2017年01月13日

鹿ゼミで映像アーカイブについて

遅くなりましたが、昨年1217日に行われた第41回鹿之谷ゼミナールについて。

「地域映像をどう管理しどう活かすか」というテーマで東海大学の水島教授がお話をされました。

 

水島氏は地域と映像の関りなどを研究されていて、

2008年夏、青木氏が管理するVHSビデオテープの映像をデジタルダビングする作業をされました。

VHSはいずれ再生できなくなるだろうという危機感と、地域の映像を活用するためにはまずそれをするべき、という使命感から。

以来、青木氏と共に「鹿之谷ゼミナール」や「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」内「ゆうばりアーカイブ」などで、夕張に関する映像を上映しています。

その度に、「特に放送番組を上映するにあたっては著作権と肖像権がハードルとなっていて、思うように上映できない。地域の映像は史料としての価値もあるし、その地域の将来に役立つはず。その地域が権利を持っていても良いのではないか」というようなお話をされています。

今回も「放送番組を放送局だけで囲い込むべきではない。被写体となった地域で保存・公開するシステムの構築が必要」と仰っていました。

 

ほかにも、NHKが保存する映像アーカイブNHKクロ二クル」についての解説がありました。

・インターネットやNHK主要局で見ることができる過去の番組の中に、夕張のものは2本しかない。

・「番組表ヒストリー」を見るとたくさんの番組に夕張が登場していることがわかる。特に炭鉱事故や財政破綻表明から数年間は多い。

・それはしばらくすると少なくなる。が、北海道ローカルではドキュメンタリー番組などが多数、放送されていた。

 

また、映像が持つ物理的なハードルについて、

・紙の本は手に取るだけで中身を知ることができるけど、映像は再生し映し出す機材がなければ知ることができない。

・記録方式が変化していき、古いものは再生できなくなるので、常に更新(新方式へのダビング)が必要。

 

それから、1980年代に撮影された夕張の映像を上映。当時の市長・中田鉄治氏の話や夕張の風景に、鹿ゼミ出席者は皆、惹き付けられました。

 

水島氏は『ひとびとの精神史 第8巻 バブル崩壊―1990年代』(岩波書店2016527日刊行)にも寄稿しています。中田市長の映画祭を語る談話から、市長の考えと市民の思いとのつながりを検証しなくてはならない、とも。

(書籍の画像はamazon.co.jpにリンクしています)

最後に水島氏は「地域の人々が集まって、昔の映像を見ながら語り合うのも面白いだろう」と。
青木氏も「映像を活用すれば、夕張の歴史を立体的に理解することができる」と仰いました。

 

 

 

VHSを再生する機器はウチにももうありません。
去年、国内最後のVHS再生機製造が終了したそうです。

DVDに録画しても、いずれは機器が無くなってしまうでしょうし、ディスク内のデータが突然消えてしまうことだってあります。わが家でもテレビ番組を撮ったものがどんどん増えるけれども、将来どうなるのか、どうするのか、ときどき考えてしまいます。

映像資料とは、管理・保存が難しく、非常に危ういものだ、と、個人的にも日々、実感するところです。

 

NHKの番組保存については、いつの間にか「NHKクロ二クル」というのが登場していて、「アーカイブス」で以前は見られたものが今は見られなかったりします(2011年の「戦後証言プロジェクト」など)。

夕張を取り上げる番組が事故や財政破綻の時は多く、しばらくすると少なくなるのは自然なことでしょうけど、現在公開されている夕張関連番組が2つというのは少なすぎる気がします。「みちしる」には動画が5つありますけど、番組の一部を切り取ったもののようです。「クロ二クル」にあるのは全中(ぜんちゅう=全国中継、全国放送)の番組。北海道ローカルの番組ではもっとたくさん夕張が取り上げられました。ローカル放送分もネットや主要局で見られるようになれば・・・。

それに、できたら民放各社にも過去の映像を公開してほしい・・・。

保存できる量には限界があるのかも知れませんけど、いつかそうなれば素晴らしいな、と思います。

 

テレビに自分が映っていると、大体の人はうれしく思うでしょう。余程のことがない限り。自分ではなく、知人でも、故郷や、知っているまちの風景でも、うれしいと思います。同じ記憶を共有する人たちと一緒に見ると、もっとうれしいと思います。だから、もっと自由に過去の番組を見られる制度ができると、幸せが増えることでしょう。

昨年11月に釧路市立博物館で、NHK釧路局にあった昔の映像の上映会が行われました(当ブログ内関連記事20161117)。観客席には当時を知る方も大勢いらして、上映中も「あ、〇〇さんだ」と声が上がるなど、皆さん楽しそうでした。

懐かしいものに触れると脳が活性化するとも言われます。懐かしい映像を共に楽しむと、人は元気になり、地域の活性化にもつながるのではないでしょうか。
それに、過去を改めて知ることが未来に役立つ可能性もあるでしょう。
これからの地域映像のあり方・活用方法に、進展があるよう、期待したいと思います。



2017年01月12日

筑豊の煙突、再放送

本放送は2015123日。

筑豊炭田の繁栄の象徴、大きな二本煙突や「炭坑節」についても。

 

NHK BSプレミアム『美の壺 File330「見上げれば、煙突」』

113日(金)午後730から800

17日(火)午前1105から1135

19日(木)午前630から700



夕張でした。

先日110日(火)の話ですけど、新聞のテレビ欄を見ると、

UHB『みんなのテレビ』(北海道ローカル)の中に「今ひそかなブーム!廃止路線の魅力を知る」と書かれていたんです。

ブログでのお知らせはしませんでしたけど、ウチは一応、録画したんです。

夜、外出から帰って再生してみると、廃止路線とは夕張支線のことでした。

鹿ノ谷駅、ファッション踏切、シナモンドーナツのうさぎやさん、レンタルビデオ店など。

なぜテレビ欄に「夕張」って書かなかったんでしょう??

 

この番組では今後も廃止になりそうな鉄路の沿線を取材するそうです。



094ファッション




 

2017年01月10日

今日、テレビで軍艦島

今頃?と言われそうですけど、載せないより載せた方が良いと思い…。

BS ジャパン『空から日本を見てみよう』 、
今日、軍艦島が出ます。
午後8:00から8:55 

2017年01月06日

美唄の老舗菓子店「長栄堂」、間もなく閉店

去年129日の北海道新聞で伝えられていましたし、

今日放送のHBCテレビ『今日ドキッ!』でも紹介されていました。

美唄の老舗菓子店「長栄堂」が間もなく閉店となります。

 
IMG_4202長栄堂

IMG_4206長栄堂そと

IMG_4200べかんべ最中

IMG_4201長栄堂

IMG_4262

創業は1913(大正2)年。空知管内有数の老舗菓子店です。

和菓子を中心に製造・販売していますが、特に人気があるのは

「くるみ餅」(下の写真左)。美唄産のくるみを一つ一つ割って、程よい甘さの柔らかい餅に練り込んであります。

2003年には天皇皇后両陛下に献上されたそう。


もう一つの看板商品は「べかんべ最中」(下の写真右)。「べかんべ」とは「菱の実」の事で、

美唄の菱沼周辺に群生しているとのこと。

最中の皮は菱の実と、美唄市の市章をかたどっています。

黒いこしあん入りと白あん入りの2種類。

私共も先日、買って食べてみました。おいしい!

通販サイト「Do-Do?ショッピング」でお取り寄せができるようです。)

IMG_4266_1長栄堂菓子


お菓子もおいしいけど、包装紙が秀逸なんですよね!

IMG_4256

IMG_4260

IMG_4258

美唄のまちを見渡せるイラストマップになっています。

石川啄木や松浦武四郎が残した美唄にまつわる文も引用し、

まちの地理と歴史がよく分かるようになっています。

もちろん炭鉱跡も描き込まれて。

店主のほか、地元の郷土史研究家も交えて4人で作ったそう。

左下を見ると、制作は「びばい くわるてっと」、

初版は1983(昭和58)年と。その後、数回、改訂されたようです。

 
IMG_4257


100年以上の間、空知の人々に愛された老舗菓子店『長栄堂』は、

今月いっぱいで営業を終えるそうです。

もし後継者が現れたら、別ですけど・・・。



2017年01月02日

今年も夕張神社で初詣


IMG_3991夕張神社3

IMG_4017夕張神社

IMG_4033夕張太鼓

私共はだいたい毎年、夕張神社に初詣に行くんですけど、
いつも昼間でした。
今年は初めて夜、1月1日午前0時の夕張神社へ。
社務所前では毎年、夕張太鼓の演奏が行われます。
今年も雪がちらつく中、夕張太鼓保存会「竜花」の皆さんが
威勢の良い太鼓を叩きました。
その音とその姿に、集まった人たちは皆、拍手。
夕張太鼓は、夕張の元気の源の一つとして、大きな存在ですね。

おみくじを引いたら二人とも大吉。
今年も良い年になるでしょう。きっと。
2017年も『空色コールマイン』をよろしくお願いします。
皆様にとっても素晴らしい一年になりますように。



sorairocm at 23:46|PermalinkComments(0)夕張炭田 

2017年01月01日

産炭守猫会より

新年のお慶びを申し上げますにゃ。

IMG_2111梅猫t

IMG_2167梅猫

最近あまり出番がにゃいけど、産炭守猫会は健在です。
今年も産炭地を見守ります。

皆様にとって良い年でありますように。
そして産炭地の猫をよろしくお願いしますにゃ。

 平成二十九年 元旦
  産炭守猫会を代表して夕張本町支部より

IMG_2170梅猫





(産炭守猫会はフィクションです)



sorairocm at 00:00|PermalinkComments(2)夕張炭田 | 産炭守猫会

2016年12月31日

2016年が終わります

この一年を振り返ることもないまま大晦日になってしまいました。
もうすぐ2016年にお別れです。

今年も産炭地、鉄道に関係する場所など

いろいろな所に行きましたが、

ブログに掲載できなかったことも多く、心残りがあります。

今年書けなかったことは、いずれ機会がありましたら・・・。

41回鹿ゼミの感想文も年明けに持ち越しです。

 

今年もたくさんの方々のお世話になりました。

皆様、ありがとうございました。

来年も『空色コールマイン』のP&J

よろいしくお願い申し上げますm(_ _)mm(_ _)m
良いお年をお迎えください。



sorairocm at 18:40|PermalinkComments(0)

2016年12月30日

テレビで北海道の誇りを(北海道のみ)

UHB(北海道文化放送)で『北海道プライド』という番組があります。

今日、知ったんですけどね。

いつ始まった番組なのか、分からないんですけどね。

来年1月8日に再スタートするっぽいんです。

その前に、以前の分がいくつか再放送されます。

201712日(月)午前410から540まで6本、

3日(火)午前355から455まで4本。

その中に「釧路コールマインの挑戦」という回があるので、

お知らせしようと思いまして。

 

UHB『北海道プライド 世界に見せたい北海道の誇り

「石炭の灯をともし続けて―釧路コールマインの挑戦―」』

201713日(火)410から425 15分)

 
175KCM選炭工場

 釧路コールマイン選炭工場 20121月撮影

 

 

ちなみに、札幌市中央区にある北海道知事公館の回もあります。

昭和11年に三井合名会社の別邸として建てられた建物です。

 

UHB『北海道プライド 世界に見せたい北海道の誇り

「都会のオアシス―北海道知事公館―」』

201713日(火)午前355から410 15分)

(釧路コールマインの前です。)

 
020三井

 北海道知事公館 20146月撮影



2016年12月24日

今日、テレビで夕張

夕張の温泉施設で忘年会!
道の駅も訪れたそう。
下記は北海道での放送日時です。
ほかに全国5地区のフジテレビ系列で放送されますが、
日時はそれぞれご確認くださいm(_ _)m

UHB(北海道文化放送) 『タカトシ牧場』
2016年12月24日(土)午後5:00から5:30