前回の記事からの続きです。遊びで Google Cloud Print を使うことがあったので、メモがてら Google Cloud Print の紹介をしてみます。

Google Cloud Print の紹介

GoogleCloudPrint

Google Cloud Print (GCP) http://code.google.com/intl/ja/apis/cloudprint/docs/overview.html とは、どこからでも自宅のプリンタでドキュメントを印刷できるクラウド印刷サービスです。

ドライバ不要であらゆるデバイスから印刷機能を利用できるようになるため、ハードウェアやOSごとに対応するドライバーを開発したり、インストールする必要がなくなります。また、例えば通勤中にスマートフォンから書類を印刷しておくことなどが可能です。

利用要件

Google アカウントが必要です。自分の Google アカウントにプリンタを登録しておき、印刷時には登録しているプリンタのいずれかを選択して印刷する形になります。

Google Cloud Print (GCP) 対応のプリンタが必要です。(EPSONHPが出し始めています)

GCP対応のプリンタがない場合でも、Google Chrome を Windows/Mac にインストールし、接続されているプリンタを共有することで、Windows/Mac を踏み台にした Print が可能です。筆者の自宅ではこれを利用しています。

Chrome設定方法 http://support.google.com/cloudprint/bin/answer.py?hl=en&answer=1686197

Android や iOS といったモバイル向けサービスでは、現在、Google Docs, GMail から利用可能です。Google DocsやGmailのメニューの「Print」を選択すると、文書やメールを印刷することが可能です。メールに添付されたPDFファイルやDOCファイルなども印刷できます。

その他のファイルも印刷可能にするアプリも売っているようです。

Cloud Print - Android Market https://market.android.com/details?id=com.pauloslf.cloudprint&hl=ja

仕組み

特に、プリンタドライバを作っている方や、Android/iOSアプリを作っている方がたは、ちょっと気になると思うので、かんたんに仕組みを解説。

Chrome ブラウザを利用している場合

  • モバイル端末からファイルをクラウドにアップロード(http)
  • PC上の Chrome ブラウザがポーリングによって新しいファイルがアップロードされたことを検知(http)
  • Chrome ブラウザがクラウドからファイルをダウンロードし(http)、
  • ブラウザーのレンダラー、および、プリンタドライバを用いて、印刷ファイル形式に変換し、印刷。

GCP対応の(EPSON)プリンタを利用する場合

  • モバイル端末からファイルをクラウドにアップロード
  • クラウドから指定されたプリンタに対してファイルを送信する。その際、XMPPポートが使用されるため、ポートを空けておく必要がある。
  • 印刷
  • ※ 印刷可能なファイル形式にどこでレンダリングしているのが、把握していないのでご存知の方がいらっしゃったら補足おねがいします。GCP対応プリンタがレンダリングしているのか、クラウド側でレンダリングしているのか。

参考

開発リファレンス

Web API が公開されているので、アプリケーションを作成したり、Google Cloud Print 対応のプリンタを開発したりすることができます。開発サイトへのリファレンスも貼っておきます。