2011年06月10日
遠丸北鉱+鴻紋の旅・6~北見鉱山
昨年5月に丸瀬布を訪れた時と同様に、いこいの森キャンプ場のバンガローに宿泊。
明けて2日目は北見鉱山の跡を目指しました。
国道333号を北東に走り、丸瀬布小学校より向こうで左折します。
間もなく見える金山会館。
結構、人が住んでいるようです。
丸瀬布はちゃんと
この町にあった鉱山の歴史を後世に伝えようとしているのですね。
この案内板によると、北見鉱山(伊奈牛鉱山)は
昭和8年に住友が調査し鉱床を発見したとありますが、
実際はその前の大正3年に発見、採掘されていたらしい。
持ち主が何度か変わって廃坑になりましたが、
その後、住友が改めて調査し、採算が取れそうだとの結論を得て
昭和9年から本格操業を開始。38年まで金、銀、銅、亜鉛などを産出していました。
さて車を道なりに走らせて行くと、
鉱石っぽいものが積まれている所がありました。
向こうの山の斜面には選鉱場跡があるらしいけど、
草木が生い茂っていて見えません。
ずっと行くと、坑口がありました!
坑口はほかにも4、5ヶ所あるようなのですが、今回は見付けることができませんでした。
鴻之舞鉱山にあった倉庫に似ています
(当ブログ2010年6月11日の記事に画像あり。4枚目)。
同じ住友なので、納得。
国道333号に戻ってもう少し北東に行くと
そばのバス停の名前も金山です。
町の歴史は地名にもしっかり残されています。