マギアレコードで初めて実装されたシステム「レイド」が百江なぎさを主役としたイベント「神浜チーズパニック!」で初めて行われました。

レイドイベントとは、多数のプレイヤーが協力してボスへダメージを与えていき、時間に差があれど蓄積ダメージによってボスを倒すという協力型コンテンツです。

レイドイベントといえばワルプルギスの夜で実装されるのではとささやかれていましたが、今回のイベントで先駆けて実装されました。

今回は神浜チーズパニック!から見えてきたイベントの真の目的とレイドイベントの分析を行っていきます。

0.イベント概要 

神浜チーズパニック!は序盤からレイド的な要素が見えてくるわけではありません。最初は他者の協力を必要としなくても撃破できるほどの強さから始まります。
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ボスと出会えば出会うほどボスが強くなり、最終的には協力が必須となるほどの強さへと変化していきます。ボスのHPを削り切れなかった場合、救援要請を出せば多数のプレイヤーに応援を頼むことができます。

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救援に向かう側には大きなメリットがもたらされます。救援に向かった魔法少女たちのATKが20%アップし、ボス撃破後の報酬も割り増しされます。また、参加者が多ければ多いほどATKがアップしていくため、多数で参加するメリットが生まれます。

ボスであるお菓子の魔女は、イベントマップに出現している使い魔をタップしていけばそのうち出てきます。つまり、ボスが出るまでの結界バトルが省略されているのです。使い魔をタップすればコイン、またはRP回復薬(バトル参加残機のようなものを回復させる薬)をドロップします。

ボスを倒せばいいだけなので、マギレコをプレイする時間が少ない人も参加しやすくなっています。


救援要請ですが、出したくない場合はひたすら自分で倒すまでチャレンジできます。要請したから撃破報酬が減るというわけではないのでどんどん要請して損はありません。

もしかしたらこの要請によって新たな出会いがあるかも?!





1.神浜チーズパニック!の真の目的

今回開催されたレイドイベント、なんと開催時間から4時間経過後には全体で80万体を超える撃破数となり、初期に設定されていた全体撃破数ボーナスを軽く超える勢いでした。その後に報酬が追加され、最終的には500万体の撃破数に達した場合の報酬まで用意されました。

報酬の追加がすぐだったことを考えると、初期の撃破数は軽く越えられると読んでいたのでしょう。

さて、このレイドイベントですが短期間での開催、レイドボス撃破の報酬追加が迅速であることを考えると運営はマギレコプレイヤーを試しているような様子がうかがえます。

実際、マギレコのサーバー不具合からなのか、緊急メンテナンスも実施されました。

これらのことより、今回のイベントの目的は「レイドイベントのベータテスト」です。

運営は将来控えているであろうワルプルギスの夜のレイドイベントを迎える前に、満足な環境でできるようレイドイベントの試行錯誤を、今回のイベントで行おうとしているのです。

では、運営が今回のイベントで何を試しているのかを分析していきます。


1.1 イベントへの参加度合い

イベントへ参加するプレイヤー数はボスの撃破数、目標達成までの速度、全体的な手ごたえに大きく影響します。参加者が多ければ達成目標を難しく見積もることができます。しかし、難しすぎれば参加者が減り、アクティブになる人が減る可能性があります。

そんな中、マギレコの運営が得意としているのは「追加報酬」です。今までのイベントでも追加報酬が用意されたことがありました。決していい報酬とは言えませんが、やったほど見返りがあればプレイヤーはアクティブになる可能性が高まります。

運営は今回のイベントで追加報酬の達成目標難易度の調整を行おうとしているのです。


1.2 レイドイベントの協力度合い

今回のイベントのレイドボスは気軽に救援要請を行うことができます。また、救援内容によっては救援に参加したプレイヤーへの報酬も大きくなるという仕組みを作り上げています。

見返りがあるとわかれば救援に参加してくれるプレイヤーが増えます。参加したプレイヤー全員に報酬が渡されるため、ボスの横取り状態とはなりません。今回のレイドイベントで重要なポイントは、ボスの奪い合いが発生しない仕組みとなっていることです。

ボスを倒した者にのみ報酬が渡されるという、泥臭いことにはならないので安心して協力をすることができます。

協力型イベントで、プレイヤー同士がどれほど協力してくれるのかにより、運営は一つのボスに対する救援者上限の調整を行おうとしているのです。


1.3 レイドイベントの形式を検討

運営が目指している将来的なレイドイベントは、対象が単体である舞台装置の魔女、通称ワルプルギスの夜です。
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今回のイベントはボスが増殖して対象が分散する仕組みとなっているため、プレイヤーの集中が起こりにくくなっています。しかし、単体ボスとしてしまった場合は時間差によるHP計算、報酬の形式、参加上限人数など多数の課題がのしかかってきます。

そのため、まずは撃破対象を分散させ、負荷や参加人数のテストを行い、レイドイベントの形式を模索しているのです。撃破対象を分散させてもサーバーへの負荷が大きかったことを考えると、単体対象のレイドイベントは見送られ、分散型となるでしょう。

運営は、分散型にした場合のワルプルギスの夜の撃破方法を考えることになりそうです。





2.レイドイベントから見えてきた課題
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今回のイベントによってさまざまな問題が浮き彫りとなりました。

2.1 プレイヤーの使用する端末問題

レイドイベントは運営が持っているサーバーへ大きな負荷をかけることになります。これにより、通信環境が良くないプレイヤー、旧式の端末を使用しているプレイヤーはデータの送受信に不具合が発生し、ストレスフリーにレイドイベントを楽しむことが困難となります。

DQXのように複数のサーバーを用意しているならば分散は可能ですが、残念ながらマギアレコードにプレイヤーが複数のサーバーに分散するというシステムは用意されていません。そのため、運営がサーバーを強化したところでプレイヤーの端末によっては参加者が限られてしまう場合があります。
ここで思い切って「新西区サーバー」、「大東区サーバー」といった元からプレイヤーが分散するよう複数サーバーでの運営を視野に入れることも一つの手段だと考えます。


2.2 撃破報酬のしょっぱさ問題

全体撃破数による報酬は撃破数が多ければ多いほどやる気が上がります。現在は調整も兼ねてか追加報酬は少々レアリティが下がったかのように思えました。
メモリア強化用メモリアは育てるメモリアがない人にとってはメモリア倉庫の肥やしとなり、上限を心配する日々が続くようになってしまいます。

プレイヤーが欲しがり、運営にとって痛手とならない程度の最終報酬として、☆4魔法少女確定ガチャチケットを一枚だけ配布するといった大きな報酬を用意することを考えてもいいかもしれません。

いつも通りの無難な報酬でおわってしまっては、撃破数の失速は目に見えていることです。
報酬の調整が求められます。






今回のレイドイベントは将来行われるレイドイベントのベータテストです。
このイベントにアクティブになればなるほど将来実装されるレイドイベントも楽しいものとなるはずです。

どんどん参加して、レイドイベントの課題をたくさん提示していきましょう。

そして、最高報酬が☆4魔法少女確定ガチャチケットとなることを夢見て、イベントを楽しんでいきましょう!





まとめ

神浜チーズパニック!はワルプルギスの夜レイドイベントのベータテスト