バル巡り
2010年08月20日
ビスカヤ橋→サンセバスチャンでバル巡り
世界遺産のビスカヤ橋へ。
よく”ビルバオのビスカヤ橋”と言うのですが、
Getxo（ゲチョ）というところにあり、ビルバオの街中からは
遠いです。
2006年に世界遺産に認定されたそうですが、世界最古の運搬橋だそう。
海上交通の妨げにならないよう、且つ、高い橋を作ることなくできたということで
とても画期的だったよう
立派な高さもそこそこある道路をもつ橋って作るの大変そうだから確かに画期的。
上の動画を再生すると”渡し舟の現代版”という印象かも。
この橋、エレベーターで上へ登って上の通路を歩いて対岸にも行けます。
観光向けらしく、5ユーロ。
登ってみました。
高所恐怖症じゃないけど板に隙間があって結構怖い
渡り終わったら、エレベーターで下ります。
元の岸には0.3ユーロくらいで橋を運行する
”渡し舟の現代版”（ゴンドラ）に乗りました。
結構早く対岸に着きました。
車も人も、自転車もこのゴンドラに乗ります。
交通手段の一つですね
近くのバルで朝食。
ここのオムレツがタマネギがよく炒めてあって甘くてメチャウマ。
この旅No.1の美味しさのオムレツです
さて、いよいよサンセバスチャンへ。
想像よりずっと大きな街。
私達は1泊しかしませんが、このサンセバスチャンの街も
フェスティバルシーズン。たまたま今日は花火大会の日だそう
12時頃到着してラッキーなことにホテルにチェックインできました。
HOTEL NIZA 1泊159.84ユーロ
事前情報で早めにチェックインすれば海側にしてくれるということで早めに行ったけど、フェスティバルを狙った計画的な人たちに連泊されていたみたい。
でもお部屋は爽やかなブルーが基調でとっても爽やか
ピンチョスツアー開始
”タパス”はよくスペイン料理で聞きますが、同じくたまに耳にする”ピンチョス”はバスク語なんですよ。
バスク地方はミシュランの☆を沢山獲得している地方です。
サン・セバスチャンは中でも美食家が集まっていて、
皆様、バルで美味しいピンチョスを食べ、はしごするのです。
私達も事前に調べていくつか絞ってきました。
まずは旧市街にあるお目当てのバル２つへ。
１軒目
La cuchara de San Telmo
ついにボカディージョと縁が切れた感じのお料理です。
店内はとても狭く、やっぱり長居する雰囲気ではないです。
とっても美味しい〜。やっぱり期待していただけあった！！
本当に本当に美味しかった〜
これはホタテにイべリコ豚のベーコンを巻いたもの。
２軒目 GANDARIAS
ここは店内は意外と広く、テーブル席もありました。
ですが、カウンターもすごい人
大盛況です。こちらではバスク名物のチャコリ（発泡酒）を飲みました。
すごく高い位置からそそいでくれます。この方がまろやかになるとか。
念願の「チャングロ蟹のタルト」も置いてありました。
頼もうと思っていたら、他の女性客に「これ、絶対オススメよ！」なんて言われてさらに期待が〜
しかーし、私の想像していたよりもタルトが”いわゆる冷凍で売っているカップ型のタルト”だったので、甘い。その上にチャングロ蟹というのがイマイチ合わず、ちょっと残念。
ハードルあげすぎちゃったかしら？
メモを見ながら食べたいものを
説明中。
一生懸命聞いてくれていますね。
カウンターの中に招き入れてくれました
このおじさん、雑誌か本にも載っていました。
帰り道はショッピーング
ここもまだまだセール時期です。
ワンピース２着買いました。
ホテルに戻り、水着に着替えて正面にある海へ。
カンタブリア海です。
本当にみんな日焼け大好きで、「日焼け止めを塗る」という行為をしているのが少し恥ずかしかった、、、。「こんなリゾート地に来て日焼けなんて気にしてるの
」なんていう声が聞こえそうで〜。日本の海のイメージよりずっと年齢層は高い、というか広い。
おじいちゃん、おばあちゃんまで現役ですもの。
中半に出てくるベッドで寝ている女性の推定年齢80歳
この人を撮りたくて動画で周りの雰囲気を入れて撮影してしまいました。
ホテルに戻ってシエスタ。
そしてまた街に戻り、ついに念願のロエベのバッグを
買ってもらいました。
結婚10周年だし〜、ということで。
わ〜い、わ〜い
物騒なのでバッグをホテルに置きに戻り、再出発
今度は夕食です。新市街にあるお店2軒がお目当てです。
最も期待していたAloña Berriがなんとお休みみたい
これはかーなーりーショック。ピンチョスコンテストでも
優勝していたという”ウニのスープ”が飲みたかったのに！
本当に残念無念だわー。
続いて行ったお店も結構おいしい。BERGALA
ここのピンチョスはまるでクラシカルなお菓子のようでした。
なんか可愛い
そして次のお店は2009年にピンチョスのチャンピオンに輝いていますmil Catas
ここはかなりモダンなお店でバルのイメージと少し違うなぁ。
ここの、かなり美味しかったです
22:30〜花火大会なので一旦ホテルに戻り、近くの海岸から見ました。
昼間はみんな、寝てたのか
というくらい本当にすんごーい人でコンチャ湾一帯はこんな時間なのに赤ちゃんからお年寄りまで人で溢れ返っていました。花火はものすごく近くであげていて、日本じゃありえない距離。
近すぎて煙も近い。
しかも30分くらいで終わっちゃってビックリ。
その為にあんなに大勢集まっているのがすごい
終わるとみんな一斉に旧市街の方向へ流れます。
私達も同じく、3度目のピンチョスツアーに向かったのですが、
23:30近くになると食事をやっているバルはあまりやっておらず、お腹もそんなにすいていなかったので再びチャングロ蟹を食べました。今度はボカディージョで。
それにしても旧市街の人の多さハンパない！
2010年08月18日
ゲルニカ→スペインの万里の長城→グッゲンハイム美術館
しました。なかなか私の理想とする「バスクの家と風景」が一緒にならなくてシャッターチャンス
がなかなかきません。ゲルニカへ。
いわゆるピカソの「ゲルニカ」の絵は1937年にナチスドイツによる爆撃の悲惨さをパリ万博に伝えるために描かれました。
ゲルニカという街はこの爆撃により廃墟と化したそう。
現在はそんな面影が全くありません。
バスク議事堂へ。これは爆撃から逃れた建物の一つです。
「ゲルニカの木」と呼ばれる樫の木。古くから１本の樫の木の木陰で
ビスカヤ県議会が執り行われてきたそう。
中世にこの樫の木の下で独立の宣誓をしたことが由来だとか。
ここの天井のステンドグラスは巨大で想像以上。
この樫の木が先ほどの朽ちてしまった「ゲルニカの木」です。
近くに新しい木がまた育っていましたよ
ピカソの「ゲルニカ」の実物大レプリカはやっぱり本物ほど
悲壮感は伝わりません。
やっぱり初日に見た本物の印象が強烈に残っています
ランチタ〜イム
ここのタコのボカディージョは美味しかった〜（右）
サン・フアン・デ・ガステルガチェ教会(Ermita de San Juan de Gaztelugatxe)へ。
う〜ん、それにしてもこれ、バリバリのバスク語っぽい。
txeはたしか「チェ」と読むしね
「スペインの万里の長城」と言われているそう。
なるほど〜。
よく見ると階段がいっぱいです。
でも遠くから見るとモン・サンミッシェルのミニチュア版では？
海に突き出た岩の上に教会が。
往復約1時間。
階段は231段。
ついに到着〜
頂上にある、かつてのテンプル騎士団の教会では鐘がつけました
私の子供じゃないです
「鐘つかせろ〜」とせがんでいたので抱っこしてつかせてあげました。
Butron（ブトロン城）ヘ。
事前に政府観光局からもらったパンフレットを見て是非行きたい！と思ったので行ってみました。
特に情報はなかったのでわざわざ行ってみましたが・・・・。入場できず。
リンクを貼ったのはwikipediaで日本語はないです。
これを先に見ていれば！
一度修復され、公開されていましたが2008年にやめたようです。
よく紋章になっているような形のお城です。
とってもきれいなフォルムのお城です
またいつか修復されて復活してほしいなぁ。
放置されるのは勿体無さすぎます。
ビルバオへ。
宿へチェックイン。こちらに2泊します。
Artetxe（1泊65ユーロ）
この宿はビルバオを眺められる丘の上にあります。
車でビルバオの町まで下って世界遺産のグッゲンハイム美術館へ。14ユーロと結構お高いですが、折角なので入ってみました。
入り口には名物のpuppyが。
ソフィア王妃美術館があまり楽しめなかったのでここも楽しめないかと思いきや意外と面白い。
壁に描かれた絵かと思いきや、壁が奥まっていたり、切り込まれていたり。
巨大なオブジェがあったり。
ここの作品ってそうそう他の美術館に貸し出しできなそうなものが多いので行ったら見に行くべし！です。
夕食は新市街のバルを2軒巡りました。
本場のピンチョス。
どれにするか迷いますわ〜
結局ここでは
･フォアグラ
・ドライトマトとチーズ
を食べました。
チャコリ（バスク地方の微発砲白ワイン）、モスト（ワインにする前のブドウを搾った100％ブドウジュース）にチャレンジできて良かった〜。
こちらではモストにはマティーニのようにオリーブを入れます。
スライスオレンジを入れているお店も見かけました。
宿に戻ったらまたお腹がすいてきたので隣のレストランへ。
夜景が綺麗で人気のレストランのようです。
テラス席しかないレストランで薄着だったので寒くて
夜景が堪能できませんでした。
ここではイカのグリル、ワイン、コーヒーで〆。
2008年04月17日
グラナダ4日目 シエラネバダ山脈へ
朝から雨
お昼にやっとやんだのでシエラネバダ山脈へ
標高およそ3500ｍのムルアセン山をもつシエラネバダ山脈ですが、頂上付近までドライブできるということです。
（富士山は標高3771ｍですが、道路は5合目までなのでそれを考えるとすごいと思います）
アルハンブラ宮殿を左に見ながら山をどんどん登って行きます。
ですが、途中で遮断
機が・・・
まだ夏ではないので雪道やアイスバーンがあって危険なのでしょうか。残念です。
でもとりあえず2500ｍくらいまでは登りました。
これぐらいの標高まで車で登れるところ自体少ないらしく、ひろくんは喜んでました
もちろん雪も見れます
しょうがないのでバルでひと休み。コーヒーを飲みました
寒いので暖炉が焚かれてましたよ。
バルのテレビでは丁度お料理番組が
何の気なしに見ていると「ＤＡＳＨＩ」やら「ＳＯＨＡ（どうもＳＯＢＡらしい）」、「ＵＤＯＮ」と言っていて何だかうどんをパスタのようにして盛り付けて、ＤＡＳＨＩ入りのソースをかけていました。
でもＤＡＳＨＩ（本だし）やらＵＤＯＮはどこで買えるのでしょう？
スーパーでは見かけませんでしたよ。
少し下の方はスキーリゾート地になっています
この辺りはもう雪がないので静まりかえっていました。
その後、グラナダの街に戻って「地球の歩き方」に載っていたショッピングモールに行きましたがシエスタ中。
それに雰囲気的にかなりイケてませんでした
「地球の歩き方」、たまにはずします。
でも内容量的にはズバ抜けてるので我が家ではやはり頼っています。
夕方からバルめぐり。グラナダのバルは飲み物を頼むとタパスが付いてきます。
（スペインでもグラナダだけらしいので、グラナダへ行ったら絶対バルに行くべし！！！）
大体ワイン一杯×2人＝４ユーロ。これにタパスが付いているので 3件行って、酔っ払ってお腹もいっぱいになりました。
1人６ユーロでこれってかなりお得です。
もちろんおいしいから大満足でした。 
こんなものも！一番おいしかったタパスでした
フランスパンの上に豚肉。絶妙な味付けでした。
はしご途中で酔い覚ましにウィンドウショッピング 
20時でまだこんなに明るいです。
「アルハンブラの思い出」というギターの曲をやっぱり聴きたくてギター屋さんに入りました。
音楽はコチラ ↓
アルハンブラの思い出
哀愁ただよっています・・・。
この曲を聴くと、アルハンブラ宮殿から追い出された最後のイスラムの王のせつなさが伝わってくる気がします。（本当にそういうテーマの曲かは定かではありませんが・・・）とにかく、この曲を思い出に・・・と思い、ＣＤを購入。
かなり専門的なお店のようで恐らく昨日訪れたフラメンコのギタリストなども修理に訪れたりしていそうな雰囲気でした。
カスタネットも売ってます。（一度もカスタネットを叩いたフラメンコは見てないなぁ〜）
オマケ
我が家で4日間飼っていた（）猫4匹です。
正確に言うと食事をたかりに来てた猫達です。超カワイイ〜
とても癒されました。 
