引き続き「空飛ぶタイヤ」の少し詳しいあらすじを・・・(ネタバレ含みます)
父親の後を継ぎ中小運送会社「赤松運送」を経営する赤松徳郎(中村トオル)は、ある日、自社のトラック(ホープ自動車製「ドリーマー」という車種)がタイヤ脱落事故を起こし、死傷者を出してしまったことを知る。
法定速度内、適正積載量で運行中の車体からタイヤが外れ、歩道を歩いていた母子を死傷させてしまったのだ。(母親死亡・男児軽傷)
事故原因を一方的に整備不良とされ、「容疑者」と決め付けられた赤松は、警察からの執拗な追及を受ける。
さらには会社も信用を失い、倒産寸前の状態に追い込まれてしまう。
当初、事故を起こした車両を整備を担当した整備部門の青年社員門田を激しく𠮟りつけ、反論する門田に対して解雇を言いわたしてしまう赤松。
しかし、いなくなった門田の机から整備録を見つける。それは赤松運送が規定する整備内容よりもはるかに厳しい条件で車両整備を行ってきた門田オリジナルの整備録であり、事故車両を前日に整備・点検した内容が詳細に記されたものであった。
反論した門田は正しかったのだ。通常、これだけきちんと整備された車両が整備不良による事故、しかもタイヤが外れるなどあるわけがない。
すぐに門田のもとに向かい、「自分が悪かった、戻ってきてほしい」と謝罪する赤松だったが、門田はその申し出を断る。
このことがきっかけで、赤松は事故原因は整備不良ではなく、事故を起こした車両自体に欠陥があったのではないかと考える。
自社の無実を信じる赤松は家族や社員たちのために、トラックの製造販売元である大手自動車会社「ホープ自動車」に潜む闇に戦いを挑む・・・
次回まで続きます・・・
今週の予約状況でございます。
9月28日(火) 全体的に空きがございます。
9月29日(水) 9:30〜11:30と14:00以降が満席でございます。
9月30日(木) まだ全体的に空きがございます。