2009年04月21日
ワンコのお散歩
今日は朝から風が強く吹いています。
昼前から雨になりそうな感じです。川 ̄_ゝ ̄)ノ
我が家のわんこ4匹のうち、室内トイレができない(あまり強制的に教えていない)わんこが2匹います。
つまり外で思いっきりトイレをするタイプですね。
赤ちゃんの時はトイレシートでできたんですが、外でトイレを覚えたらやっぱり気持ちいいのかしら??いまでは外オンリーです。( ´∀`)つ
吹雪いたり大雨だったりすると、そんなわんこたちも遠出は嫌なのでお庭で用をたしちゃうんですよ〜。
う〜〜なかなか頭がいい〜〜。
この二人。どちらも男の仔
もかさん(5歳ダックス)とおーちゃん(3歳シュナ)
一匹ずつのお散歩をしています。
もかさん(デカチュア)は歩調がとっても遅い。
ゆっくりゆっくりで、しかもトイレがあっという間に済んでしまいます。
すぐ家に帰るタイプ。
おーちゃん(黒シュナ)はとにかくお散歩大好き犬で、ロング散歩組です。
最低でも10分は歩くので、この仔とお散歩していると時間がかかりますがいろいろな発見があります。
この仔とならどこまでもあるいていけそうですよ〜。
自分が満足しないと帰らないタイプです。
他のわんこたちソラとメイは保護犬で、我が家に来た時は足裏パットがぽにょぽにょで多分ケージ生活か、家の中での生活が長かった仔たちです。
メイは全盲なので、お散歩経験はたぶんゼロ。
ソラは家の中で飼われていたので、お散歩経験なしって感じです。
ソラ
だ・か・ら、4匹一緒のお散歩は無理なんです。
たま〜〜にメイをカートに乗せて、ソラをスリングに入れて、もかおーちゃんを歩かせてお散歩するんですが、その姿は圧巻で道行く人が見いっています。(笑)
こんなにぎやかでてんやわんやの多頭飼いの我が家ですが、一緒にいてよ〜く観察しているといろいろな発見があって楽しいですね。
ワンコも個性があって本当に奥が深いわ〜〜。
その仔に合わせた歩調で工夫をしていくことを教えてもらったのもDixieちゃんです。
4匹それぞれ個性があって歩調が合わない時なんかはパニックになってしまいますが、それを解決する方法を探っている感じですね。
2009年04月20日
メイのことパート2
このわんこのブログを書くきっかけがメイのことだって書いたでしょ。
メイは全盲だけではなく、もしかしたら「臭覚」もちょっと鈍いかもしれないと思ったんです。
というのは、においの強いフードをお鼻の近くに持っていっても振り向かない時があったり、私がそばにいても近づかない時が多いからです。
鼻に触れて初めて気づく感じなの。
しかし食糞するので、あの匂いだけは覚えているみたいです(汗)
このまま放っておいたらますます「臭覚」が鈍くなると思い、思い切って「くんくん」のお手紙読みに公園に連れて行きました。
最初は公園の草っぱらに放して様子を見ていました。
するとなんとメイはクンクンし始めてあっちこっちに行動範囲を広めていったんですよ。
しかもとっても嬉しそう。
「メイ、そっちはあぶないよ〜」「メイ、こっちこっち」と私も声掛けしていました。
でもそんなメイを眺めながら、あることをふと思いました。
メイはセンターに収容されていたんですが、実は大きな公園に捨てられていたんです。
捨てられた時、メイは「ここはどこ?ここは広いのね。もうあの狭いケージの中での生活をしなくてもいいのね。私は自由なの?なんか今までと違うところにいるみたい。」と思ったかもしれませんね。
でもそこには「命」の保障なんてなかったぁ〜〜。
そして今、私のそばで同じように大きな公園の中で自由に歩き回っているメイ。
でも昔と違うのはメイには、帰れる家があって温かい部屋があって、いつも誰かがいてくれる、何より「危険」がないということを知っているかもしれません。
そんなメイを見ているうちに、もっともっとメイには残りの犬生を満喫してほしいと思いました。
それでメイと楽しい時間を過ごすために、メイとの信頼関係を結びたいと思い始めたんです。
それがこのわんこのブログを書くきっかけなんですよ。
そして「おしゃべりワンコの物思い」のDixieちゃんのことが頭に浮かんだんですよ〜。
ワンコの気持ちを知ることが、飼い主にとってとても幸せの近道だって気づいたんです。
さてさてこれからメイと私はどんな思い出を紡いでいくのかな〜〜。
楽しみです。
忘れな草の花箱に入れなきゃいけない思い出の始まりです。
メイのこと
メイは昨年11月に4番目犬として我が家にやってきました。
推定10歳、全盲で乳腺腫瘍をかかえていました。
推定ということで、おわかりのように管理センターに収容された仔です。
迷子で収容、でも全盲で病気を抱えていたので、譲渡対象にはならなかったの。
収容期限が過ぎてしばらくセンター生活をしていたんですが、とうとう処分決定通知が・・・。
その連絡を受け、ある方が前日に引き出してくれたの。
メイは当時は「つばき」という名前で保護主さんのもとへ行きました。
そこで約2か月お世話になっていました。
そんな中下痢嘔吐体重減少という生死をさまよう原因不明の病気になり、急遽試験開腹をすることになりました。
この手術では、安楽死も視野にいれていたんですよ。
でも奇跡的に回復。
原因は、腸の癒着による腸念転でした。
保護主さんはこの時にもう里親探しは無理だと断念していましたが、その場にいた私が「つばき」ちゃんを引き取りました。
なぜなら保護主さんでは今後の彼女のお世話が経済的にも無理であることをしっていたからです。
我が家に来て「つばき」から「メイプル」に改名。
気になっていた乳腺腫瘍の手術をする日を決めました。
全身に広がっていた腫瘍が悪性か良性かは賭けに近い状態でした。
まずは早期に摘出しましょうということで12月に一回目の手術決行。
10か所のうち6か所を摘出です。
回復したと同時に2月に二度目の摘出手術。
残りの4個を無事摘出して、すべて奇跡的に良性、転移なしの結果でした。
高齢犬であったために、傷口回復までに時間がかかりましたが、今はすっかり良くなって元気に動き回っています。
これが我が家に来てからの、メイの犬生です。
今回メイを通して、わんこのブログを書こうと思ったのは、メイのあることがきっかけでした。
メイプル
それは次回お話しますね。