」の影響は、私が使っているものでは、余り感じられなかった。多分HOLGAの機種によって違いがあるのかも知れない。そして、愛好家には喜ばれる「極端な周辺光量落ち(トンネル効果)」は、私が使っているものでは余り目立ったものがなかった。セミ判で撮ったことも原因だろうけど、私が持っている個体では、多少周囲の濃度が落ちているのかな?程度だった。私が予想していた「相当のっぺりした写り」より、レンズのコントラストは意外と高かった。これは私が使っているのがガラスレンズ搭載機だったからで、一般に多く出回っているプラスティックレンズ搭載機とは違うと考えられる。単玉レンズ(1群2枚の色消しレンズですらないと思われる)だから、意外と抜けがいい可能性もある。

 ネガを見ていて、手ブレを起こしやすいレリーズの重さだったので、気をつけても、手ブレが出ているかも?と思うコマも多少あった。シャッターボタンを押し切る手前までがちょっと重いので、勢いに任せて押すやり方だと手ブレ写真ばかりになる。私は途中までグイッと押して、シャッターが切れる手前でソロリと押し切る形にしてみた。改造ができる人は、シャッターボタンのスプリングを弱いものに交換し、フィルム圧板を追加するといいかも知れない。私が改造できる人であったら、絞りレバーの有効化、圧板の取り付け、内部につや消し塗料を塗って、内面反射の低減、ファインダーにセミ判用の線を入れる・・・あたりのことはやるかも知れない。

 今回の撮影で、一番不安だったのは「目測での距離合わせ」であった。今まで一眼レフかレンジファインダー機を使っていることが多かったので、目測での距離合わせには自信がなかった(汗)元々レンズのF値が大きいカメラなので、被写界深度である程度カバーできるので、余りにボケボケ過ぎて、何を撮ったのかわからないほどひどいものはなかった。だけど、プリントしてみたら、ピントが合って欲しいところは、意外とボケているだろうけど(汗)ホルガ本体の仕様を見ると、1/100秒、F8の仕様なので、、ISO400では、日陰ではちょうどいいけど、晴れた屋外では濃くなりすぎる傾向は、当然のことだった。(私はシャッター速度の精度そのものを疑っていたので、初めての撮影の時には、ISO400のネガを入れてみた。)ISO100のネガを入れて、晴れた屋外で撮り、日陰や屋内はフラッシュを焚く使い方であれば、カラーネガフィルムであれば、問題は少ないと思われる。

 「HOLGAで撮ってみる・・・」という試みは、一応撮影できたし、キャビネ判程度のプリントであれば、見られなくもないネガができたので、成功と言っていいと思う。シャッターが切れていなかったとか、巻き上げがうまくいかなくて、ネガが光線かぶりをしまくっていた・・・などといった失敗は見られなかった。写真にならない程のひどさであったら、さすがにトイカメラ(元は中国国内向けの簡易型大衆機)という言い訳ができても、撮影を行って作品作りをする人はいないだろうなぁ・・・。色々と気をつければ、とりあえず写真は撮れることはわかった。だけど、ストラップは付けづらいし、一応中判カメラだからゴロゴロするけど、拍子抜けするぐらい軽いし、持ち歩きは意外と難しいかも知れない。(ガイドブック赤本によると、肩に掛けるバッグに入れて使うと便利と書いてあり、布の裁断図付きで、専用カメラバッグの作り方も入っていたぐらいだ(笑)これからの季節だと、周囲が多少流れて、色合いが混じりあうのを見越して、秋の紅葉を撮ってみたら、意外といいものができるかも知れない。(周囲が流れると言っても、デジタルカメラのトイカメラモードほど派手に流れるわけではない。)

アートin栗林 昨日職場に届けられ、その中身を見て、私が驚いてしまったチラシは、こちらである。10月28日(日)の午前10時から午後3時まで、栗林公園を会場に、「アートin栗林」という地域イベントが行われる。栗林地区コミュニティ協議会が主催で、地域の各種文化活動のグループ、栗林小学校(絵画展示と合唱、公園ガイド)、桜町中学校美術部(影絵アート)、本校美術部(油彩画)・写真部(作品展示・撮影活動)が行われる。去年は「今日はまるごと栗林でー」という名前のイベントだったが、今年はアート方面に重点を置くことになったようだ。ガーデンカフェがあるので、合間に飲んでみたいなと思っているが、本校写真部員からカメラの集中砲火を浴びるリスク(汗)があるため、飲むかどうか迷っている。

 先日、栗林地区コミュニティ協議会の方が来られ、写真部の作品を出品してもらいたいと依頼され、文化祭写真展で展示した作品を精選して持って行けばいいとの心積もりがあったので、その件は引き受けた。その後、昨年は「高校写真部による東日本大震災復興応援プロジェクト」の写真展示と撮影活動をしたから、今年も撮影活動をやらないか?とのお話になった。「少なくとも行事の記録撮影はやります。定番の撮影スポットがあるから、希望者と撮影に回っていくことも、ありえますねぇ・・・。」と話していた。後日、企画を煮詰める連絡が来ると思って待っていたら、昨日受け取ったチラシには「写真教室(講師・T松I高写真部)」という企画になっていた(冷や汗)

 具体的内容は特に書いてないし、希望者はカメラを持参する旨が書いてあるので、「ある程度のことは融通が効く」感じになっていた。何をどう撮りたいかを話してもらえたら、部員たちや私で色々と考えて答えられると思うけど、どういった人たちを対象にして、何をやったらいいか?皆目見当が付かないでいる。私は、小さな子どもを持った親御さんが、栗林公園で遊ぶ子どもをかわいく綺麗に撮りたいとか、ご年配の方が栗林公園の綺麗な風景を撮っておきたい・・・などといったニーズが出る可能性はあるが、フタを開けてみないとわからない。この際、昨日の県高文連写真専門部の役員会では、その話をしたので、「栗林公園で撮影に来るのであれば、一緒に撮りませんか?」と、近辺の高校写真部に声をかけてもいいかなぁ・・・とも思っている。当日、栗林公園に撮りに来れば、自分とこだけでなく、他校写真部員も一緒に撮りに行けば、色々と刺激を受けて、面白いのではないかなぁ・・・と思ったりする。

 あさってから2学期中間考査が始まり、生徒たちは2週間先のイベントどころではないが、私の方は少しづつ考えておいて、金曜日の部会では、すぐに準備に取り掛かれるようにしておきたい。

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October 07, 2012

ホルガで撮ってみる。2

 三連休の中日の今日は、午前中は用事で出かけていたが、昼食後にカメラを持って、ちょっと出かけることにした。先日本2冊とフィルム3本とともに届いた、HOLGA 120GCFNにネオパン400プレストを詰め、6×4.5判で撮りに行くことになった。F8の単一絞りで1/100秒の単速シャッターなので、露出の面では「ほどよく晴れた日なた」しか撮れないが、HOLGAを「中判フィルム版『写るんです。」として考えれば、フィルムのラティチュードの範囲で、ある程度は撮れることになる。そういうわけで、フラリと出かけて、気になる場所に来たら、車を停めて、撮影する・・・といった感じであった。先日も紹介したが、改めてHOLGAについては、こちらをご覧いただきたい。

HOLGA120GCFN ガラスレンズ カラーフィルター内蔵ストロボ付き HOLGA120GCFN
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 超軽量のボディに対して、シャッターレリーズは意外と重く、油断するとブレ写真を大量生産しそうな感じだったので、しっかりとホールドし、シャッターをある程度しっかり押し込んだ後、もうちょっとでシャッターが切れそうになるところはソロリと押していく感じで撮影した。ファインダーは6×6判なので、6×4.5判で撮ろうとすると、両脇がある程度切れてしまうことを考えないといけないので、フレーミングには気を使わされた。ファインダーにもマスクが仕込んであるか、外付けで付けられるものがあればいいのだが、そういうものはないようだ。ちょっと斜光が入ると乱反射を起こして、少々見にくくなるファインダーを覗きながら、「この辺りが端っこになるから、これを入れないとなぁ・・・。」と考えながら、フレーミングして撮っていた。

 それも、カメラを縦に構えて撮っている(6×4・5判を横位置で撮るためには、カメラを縦に構えないといけないため。)様子を、事情を知らないHOLGA使いが見たら、「この人、写りは変わらないのに、縦に構えて撮っているんだろ?」と、ナゾを振りまくことは請け合いであった。大抵のHOLGA使いは、6×6判のスクエアフォーマットで撮ることが多く、6×4.5判を使うケースは余りないらしい。私は6×4.5判だと、35ミリ判と同じ縦横の比率で使いやすいから、使っているだけだけど。

 シャッターを切った後、裏面の赤窓を見ながら、次の数字が出るまで、そろりそろりと巻き上げていくのは、赤窓式の巻き上げをする中判カメラを使ったことがあるから、何となくわかったけど、6×6判と6×4.5判の切り替えで、最初「どっちの赤窓に設定したらいいんだろ?」と迷った。1本目は、12枚目まで撮った後、「13枚目が出ないなぁ・・・」と巻き上げ続けていたら、フィルムが終わってしまい、「あ、こちら側が6×6判の赤窓なんだ・・・。」とわかった始末である。2本目の時は、赤窓を切り替えて使ったので、ちゃんと16枚目まで撮れた(汗)

 一番とまどったのは目測での距離合わせで、レンズ側のダイヤルに「メートル表示(百歩譲って、フィート表示)」があれば、困らなかったが、あるのは、1人のクローズアップ、3人の集合写真、10人ほどの集合写真、しばらく空いて、山の絵・・・といった、絵によるゾーンマーク表示だった(汗)それだから、ファインダーを覗いた後、「この位置だったら、何人の集合写真と同じくらいだな・・・。」などと考えながら、距離合わせをして撮っていた。

 そして、解説書の作例を見て「真ん中はそれなりに鮮鋭に写るが、周囲はボケボケになりやすい」レンズの特性を知ったので、メインの被写体を真ん中に置いて、周囲がボケて流れることを考えながら撮っていた。被写体を真ん中に置くのは「日の丸構図」といって、余りにもベタ過ぎる絵柄で良くない写真とされている。しかし、一番大事なものが、流れて写るようでは、シャレにならないので、周囲のモノの配置にひねりを入れて、撮ってみた。

 そんな感じで撮ったブローニーフィルム2本は、モノクロだから職場で現像することもできるが、ブローニーフィルムは現像したことがないので、帰りがけにキ○ムラ高松南店に持って行って、ネガ現像をお願いしてきた。ブローニーのモノクロは中4日かかるそうなので、数日後に取りに行くことになる。シャッターなどの動作は確認したけど、きちんとレリーズできているかどうか、ちょっと不安が残るコマもあるので、同時プリントまではお願いする気は起きず(ホントにやったら、相当高くつくかも?)、ネガ現像だけにした。

 私は仕事ではデジタル機を使うし、部活動や個人的に写真を撮る時にはフィルム機も使うことが少なくない。フィルム機でも一眼レフやコンパクト機が多く、時たまレンジファインダー機を使うことがある。レンジファインダー機は、相当古い機種でもフツーに使っていることがある(露出計のないものは、単体露出計を持っていくけど。)35ミリと50ミリを併用するならキヤノン7、50ミリ1本勝負ならRFコンタックスは、下手にMF一眼レフを使うよりピントがいい写真が撮れたりするから、手放せない部分がある。古い中判カメラもないことはないが、私は基本的に35ミリ判を使う人である。

 今回、相当久しぶりに中判を使い、それもシャッター1/100単速、絞りF8固定で、距離は目測、写りはナゾだらけ・・・というHOLGAを使ってみた。6×6判ではなく、6×4.5判を使った私が悪いのだが、ファインダーを覗きながら、「どこまでが写る範囲なのか、わからん。コレだったら、シャッターの動きが少々渋くて距離計が狂っているエンサイン・オートレンジ(1950年代の英国製、3枚玉のエンサー付き)の方がまし。」と思いつつ、試行錯誤しながら撮っていた。制約が多いカメラでも、何とか撮ってしまおう・・・と考えて、大真面目に考えて撮っていく様子は、とてもではないが、職場の現役写真部員たちには見せられない光景である(冷や汗)蛇腹式のスプリングカメラ・エンサインを使っている姿ならば、多少シャレて見えるかも知れないが、ガタピシとした操作感の黒いプラスチックの中判トイカメラを相手に、意地になって撮っている姿は、シャレにならないよなぁ・・・。

 私が持っているHOLGAは、単速シャッターといえども、4色カラーフラッシュが付いているため、日陰で少々暗すぎるところでは、「赤色や青色だと2段絞込み、黄色だと1段絞込み・・・」といったフィルターによる光量の低減効果を考えて、撮ってみた。「色付きフィルターを使ったら、色のバランスがおかしくなって、変に写るのでは?」と思われるかも知れないが、ご心配なく。私の使ったフィルムはモノクロで、何色のフィルターをかけても白黒にしか写らないし、昔々の色付きフィルターによる効果もある程度知っている(『We love HOLGA plus』にも書いている)ので、試行錯誤としてやってみた。今回の場合は、黄色のフィルターをかけたフラッシュを多用した。このフラッシュのフィルターに緑色があったら、モノクロの人物写真に使ってみようか?と思うが、フラッシュを青色にして、発光面に黄色のセロファンでも貼ったら、ちょうどいいのかな??

 この日記帳には、今まで色々なカメラが登場してきたが、今回登場したHOLGAは、実際に使ってみて、「余りにもシンプル過ぎて、使い手の知恵と腕前が試される」カメラなのでは?と、思う部分が少なくなかった。古い時代には、シャッターは単速、絞りは1段か2段といったシンプルなカメラが、大衆向けに作られ、その仕様は「写るんです。(レンズ付きフィルム)」に引き継がれている。このHOLGA、中判フィルムを使い、なまじ焦点調節ができるために、目測ピント合わせが意外と難しいし、レリーズが硬くて手ぶれしやすいので、油断して撮ったら、大ボケと大ブレの写真ばかりになってしまいやすい。それにフィルム圧板がないため、平面性を保つためには、巻き上げてすぐに撮る方がいいのかも?と思った。ストラップが付けにくいのも困り者で、なんとか付ける方法はないかなぁ?と思ったりした。ネガ現像に出したばかりなので、まだ写りについての評価はできない。

 使い勝手の面では、レリーズはどうにかならないかな?と思うし、セミ判のファインダーマスクが欲しくなってしまう。絞りレバーが機能として使えない状態なので、「We Love HOLGA」の改造記事ではF5.6とF8の組み合わせに、カメラ関係のウェブサイト『素人写真機修理工房」の改造記事ではF8とF11の組み合わせになる。常用で使うフィルムによるけど、絞り1段の変化分を付けるよりも、ラティチュードの対応範囲を見越して2段分の差をつけ、F5.6とF11の組み合わせ(レンズの絞りリングを外し、絞りレバーに付ける穴を2ミリ口径にする)と、いいのかも知れない?と考えているが、HOLGA使いの人たちには、どう思われるだろうか?

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October 03, 2012

HOLGAと解説本が来た日。2

 昨日ほどではないが、今朝は雲ひとつない真っ青な空で晴れ渡り、10月に入ったというのに意外と暑く、外を歩いていたら、日差しは結構きついし、少々汗ばむほどであった。日陰に入ると半袖では少々寒い気もするが、長袖のワイシャツ程度がちょうどいいのかも知れない。

小包の中身 今日の夕方、ネットオークションで落札した品物が届けられた。着払いで送られてくるので、前もって家人には代金を渡しておいて、受け取りを頼んでいた。家に戻った時、私の机の上にAPPBANK Storeの箱の小包が置かれ、その上に料金の領収証が百円玉(送料のお釣り)を重しにして置いてあった。夕食の後、小包を開封すると、買い物袋に入れられた本が現われた。この買い物袋、イラストもいい感じだが、裏面には、お店についての文章が印刷されていたので、つい読んでしまっていた(笑)私だったら、大きめの茶封筒を使いまわしてしまうけど、送り主は、シャレのわかる人のようだ。そういう人でなければ、これから紹介するモノを購入して使おうとは思わない。

小包の中身2 本の入った袋を取り出し、梱包の緩衝材として使われていた新聞紙を取り除くと、中からブローニーフィルム3本とカメラ1台、カメラに使うフィルムマスク1つが入っていた。フィルムはコダックのポートラ400で、こちらでは意外に売ってないので、中判カメラが一応ある家なので、使ってみようと思って買った。カメラは「ホルガ」という中国製の「レンズ付きフィルム」に機能が少々追加された程度の中判カメラである。カメラ本体には6×4.5判のフィルムマスクが入っていて、オプションとして6×6判のフィルムマスクがエアークッション(よく「プチプチ」と呼ばれているが、実家では「エアークッション」と呼んでいた。正確には何と呼ぶんだろう?)に包まれていた。

 今回、中判フィルム3本と、HOLGAの解説書2冊(「We love HOLGA」と「We love HOLGA Plus」)に 、一応HOLGA本体が付いているセットを買ったことになる。HOLGAはGCFNというグレードで、ガラスレンズで発光色を4色選べるもので、HOLGAシリーズでは一番高いものらしい。一応動作チェックをしてみたら、フラッシュはきちんと光るし、シャッターは何度でも繰り返して切れるエバーセット式で、バルブもできる。フィルム送りは赤窓で何枚目かを読み取る形で、古い中判カメラを使ったことがある人には、特に違和感はない。ピント合わせは目測で、絵柄で指標が書いてあるのでわかりやすいが、ヘリコイドは近距離はいいけど、無限遠は動きが相当渋くなる。どうもプラスチック成型がうまくいってない部分があるらしい。機会があれば、バラシて、手持ちのプラモデル用のヤスリ(電気接点の錆取り用で持っている)で調整しようかな。

 数年前から、フィルムを使うカメラの1ジャンルとして「トイカメラ」が地位を確立している。クラシックカメラを使える人だったら取り扱いで何の問題もないし、フルオートのデジタル機を使い慣れた現役高校写真部員より、現役の時、全手動式フィルム機で写真を始めた私の方が、使いこなせるのではないかなぁ?と思っている。ただ、シャッターは1/100秒の単速で、絞り制御レバーがあっても使えない仕様?のため、ほどよく晴れた屋外で撮るように作られている。暗めの日陰や屋内ではフラッシュ(多分GN12か16ぐらい?レンズがF8で暗いから、有効距離は2mぐらいだけど。)を使うのがいいようだ。色を変えられるカラーフラッシュにしたのは、フラッシュの光で、モノクロで撮る時にカラーフィルターを使った効果や、色の選択で光量を調整する意味合いで選んだ。

 前々から、HOLGAの存在は知っていたし、それで撮った写真はネット上で色々と見たことがあり、「こういう面白い写り具合をするんだなぁ・・・」と思っていたし、過去には本校写真部員で持っていた者もいた。しかし、実際に手にする機会はなく、今回手に入れてみたわけだ。S出高校写真部のT嶋先生は、学研の「大人の科学」についていた35ミリ判二眼レフで写真を撮り、T嶋先生が撮ったものを見たことがある。結構面白そうだな・・・と思った私は、HOLGAを6×4.5判(セミ判)で撮ってみようと思って、今回手に入れてみた。HOLGAのレンズは周辺光量が大きく落ちる傾向にあり、6×4.5判では周囲の焼きこみがいらないなぁ・・・と思う程度だが、6×6判では、周辺光量が落ちすぎて四隅が真っ黒になるため、6×4.5判で撮ることにした。

 最初は、いきなりポートラ400はもったいないから、手元にあるプレスト400で撮ってみて、撮れ具合を見ようと思っている。モノクロフィルムは現像とかプリントが面倒では?と思うかも知れないが、なぜか、本校の暗室機材は、中判(6×9判までOK!)のプリントにも対応している(謎)ネガマスクもあるし、引き伸ばしレンズ(75ミリと100ミリ)もあるし、引き伸ばし機の仕様で、モノクロならば全紙プリントまで自前でできる。ただ、ネガ現像の方も、今使っている現像タンク用の中判フィルム用のベルトとリールはあるが、私は中判フィルムの現像はしたことがないので、うまくできるかどうかは未知数・・・ということは問題かな。解説本(Plusの方)にはフィルム現像のやり方も写真解説付きで書いてあるのには少々驚いたが、カラーネガフィルムの現像も、薬品が手に入れば意外と簡単にできるんだ・・・と思って見ていた。私はモノクロで手一杯なのでカラーはやらないけど。

 HOLGAのカメラ本体は機能的制約が大きいため、写りの傾向を理解して、自分の表現意図に合わせて被写体や構図を選んでいかないと、なかなかいい写真は撮りにくいだろうな・・・とは思っている。だけど、解説本(両方セットで見ておきたい)にある撮影時の露出やモノクロでのフィルターワーク、フィルム現像などは、基本が簡潔にわかりやすく書いてあって、他の手動式フィルムカメラを使う時にも役に立つようにできている。HOLGA本体だけ持って撮っていたのでは、写る・写らないで飽きてしまう人が少なくないだろうけど、この解説本を見ながら、色々と試行錯誤していけば、写真を撮る行為が楽しくなるだろうな・・・と感じられた。

 もともとは部活動の時、カメラのメカニズムを教えるための実物教材として、メカが大きめで見えやすいHOLGAの入手を考えていた。(その昔、レンズがどうフィルムに写っていくか、スピグラを使って教えたことがある。)一応カメラとして使えるものだし、一度撮ってみないといけないよなぁ・・・と、変な方向に考えが回っていった時、このセットをネットオークションで見かけ、誰とも競合しなかったので、無事に手に入れることができた。さて、今度の3連休は、お天気の具合も気になるけど、何を撮ろうかな・・・?と、今考えている。

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sonnarwiz at 23:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0) mixiチェック